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    乙女高原ファンクラブ 公認
 乙女高原メールマガジン 第312号
   2014.8.16.
  発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町在住)
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  ▲▼ も く じ ▼▲
NEW! 0.【ニュースニュース】
NEW! 1.【活動報告】マルハナバチ調べ隊 6月と8月
   2.【活動案内】マルハナバチ調べ隊 9月7日
   3.【活動案内】草の刈り取り実験とモニタリング 9月13日
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0.【ニュースニュース】
●1.草原にマルハナバチがいない! ということは前号でも「【特集】乙女高原のシカ対策待ったなし」の中でご報告しましたが,今年のマルハナバチ調べ隊の状況を以前と比較しながらご報告します。11年もマルハナバチのデータを取り続けていて,それが生きたなあと感じます。→1

●2.次回世話人会は9月19日(金)午後7時半から牧丘総合会館です。ファンクラブの会員であれば,どなたでも参加できます。ぜひどうぞ。

●3.(再掲)乙女高原(の近くの焼山峠)まで乗合バスが運行されます。予約が必要で,11月23日までの土・日・祝日(振替休日を含む)に運行されます。
 行きは,塩山駅北口→柳平→焼山峠 塩山駅北口発 08:25, 9:15 の2本
 帰りは,焼山峠→柳平→塩山駅北口 焼山峠発   15:25,16:40 の2本
 運賃は,塩山駅北口→柳平は大人1,000円・小人 500円,塩山駅北口→焼山峠は大人1,100円・小人 550円。事前に運行会社である英和交通に電話をかけて,申し込んでください。
  (金峰山・夢の庭園など)大弛峠へ行くには柳平で下車し,そこで乗合タクシーに乗り換えるそうです(これも要予約)。
 焼山峠から乙女高原までは2q弱。歩いて30分弱です。
 英和交通の電話は0120-26-2344。時刻表等は,こちら
  http://eiwa-kotsu.com/img/timetable/odarumi-line.pdf

●4.(再掲)『乙女高原大百科』(A5判600ページ)好評発売中です。1冊2,000円。送料は360円。ですから,送料込みで,1冊なら2,360円,2冊なら4,360円となります。3冊以上の送料については要相談。郵便振込でご送金ください(別途,送金手数料がかかります)。
 http://fruits.jp/~otomefc/daihyakka.html
 郵便振替口座等は以下の通りです。
・口座番号 00220-8-71093
・加入者名 乙女高原ファンクラブ

●5.山梨県では以下のような環境教育シンポジウムや環境教育指導者研修会を開催するそうです。よろしかったらご参加ください。この件についての申し込み、お問い合わせ先は「山梨県森林環境総務課 環境活動推進担当」です。
(ファックス:055-223-1636 メール:sinkan-som@pref.yamanashi.lg.jp 電話番号:055-223-1657)

◆環境教育シンポジウム〜ココロを育てる環境教育〜
日時:平成26年8月21日(木) 13時〜16時15分
場所:甲府市総合市民会館 芸術ホール(甲府市青沼3−5−44)
内容:基調講演:C.W.ニコル氏「森が教えてくれること」
   パネルディスカッション「次世代のための環境教育の提案」
参加: 下記のリンクから申込書をダウンロードしていただき、ファックスで送信、または申込事項をメールで送信してください。
 http://www.pref.yamanashi.jp/sinkan-som/kankyokyoiku_kenshu_sympo.html
パンフレット・申込書(PDFファイル)
 http://www.pref.yamanashi.jp/sinkan-som/documents/ee_chirashi.pdf

