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    乙女高原ファンクラブ 公認
 乙女高原メールマガジン 第345号
 2016.4.10.
 発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町)
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  ▲▼ もくじ ▼▲
NEW! 0.【ニュースニュース】
NEW! 1.【活動報告】乙女高原観察交流会(4/02)
NEW! 2.【活動案内】乙女高原観察交流会(5/07)
NEW! 3.【活動案内】遊歩道づくり(5/15)
NEW! 4.【活動案内】スミレ観察会(スミレ・ハイキング)(5/07)
NEW! 5.【活動案内】谷地坊主の観察会(6/04)
NEW! 6.【活動案内】マルハナバチ調べ隊~初夏編(6/26)
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0.【ニュースニュース】

●1.今年度の活動計画はとにかく盛りだくさん。ぜひ、参加してくださいね。
今年も「乙女高原でお会いしましょう」活動計画は↓
http://fruits.jp/~otomefc/2007schedule.html

●2.今年もヤマアカガエルの産卵調査を開始しました。すでに6回行いましたが、例年に比べ早い傾向がありそうです。また、一昨年まで産卵があったのに、昨年・今年と産卵が確認できない箇所もあります。「続けて見ていると、見えてくることがある」ということでしょうか。次回は4月16日(土)、最終回は4月30日(土)です。いずれも午前9時に牧丘の道の駅(ナビ用電話番号0553-35-4780)に集合です。いっしょに調査しませんか? 
 4月2日に行った調査は「自然観察交流会」と兼ねての実施でした。レポートを山本さんが書いてくださいました→1

●3.山梨市駅の改札口を出たら、信号を渡って、郵便局の北隣りが「街の駅やまなし」です。その一角を常設的にお借りし、乙女高原の展示をやらせていただけることになりました。本日、下見兼展示リハーサルに伺いました。実際にパネル等を持ち込み、ボードの位置をどうするか、パネル等のレイアウトをどうするかを考えてみました。実際の展示を想定して準備をしていたら、「街の駅」のスタッフの方のご好意で、そのまま展示させていただけることになりました。
 「乙女高原展示会のスタートは古屋さんの写真展で」ということが世話人会で話し合われていますが、それまでの「つなぎ」として、乙女高原のパネルが展示してあります。お近くに来たおりには、ぜひ、「街の駅」の「乙女高原展示」をご覧ください。
 今後、展示替えもしていきます。乙女高原をテーマにした展示について、何かアイデアのある方、やってみませんか?

●4.次回世話人会は4月13日(水)です。2016年度最初の世話人会です。ファンクラブ会員なら、どなたでも参加できます。ぜひおいでください。午後7時半から山梨市牧丘総合会館(ナビ用電話番号0553-35-3612)です。

●5.(再掲)同じ地図を何枚も用意します。1枚を等高線に沿って切ります。次の地図は、次の等高線で切ります。そうやって違う等高線ごとに切った紙を貼り合わせると、本物の地形のような模型になります。商品化もされています。商品名を「やまつみ」といいます。じつは、乙女高原の「やまつみ」もあります(底面はA4の広さ。縮尺1/25,000。定価9,800円+税)
http://www.yamatumi.jp/product/lineup/otome/index.html
 富士川町の工藤さんが、この「やまつみ」キットをファンクラブに寄付してくださいました。
 どなたか、このキットを組み立てていただけませんか? 乙女高原の展示をする機会がありましたら、展示していきたいと思います。

●6.山梨青年会議所では「平成室伏学校 鳥獣被害対策講座 けものの学校」を4月24日に行うそうです。講義は牧丘郷土文化館(まきおかの道の駅の隣)、フィールドワークはその周辺(大沢集落)で行うそうです。9時半スタートで終了は16時半。詳しくは090-1846-9156萩原さんまで。

●7.(再掲)全国草原再生ネットワークの設立10周年を記念して、6月25日(土)にシンポジウムを開催します。草原の魅力と各地のこれまでの10年間の草原保全活動を紹介すると共に、未来の 子どもたちにすばらしい草原を引き継ぐために何をすべきかを話し合います。
・日時:2016年6月25日(土) 14:00~17:30
・会場:朝日新聞東京本社2階「読者ホール」 (東京都中央区築地5-3-2)
・対象:草原に関心のある方ならどなたでも(約150名)
詳しくは、以下のサイトで。
http://sogen-net.jp/
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1.【活動報告】 ●乙女高原観察交流会● 4月2日(土)

