一番行きたかった場所


雨塚山の紫水晶。
石を集め始めた頃、どうしても欲しくて買った一本。
その頃には、すでに絶産となっていたので、店でも高いグレードの物を購入した。
今まで購入した中でも、一番高い買い物であったが、正解だったと思っている。
水晶としては大きくないこのサイズでも、最近ではほとんど見かける事がなくなった。
外国産であれば、もっとずっと大きく美しい紫水晶を購入出来るが、
やっぱり、国産で一番という呼び名の高い雨塚山がなければ、コレクションもどこか寂しく思えるだろう。

バックが白でなければ、もっと紫が濃く見える。
中央やや上辺りの内部に不均一な場所があり、その上はあまり色は乗ってはいない。
また、写真で分かる様に、下部の色も不均一である。
しかし、十分に照りがあり形も良く、ケースの中でもひときわ目を惹く美しい一本である。
☆☆☆宮城県雨塚山産