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    乙女高原ファンクラブ 公認
 乙女高原メールマガジン 第358号
 2016.10.10.
 発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町)
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  ▲▼ もくじ ▼▲
NEW! 0.【ニュースニュース】
NEW! 1.【活動報告】乙女高原自然観察交流会 10月 1日(土)
    2.【参加募集】草刈りボラ送迎バス利用者11月23日(水・祝)
NEW! 3.【参加募集】乙女高原観察交流会   11月 5日(土)
    4.【参加募集】第17回草刈りボラ   11月23日(水・祝)
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0.【ニュースニュース】
●1.いよいよ本日から「草刈りボランティア」(11/23祝・水)の送迎バス受付を開始しました。行きは午前8時に山梨市駅発。帰りは山梨市駅に午後3時半着。なんと無料です。「草刈りボランティア送迎バス希望」と書いたメールを以下のファンクラブ事務局アドレスにお送りください。折り返し、必要事項をお尋ねするメールをお送りするので、それに返信されたら申し込み完了です。申し込みはメールのみ受け付けています。先着順ですので、お急ぎください→2
otomefc@fruits.jp

●2.「乙女高原草刈りボランティア」(11/23・水・祝)のちらし配布にご協力いただける方は、このメルマガに返信をお願いします。送料事務局持ちで送付します→4

●3.乙女高原ニュースレター1603号が完成し、先週、普通会員の皆様のもとに発送しました。今回は草刈りボランティアのちらしも同封させていただきました。編集・印刷したのは事務局・植原ですが,折って、封筒に入れて、切手を貼って・・・という作業は山梨市の竹居さんにやっていただきました。竹居さん、会報発送ボランティアありがとうございました。

●4.山梨市主催の「秋の観光地美化清掃」が11月1日(火)に行われます。午前9時、焼山峠集合です。お弁当や軍手などは支給されますが、事前申し込みが必要になります。どなたか参加していただけませんか? ご参加いただける方は、このメルマガに返信してください。よろしくお願いします。

●5.(再掲)街の駅やまなしでの乙女高原展・シーズン3が始まりました。古屋光雄さんの写真展Ⅱです。ご都合がつきましたら、ぜひご覧になってください。山梨市駅を出てすぐの信号を渡って、郵便局の隣です。

●6.(再掲)次回世話人会は10月13日(木)です。ファンクラブ会員なら、どなたでも参加できます。ぜひおいでください。牧丘総合会館はもう閉館、取り壊されてしまいます。これからの会場はリニューアルされた山梨市役所・牧丘支所の第4会議室です。午後7時半から。
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1.【活動報告】乙女高原自然観察交流会 10月1日(土)

 山本義人さんがレポートを書いてくださいました。なお、ブログでもレポートを紹介しており、こちらはたくさんの写真もあって、楽しいです。見てみてください。
http://blog.goo.ne.jp/otomefcact/d/20161001

 私の花観察仲間のお一人で、高尾山でボランティアをされている東京の岡崎さんが、先月のマルハナバチ調べ隊を兼ねた観察交流会にも来られていて、その折に図鑑でしか見たことがなく実物を見てみたいと思っていたというホソバツルリンドウを見つけられ、花も見てみたいといわれていたので、今頃が花期ということから今月も同行参加されることになり、山梨市駅でピックアップしてから道の駅に向かいました。駐車場について間もなく井上さんが来られ、今日の観察会はこの3人ということで井上さんの車で乙女高原まで行くことになりました。

 杣口林道途中のサワラ林の所で車を停止して、岡崎さんにサワラの天然林を紹介しました。サワラとヒノキの違いを判別するため葉裏の白い模様を観察、写真に撮りました。近くにあったウリノキが黒い実をつけていました。
 林道わきで観察していると、植原さんが通りがかりました。草刈りボランティアのチラシができてきたので、金峰山荘と焼山峠のトイレ、乙女高原グリーンロッジに配置しに行くとのこと、ちょうど不明な虫をみつけたところだったので、ジュウジナガカメムシだと教えてもらうことができました。午後は用事があるからと先に上がって行かれました。

