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 乙女高原ファンクラブ 公認
乙女高原メールマガジン第382号 2017.12.7.
 発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町)
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  ▲▼ もくじ ▼▲
NEW! 0.【ニュースニュース】
NEW! 1.【活動報告】草刈りボランティア   11月23日→26日(日)
NEW! 2.【活動報告】乙女高原自然観察交流会 12月02日(土)
NEW! 3.【活動案内】乙女高原自然観察交流会 01月06日(土)
NEW! 4.【活動案内】乙女高原フォーラム   01月28日(日)
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0.【ニュースニュース】
●1.乙女高原メールマガジンのこの号は、2017年の草刈りボランティア送迎バスに申し込まれた方々にも配信しています。私には、ことの顛末を報告する義務があるからです。バスに申し込まれた方で、今後もメールマガジンの配信を希望される方は、ご面倒でも、このメールに返信してください。引き続き、配信します。

●2.草刈りボランティア史上初の「中止・延期」です。それでも大きな混乱なく事が運べたのは山梨市・山梨県の職員の方々のおかげです。延期した26日には44人の乙女高原ファンが集まり、楽しく作業できました。本文で詳しく報告しますね。→1

●3.今年度の草刈りボランティアの反省点(中止や延期の仕方も含めて)を、ぜひ、お寄せください。来年の草刈りボランティアに活かそうと思います。よろしくお願いします。

●4.次の大きな活動は、来年1月28日(日)の乙女高原フォーラムです。会場の準備をしたり、受付で資料を配ったり、アンケートを回収したり・・・というボランティア・スタッフが必要です。ぜひ、ご参画ください。当日は11時半に山梨市の「夢わーく山梨」に集合です。スタッフにはおいしいお弁当を用意します。立候補をよろしくお願いします→4

●5.今回で17回目となる「乙女高原フォーラム」。ゲストは都留文科大学の北垣憲仁さん。人の暮らしのすぐ近くにいる小さな哺乳類たちの研究者です。以前、NHKの「ダーウィンがきた」の「カワネズミ」の時にご出演なされたこともあります。乙女高原の小さな哺乳類(なかま)たちのお話をしていただきます。楽しみにしていてくださいね→4

●6.JR中央線・山梨市駅を降りてすぐのところにある「街の駅やまなし」
  http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/docs/yamanashi_02.html
ここで乙女高原の常設展示をしています。シーズン11「乙女高原フォーラムの歴史」です。今までに、どんなテーマでフォーラムを行ってきたのか、どんなゲストをお呼びしたのか・・・をポスターで紹介しています。お近くに来た際に、ぜひお立ち寄りください。
  http://blog.goo.ne.jp/otomefcact/d/20171125

●7.次回世話人会は12月14日(木)、今度の木曜です。午後7時30分、山梨市役所牧丘支所2階の第4会議室です。会員であれば、どなたでも参加できます。ぜひご参加ください。

●8.(再掲)「乙女高原フェロー」を目指しましょう!「乙女高原フェロー」とは・・・①「遊歩道づくり」「草刈り」「フォーラム」を含め、乙女高原ファンクラブの活動に参加したらカードにスタンプを押してもらいます。②スタンプが10個集まると、ステキな景品がもらえます。③カードは乙女高原の活動で無料でお配りしています・・・という制度です。景品は乙女高原フォーラムの席上でお渡しします。


●9.(再掲)10年目を迎えた神社の境内で自然観察と絵本の読み聞かせをする「おおぞらの下のおはなし会」。今度は12月10日(日)、午前10時から12時まで行います。自然観察はウエハラがコーディネートします。問い合わせ・申し込みは「おはなしのへや もも」
https://www.facebook.com/%E3%81%8A%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%97%E3%81%AE%E3%81%B8%E3%82%84-%E3%82%82%E3%82%82-304077006383131/
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1.【活動報告】 ●草刈りボランティア中止そして延期● 11月23日→26日

