ことわざ
日記に書いていたことわざが増えてきたので、まとめてみました。
稽古に神変あり(けいこにじんぺんあり) | 物事の習得に一生懸命取り組めば、人間の力を超えた境地に達するものだ |
踏まれた草にも花が咲く | 逆境にある人でも、いつまでもそのままではなく、栄えることがきっとある |
一姫二太郎(いちひめにたろう) | 最初に産むのは女の子で、次は男の子、という“子供を産んで育てる順番” |
情は人の為ならず (めぐりめぐって己がため) (なさけはひとのためならず) |
他人に情をかけることは、めぐりめぐっていつかそれが自分の為になる |
美しいも皮一重(うつくしいもかわひとえ) | 皮一枚剥げば美人もどくろ |
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雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ) | 小さな力でも、根気強く続けていれば、やがて成功する |
渡りに舟(わたりにふね) | 何かをしようとした時に好都合なことが起こること |
虻蜂捕らず(あぶはちとらず) | 同時に二つのことにチャレンジしても、結局どっちもうまくいかない |
天網恢恢疎にして漏らさず(てんもうかいかいそにしてもらさず) | 悪いことをした人は、遅かれ早かれ必ず天罰を受ける |
にっちもさっちもいかぬ | どうにもこうにも身動きがとれない、事が進まない |
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三つ子の魂百まで(みつごのたましいひゃくまで) | 小さな頃の性格や考え方は、百歳まで、つまり生涯変わることはない |
朝茶はその日の難逃れ(あさちゃはそのひのなんのがれ) | 朝起きてお茶を飲めば、その日一日災難から逃れて過ごせる |
湯を沸かして水にする | じつに無駄なこと |
連木で腹切る(れんぎではらきる) | できないことをする |
鴨が葱を背負ってくる(かもがねぎをしょってくる) | 人のいい相手が都合のいいものまで持ってくる、うまい話や好都合が重なること |
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下手の道具選び(へたのどうぐえらび) | 下手な人間に限って、あれやこれやと道具に凝ったり、うるさく言うものだ |
羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく) | 前の失敗に懲りて、必要以上に用心をしてしまうこと |
猿の尻笑い(さるのしりわらい) | 自分の欠点をかえりみないで他人を笑うこと |
悪事身に返る(あくじみにかえる) | 悪いことをすると、最後は自分に返ってきて苦しむことになる |
餅は餅屋(もちはもちや) | 物事はそれぞれの専門家に任せたほうがいい |
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子孫に美田を残さず(しそんにびでんをのこさず) | 財産を子孫や孫のために残すと、独立心を失わせてしまうから、財産を残すのはよくない |
和を以って貴しとす(わをもってとうとしとす) | みんな仲良く穏やかにやっていくことが大切 |
親の意見と冷酒は後で効く(おやのいけんとひやざけはあとできく) | 親の説教は時間が経過してから、その意見のありがたさが身にしみる |
朝の来ない夜はない | 事態はいつか好転する |
猿猴が月(えんこうがつき) | 無謀この上ない高望みをすると、痛い目にあったり失敗に終わる |
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遠きは花の香(とおきははなのか) | 遠くのものはよいものに思われる。反対に身近にあるものは、軽視してしまいがちである |
流水は腐らず(りゅうすいはくさらず) | 常に活動しているものには沈滞や腐敗がない |
備えあれば患いなし(そなえあればうれいなし) | 普段から非常の際の準備をしていれば、いざというときにも心配はない |
武士は食わねど高楊枝(ぶしはくわねどたかようじ) | 貧しさや困難にぶつかっても、気位を高く持つ |
塞翁が馬(さいおうがうま) | 幸不幸のたびに喜んだり悲しんだりすることはない |
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人を呪わば穴二つ(ひとをのろわばあなふたつ) | 人に害を与えようとすれば、やがては自分にもそれが返ってくる |
人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し (ひとのいっしょうはおもにをおうてとおきみちをゆくがごとし) |
人生には努力と忍耐が必要である |
冬来たりなば春遠からじ(ふゆきたりなばはるとおからじ) | たとえ今は不幸でも、それは長くは続かない。やがて明るい希望が見えてくる |
貧者の一灯」(ひんじゃのいっとう) | 心のこもった行為こそ尊い |
深い川は静かに流れる | 真に実力のある者は落ち着いていて騒がない。思慮深い人は冷静沈着である |
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得を取るより名を取れ | 金銭の利益よりも人としての名誉を大切にせよ |
石に立つ矢(いしにたつや) | 一念を持って行えば、たいがいのことはできる |
長者に二代なし(ちょうじゃににだいなし) | 金持ちの子は甘やかされて育てられ、ろくな人間にならないので二代目で富を失ってしまう |
人はパンのみにて生くるにあらず | 人は、物質的な満足だけのために生きているのではない。精神的な満足を得るためにこそ生きるべきである |
災いを転じて福をなす(わざわいをてんじてふくをなす) | 悪いことがあってもくじけず、逆にそれをうまく利用して幸せにかえるように努力すること。 |
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仇を恩にして報じる (あだをおんにしてほうじる) |
非道な仕打ちを受けてもその相手に恨みを残さず、逆に情けを掛けることを言う。 |