◆環境教育指導者研修会1
日時:平成26年8月19日(火) 10時〜16時30分
場所:山梨県富士山科学研究所(富士吉田市上吉田字剣丸尾5597−1)
内容:講義(火山としての富士山、空から見た富士山・山梨の自然、環境と健康 等)
◆環境教育指導者研修会2
日時:平成26年8月20日(水) 9時30分〜17時45分
場所:山梨県立八ヶ岳自然ふれあいセンター(北杜市高根町清里3545)
内容:実習、講義(自然体験型環境教育プログラム、環境教育プログラムの相互指導 等)
URL http://www.pref.yamanashi.jp/sinkan-som/kankyokyoiku_kenshu_sympo.html
※申込は、シンポジウムと同じです。
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1.【活動報告】●マルハナバチ調べ隊 6月と8月●

■2014年度第1回マルハナバチ調べ隊 6月29日
 毎年,第1回目のマルハナバチ調べ隊はちょうど梅雨の真っ最中で天気が心配なんですが,抜けるような青空でした。
 参加者は11人。子どもたちが3人いてくれたので,とても盛り上がりました。いつものように紙芝居でマルハナバチの紹介をし,ラインセンサスに出かけました。
 ライン=線,センサス(census)=人口調査のこと,2つ合わせて「ライン=決められた道を歩きながら,センサス=鳥やら虫などの数を数える」調査のことです。乙女のマルハナバチ・ラインセンサス調査では,ロッジ前から草原のコースを進み,ツツジのコースに入り,駐車場まで戻ったら,「島」の東側を北進。出発地点に戻ります。ちょうど1時間かけて歩きます。その間に見られたマルハナバチの種類と行動を記録します。
 まあ,6月下旬とはいえ,乙女高原は季節の巡りが遅いので,天気が悪いと寒いくらいです。マルハナバチたちの巣もそんなに大きくなってないので,数も少なく,また,天気が悪く,寒いと昆虫である彼女らはとたんに活動量が減ってしまいます。ですから10年間の6月のラインセンサス結果は次の通りです。

【6月のマルハナバチ・ラインセンサス調査結果】
(年) (天気) (マルハナバチ総数)
2004  曇   11
2005  晴   14
2006  曇   31
2007  雨   10
2009  曇   1
2010  雨   0
2011  曇   7
2012  曇   16
2013  雨   中止

注目すべきは,2010年は雨で1頭も見つけることができなかったのに, 同じ雨でも2007年は10頭も見つかっている点です。
 さて,2013年は中止していますので,9年分を平均すると10頭となります。

 で,今回2014年のセンサス結果はどうだったと思います? なんと2頭だけ。最初に書きましたように,抜けるような青空だったのに・・・ですよ。
 でも,この少なさ,ぼくには十分理解できました。この時期だとマルハナバチはレンゲツツジかアヤメに行っているのですが,レンゲツツジはもうほとんどが咲き終わっていましたし,10年ほど前にはあんなに群れて咲いていたアヤメは,ちっちゃいのがポツリポツリとしかありません。こんな「花」環境の中でマルハナバチが十分な数いるなんて,考えられません。

 というわけで,午後からのマルハナバチ待ち伏せ調査は諦め,ブナじいさんへの自然観察ハイクに変えました。早めに出発し,早めに帰ってきました。帰ってきたと思ったら,雨が降り始めました。そのうちザーザー降りに。ちょうどいいタイミングでした。


■2014年度第2回マルハナバチ調べ隊 8月3日
 8月は一番働きバチが多くなる時期。ですから,ラインセンサスで見られるマルハナバチの数も一番多くなります。

【8月のマルハナバチ・ラインセンサス調査結果】
(年) (天気) (マルハナバチ総数)
2004  曇   47
2005  ?   64
2006  曇   295
2007  曇   49
2008  曇   68
2009  曇   63
2010  曇   47
2011  曇   35
2012  晴   65
2013  曇   69

 2006年の記録が群を抜いています。1時間の調査で295頭ですから,1分間で5頭ずつ見てたことになります。でも,ぼくはそんなに多いとは思いません。乙女高原の草原に咲いている花の種類と数を考えれば,これが乙女高原のキャパシティなんだと思えます。平均すると80頭です。