 それは11月20日から始まります。ぼくは「県民の日」の休みを使って、市役所、合同庁舎、街の駅、乙女高原、栄和交通・・・を駆け回って草刈りボランティアの準備をしていました。
 乙女高原手前の最後のヘアピンカーブに差しかかったときのことです。道が凍っているのです。道路脇に落ち葉が積もり、それがダムの役目をして側溝の水をせき止め、道路に流れ出て、それが凍ったことがわかります。冬用タイヤでなければスリップしてしまうかもしれません。
 3日後、草刈りボランティアに来た方がここで事故でも起こしたら大変です。帰りがけに、その辺に落ちていた棒っ切れで落ち葉を掻き出し、水の流れる道筋を付けました。水は順調に溝を流れ始めましたが、すぐにまた落ち葉が積もって、道に水が出そうです。
 仕方がないので、市の観光課や県の峡東林務事務所県有林課に電話をして、善処を求めました。

 そうしたら、市・県両者の職員の皆さんが、現地を確認し、シャベルで落ち葉を徹底的に掘り出し、側溝を確保したり、融雪剤を撒いたりという対応を取ってくださいました。
 そればかりでなく、前日である22日にも天候を確認するために現地まで行ってくださいました。そうしたら、雪が積もり始めていたそうです。雨ならともかく雪なので、実施の判断は当日の朝を待つ必要はありません。その日のうちに中止判断をしました。
 急いで思いつく先に電話をかけまくりました。また、家に帰ってからは、メールでお知らせしたり、ホームページに記載したり。中止するのは初体験なのですから、何か不備はないか、とても不安でした。その日の夜は、枕元にスマホを置いて寝ました。

 結局、朝になってもスマホは鳴りません。パソコンも開いてみましたが、何もメールはありません。ほっとしました。23日はおかげさまで(?)思わぬ安息日になりました。
 午後、いてもたってもいられず、短い時間でしたが、乙女高原に行ってきました。柳平から見る金峰山は真っ白でした。先日凍っていた道路は雨で濡れているだけでした。でも、「午前中から来ているよ」という塚田さんに聞いたら「来た時には道路脇に雪があったよ」とのことでした。

 今回、中止の原因は雪です。となると、降雪後の天候によって、延期して実施できるかどうか分かりません。雪が残っていたら、アウトです。そこで、24日に、これもまた市・県両者の職員の皆さんが現地確認に行ってくださいました。そして、「これなら26日は実施できそうだ」と判断し、連絡してくださいました。またまた急いで、「26日に草刈りボランティアを実施しますよ」という連絡をしまくりました。

 そうやって迎えた11月26日。朝8時ちょっと前にグリーンロッジ前に着いた時は、だれもいませんでした。チャンス!と思い、ブナじいさん直下の林道まで足を伸ばし、キッズボランティアのために用意したロープや「草を持ち帰らないでね」ラミネート看板を片づける作業をしました。
 ロッジに戻り、準備です。参加者に配るお茶や資料、軍手。杭からロープを外す時に使うマイナスドライバー、刈った草を集める熊手などを用意していたら、三々五々、スタッフが集まってくれました。8時半からスタッフ打ち合わせ。簡単な自己紹介をした後、スケジュール・仕事内容を確認し(パッカー車なし、豚汁なし、バスなし、開閉会式なし)、救急体制と救急医も確認しました。
 そして、すぐに受付開始。受付を済ませた方から作業を始めていただきました。
 今回、作業に優先順位を付けました。
①ロープ回収を最優先。回収したロープはロッジ庭に運び、巻き直して物置に入れる。
②次は、草の運び出し。遊歩道に横向きに敷いていく。厚み10センチ。それ以上にしない。
③今回、十分な刈り払い機は集まりそうもないので、持ってこれる方には持ってきていただきました。おかげさまで、結構な面積の草を刈ることができました。
④(キッズの看板やロープ回収)草原内の境界線用ビニール紐回収、ロッジのテーブル上の整理、物置の掃除と整理などはスタッフが行う。
 開会式がなく、来てもらったらすぐに作業開始だったので、結構、作業時間がありました。でも、いつもの年の1/5ほどの人数ですから、結構な運動量になりました。
 12時ちょうどに写真を撮りました。毎年、たくさんの人が写った記念写真が翌年のちらしになり、「ウォーリーを探せ」ゲームをするのが楽しみなのですが、来年は40人程度しか写ってない写真です。顔がしっかり写っていると思います。楽しみにしていてください。もちろん、カメラは乙女高原の写真屋さん古屋さんです。
 その後、全員でまあるく輪になって、全員で自己紹介をしました。参加者が少なかったからこそできたプログラムです。延期になった草刈りに参加してくださったのですから、貴重な人材です!おみやげセット(ポストカードや各種ちらし、地図などがセットになっている)と「出血大サービス!」のジュースと2本目のお茶を配って解散しました。
 後片付けをした後、都合のつく方は残って仲良くお弁当を食べました。参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

