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    乙女高原ファンクラブ 公認
 乙女高原メールマガジン 第317号
 2014.11.24.
 発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町)
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  ▲▼ もくじ ▼▲
NEW! 0.【ニュースニュース】
NEW! 1.【活動報告】第15回草刈りボランティア  11月23日(日・祝)
   2.【活動案内】第14回乙女高原フォーラム  2015年2月1日(日)
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0.【ニュースニュース】
●1.11月23日,今年も草刈りボランティアに大勢の乙女高原ファンが集結し,日本晴れ・小春日和で暑いくらいの天気の中,標高1700メートルの草原を守るために汗をかきました。皆さん,乙女高原の保全のためにありがとうございました→1
作業の様子を少しだけブログにアップしました。ご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/otomefcact/d/20141123

●2.山梨ロータリークラブの皆さんが結成45周年を記念して,この草刈りに間に合うように乙女高原の案内看板を作ってくださいました。乙女に行ったら,ぜひ見てくださいね。ロッジの玄関前です。

●3.甲州市出身のシンガーソングライター沢登秀信さんの「第11回秋の夜長のふるさとライブ」が塩山の「およっちょいぷらざ七里」で11月15日(土)に行われました。今年も乙女高原の曲「高原の乙女」が披露されました。感激です。
※昨年のふるさとライブでの「高原の乙女」はユーチューブで視聴できます(バージョンが2つあります)
 https://www.youtube.com/watch?v=PUAc2JJEWDM
 https://www.youtube.com/watch?v=-aQzo1pyBIQ

●4.第14回乙女高原フォーラムは2015年2月1日(日)午後1時〜3時半,「夢わーく山梨」で開催されます。「夢・・・」は前回までのフォーラム会場・山梨市民会館の笛吹川をはさんだ反対側です。お招きするゲストは高槻成紀さん。テーマは「乙女高原のシカ問題を調べてわかったこと」。高槻さんが学生さんたちと一緒に実際に調べて分かった乙女高原のシカ問題についてのお話をしていただきます。そして,これからどうするのがよいのだろうかを考えていきたいと思います→2
 ちらしができました。欲しい方,配布に協力していただける方は連絡をください。必要枚数を送料こちら持ちでお送りします。(ちらしはpdfでもご覧いただけます)
http://fruits.jp/~otomefc/14thforum.pdf

●5.第14回乙女高原フォーラム関連企画として,「ようこそ乙女高原へ」展を開催します。今年で10回目となります。会場はフォーラム会場の「夢・・・」ではなく,山梨市民会館のロビーです。2015年1月12日(月)からフォーラムの2月1日まで。
 乙女高原に関連した「皆さんに披露したいもの(写真,絵,…)」がありましたら,ぜひお持ち寄りください。

●6.毎年,草刈りボランティアで記念写真を撮ってくださっている古屋さんがお仲間と一緒に東京・渋谷のNHKギャラリーで写真展を開催するそうです。古屋さんのテーマはもちろん(!)乙女高原。ご都合のつく方はぜひご覧ください。2015年1月19日(月)から25日(日)まで。

●7.ファンクラブの総会は2015年3月15日(日)午後2時からの予定です。
 今回は2年に一度の世話人改選(選んでいるわけではないのだけれど・・・)です。ファンクラブは市民活動・ボランティア活動をしている団体ですから,その運営をしよう・「縁の下の力持ち」をやってやろうというのは立候補です。ぜひ,世話人に立候補をお願いします。乙女高原を次の世代に確実に譲り渡すために2年間,お力をお貸しください。よろしくお願いします。

●8.次回世話人会は12月17日(水)午後7時半から牧丘総合会館です。ファンクラブの会員であれば,どなたでも参加できます。ぜひどうぞ。

●9.(再掲)『乙女高原大百科』(A5判600ページ)好評発売中です。1冊2,000円。送料は360円。ですから,送料込みで,1冊なら2,360円,2冊なら4,360円となります。3冊以上の送料については要相談。郵便振込でご送金ください(別途,送金手数料がかかります)。
http://fruits.jp/~otomefc/daihyakka.html
 郵便振替口座等は以下の通りです。
・口座番号 00220-8-71093
・加入者名 乙女高原ファンクラブ

●10.山梨県森林総合研究所では11月27日(木)に、研究成果発表会を行います。そのうち、企画テーマ「もっと知ろう、シカのこと」で、被害状況、半自然草原の復旧、捕獲など、研究成果などをもとに、興味深い内容で発表を行うそうです。詳しくは→
http://www.pref.yamanashi.jp/…/documen…/141127happyoukai.pdf

●11.本メールマガジン発行者のウエハラと一緒に自然観察し,その後,「おはなしのへや もも」の皆さんが本の読み聞かせをするという,子どもむけのイベント「おおぞらの下のおはなし会」が12月7日(日)午前10時から笛吹市春日居町の山梨岡神社で行われます。解散予定は12時。参加ご希望の方はこのメールマガジンにその旨返信してください。
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1.【活動報告】●第15回 草刈りボランティア●

