無邪気なラブラドールの子犬が知らない男に蹴られ、パニックを起こして道路に飛び出し、交通事故で亡くなるという痛ましい事故がありました。 |
また、迷子になった犬がバットのような物で殴られて肋骨が折れた状態で発見されたという事件もありました。 |
なぜ蹴られたのか? なぜ殴られたのか? |
ただ傍を通っただけなのにイライラしている人にいきなり蹴られたのかも知れないし、犬がそばに寄ってきた恐怖から殴ったのかも知れないし。 |
もしもその人が犬好きの人であったのなら、いくらイライラしている状態でも蹴飛ばすなんてしなかったと思いますし、 |
この犬は自分に危害を加えるような犬じゃないとわかれば、殴らなかったかも知れません。 |
世の中に、どうして犬嫌いがいるのか? |
犬嫌いという人のほとんどは「犬が怖い」のだと思います。 |
犬に接したことが無い、または犬に噛まれたことや吠えられたことがある人なのではないでしょうか。 |
こういう人達に犬のことを知ってもらいたい。 |
一人でも犬好きを増やしたい。そのためにこのページを作りました。 |
犬を知らない方へ
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最近は人なつこい犬が増えていますが、同じ犬種でも育て方によってフレンドリーではない場合もあります。
うっかり手を出して噛み付かれ、犬嫌いにならないように!
また「大きい犬は怖いけど小さい犬なら触れる」という認識は間違っています。
小さくてもテリア系の犬は気が強いですし、主人に忠実と言われている犬種(日本犬系統等)は主人以外には愛想がよくありません。
1.自宅で番犬をしている犬
自分のテリトリーを守る意識が強く、テリトリーの中に入って行くと攻撃する場合が多い。
しかも飼い主がそばにいない時は侵入者から身を守ろうと必死になる。
2.繋がれたまま散歩に連れて行って貰えない犬
ストレスが溜まっていてイライラしています。
3.吠えている犬・唸っている犬
4.ビクビクしている犬・尻尾を巻いて(下げて)いる犬
5.店先などに繋がれて飼い主を待っている状態の犬
非常に不安定な感情になっています。
6.狭い場所にいる犬
逃げ場が無いと思い、攻撃的になりやすい。
7.食べ物や玩具が側にある犬
取られると思い攻撃します。
8.夫婦・子連れなど複数でいる犬
リーダーの犬が他の犬を守ろうとする時があります。
1.嬉しそうに尻尾を振っているかどうか見る
2.飼い主さんに触ってもいいかどうか聞く
3.静かに近寄り、座るなどして出来るだけ犬の目線に近付く
大声を出したり激しい動きをすると犬が驚き、警戒します。
4.手をそっと出して匂いを嗅がせる
いきなり頭を撫でようとしたり、素早い動きで手を出したりすると、殴られて育てられた犬は頭の上に手がくるだけで警戒するから危険です。
撫でようかどうしようかと迷いながら犬の頭の上で手をヒラヒラさせると興奮します。
手に何か持っているように見えると、おやつがあるかと思って興奮したり、危険な物があるかと緊張したりします。
5.あごの下を撫で、落ち着いているようなら頭や背中を撫でます。
6.お尻の、尻尾の付け根を撫でると喜びますが、尻尾に触ると怒る犬がいるので注意しましょう。
犬を飼っている方へ
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犬が嫌いだったのに、しつけの出来たおとなしい犬に接することによって犬好きになった、という方が少なくありません。
人好きの、きちんとしつけのできた犬を飼っていらっしゃる方は、ぜひ、積極的に愛犬に触らせてあげてください。
1.散歩の時、犬に興味のある人に出会ったら「触ってもいいですよ」と積極的に声をかけてあげる。
2.触って貰いながら「尻尾には触らない方がいいですよ。嫌がる犬もいますし。」と犬のことを色々と教えてあげる。
3.信号待ちの時などはお座りをさせたりして犬の賢さなどをアピールする。
犬嫌いを減らすため、犬好きを増やすために、マナーを守り、愛犬をしっかりとしつけてください。
人に危害を加える心配の無い犬だけ他の人に撫でて貰いましょう。
「ウチの子は危ないかも」という時は「すみませんが、この犬には触らないでください」ときっぱり言って下さい。
もしものことがあれば、犬嫌いを増やしてしまいます。
他人が自分の犬を触っている間はしっかりと見ていて乱暴にされて犬が人間嫌いにならないようにしてください。
「小型犬だから」といって人がたくさんいるところをノーリードで歩かせたりしないでください。
どんなに小さくても、怖がる人はいます。
ウンチは必ず片付けてください。
ウンチの放置は犬嫌いを増やします。
散歩にはきちんと連れて行ってあげてください。
ストレスは犬を攻撃的な性格にしてしまいます。
よく吠える犬を飼っている人は特にご近所と仲良くしてください。
庭で放し飼いにしている方は、絶対に犬が外へ飛び出さないようにしてください。
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2000年 6月14日 DOG(歓迎!! 犬好き御一行様) 山口真樹子