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 乙女高原ファンクラブ 公認
乙女高原メールマガジン第457号 2021.7.17.
 発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町)
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  ▲▼▲ もくじ ▼▲▼
NEW! 0.【ニュースニュース】
NEW! 1.【観察報告】7月11日の乙女高原   07月11日
    2.【活動案内】マルハナバチ調べ隊~盛夏編 08月07日
    ■乙女高原観察交流会
    ■「街の駅やまなし」乙女高原展
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0.【ニュースニュース】

●1.山梨県では梅雨が明けました。いよいよ乙女高原の季節です。乙女高原の気温を1時間ごとに計り始めて12年になりますが、今まで乙女高原の気温が30℃を超えたことはありません。甲府盆地が猛暑の日にも・・・です。ぜひ涼しくて、たくさんの花・木・虫・鳥・獣・・・が迎えてくれる乙女高原においでください。そのときそのときの乙女高原の自然情報(どんな花が咲いているかなど)については、乙女高原ファンクラブのトップページを参照してください【乙女高原自然情報】。
http://fruits.jp/~otomefc/

●2.今回のメールマガジンに「オマケ」をつけました。QRコードの付いたちらしです。乙女高原の自然などについて調べものをしたいときに役立つシートです。ご活用ください。
 なお、どうも乙女高原で通じるスマホ・ケイタイ電話の電波は3Gまでで、4Gは届いてないようです。スマホが古くなったので替えたら乙女高原で通じなくなってしまい、何度も販売店に足を運んで質問したのですが、そういうことのようです。乙女湖の近く、塩平の少し上まで下ると、4Gでも通じるようになりました。

●3.7月24日(土)から乙女高原案内人による乙女高原案内活動が始まります。案内人の皆さんばかりでなく、興味のある方はぜひご参加ください。7/24・25の土・日、7/26・8/1の土・日、8/7・8の土・日・・・の計6日間です。時間は10時から15時までを想定していますが、ご自分の都合のよい日、都合のよい時間で結構です。
 ロッジ内にテーブルやいす、説明用ピクチャーカード(紙芝居)や配布用フィールドガイドのパンフレットなどを用意しておきますのでご活用ください。お茶ペットボトルや塩分補給タブレットもあります。飲んだり食べたりして熱中症対策にお努めください。なお、ロッジの鍵の開け方については、事務局にお尋ねください(このメールに返信で大丈夫です)。

●4. 7月24日(土)には、遊歩道の草刈りを行います。9時集合ですが、暑い時期なので、もっと早くから始めてくださっても結構です。雨天の場合は翌日に順延します。刈り払い機でも手刈りの鎌でも結構です。手刈りの場合、鎌はファンクラブで用意します。保険に加入しました。保険は1か月有効なので、8月23日までに遊歩道の草刈りをするようでしたら、万が一、けがをしても保険金が出ます。ご承知おきください。

●5.8月7日は今年2回目のマルハナバチ調べ隊です。初夏の第1回はたくさんの子どもたちの参加があり、とてもにぎやかで楽しいものになりました。きっとこの日はたくさんのマルハナバチが迎えてくれると思います。ぜひ、ご参加ください→2

●6. (再掲)9月3日(金)に、笛川小学校5年生の乙女高原自然学習が予定されています。この活動にボランティアでご参加・お手伝いしてくださる方を募っています。笛川小学校は乙女高原を学区に持つ小学校で、毎年、5年生が総合的な学習で乙女高原について調べたりしています。午前中のみです。また、雨の場合は7日(火)となります。

●7.9月29日(水)、11:00すぎから1時間程度、乙女高原のガイドをしてくれないか・・・という団体からのリクエストがありました。10名ほどの団体だそうです。ご都合の付く方は事務局までお知らせください。「お弁当はこちらで用意します」とのことです。

●8.乙女高原とは関係ありませんが・・・、7月31日~9月29日まで、山梨市立図書館にて「ちかく探検」の展示が行われます。「リッス」さんの生きものの絵と「ウエちゃん(=ウエハラ)」の解説、実物展示や絵本の展示など立体的な展示です。お近くに来られた折りには、ぜひお立ち寄りください。なお、8月22日(日)10:30-11:30には「ウエちゃん&リッスのギャラリートークショー」も予定しています。問い合わせ先は山梨市立図書館0553-22-9600  lib@city.yamanashi.lg.jp

