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    乙女高原ファンクラブ 公認
 乙女高原メールマガジン 第325号
 2015.4.28.
 発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町)
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  ▲▼ もくじ ▼▲
NEW! 0.【ニュースニュース】
NEW! 1.【活動報告】ヤマアカガエル産卵調査 4月25日
   2.【活動案内】遊歩道作り(5/10)
   3.【活動案内】スミレ観察会(5/10)
   4.【活動案内】マルハナバチ調べ隊(6/28)
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0.【ニュースニュース】
●1.乙女高原への林道の冬季通行止めが解除されました。柳平→焼山→乙女高原というルートも塩平→焼山→乙女高原というルートも通行できます。いよいよ乙女高原のシーズンがやってきました。

●2.今シーズン最後のヤマアカガエル産卵調査を行いました。といっても、今シーズンの最後になるかな?という調査です。もうヤマアカガエルの産卵シーズンが終わるころだからです。今度はヒキガエルの産卵が始まっていました。
http://blog.goo.ne.jp/otomefcact/d/20150425

●3.【乙女高原の自然情報】更新しました。
http://fruits.jp/~otomefc/
 林道ではミツバツツジ,ヒカゲツツジ,マメザクラ,カスミザクラ,ヤマブキ,カジカエデ,イタヤカエデ,タチツボスミレ、エイザンスミレ,マルバスミレなどが咲き,オオルリやアオバトの声を今年初めて聞きました(初認)。乙女高原ではシーズン限定の「カラマツの雌花」を見ました。カラフルなパイナップルです。

●4.「乙女高原にシカ柵をつくる」事業に山梨市の予算がつきました。「広報やまなし」によると,「観光施設維持管理事業(乙女高原シカ柵設置事業)」に1,865万円です。これで県からの助成金が決定すれば、実際に動き出します。

●5.今年最初の乙女高原イベントは遊歩道づくりとスミレ観察会です。遊歩道づくりは16回目,スミレ観察会は5年目。
遊歩道づくりでは草原内の遊歩道にそって杭を打ったり,その杭と杭をロープで結んだりして「通路」をつくります。スミレ観察会では乙女高原で総計22種類も見られるスミレの一部を観察します。5月10日(日)に、乙女高原でお会いしましょう!

●6.(再掲)今年度の活動計画をカラー写真で紹介するちらしをつくりました。配布にご協力いただける方はご連絡ください。お送りします。ちらしはネットでも公開しています(PDFファイル)。ご覧ください。
A面 http://fruits.jp/~otomefc/2015chirasia.pdf
B面  http://fruits.jp/~otomefc/2015chirasib.pdf

●7.次回世話人会は5月20日(水)午後7時半から牧丘総合会館です。ファンクラブの会員であれば,どなたでも参加できます。ぜひどうぞ。
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1.【活動報告】●ヤマアカガエル産卵調査● 4月25日

 昨年は山梨全体が1メートル以上の雪で、陸の孤島になりました。
今年は昨年ほど雪は降ってない・・・ですが、じつは、山の状況はちょっと違っていて,昨年と同じくらいの雪の量でした。ですから、残雪がいっぱいあるころから産卵するヤマアカガエルの産卵調査に人を誘うのを躊躇していましたが、4月に入って暖かい日が続き,あっという間に雪が解けてしまいました。安心して乙女高原で調査ができます。
 そこで,メールマガジン等でお知らせしたように,4月25日,乙女高原ヤマアカガエル産卵調査を行いました。
 とってもいい天気。道の駅「花かげの郷牧丘」で待ち合わせ、いざ乙女高原へ。申し込み者は多かったのですが,いろんな都合で,結局,参加したのはOさんと植原の二人。楽しかったですよ,いろんな発見があって。

 途中の湿地にも寄り道。すでにヒキガエルも発生が進んでいました。ここでさっそくOさんが飛び回っているスギタニルリシジミを発見。Oさんの得意技は「ちょうちょ」なんです。パッと見ただけで見分けちゃうんだから、すごいなと思います。ビロードツリアブも集まっていました。湿地にです。ミソサザイの元気なさえずりも聞こえてきました。

 道の途中で、イタヤカエデやカジカエデの花が観察できました。カジカエデの花にはコツバメが来ていました。
 ここには、エナガ(鳥)の夫婦もいました。2羽で仲がよさそうです。よーく見ると,長い尾羽根(尾羽根が柄のように見えて長いので、柄長=エナガです)が途中で曲がっています。寝ぐせがついているようにも見えます。尾羽根に寝ぐせがついているように見えるのは,巣の中で抱卵が始まった証拠です。エナガの巣はボール状で,横に穴が開いていて,そこから中に入り込むようになっています。中にはたくさんの羽毛が入っています。羽毛=ダウンで,しかも、密封状態の巣なので中はとても温かく、他の鳥よりも早い時期から抱卵を始めるくらいです。エナガは巣穴から入って、ただでさえ狭い空間の中で卵を温めるのですら,たたでさえ長い柄は曲がってしまうというわけです。逆に、尾羽根がカールしているエナガが見つかったら,それは抱卵を始めた証拠なんです。