 乙女高原の草刈りが18年間も続いてきたのは人の力だなとしみじみ思います。
 今回、大きな混乱なく中止を決定し、延期された草刈りも無事終了できたのは、市や県の担当職員の皆さんの努力のたまものです。当たり前のことですが、担当者の皆さんの仕事は乙女高原だけではありません。様々な他の業務もあった(溜まっていた!?)でしょうに、乙女高原のことを優先していただき、本当にありがたいと思います。
 毎年、大勢の社員の皆さんが参加し、パッカー車まで貸していただいている田丸さんからは、最初、「延期となったら、その日は他で使うのでパッカー車は出せません」と言われたのですが、前日には「なんとか2台確保できました」という電話をいただきました。無理して都合してくださったんですね。パッカー車を持ってきていただいても、作業のための十分な参加人数は確保できそうもないので、丁重にお断りしました。お断りはしましたが、その気持ちがうれしかったです。
 雨宮さんは草刈り作業終了後も残って、百葉箱の屋根にペンキを塗ってくださいました。これでまた百葉箱の寿命が伸びました。ありがとうございました。

 皆さん、来年こそは11月23日に、乙女高原でお会いしましょうね。
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2.【活動報告】 ●乙女高原自然観察交流会● 12月2日(土)

※参加された山本さんがレポートを書いてくださいました。

 すっきりした青空が広がり、甲府盆地から富士山や南アルプスが良く見えている観察会日和でした。さすがにこの時期では花は終わっていて、林道のゲートも閉じているのではという懸念もありましたが、私の他に井上さん、岡崎さん、大江さんが道の駅に集まり。そこから大江さんの車1台で杣口林道を琴川ダムへと向かいました。

 この時期になると葉が落ちて木々の間を飛ぶ鳥の姿が目に入ってきます。林道の落ち葉をかき集めて軽トラに積んでいるご夫婦を見かけました。畑に入れて腐葉土として利用するのでしょうか。車中ではヤドリギの話などで盛り上がりながら柳平に到着、ゲートは開いたままなのでそのまま焼山峠へと向かうと、林道を散策している二人連れを見かけました。峠の駐車場には数台の車が止まっていて、すれ違ったお二人だけでなく小楢山登山に来ている人たちの車でしょう。
 塩平方面も乙女高原方面もゲートは開いたままで、ロッジまで車で行くことができました。駐車場には軽トラが2台止まっていて、車から出ると何やら機械的な音がしました。はたして草刈りイベントが延期になり、草刈り作業が少人数だったため刈り残してあったのを、峡東林務の手配だと思いますが、二人の作業員が刈り払い機で草刈りしてくれていました。

 よく晴れて風もなくそれほど寒さを感じません。刈り払い作業の邪魔にならないよう、ネズミの巣を探しながら富士山展望地まで登っていくことにしました。何個かネズミの巣らしきものを見つけることができした。また刈り残っている上の方の草地では、タネを見ながら花の同定を行いました。アキノキリンソウ、タムラソウ、ノハラアザミ、マルバダケブキ、ゴマナ、シラヤマギク、ハバヤマボクチ、オケラ、ノコギリソウ、ヤマハハコ、ウスユキソウといったキク科が多い中で、ツリガネニンジン、ノダケ、オミナエシ、シモツケ、チダケサシ、ヒメトラノオ、マツムシソウ、ヤマラッキョウ、リンドウ、アヤメ、ヤマオダマキ、トリカブト、ススキ、ヤマアワなども見られました。
 富士山展望地からは、7合目あたりにかかった雲海の上に冠雪した富士山が、またヨモギ頭からは木々の間に南アルプスや八ヶ岳がよく見えました。まだこの時期では柵の内外でササの葉の緑にあまり違いが見られませんでしたが、これから冬が進んでいけば柵外のササの葉はシカの食餌になってしまうのでしょう。
 レンゲツツジの群生地脇をアオナシの木のある場所へと下り、ツツジコースを観察しました。草刈りイベントではボランティアが手刈りするエリアなので、今年はそのままになっていて、背の高いハンゴンソウがススキよりも上にタネをつけていました。すでに刈り終えている草地に出ると再びネズミの巣を探しましたが、刈られたススキがそのまま横たわっているので見つけるのは困難でした。それでも巣らしきものを見つけることができました。