 山本義人さんがレポートを書いてくださいました。

 2016年4月2日、曇り。今月の観察交流会はヤマアカガエルの産卵調査と兼ねて実施されました。参加者は、植原さん、三枝さん、依田さん夫妻、それに私、山本とその同行者2名の7人で行いました。
用事で参加できなかった人や早めに帰られるご都合の方もいて、最後までの参加者は4名ということで、車3台で乙女高原に向かいました。
 先月の観察会ですでに卵塊が見つかっていた杣口林道沿いの産卵場所ではすでに卵塊の形は消滅していて、オタマジャクシになっていました。たくさんの数がかたまってじっとしていたものや、活発に動き回っているものなどが観察できました。気温は6.0℃とうすら寒く、水温は6.3℃とほんの少しだけ気温より高めでした。
 乙女高原名物の谷地坊主がたくさん見られる湿地帯での調査は3個所、湿地を歩くので長靴に履き替えました。こちらの気温は4.8度C、水温は5.5度Cでした。こちらでは先月の観察会では見つかってなく、3個所いずれでも卵塊の形で見ることができました。
 植原さんは先月の観察会後にも来られていて、事前に卵塊を確認されていましたので、調査はスムーズに進みはかどりました。調査結果はちゃんと記録に残して、日本自然保護協会の里山モニタリング調査データとして報告されます。
 湿地帯にはクリンソウの芽生えも見られました。同行してくれた仲間の一人が、水中で丸めた葉を背負ってヤドカリのように動いている虫を見つけました。植原さんに尋ねるとトビケラの仲間の幼虫で、成体は蛾に似ていて、フタメトビケラだろうとのことでした。
ツチハンミョウの仲間のヒメツチハンミョウの成体も見ることができました。トビケラの幼虫は葉の中にもぐってしまい写真に撮れませんでしたが、ツチハンミョウはじっとしていてくれたので写真に撮れました。
 湿地は水源湿地と言われ、水が湧き出していてここから川が始まります。シカの抜け毛が落ちていました。水を飲みに来ているのでしょうか。
 周辺には鹿の通り道もあってシカの皮剝ぎで枯れた木がありました。枯れたので虫が穴をあけ、その虫を取り出して食べようとさらにキツツキの仲間がつつくといったストーリーが観察できたのがおもしろいと思いました。

 ヤマアカガエルの産卵調査を終えたところで、植原さんと依田さん夫妻は帰られ、残った4人はロッジ駐車場に車を移動して、観察交流会を続けました。
 草原には霧がかかっていましたが、防鹿柵の中を森のコースを歩いて草原の上まで行きました。遊歩道にクチベニタケはまだ残っていましたが、口紅も色あせて口元が白くなっていて、ほとんど全部が胞子は飛ばした後でした。
 あいにくの天気で富士山は見えませんでしたが、柵の外に出て私の同行者にブナじいさんを紹介するため往復してきました。三枝さんも草刈行事などのイベントではいつもスタッフとしてロッジ前での役割を務めているので、久しぶりにブナじいさんのところまで来られたとのことでした。
根元回りに敷き詰めた落ち葉が飛散して無くなってしまっていたので、敷き方を工夫しないと子供たちがやってくれるせっかくの作業だからとのコメントでした。
 柵の中に戻って、柵の内外でササの状態が顕著に異なるのを観察できる場所を見てからレンゲツツジの群落地へと下りました。枝先には種子を飛ばすため裂開した果実と膨らみ始めた冬芽が同居しています。同行者にダケカンバ、シラカンバ、ヤエガワカンバのカンバ3兄弟を説明してからロッジ駐車場へと戻りました。
 食事をとっていると、道路を二人連れが歩いて来られたので、三枝さんが応対してくれました。
神奈川県から来られたということで、焼山峠に車を置いて歩いてこられたようです。高原が好きで、最近乙女高原のことを知って興味を持ったので来てみましたとのことでした。乙女高原ファンクラブへの勧誘を試みましたが、申し込み書がなかったので、ネットから植原さんに連絡をとってもらえるようお願いしました。
 ロッジ駐車場に着いた11時頃の気温は7℃でしたが、午後1時頃には霧も晴れて青空が少し見えるようになってきていて、気温は10℃ありました。
 今回もいろいろ発見があって楽しく勉強になりました。自分だけでは見過ごしてしまうようなことも何人かで歩くことで気づくことが増え、お互いに教え合ったり意見交換できるのが観察交流会のいいところですね。参加していただいた皆さんご苦労様でした。そしてありがとうございます。
 同行参加してくれた一人が感想を書き送ってくれたので添えておきます。
※初めて触れるヤマアカガエルの卵塊は想像以上に弾力があり、掬い上げると驚くほど透き通っていて、普段よく目にするヒキガエルの卵と比べて美しいと思いました。あちこちでミソサザイの声が聞こえ、「ミソサザイの声を聞くと春が来たと思う」と言う植原先生の言葉が印象的でした。
※ヤチボウズの湿地帯で見たトビケラの幼虫も興味深かったです。木の皮のようなものから頭と脚を出して動く様子は、なんともユニークなものでした。帰ってからネットで調べて、トビケラの仲間も種類が多くいることがわかりましたが、フタメトビケラは掲載されていませんでした。幼虫も成体もどんな姿なのか知りたいです。