 今年も乙女の(晴天)女神は健在でした。11月23日の乙女高原は本当に雲一つなく,ポカポカ陽気。暑いくらいの小春日和の中,203名の乙女高原ファンが楽しく乙女のために汗を流しました。これで15連続,「悪天候のため中止」なしです。
 じつは一昨年昨年と参加者が200名を割り込んでいて,しかも,今年は3連休真ん中の日曜日だったので,心配していたのですが,今年は少し盛り返しました。ちょびっとほっとしています。
 個人的には高校生や大学生など若い世代にもっともっと参加してもらいたいです。何かいいアイデアはありませんでしょうか? また,「山登りする人」と「環境保全に関心の高い人」は高い相関があるそうです。だとしたら,山登り天国の山梨県ですから,もっと山登りする人にアピールしたいのですが,具体的にはどのように?? どなたかお知恵をお貸しください。

 今回のサプライス企画は,山梨ロータリークラブの皆さんが結成45周年を記念して,この草刈りに間に合うように作ってくださった乙女高原の案内看板。その除幕ならびに山梨市への贈呈式を草刈りの開会式の中に入れさせていただきました。
 看板の中に乙女高原がスキー場だったころの大きな写真があります。看板から視線をあげると,写真と同じアングルで乙女の「今の」草原が見え,比べられるようになっています。また,乙女高原の地図とともに,乙女高原の見どころがいろいろ紹介されています。たくさんの情報が詰まっているのにそんなに大きくなく,圧迫感や邪魔感がありません。乙女に行ったら,ぜひ見てくださいね。ロッジの玄関前です。

 さて,いつものように作業は順調に進みました。
 「運び出し班」は作業開始とともに草の運び出しです。え,草刈りしないで草運びができるのかって? じつは草原の一部は県の発注によって事前に草刈りされており,そこから運び出すのです。こうすれば,パッカー車を効率よく活用できます。昨年の反省から,草原を「なめるように(草一本残さないように)」運び出すのでなく,テキトーに運び残しを作りながら運んでもらいました。そうしないと,この班は最初から最後までずっと運び出しなので,疲れはててしまいます。

 「機械刈り班」は広い範囲の草刈りをお願いしました。県有林(恩賜林)の保護組合や財産区の方たち,県有林造林推進協議会の方たちです。作業にはもちろん慣れていますし,なにより休憩時間の取り方が上手だなと思いました。こまめに,しかも一斉に休憩を取ることで,事故も防げますし,集中力も保てます。それでも,事故が起きる確率が0ということはあり得ません。事故がなくて,本当によかったです。

 「手刈り班」は,班長さんを中心にレンゲコースの草刈りです。ここはレンゲツツジが多く,機械を入れるわけにはいきません。人力に頼るしかありません。昨年は手刈りの人数が少なくて作業に手間取り,草の運び出しになかなか移れなかったので,「運び出し班」が余計大変なことになってしまいましたが,今年は人数も多く,すみやかに刈り取り作業から運び出し作業に移れたので,とてもよかったです。手刈り班の一部の方にはロープの回収もお願いしました。

 「ロープ係」は回収されたロープを巻きなおして,倉庫にしまいます。ここでうまく巻きなおすと,来春,ロープを張る作業がとてもスムーズになるので,とても大事な作業なんです。草を刈っている皆さんからは見えないですが,ロッジの駐車場で作業をしていました。

 「豚汁班」は竹居班長を中心に,みんなが楽しみにしている豚汁作りです。15年間変わらず同じ形で続いています。豚汁に入れる野菜と「手前味噌」は竹居さん作。豚肉とゴボウは(株)田丸会長の藤巻さん提供。ところで,料理に使う大量の水をどうしていると思いますか? なんと給水車を活用しているんですよ。

 「キッズ班」はスタッフと希望する子どもたちとその保護者で,ブナじいさんを目指します。
 ブナじいさんは山の鞍部におります。ブナじいさんからは谷が始まっていて,地元の人は「ワルサワ」と呼んでいます。それだけ崩れやすい場所に生えているので,今から50年ほど前に林道が開通し,まわりのブナが次々と鉄道の枕木にするため伐採されていったのに,この木だけは伐られるのを免れたのではないかと,ぼくは推測しています(どんなにまわりを見渡しても,ブナじいの同級生クラスのブナの木はないので)。
 そんな条件の悪いところに生え,大昔から(おそらく樹齢は400年ほど)山が崩れないように守ってくれてきたブナじいさんですが,さすがに根元がだんだん削られ,根も露出している状態でした。
 そこで,じいさんの根元に落ち葉の布団をかけてあげて,少しでもブナじいさんに元気になってもらおうと始まったのがキッズボランティアです。落ち葉といっても,森の中に落ちたものはやがて腐って森の栄養になるのですから,拾ったりしたら,森に迷惑をかけてしまいます。そこで,すぐ下を通っている林道に降った落ち葉のみを百均で買ったちりとりを使って袋に詰め,それを背負ってブナじいさんまで登るのです。体の小さな子どもたちが袋を背負って登っていく姿は「小さなサンタクロース」にも見えます。となると,落ち葉はブナじいさんへの一足早いクリスマスプレゼントだとも言えそうです。

