楽しい思い出
「装飾」にあるツインの両頭、ツインツインという愛称を付けている石が出た直後の様子。
中央の白っぽい場所から出た、と思っているが、採集直後の興奮や写真撮影、動揺の収まった後に
掘りを再開してからは、この白っぽい部分からは水晶は一本も出て来なかった事から、
本当にここから出たのだろうかと、自分でも危ぶんだ記録になっている。
この産地でツインの話を聞いた事はなく、そうでなくてもツインは非常に珍しい石であり
そのツインが両頭となってある事から、手にして嬉しいというよりも、
こんな石が出てどうしよう?と、動揺の方がずっと大きかった。
紛失したり、接合面で割ったり、傷つけたりするのを恐れて、どうやって持ち帰ろうかとしばし思案したが
持っていたフィルムケースの事を思いついて、ティッシュに包んで入れたらピッタリ。
そこでやっと一安心はしたのだが、今度は帰路でも、
フィルムケースを仕舞っているリュックのポケットのチャックが開いていないか不安で
何回も立ち止まってリュックを下ろしては、その存在を確かめた。
笑ってしまうくらい小心なのである。
ポイントでは、ガラ系携帯でもドコモの電波がかろうじて拾えたので
友人に「メッチャヤバイの出た!」というメッセージを送ってみたら、割に早く反応があった。
でも、すぐに石の仔細を話すのはもったいないと思ったので、考えて、
帰路の道すがら、クイズ形式で報告をする事にした。
その1問目は
「頭は幾つあるでしょうか? 1 2 3 4個の中から答えましょう。」
2問目は色合い、3問目は大きさに関してだったが、産地からわざわざ報告してくるほどの石にしては、
あまりにも小さく色も乗っていなかったからだろう、3問とも不正解だった。
帰宅後に最後のサプライズとして写真を送信したら、
「うおーなんとツインですか? これ何て言うのでしょう? 両頭のツイン? がせんもえましたー〓〓〓〓 」
楽しい思い出である。