 ロッジに戻った時はすでに午後1時近くで、少し風も出てきていました。昼食をとってから車で乙女高原を後にして、湿地帯に立ち寄りました。先月の観察交流会でミヤマイボタの木にセミの頭らしきものが口吻を木に突き刺した状態で残っているものを見つけていたので、それがどうなっているかを見てみると同じ状態で残っていました。先月同じようなものを3個見つけましたが、今回もう1個見つけることができました。どうしてこんなことになってしまったのか不思議です。これもゾンビアリやゾンビバッタと同じく菌類が関与しているのではないかと勝手な想像をしてしまいました。花の時期には気づきませんでしたが、ミヤマイボタの木がたくさんあります。来年はセミの鳴く時期に立ち寄ってみたいと思いました。
 琴川ダム沿いの道路わきで間近に見ることができるヤドリギも2月に観察を始めてから継続観察しているので、今回もまた立ち寄りました。果肉が黄色みを帯びて透き通ってきており、光が当たって輝いていました。杣口近くの林道で花を見たアイズシモツケはどんな果実をつけているのだろうかとの話題も出て、それを観察してから道の駅に戻った時には午後3時になっていました。
 早めに戻れば笛吹川で水鳥の観察でもと考えていましたが、そのまま解散することにしました。
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3.【活動案内】 ●乙女高原自然観察交流会● 1月06日(土)

■月 日 2018年 1月6日(土) 
■集 合 午前9時 道の駅 はなかげの郷牧丘(国道140号沿い)
     乗り合わせて乙女高原に向かいます。
■持ち物 弁当,水筒,あとは観察用具。標高が高いので十分な防寒着を用意してください。
■参加費 無料。

  ■乙女高原観察交流会■
●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食、傷害保険などすべて自己責任となります。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。

●今後の予定
02/03土 9:00~ 乙女高原自然観察交流会⑪
03/03土 9:00~ 乙女高原自然観察交流会⑫----------------------------------------------------------------

4.【活動案内】 ●乙女高原フォーラム● 1月28日(日)

日 時 2018年1月28日(日) 午後1時~3時30分

 ※スタッフ集合は11時半です。
  スタッフにはお弁当を用意しますので,立候補される方は事前にご連絡ください。
 ※終了後、会場で講師を囲んでの茶話会をします。参加自由です。

場 所 夢わーく山梨 3階 大集会室
主 催 山梨市,山梨県,乙女高原ファンクラブ
定 員 ありません。どなたでも参加できます。事前申込み不要。
参加費 無 料

■フォーラムのテーマ
   「乙女高原、小さな哺乳類(なかま)たちの暮らしぶり」
 2016年の乙女高原草刈りボランティアの際、ススキ株の根元に小動物の巣らしきものがたくさん見つかり、その大きさや形から、日本最小のネズミ・カヤネズミの巣ではないかと思われました。もし本当なら、日本における最高標高地点での発見です。巣の形態を調べたり、見つけた糞のDNA分析をしたり、草原にわなを仕掛けて実際にネズミを捕獲してみたり、本やネットで調べたりして、なんとかそれを確かめようとしています。
 乙女高原にカヤネズミが本当にいるかどうかはまだはっきりしませんが、確かめる過程で判ったことは「ネズミなど乙女高原に暮らす小さな哺乳類たちの暮らしぶりについて、私たちはなにも知らない・情報もない」という現実です。今回は観察を通して小さな哺乳類たちの暮らしぶりを研究されてきた北垣さんをゲストにお迎えし、小さな哺乳類たちの暮らしぶりや、その観察方法についてお話を聞き、今後の乙女高原の活動に活かしたいと思います。

■ゲスト 北垣 憲仁さん
きたがき けんじさん。都留文科大学特任教授(動物行動学)。カワネズミやカヤネズミなど身近な小型哺乳類の暮らしぶりを野外での観察をとおして研究している。著書に『カワネズミの谷』(フレーベル館)や『小学館の図鑑NEO・動物』(分担執筆・小学館)などがある。ファンクラブとの関わりは,乙女高原案内人養成講座の講師をお願いしたり,乙女高原案内人キャンプにお招きしたり。フォーラムのゲストは2006年(第5回)以来2回目。 
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