 さて、乙女高原のヤマアカガエル観察ポイントは3箇所です。仮にABCとしましょう。それぞれの地点での今年の観察結果を報告しておきますね。

■A地点
 3月14日 0個
 3月31日 0個
 4月12日 4個 (初)
 4月19日 +2個 (合計 6個)
 4月25日 +0個 (合計 6個のまま)

■B地点
 3月14日 0個
 3月31日 2個(初)
 4月12日 +14個 (合計16個)
 4月19日 + 4個 (合計20個)
 4月25日 +11個 (合計31個)

■C地点
 4月12日 2個(初)
 4月19日 +3個 (合計 5個)
 4月25日 +0個 (合計 5個のまま)

ヤマアカガエルは「塊になった卵」を産みます。卵塊といいますが,1シーズンに1匹のメスガエルが産むのは1かたまりだけです。これを「1腹(分)」というそうです。1シーズンに1匹が1腹ですから,その地域で見られた卵塊の腹数は、その地域のヤマアカガエルの個体数を忠実に反映しています。
 そんなことから、環境省・日本自然保護協会が運営しているモニタリングサイト1000里地里山調査の調査項目の一つがアカガエル類の産卵なのです。これに乙女高原ファンクラブも参加しています。

 ヤマアカガエルの卵の写真はここを見てね。
http://blog.goo.ne.jp/otomefcact/d/20150425
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2.【活動案内】 ●第16回 遊歩道づくり●5月10日(日)

 古くなった杭を交換し,ロープを張り巡らし,遊歩道をはっきりさせます。ご家族で参加できる作業です。春の乙女高原で,いい汗をかきましょう。ただし,天気が悪いと寒いです。防寒具もお忘れなく。
 終了後,依田さんを講師にスミレ観察会をします。こちらも予定に入れておいてください。

■主催 山梨市 山梨県 乙女高原ファンクラブ
■日時 5月10日(日) 午前9時半から12時半まで ※スタッフは9時集合
 (少雨決行。雨天の判断は各自でお願いします)
 (荒天の場合,17日に延期)
■集合 乙女高原グリーンロッジ前
■持ち物 べんとう,雨具,軍手。
 かけや(大きなトンカチ),なたなど道具がある方はご持参ください。
■服装 作業のできる服装(まだ寒いので,防寒の準備も)
■問い合わせ・申し込み先 山梨市役所観光課 電話0553-22-1111(代表)

※保険には主催者で加入します。
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3.【活動案内】スミレ観察会

第1回 5月10日(日) 午後1時半から3時半
第2回 5月31日(日) 午前10時から午後2時半
(少雨決行。雨天の判断は各自でお願いします)

 春,乙女高原には見つかっているだけで22種類のスミレがかわいい花を見せてくれます。といっても,いっぺんに・一ケ所で見られるわけではありません。少しずつ時期をずらし,生息場所をずらしています。そんな乙女高原のスミレを『乙女高原フィールドガイドⅢ 乙女高原のスミレ・ウォッチング』の編集代表・依田昇さんの案内で観察します。
なお,参加者のみなさんには『乙女高原のスミレ・ウォッチング』をもれなくプレゼント!!

■集 合 乙女高原グリーンロッジ前
■持ち物 べんとう,水筒,雨具,筆記用具,観察用具(ルーペがあると便利です),図鑑など。
■参加費 無料。
■講 師 依田 昇さん(乙女高原案内人。スミレ・フィールドガイド編集代表)
■問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)

※行事災害保険にはファンクラブで加入します。
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4.【活動案内】●マルハナバチ調べ隊● 6月28日(日)

 今年も愛くるしく,乙女高原随一のインタープリターであるマルハナバチたちの働きぶりをじっくりと見せてもらいましょう。

■日 時 6月28日(日) 雨天中止 午前10時半から午後2時くらいまで
■集 合 乙女高原グリーンロッジ
■持ち物 弁当,水筒,筆記用具,時計(腕時計や携帯電話の時計で十分です)
■参加費 無料。
■内 容 午前中は調査の説明とラインセンサス調査。午後はまちぶせ調査。
■問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)

※行事災害保険にはファンクラブで加入します。

※年に3回調査をするマルハナバチ調べ隊は,今年で13年目。
 第1回 6月28日(日)
 第2回 8月 2日(日)
 第3回 9月 6日(日)
 時間やプログラムは今回と同じです。
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