 少し遅れて林道を進んで再び停止、この場所は7月の観察交流会の折にやはり停止してナツツバキなどを見た場所です。カツラの木があり近づくと綿菓子のような甘い香りがしました。ここで植物の実やタネ、昆虫の写真を撮ったりしましたが、一番時間をかけたのがアカマンマことイヌタデの花でした。一個の花が小さく写真に撮るのが大変ですが、目玉のような黒っぽいコブが膨れ出ているものがあり、これは実なのか何なのかと時間がかかってしまいました。

 林道の観察で大分時間をかけてしまい乙女高原に着いた時には11時近くになっていました。さっそく草原下の駐車場近くに見つけてあったホソバツルリンドウを観ることにしました。この日の天気予報は良くなく、霧が立ち込めたりしていましたが、花は咲いていてくれました。念入りに写真を撮っていると井上さんが防鹿柵のフェンスにカラハナソウがからみついて実をつけているのを見つけて来られたので、これも写真に撮ったりしてからやっとロッジの駐車場に到着です。

 もう一人の花観察仲間の大江さんがすでに来られていて、ここで植原さんにお会いして、「もうすぐ来るよ」と言われたようですが、大分待ったことでしょう。昼前だったので少し林道を散策してから昼食をとることにして、オオヒナノウスツボの実を見に行きました。アキノキリンソウには虫こぶ(虫えい)がついていました。図鑑でアキノキリンソウミフクレフシだとわかりました。アキノキリンソウミタマバエによって実に形成されたものです。虫えいはタマバエやタマバチ、アブラムシ、それに菌もつくりますが、名前の付け方にはルールがあって、「植物名+虫えいの出来る場所+虫えいの形+フシ」が一般的だと書かれていました。
 岡崎さんがタニソバの花を見つけ、この花の花序下の茎に腺毛があるのを確認することができたといわれ、1個1個の花は小さく写真に撮るのが大変であり、さらに腺毛の写真も撮るということで、これまた大変時間がかかってしまいました。駐車場から歩いて数分の所ですが、駐車場に戻った時には12時を回っていました。温度計は18.5度でした。

 草原の観察スタートは午後1時、その前に昼食をとったベンチわきの朽ちた木に赤いコケの花がついていると岡崎さんがいうので、その写真を撮ってからです。コアカミゴケという地衣類の子器でした。
 防鹿柵の中に入って森のコースを上って行きました。途中にたくさんのクチベニタケがあって袋を押すと白い埃のような胞子が飛散するので、みんなで押してみては「ほんとだ」と楽しみました。花はヤマラッキョウ、リンドウ、ノコンギクが咲いていて、ノハラアザミ、シラヤマギク、ヤマハハコは終わりかけでした。葉の上にお腹が膨れている小さな黒い虫を見つけました。後で図鑑で調べるとハムシの仲間のメスはお腹が膨らむとあり、キク科の葉の上にいたのでヨモギハムシだと思います。

 ロッジのよく見える場所にタマゴタケによく似たベニテングタケがありました。森のコースをそのまま進み、ツツジコースに出ました。リンドウの花が多く見られ、花が動くのを見ていると中からマルハナバチが出てきました。この日、トラマルハナバチとミヤママルハナバチが中から出てくるのを見ました。リンドウの花などは自分の花粉が柱頭に着かないよう雄性先熟で、花粉を出し終えてから柱頭の先が開いて花粉を受けられるようになりますが、その雄性状態と雌性の状態の花が1株に並んで咲いているのを見つけ、開花の仕方の事例としていいなと写真を撮りました。