 「救護係」は毎年,二人の資格を持っている方にお願いしています。AEDももちろん持ってきています。今年は「けが人搬送には担架が欠かせないだろう」と,急遽,担架を購入しました。2本の棒が縦に入っているハードタイプではなく,丈夫な布でできてはいますが,体の状況に応じて曲げられるソフトタイプです。19日の夜に小林さんにインターネットで注文してもらい,23日に間に合うのですからびっくりです。さすがはネット社会。

 「藁撒き班」は,(株)田丸のパッカー車が出発するまでは「草運び班」と一緒に草原で草運びをしていましたが,パッカー車が出発したら,乙女高原から2キロほど離れた琴川ダムの残土処分場に行き,そこで運ばれてきた枯れ草をバラ撒くのが仕事です。
 「藁撒き工法」は自然再生の一つの技術です。望ましい種の入った草を,自然再生させたい土地に持って行って撒き,そこが速やかに自然再生されるように促すものです。残土処分場はなかなか自然再生が進んでいなかったので,ここに乙女高原の枯れ草を運び込めば,やがて「第二乙女高原」とも呼べる草原が,運び込まない場合に比べてずっと早く再生され,スムーズに森へと戻っていくだろうという仮説のもと,実験的に運び込んでいます。
 さて,この班にはとても気の毒な思いをさせてしまいました。というのも,この班が帰って来るのを待たずに,記念写真を執り始めてしまったのです!! さすがに200人もいると,欠席者がいるのを確認するのは至難の業です・・・というのは言い訳ですが,とにかく10人ほどが欠けた状態で記念写真を撮ってしまいました。あまりにも申し訳ないので,「チーム藁撒き」だけで記念写真を撮らせていただきました。なんとかこの写真も「みんなの記念写真」と一緒に来年のちらしに載せるようにしますので,お許しください。

 さて,記念写真を取り,おいしいお昼ご飯を食べ,分かち合いで団体代表の方に感想を話していただき,閉会式をして,今年の草刈りも無事終了。後片付けをし,お茶を飲んで,帰りました。

 3連休の中日での開催は,参加者が減るんじゃないかと思っていましたが,むしろ昨年より多くて,本当によかったです。個人的には,前日に現地での準備も含めて準備する時間が取れて,翌日にこのメールマガジン執筆も含めて後片付けの時間が取れたので,3連休でとても助かりました(そのかわり,他のことはほとんどできなかったけどね)。

 今年,お会いできた方,来年もぜひお会いしましょうね。
 今年,お会いできなかった方,来年こそはお会いしましょうね。

 なお,草刈りに参加しての忌憚のないご意見・ご感想をぜひお寄せください。改善に活用させていただきます。反省のないところに進歩はありませんからね。
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2.【活動案内】●第14回乙女高原フォーラム●

日 時 2015年2月1日(日) 午後1時〜3時30分
場 所 夢わーく山梨 3階 大集会室
主 催 山梨市,山梨県,乙女高原ファンクラブ
定 員 ありません。どなたでも参加できます。事前申込み不要。
参加費 無 料

●テーマ 乙女高原のシカ問題を調べてわかったこと
 乙女高原ではかつての「花咲き乱れる」という草原がススキ群落になってきました。これはどうもシカのせいらしいといわれていますが、よくはわかりません。シカがいるのは確かですが、群落をそんなに変化させるほどの影響があるのかどうか・・・。そこで乙女高原ファンクラブが作った柵の調査や、草原の刈り取り調査などをすることで、このことを検証しています。柵の中ではたくさんの花が咲くようになり、蜜を求めて昆虫も訪問するようになりました。こうした調査でどういうことがわかったかを報告して、これからどうするのがよいのだろうかを考えるきっかけにしたいと思います。

●ゲスト 高槻 成紀さん
 麻布大学獣医学部教授。シカと植物の関係を研究し、2012年からは学生とともに乙女高原でも調査をしている。著書に「シカの整体師」(東京大学出版会)、「野生動物と共存できるか」「野生動物を守りたい君へ」(いずれも岩波ジュニア新書)などがある。

※「ようこそ乙女高原へ」展]
 2015年1月12日〜2月1日 山梨市民会館ロビー
 1月12日10時半から展示作業を行います(作業後,ファンクラブの予算でお昼ご飯を提供します)
 乙女高原に関わる展示物(写真,絵など)ガアリマシタラ,ぜひ展示しませんか?

※ちらしができました。欲しい方,配布に強力してくださる方,ご連絡ください。
なお,pdfでフォーラムのちらしを見ることができます。
http://fruits.jp/~otomefc/14thforum.pdf
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