採集紀行・青空の下で 

満開のシャクナゲ


偶然にも帰り道で長タガネを見つけたのがきっかけで
家に帰ってゆっくりとお風呂に浸かりながら、その日にあった事を思い出していると、空想が広がっていった。
あの場所の見限ったペグマでこれを使いなさいと、神様が教えてくれているのではないだろうか?

普段は神様の事など何も考えないタチだが、その日は朝の気まぐれにほんのちょっとだけ
神様の役に立つ事をしたので、それが空想を産む種だった。
どこかの昔話にあるような内容で、陳腐な妄想と言ってよいが、
思い込みは山行きを一層楽しいものにしてくれるし
気合も入るというものだ。

***

そして。

長タガネは出番がなく、
全く想像していなかった展開の1日が終わった。

***

今、一個の石を手に、神様はいるのだろうかと考える。
感じようとすればおられる、そういった存在なのではないか。
しかしそんなに難しい話ではないとも言えそうだ。

石は山に行かなければ得られない。



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