 リンドウなどの花で、とっても小さな黒っぽい光沢のある虫をたくさんみました。ルリマルノミハムシかコマルノミハムシのようですが、判別は脚が黒色か褐色の違いということで、撮った写真を見てみると黒色なのでルリマルノミハムシですね。エゾアオカメムシやツマジロカメムシ、コアオハナムグリなどもいましたが、なんとハネナシサシガメがルリマルノミハムシのお腹に口吻を突き入れて体液を吸汁しているのを目撃してしまいました。ノダケにキアゲハの幼虫がいました。若齢の幼虫もいたのでいまからで蛹になって越冬するのに間に合うか心配に思いました。

 ロッジに戻った時にはすでに3時を回っていて、草原コースを見て歩く時間はありませんでした。ベンチで休息をとりながら昆虫図鑑で同定作業をしますが、すべては判明できず、家に帰ってからの宿題です。下りは塩平経由で、林道途中にも立ち寄ったりしましたので、道の駅に着いた時には5時になってしまっていました。雨模様の天気予報で心配でしたが一度も雨には降られることもなく終わりました。

 今日の観察交流会は、花や昆虫の写真を撮り、その名前を記録するだけの観察ではなく、花や昆虫の特徴や生態を確認する観察作業ができたかと思いますが、まだまだ不十分で、もっともっとおもしろい観察ができるかと思いました。さまざまな植物や昆虫が生活しているわけですから、訪れるごとに異なった様子を見せてくれますので、四季折々何度訪れてもいいというより、繰り返し何度も訪れなければとあらためて思いました。

追記:同行の岡崎さんから観察交流会の感想コメントをいただきました。
今回は普段見逃してしまいそうな植物や昆虫類の特徴や生態をじっくりと観察できたのでとても充実した一日でした。曇り空の中、念願のホソバツルリンドウが咲いていてくれて感激しました。来月は是非とも実を観察したいです。同じ植物の成長過程や特徴をじっくり観察できるのは本当に素晴らしいことであり贅沢なことですね。
またイヌタデの目玉おやじは実ではなく、タデ類に発生する黒穂病というものがあるようです。
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2.【参加募集】草刈りボラ送迎バス利用者  11月23日(水・祝)

 今年の乙女高原草刈りボランティアに合わせて、山梨市駅からの送迎バスが運行されることになりました。事前申し込みが必要で、無料です。すでに申し込みを開始しています。先着順ですので、お急ぎください。

■運行するバスのダイヤ■
 行 き  山梨市駅8:00 → 焼山峠9:00
 帰 り  焼山峠14:30→山梨市駅15:30
※必ず往復ともご利用ください。
※草刈りボランティアの終了時刻によっては、帰りのバスのダイヤは早くなる可能性があります。

■申し込み条件■
〇お一人で4人分まで申し込めます。
〇メールのみの受付です(電話等不可)。
〇受付開始は10月10日午前10時です。(受付中!)
〇定員27人。先着順です。

■申込み方法■
①「草刈りボランティア無料バス希望」と書いたメールを以下のアドレスにお送りください。
  otomefc@fruits.jp
※ケイタイ・スマホからのお申し込みの場合、フィルタリングにご注意ください。
②折り返し、お名前・緊急連絡先等をお尋ねするメールを送りますので、ご返信ください。
③ご返信いただいたところで申込み完了です
※3日間返信がなければキャンセルとみなしますので、ご注意ください。
④後日、バス乗車場所等をお知らせするメールをお送りします。
⑤当日、バスを利用して草刈りボランティアにご参加ください。
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3.【参加募集】●第8回 乙女高原観察交流会●

 11月5日(土)9時 道の駅「花かげの郷 まきおか」に集合→相乗りで乙女高原へ

  【乙女高原観察交流会の今後の予定】
12月3日(土)9:00~ 自然観察交流会⑨ 集合 牧丘道の駅
1月7日(土)9:00~ 自然観察交流会⑩ 集合 牧丘道の駅
2月4日(土)9:00~ 自然観察交流会⑪ 集合 牧丘道の駅
3月4日(土)9:00~ 自然観察交流会⑫ 集合 牧丘道の駅

