ガマの兆候 3


晶洞の中を掻き出したところ。

晶洞の外のペグマが無色の石英でも、晶洞の内部にある石英や水晶は煙色を帯びている場合がある。
というか、晶洞外のペグマの石英は、ほとんど無色だと思う。
思い起こせば、煙色の石英の混じっているペグマを叩いた記憶は無い。

このポイントは岩が硬いので、広く叩くには骨が折れるから、ピンポイントで無駄なく攻める。
だから、方向が当たっていれば、最初の開口部は狭い。
ただ、晶洞の形が確認出来ると、そこから順に広げる事は、割と楽だし、やりがいもある。
最初は小さいと思えた晶洞であったが、その割には奥が深かった。
しかし、水晶はせいぜい2センチ前後だったと記憶する。

晶洞の大きさと水晶の大きさに相関関係は感じられないが
晶洞の周りを形成するペグマの量が多ければ、水晶や長石も大きい傾向にあるようだ。
母岩の硬さと水晶の質にも、どことなく関連がある気がしている。
硬い所で頑張って開けた晶洞の方が、テリの良い結晶が入っている様に思うのだが、
これは、自分の苦労をカバーするための、思い込みかも知れない。