注)フタメ(2目)トビケラではなく、ヨツメ(4目)トビケラの間違いでした(植原)
ちなみに、「目が4つある」という訳ではなく、4枚の羽根にそれぞれワンポイントで橙色の大きな斑点があり、それが目に見えるということです。
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2.【参加案内】●第6回 乙女高原観察交流会●

●5月7日(土)9時 鼓川温泉駐車場(ナビ用電話番号0553-35-4611)に集合
→途中まで車で行き、自然観察路を歩いて乙女高原へ

※今回は「道の駅」ではなく「鼓川温泉」集合です。お間違いなく。
※今回の交流会はスミレ観察会と兼ねて行います。

■持ち物 べんとう,水筒,雨具,筆記用具,観察用具(ルーペがあると便利です),図鑑など。
■参加費 無料。
■講 師 依田 昇さん(乙女高原案内人。スミレ・フィールドガイド編集代表)
■問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)


  【乙女高原観察交流会の注意事項】
●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食、傷害保険などすべて自己責任となります。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。


  【乙女高原観察交流会の今後の予定】
6月4日(土)10:00~14:30 自然観察交流会③ 兼・谷地坊主の観察会 集合:乙女高原グリーンロッジ
7月2日(土)9:00~ 自然観察交流会④ 集合:牧丘道の駅
8月6日(土)10:00~14:30 自然観察交流会⑤ 兼・マルハナ調べ隊(盛夏編)集合:乙女高原グリーンロッジ
9月3日(土)10:00~14:30 自然観察交流会⑥ 兼・マルハナ調べ隊(初秋編)集合:乙女高原グリーンロッジ
10月1日(土)9:00~ 自然観察交流会⑦ 集合 牧丘道の駅
11月5 日(土)9:00~ 自然観察交流会⑧ 集合 牧丘道の駅
12月3日(土)9:00~ 自然観察交流会⑨ 集合 牧丘道の駅
1月7日(土)9:00~ 自然観察交流会⑩ 集合 牧丘道の駅
2月4日(土)9:00~ 自然観察交流会⑪ 集合 牧丘道の駅
3月4日(土)9:00~ 自然観察交流会⑫ 集合 牧丘道の駅
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3.【活動案内】●第17回 遊歩道づくり●5月15日(日)

 古くなった杭を交換し,ロープを張り巡らし,遊歩道をはっきりさせます。ご家族で参加できる作業です。春の乙女高原で,いい汗をかきましょう。ただし,天気が悪いと寒いです。防寒具もお忘れなく。
 終了後,依田さんを講師にスミレ観察会をします。こちらも予定に入れておいてください。

