平成12年3月より、父の後、秋元医院を開設して、今年(令和6年)で、25年になります。父は昭和50年7月より開業いたしておりましたので、49年の間、山梨市で開業させていただいております。いままで、支えていただいた、患者さん、看護師さん、事務員さん、他、職員の皆様方、業者の皆様、多くの方々に感謝致します。
祖父は、戦前より東京の中央区入船町で開業しておりました。
今でも、寒い、風の強い日でも、マントを羽織り、自転車に乗って、往診に向かう姿を思い出します。
私も、皆様に少しでも恩返しできるよう、初心に帰り、一人一人の患者さんを大切に、診察させて頂きたいと思います。
発熱外来を行っていますと、新型コロナウイルス感染症の患者さんが、7月頃より、非常に増えてきています。
かつての流行期に比べますと、5類になったこともあり、症状は軽くなっておりますが、人によっては、感染後に正常であった、インスリン分泌能が、突然、全く機能しなくなり、インスリン治療を行っている患者さん。感染後に脳梗塞を発生し、お亡くなりになった患者さん。半年たっても、様々な後遺症に悩まれている方々が、いらっしゃいます。新型コロナウイルス感染症には、まだまだ、不明なことがたくさんあります。油断せずに、感染対策をお続け頂きたいと思います。