空想



読書の崖と呼んでいるポイントでの、一番大きな石。
照りはあるものの、産地の特徴が殆どないのは残念。
私の好みからすればセカンドクラスだが、大きさ故に飾ってある。
晶洞は完全に潰れていたので、土の中から出て来たらラッキーといった、潮干狩り的気分で、
採集中の変化が少なく、この石が出た時の事も忘れてしまっているが、
すぐ脇で、ガマ粘土はドッサリ出るのに、
石は一つも出ないという不思議さを味わった事は、しっかりと覚えている。
一体どうなっているんだ?  という疑問が頭の中を渦巻き、
下に溜まっているのかと頑張り、そして徒労に終わった。
しかし、時間が経った今、もっともっと掘ったらどうだったのだろうと考えてしまう。
この趣味ならではの、楽しいが実りの無い、空想。

★山梨県水晶峠産