■主催 山梨市 山梨県 乙女高原ファンクラブ
■日時 5月15日(日) 午前9時半から12時ごろまで ※スタッフは9時集合
 (少雨決行。雨天の判断は各自でお願いします)
 (荒天の場合,22日・日曜に延期)
■集合 乙女高原グリーンロッジ前
■持ち物 べんとう,雨具,軍手。
 かけや(大きなトンカチ),なたなど道具がある方はご持参ください。
■服装 作業のできる服装(まだ寒いので,防寒の準備も)
■問い合わせ・申し込み先 山梨市役所観光課 電話0553-22-1111(代表)

※保険には主催者で加入します。
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4.【活動案内】●第6期 スミレ観察会(スミレ・ハイキング)● 5月7日(土)

 春,乙女高原には見つかっているだけで26種類のスミレがかわいい花を見せてくれます。といっても,いっぺんに・一ケ所で見られるわけではありません。少しずつ時期をずらし,生息場所をずらしています。そんな乙女高原のスミレを『乙女高原フィールドガイドⅢ 乙女高原のスミレ・ウォッチング』の編集代表・依田昇さんの案内で観察します。
なお,参加者のみなさんには『乙女高原のスミレ・ウォッチング』をもれなくプレゼント!!

※今回は乙女高原観察交流会と兼ねて行います。

●5月7日(土)9時 鼓川温泉駐車場(ナビ用電話番号0553-35-4611)に集合
→途中まで車で行き、自然観察路を歩いて乙女高原へ

■持ち物 べんとう,水筒,雨具,筆記用具,観察用具(ルーペがあると便利です),図鑑など。
■参加費 無料。
■講 師 依田 昇さん(乙女高原案内人。スミレ・フィールドガイド編集代表)
■問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)


  【今後のスミレ観察会】
5月15日(日) 午後1時から3時半
5月28日(土) 午前10時から午後2時半
(少雨決行。雨天の判断は各自でお願いします)
■集 合 乙女高原グリーンロッジ前
■持ち物 べんとう,水筒,雨具,筆記用具,観察用具(ルーペがあると便利です),図鑑など。
■参加費 無料。
■講 師 依田 昇さん(乙女高原案内人。スミレ・フィールドガイド編集代表)
■問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)

※行事災害保険にはファンクラブで加入します。
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5.【活動案内】●谷地坊主の観察会● 6月4日(土)

乙女高原の湿地に「ゲゲゲの鬼太郎」が分身をたくさん作って、ニョキニョキ生えています。その正体はタニガワスゲという葉っぱが細長い草の株なのですが、なんかユーモラスで、そのかたまりにピンポン玉くらいの大きさのシールを2つ並べて貼り付け、目玉にしたい衝動に駆られます。
様子はユーモラスなのですが、その成り立ちを調べると、乙女高原の地質、土壌、気候、気温、積雪、斜度、水流、植物・・・いろいろな条件が奇跡の確率で乙女高原で重なり合い、できあがったものであることがわかります。そんな谷地坊主の観察会をします。

■日 時 6月4日(土) 小雨決行 午前10時から午後2時半くらいまで
■集 合 乙女高原グリーンロッジ
■持ち物 弁当,水筒,観察用具など
■参加費 無料
■問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)

※自然観察交流会の一環として行います。
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6.【活動案内】●第14期 マルハナバチ調べ隊~初夏編● 6月26日(日)

 今年も愛くるしく,乙女高原随一のインタープリターであるマルハナバチたちの働きぶりをじっくりと見せてもらいましょう。

■日 時 6月26日(日) 雨天中止 午前10時から午後2時半くらいまで
■集 合 乙女高原グリーンロッジ
■持ち物 弁当,水筒,筆記用具,時計(腕時計や携帯電話の時計で十分です)
■参加費 無料。
■内 容 午前中は調査の説明とラインセンサス調査。午後はまちぶせ調査。
■問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)

※行事災害保険にはファンクラブで加入します。

  【今後のマルハナバチ調べ隊】
盛夏編 8月6日(土) 雨天中止 午前10時から午後2時半くらいまで
初秋編 9月3日(土) 雨天中止 午前10時から午後2時半くらいまで

※時間やプログラムは6月の回と同じです。

※乙女高原ファンクラブでは年に3回ずつマルハナバチ調べ隊を行っています。
 初夏編 女王バチが見られる…かも
 盛夏編 たくさんの働きバチ
 初秋編 超レアなオスバチが見られる…かも
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