陽の中で 1
採集直後の写真。
水晶を見て一番感動が大きいのは、出会いの瞬間であろう。
まずは、その大きさに衝撃を受ける、(オワォッ!)
頭がある事を確かめる、 (ヨシッ!)
透明度を見る、 (オッケイッ!)
その全てを一瞬でやって
泥は軽く拭いて、その瞬間の感動の気持ちを一緒に落とさない様に注意する。
そして、周囲を見渡して、撮影のために太陽の照るところや、平らな場所を探す。
落ち葉を敷くと、大きさの見当もついて、臨場感も出る。
写真を撮った後は、わりとすぐに袋にしまう。
産地で長々と見る事はしない。
時間がもったいないのだ。
家で出来ることは家でやろうと思っている。
記録によると、この日の採集量は、ポイントでの過去最少だった様だ。
それは経験則にも当てはまる。
大きな石はヒョッコリと出る事が多い。
周りの石英分を寄せ集めて、一つだけで大きく成長したからなのだろうと考えている。
だから、出ないから諦めるのか、それとも逆に粘るか。
いつもいつも、悩む。