  【乙女高原観察交流会の注意事項】
●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食、傷害保険などすべて自己責任となります。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。
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4.再掲【活動案内】 ●草刈りボランティア● 11月23日(水・祝)

・日 時 11月23日(水・祝) 少雨決行
    ※荒天の場合27日(日)午前9時半から午後2時
・集 合 乙女高原グリーンロッジ
・持ち物 弁当,飲み物,軍手,雨具,おわん・はし(豚汁用),お持ちの方はかまなどの道具。
・参加費 無 料(主催者負担で保険に加入)
・内 容 草刈り,草の運び出し,ロープ回収,ゴミ拾い,キッズボランティア,豚汁作りなど

■草刈りボランティア 下見と準備の会■
 11月13日(日)雨天決行 10時 ロッジ前集合。午前中で終了。
・内容 キッズのルート作り、草原の区割りのテープはり、ロッジやトイレの清掃等
・午後 せっかくですからお弁当を食べて、午後から乙女高原の自然観察というのはいかが?

■注意事項
・一般参加の皆さんは手刈りのみにしてください。
・林道への路上駐車は厳禁です。できるだけ相乗りで来てください。
・「午前中の作業終了→記念写真→昼食」という流れにします。

■乙女高原の草刈りで、スタッフ・デビューを!!
 今回で17回目となる乙女高原の草刈り作業は、乙女高原の女神様に守られているのか、この15年間、一度も雨に降られたことがありません。また、自画自賛・我田引水かもしれませんが、行政(市・県)・市民(ファンクラブなど)・企業(田丸、ジェイチームなど)による理想的なパートナーシップ(協働)が機能しているイベントです。晩秋の高原で一日いい汗をかいてください。
 多くの皆さんが「参加者」としてだけでなく、「参加者のお世話をする人(スタッフ)」として参加していただけたら、ありがたいです。
・スタッフの例(詳しくは事務局にお問い合わせください)
 1駐車場係   →朝、車の誘導など(林道は緊急車両とゴミ収集車以外は駐車禁止)
 2受 付    →朝、受付と班分け、資料と飲み物の配布など
 3班の世話役  →各班の段取り。草刈り場所の提示。作業の進み具合を本部に連絡など
 4キッズ班世話役→子どもたちをブナじいさんに誘導。作業の支援など
 5豚汁係    →豚汁の調理。炊事用ゴム手袋等は支給します。

■ブナじいさんの根元に落ち葉のふとんをかけましょう
 今年も子ども向けのプログラム,やりますよ! ブナじいさんの根元に落ち葉のふとんをかけます。毎年,保育園くらいの小さい子から小学校高学年くらいまでが参加しています。

■(株)田丸のゴミ収集車をお借りして藁撒き工法
シカ柵設置によって、草原の草花たちは回復していくでしょうが、かといって、いいえ、だからこそ、草原の草刈りと草の運び出しはますます重要になります。刈った草を持ち出さないと草原の「富栄養化」が進み,そんな条件をうまく使ってしまうススキの一人勝ちになってしまいます。また,草原の中に生えてきた木の赤ちゃんを一緒に刈ってしまわないと遷移が進み,草原が森林になってしまいます。
 今年も刈った草は(株)田丸のゴミ収集車をお借りして,琴川ダム残土処分場に運びます。ここは琴川ダムを造るときに山を削った土で谷を埋め立てた場所です。土に栄養がないので,木を植えてもなかなか育ちませんでした。刈った草を運び込めば,それに付いている草の種が供給され,自然再生が促進されると考えられ、東京農工大・星野先生のご指導のもと、2011年の草刈りから、この「藁撒き工法」が始められ、今年で6回目となります。

※2012年の草刈りの様子を見ることができます(TBSテレビ『風の言葉』ユーチューブ2分の動画)
http://www.youtube.com/watch?v=uJ2YOJSOMbI  または「風の言葉 乙女高原」で検索
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