 で,今年はどうだったかというと,11頭。少なすぎるでしょ?
 とはいえ,今年の乙女高原の花の少なさを考えると,この数も納得がいきます。

 この日の参加者は13人。天気は曇でした。
 いつもと同じくマルハナバチの紙芝居から始めました。シカの食害によって花が少なくなっていることまで説明しました。
 そして,ラインセンサス調査に出かけようと思ったところで,雨。ロッジで雨宿りをしながら,雨が上がるのを待ちました。11時すぎにようやく雨が上がったので,ラインセンサス調査に出かけました。ところが,この調査では,なんと1頭のマルハナバチも見つけられませんでした。
 ロッジでお昼を食べた後,リベンジ。もう一度,ラインセンサス調査にチャレンジしました。そこで出会ったのが11頭のマルハナバチでした。

 マルハナバチは乙女高原の花たちにとって,なくてはならない存在です。花粉を運ぶ仕事のシェア・ナンバーワンでしょう。そのマルハナバチが今年はこんな状況です。今後が心配です。
 シカによる食害で花が減る → 花が減ってはマルハナバチも減ってしまう → ますます花が減る
という悪循環が起こっているかもしれません。マルハナバチの調査によって,そんな乙女高原の状況が見えてきました。
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2.【活動案内】●マルハナバチ調べ隊● 9月7日(日)

 今年も愛くるしく,乙女高原随一のインタープリターであるマルハナバチたちの働きぶりをじっくりと見せてもらいましょう。

■日 時 9月 7日(日) 雨天中止 午前10時半から午後2時くらいまで
■集 合 乙女高原グリーンロッジ
■持ち物 弁当,水筒,筆記用具,時計(腕時計や携帯電話の時計で十分です)
■参加費 無料。
■内 容 午前中は調査の説明とラインセンサス調査。午後はまちぶせ調査。
■問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)
※行事災害保険にはファンクラブで加入します。

※年に3回調査をするマルハナバチ調べ隊は,今年で12年目。
 第1回 6月29日(日)・・・【終了】
 第2回 8月 3日(日)・・・【終了】
 第3回 9月 7日(日)
 時間やプログラムは今回と同じです。
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3.【活動案内】 ●草の刈り取り実験●

 草原内で違う時期に刈り取りをし、その影響をモニタリングし、刈り取りに対する草原植物の反応の違いを明らかにします。刈り取り実験区は,ひとつの処理について10m四方の方形区。今年は実験・調査の2年目です。このプロジェクトは麻布大学野生動物学研究室との協働事業です。

@6月区:6月に区内の全植物を刈り取って効果をみる。
A9月区:9月に区内の全植物を刈り取って効果をみる。
B11月区:11月に区内の全植物を刈り取る(現行の刈り取りの効果の確認)。
C2度刈り:6月と9月に区内の全植物を刈り取って,2度刈りの効果をみる。
D選択刈り:6月に区内のススキのみを刈り取って効果をみる。
E刈り取りなし:全く刈り取りをしない区。

・刈り取りは地上部10cm程度の部分を機械または手刈りで刈り取ります。
・刈り取り直後に主要種について30個体程度を選び、ビニールテープでマーキングします。
・その後10月まで、毎月草丈の測定をします。

 【実験・調査のスケジュール】
・ 6月15日(日) ・・・【終了】
・ 7月13日(日) ・・・【終了】
・ 8月10日(日)
・ 9月13日(土) 9月区の刈り取りとモニタリング等
・10月 5日(日) 
・11月23日(日・祝) 秋の刈り取り ※草刈りボランティア


●草の刈り取り実験 その2●

■日 時 9月13日(土) 小雨決行 午前10時から12時30分。
■集 合 乙女高原グリーンロッジ
■持ち物 ある方は軍手 必要な方は弁当,水筒など
■参加費 無料。
 ※刈り払い機使用も認められている保険に加入します(ファンクラブで負担します)。
■問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)
 ※保険に加入する都合上,事前に申し込みをお願いします。
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