白髪
角閃石類と言われる内包物が、右に左に方向性を持って、入っている。
右脇に出っ張っているのは、この内包物ではなく、小さな水晶であるが
その延長上にある濃い模様は、内包物の濃い部分だ。
白髪状の針は非常に長くて、水晶本体を横切るくらい。
その斜めの角度に、どことなく、ある法則性を感じる。
左の欠損部分は、他の結晶との接触面であるが、
これがなかったら、もっとずっと美しい石のはずで、ちょっと残念である。
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山梨県水晶峠産