装飾



記憶や記念は、人生の装飾だと思う。


連休が終わって、メモリアルデイに貰ったアレンジメントフラワーだけが、机の上に残された。
思い起こす事の出来ない、多くの歳月が過ぎたものだ。

人は記念碑という名の石を建てる風習を持つが、それは歴史への装飾品かも知れない。
私も採集した石を立てる。
すべてが結晶面なので、多少の工夫をする。
これもまたある意味、記念碑である。

装飾は、本質的な何かに対しての飾りであるが
時に、装飾の方が本質なのではないか、と思う時がある。
いかに美しく飾るかが、大切なのではないかと。

★★★★★★ 山梨県水 晶峠産