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    乙女高原ファンクラブ 公認
 乙女高原メールマガジン 第236号 2010.9.28.
  発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町在住)
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  ▲▼ も く じ ▼▲
NEW! 0.【ニュースニュース】
NEW! 1.【活動報告】乙マルハナバチ調べ隊(第3回) 9月12日
NEW! 2.【活動案内】草刈りボランティア 11月23日(火・祝)
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  0.【ニュースニュース】
●1.今年最後のマルハナバチ調査が無事終了。今年は8月より9月のほうがラインセンサスの個体数が多かったです。2004年から始めた年3回のマルハナバチ調べ隊ですが,今までも1回だけ「8月より9月の方が多かった」という年がありました。2005年です。そして,その次の年には「爆発」といえるくらいマルハナバチの数が増えました。さて,来年のマルハナバチは?→1

●2.今年で第11回目を迎える「乙女高原の草原を守る!! 草刈りボランティア」のちらしが刷り上がりました。ファンクラブ普通会員の方には会報と一緒にお送りしますが,それ以外で欲しい方,宣伝に利用してくださる方,配布してくださる方にはお送りしますので,事務局までご返信ください→2

●3.次回の乙女高原ファンクラブ世話人会は10月20日(水)午後7時半から9時まで牧丘総合会館で行います。ファンクラブ会員であれば世話人でなくても参加できます。おいでください。

●4.このメールマガジンを書いている植原は,9月23日から26日まで新潟県の妙高高原に行ってきました。(財)日本自然保護協会と新潟県自然観察指導員の会の共催で行われた自然観察指導員講習会に参画するためです。
 行く途中,新潟県十日町市松之山にある「キョロロ」という施設を見学しました。この施設は「地域の魅力を発信するミニミニ博物館」といった感じで,周囲に自然観察のできるフィールドを併設する,とても魅力的なところです。建物の形がとても個性的でした。そのパンフレットにはこんなふうにありました。「市民・大学・民間企業らと共に地域の宝を研究し,その宝を展示・教育・体験活動・里山保全・産業活性などに幅広く活用することにより,今までにない地域づくりを目指している科学館です」
 乙女高原ファンクラブの「次のステップ」を暗示してくれているように感じました。以下,キョロロのサイトのアドレスです。
http://www.matsunoyama.com/kyororo/
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1.【活動報告】●マルハナバチ調べ隊(第3回)● 9月12日

 いい天気。ですが,山梨市内の中学校はみんな学園祭,山梨市駅前ではフリーマーケットも行われているし・・・参加者はいるのかな?と心配になりました。ですが,5人の参加者があり,ちょっとほっとしました。
 全員マルハナバチの基礎知識はある方ばかりだったので,さっそくラインセンサスに出かけました。夏以上にマルハナバチが見つかりました。気になったのが,大きめのミヤママルハナバチ。みーちゃんにしてはやけに大きくて,おなかの黄色がはっきりしています。春先に見た女王はもっと大きかった気がするので,「オスかな?」と疑っているのですが・・・どうなんでしょうか?

 さて,ラインセンサスの結果です・・・全個体数63
・トラマルハナバチ・・・・1
  内訳 シオガマギク1
・オオマルハナバチ・・・16
  内訳 アキノキリンソウ7,ノハラアザミ4,タムラソウ3,シオガマギク2
・ミヤママルハナバチ・・46
  内訳 ノハラアザミ27,タムラソウ16,ヤマハギ2,アキノキリンソウ1
 6月は雨のため0,8月が47頭でしたから,それを上回る数のマルハナバチが観られました。

 続けて,待ち伏せ調査も行いました。
・タムラソウ    15分間で7・・・内訳 ミヤマ7
・アキノキリンソウ 30分間で6・・・内訳 オオ3,ミヤマ3
・シオガマギク   20分間で3・・・内訳 オオ3
・ノハラアザミ   15分間で2・・・内訳 オオ2
このように,なんといってもタムラソウの成績がよかったです。
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2.【活動案内】
 ●乙女高原の草原を守る!!草刈りボランティア● 11月23日(火・祝)

 今年で第11回目となる乙女高原の草刈り作業。キッズボランティアとして今年も「ブナじいさんの根元に落ち葉のふとんをかけましょう」という活動を行うことが決定(もちろん,これに参加してもよし,大人と一緒に草刈りをしてもよし)。親子でぜひ,おいでください。
 晩秋の高原でいい汗,かきましょう。

■日 時 11月23日(火・祝) 少雨決行 荒天の場合,28日(日)
     午前9時半から午後2時
■集 合 乙女高原グリーンロッジ
■持ち物 弁当,飲み物,軍手,雨具,おわん・はし(豚汁用),
     お持ちの方は,かま,なた,刈り払い機などの道具。
■参加費 無料(主催者負担で保険に加入)
■内 容 草刈りと,刈った草の運び出し。ロープ回収,草原内のゴミ拾い
     キッズボランティア,豚汁作りなど

・焼山林道(塩平〜焼山峠)は通行止めです。くれぐれも「そま口〜柳平・乙女湖〜焼山峠」ルートを通っておいでください。
・ロープを杭から引き抜くために,マイナスドライバーがあると便利です。
・刈った草は,できるだけ遊歩道に敷き入れ,遊歩道の土壌流失を防ぎます。
・それ以外の草はできるだけ運び出し,道路脇の崖崩れのあった斜面などに搬入します。そこに草のたねを供給し,草原を再生したいからです。
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