●9.これも乙女高原とは関係ありませんが・・・、8 月4日(水)19:30-20:30、笛吹市春日居町の山梨岡神社境内で「おおぞらの下のおはなし会~夏の夜の虫たち」が行われます。いつもの「おはなし会」は境内の自然観察と絵本の読み聞かせがセットで行われるのですが、今回はコロナ対策のため、自然観察重視の短時間バージョンです。ウエハラが境内の自然観察ガイドを務めます。問い合わせは「おはなしのへや もも」馬場さん080-5046-9436まで。

●10.次回の乙女高原連絡会議・乙女高原ファンクラブ世話人会は9月に開催する予定です。
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1.【観察報告】●7月11日の乙女高原●

 この日、乙女高原に行ったのには2つの目的がありました。一つは、新しく買った充電式の刈り払い機の試運転。もう一つは1週間前に雨天中止した谷地坊主の身体測定です。午後から天気が悪くなりそうだったし、できるだけ午前中の涼しい時間帯に行きたかったので、起き抜けで行きました。
 林道ではもうノリウツギの白い花が咲き始めていました。鼻の高いアジサイ・・・といった感じのノリウツギの花は、最近話題の「富士山アジサイ(ピラミッドアジサイともいうらしい)」に引けを取らず清楚で美しいと、ぼくは思います。
 このところの雨でヤマアカガエルの産卵期には干上がっていた「カエル池」が水を満々とたたえていました。地下の不透水槽の穴がふさがれ、このまま水が溜まっているといいのですが。
 林道脇にヨウシュヤマゴボウが目だって増えてきた印象があります。まとまって生えているというより、点々と神出鬼没に生えている感じです。鳥たちがたねを運んだ結果だと思います。

 草原に着きました。さっそく刈り払い機の準備。去年はいろいろな行事がコロナのため中止や縮小に追い込まれ、その分お金に少し余裕があったので、買うことができました。
 バッテリーを機械に取り付け、草刈りを始めました。軽くて、静かで、振動もなく、とても快適でした。エンジン式の刈り払い機と比べパワーも負けていません。唯一の欠点はバッテリー2つで1時間弱しか作業ができないことでしたが、それも「無理せず、長時間の労働は避けなさい」という「天からのお告げ」だと解釈すれば、問題ありません。下の(アスファルトの)駐車場から遊歩道入り口までと、谷地坊主の広場までの草刈りを済ますことができました。

 次に谷地坊主の身体検査です。天然記念物に指定されているところとは違う湿地で、調査用の谷地坊主5つを選び、タグをつけています。2016年から、この5つの谷地坊主の大きさを年に一度、計測して記録しています。本来ならば「谷地坊主の観察会」の一環としておこけなう予定だったのですが、雨のために中止となってしまいましたので、今日、一人で行うことにしました。
 使うのは園芸用のポール4本と2mまで測れる折り尺、それに記録用紙です。
 番号の書かれたタグの付いた谷地坊主を見つけ、まずは写真に撮り、スケッチします。
 そしたら、葉が一番広がっているのはどこかを見極め、葉が自然な状態で広がっている一番外にポールを刺し、その反対側の一番外にもポールを刺します。2本のポールを結んだ線と直角になるような線をイメージし、その両側の一番外側にもポールを刺します。この2つの線の長さを測れば、この谷地坊主の「なわばりのたてとよこの幅」がわかります。
 次に葉が一番高くなっているところの高さを測ります。
 今度は谷地坊主本体(頭に当たる部分)の幅と高さを同じようにして測ります。
 最後に、どんな植物が生えているか、どんな生き物がいるかを調べて記録します。
 これで、一つの谷地坊主の「身体検査」が終了です。次の谷地坊主を同じようにして「検査」していきます。
 7年目の調査になりますが、毎年の「変動」が大きく、「谷地坊主がこのように成長している」と確実に言えないのが現状です。とはいえ、おもしろいことも経験しました。流れの中に「半島」のようにあった№5の谷地坊主が途中崩れてしまい、行方不明になってしまったのです(正確にいうと、№5のタグが行方不明になってしまい、どれが№5谷地坊主か分からなくなってしまった。もしかすると、流されてしまったかもしれない。流れの中に残っているのがそれらしいので、一応、それを№5?として継続記録している)。
 調査の途中、カラマツ林の地面でミヤマカラマツやイチヤクソウのかわいい花を見ることができました。

