窓
ほとんどの錐面に触像の窓の開いた煙水晶。
窓の様子は、水たまりに出来た氷が、
踏まれて穴が開いた後に、また氷が張った後の様な、独特の雰囲気がある。
錐面の中央から溶けたらしく、表面の角には変化はなく、内部で空間が大きく広がっている。
しかし左の錐面の表面には窓は開いてなく、下の柱面の端から酸が入ったらしい。
それにしても、なんとも不思議な表情をしている。
柱面にも触像は広がり、下部はクラックが入って折れていたから繋ぎ合わせている。
頭部の透明度と照りは、初めて沢産の証。
★★★★★甲府市黒平産