2007年8月14日,そろそろ秋
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行く途中,柳平の電線に,たくさんのツバメが羽根を休めているのを発見。南の国への秋の旅立ちの準備でしょうか?

この時期,乙女高原にはノハラアザミとノアザミという2種類のよく似たアザミが咲いています。2種の最大の違いはピンクの花の下の壷のような部分にさわると,写真のノアザミならベトベトし,ノハラのほうはベトベトしないことです。今夏,草原でノハラばかりが目に付き,ノが極端に少ない気がします。これもシカの食害の影響?

ヒラヒラと優雅に舞うアサギマダラ。森のコースを30分かけてゆっくり歩いたところ,22頭のアサギマダラに出会いました。その22頭すべてがオスで,20頭は写真のようにヨツバヒヨドリで吸蜜,2頭は木陰の枝先に止まって休んでいました。

アサギマダラは体に毒を持っているので余裕があるのか,そっと近づけば,こんなに近くまで寄ることができます。昆虫は複眼を持っているので,上下左右の動きにはとても敏感ですが,近づいたり遠のいたりという前後の動きには割と鈍感です。その性質をうまく利用して間近かでいい写真を撮ってください。ただし,くれぐれも遊歩道から中には入らないでくださいね。

帰りは「水が森林道」を走りました。グリーン
ロッジのすぐ北の三叉路を左(西)に曲がりま
す。1時間ほどで山梨市と甲府市の境の太良峠
に着きます。途中,甲府盆地の向こうに富士山
という絶景ポイントがありました。

一昨年,初めて見たときは「何だ,この花は?」と思いました。それもそのはず,ブッドレアという外国から連れて来られた植物です。よく蜜を出すので,ガーデニングをする人たちがバタフライ・ガーデンといってちょうちょに来てほしい庭を造るときに使うのだそうです。
 そんな花がこんな林道に逃げ出したらたいへん。きっと虫たちは蜜をたくさん出すブッドレアに悩殺され,もともとの植物たちを訪れないようになってしまうでしょうね。

後日,調べ直したところ,これはフジウツギという在来種であることが分かり,ホッとしました。



ヤマカガシというへびです。この写真では分か
りづらいと思いますが,林道で車にひかれて,
瀕死の状態でした。おとといはアオダイショウ
が同じく轢かれているのを目にしました。林道
は森の中,つまり彼らの生息地の中を通ってい
る道です。できるだけゆっくり走って,こんな
不幸な事件が起きないようにしたいものです。

水が森林道の終点・太良峠から見た甲府側の景色です。画面中央あたりで,両側からの山並みが落ち込んでいるように見えますが,富士川の鰍沢あたりです。甲府盆地の「栓」の役割を果たしている場所です。

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