 これで今日のノルマは果たしたので、じっくり休み、お昼を食べた後、草原内を歩き回りました。
 夏の主役たちが蕾を用意していました。オオバギボウシ、ウスユキソウ、オミナエシ、シモツケソウ、ノコギリソウ、ワレモコウ、コオニユリ、ノハラアザミなどなど。
 ノアザミ、キンバイソウ、シモツケ、タチフウロ、カラマツソウ、ハナチダケサシなどはすでに咲き始めていました。
 草原にはカッコウやホトトギス、ウグイスやホオジロ、ビンズイやイカルの声がよく響いています。森に入ると、キビタキの声が聞こえます。エゾハルゼミの合唱もまだ聞こえていました。コエゾゼミと置き換わるのはいつでしょうか。ノスリがよく通る声で鳴きながら上空を北へと飛んでいきました。
 ワレモコウの葉を巻いているオトシブミ(類)の姿を初めてみました。小さなオトシブミです。写真に撮りたかったのですが、小さすぎてピントがうまく合わせられず、撮ることができませんでした。残念です。今年もオトトラフコガネに出会えました。毎年、この時期に出会いますが、デザインが歌舞伎役者を彷彿とさせ、日本的でかっこいいです。ヒゲナガオトシブミがちょうど葉を巻いているところに遭遇しました。風で葉がゆらゆらとひっきりなしに動いています。このままでは写真に撮れないので、葉をそっとつまんで動かないようにしようとした瞬間、落ちてしまいました。風で揺れている葉と、アブナイ人がつまんで振動した葉と、どのようにしてこの小さな虫が感じ分けているのか不思議でした。

 帰りに湿地にも寄ってみました。サワギクの控えめな黄色い花が満開でした。バイケイソウの花はまだこれからです。イボタノキの白い花がきれいです。地面を見ると、ミゾホオズキの黄色いラッパのような花が咲いていました。ヨツメトビケラがハタハタと飛んでいます。たいしたスピードではないのですが、ずっと飛び続けているのがすごいです。
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2.【活動案内】●マルハナバチ調べ隊~盛夏編● 08月07日(土)

■日 時 8月7日(土) 雨天中止 午前10時から午後2時半くらいまで
■集 合 乙女高原グリーンロッジ
■持ち物 弁当,水筒,筆記用具,時計(腕時計や携帯電話の時計で十分です)
■参加費 無料。
■内 容 午前中は調査の説明とラインセンサス調査。午後はまちぶせ調査。
■問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)

※行事災害保険にはファンクラブで加入しています。

  【今年度のマルハナバチ調べ隊】
済 初夏編 06月27日(日) 雨天中止 午前10時から午後2時半くらいまで
次 盛夏編 08月07日(土) 雨天中止 午前10時から午後2時半くらいまで
  初秋編 09月04日(土) 雨天中止 午前10時から午後2時半くらいまで

※時間やプログラムは3回とも同じです。

※乙女高原ファンクラブでは年に3回ずつマルハナバチ調べ隊を行っています。
 初夏編 女王バチが見られる…かも
 盛夏編 たくさんの働きバチ
 初秋編 超レアなオスバチが見られる…かも
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  ■乙女高原観察交流会■

●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食、傷害保険などすべて自己責任となります。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。

※今年度の予定

済①04月03日(土)集合:09:00・道の駅  兼:ヤマアカガエル産卵調査
済②05月16日(日)集合:13:00・乙女高原 兼:スミレ観察会(中止)
済③06月05日(土)集合:08:30・道の駅  兼:黄色いスミレ観察会
済④07月03日(土)集合:10:00・乙女高原 兼:谷地坊主観察会 ※大雨のため中止
次⑤08月07日(土)集合:10:00・乙女高原 兼:マルハナバチ調べ隊
 ⑥09月04日(土)集合:10:00・乙女高原 兼:マルハナバチ調べ隊
 ⑦10月02日(土)集合:09:00・道の駅
 ⑧11月06日(土)集合:09:00・道の駅  兼:草刈り準備
 ⑨12月04日(土)集合:09:00・道の駅
【2022年】
 ⑩01月08日(土)集合:09:00・道の駅
 ⑪02月05日(土)集合:09:00・道の駅
 ⑫03月05日(土)集合:09:00・道の駅
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  ■「街の駅やまなし」乙女高原展■

●中央線山梨市駅すぐ北(北口から出て、すぐの信号を渡り、北に向かって歩いてください。郵便局の北です)の「街の駅やまなし」には常設の乙女高原コーナーがあります。
https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/docs/yamanashi_02.html

●今はシーズン26「乙女高原の草花」の展示をしています。乙女高原で春から秋に見られる代表的な草花18種類のパネルを展示しています。
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