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   乙女高原ファンクラブ 公認

 乙女高原メールマガジン 第185号 2007.3.31.
発行者:植原 彰 (乙女高原のある山梨市牧丘町在住)
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  ▲▼ も く じ ▼▲
NEW! 0.【ニュースニュース】
NEW! 1.【観察報告】3月31日の乙女高原
   2.【イベント案内】第8回遊歩道作り 5月13日(日)
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  0.【ニュースニュース】
●1.山梨市の環境基本計画のパブリックコメントの結果が山梨市のホームページに掲載されています。
http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/public_comments/kankyo_kekka.pdf
 行政が重要施策を策定する時には,まず原案を作り,原案を公開し,市民からの意見を募集して,それを参考にしながら最終的なものに練り上げていく・・・という過程を踏みます。この中の「市民からの意見を募集して・・・」というのがパブリックコメントです。市民が政治に直接関与できるチャンスなのですが,この制度にぼくら自身が慣れていないし,原案を読み解くのがなかなかたいへん(時間的にも能力的にも)ということもあって,市のホームページのパブリックコメント欄を見ると,中には「市民からの意見はありませんでした」なんて項目もありました。さて,ぼくも市の環境基本計画に関するパブリックコメントを提出しました。ホームページを見ると,それに担当者がていねいに答えているのがわかりますが,中にはまだ対応が不十分と思われる項目もあります。皆さんも機会があったら,ぜひ,パブリックコメントで自分の意見をちゃんと述べてくださいね。

●2.乙女高原に行ったらびっくり。すごいですよ,イノシシが地面を掘った跡。まるで,ブルドーザーがめちゃくちゃに働いたみたいです。今までは,地面の掘り返しを見ても,「たぶん間違いなくイノシシだろう」くらいの言い方しかできませんでしたが,今回は動かぬ証拠をつかみました。→2

●3.乙女高原ファンクラブの会報「乙女高原が好き!」の発送作業を進めています。今回の会報は普通会員にもサポーター会員にも(つまり会全員に)お送りします。ファンクラブの会員は現在519人です。会報を印刷して(会報やちらしの印刷は,山梨市社会福祉協議会の印刷機をお借りして行っています),封筒に詰めるだけでもすごい作業量です。今回は会員の竹居さんに封筒詰め作業をお願いしました。 また,送料だってばかになりません。毎年,年に1回,郵便振替用紙を同封しています。できれば,ご寄付をお願いします。

●4.(再掲)次回世話人会は4月18日(水)午後7時半から9時までの予定で,牧丘町総合会館で行います。世話人でなくても参加自由です。ぜひ,おいでください。

●5.(再掲)案内人養成講座の報告書『乙女高原案内人・誕生と成長の記録』(A4判,188ページ。1冊1000円)は通販もしています。会報と一緒にお送りする郵便振替用紙をご活用ください。詳しくは・・・
http://www.kcnet.ne.jp/~otomefc/annaininreport.html
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  1.【観察報告】
●3月31日の乙女高原● イノシシすごい

 杣口(そまぐち)林道を登っていくと,キブシやダンコウバイの花がモノトーンの林にちょっとした彩りを添えていました。写真に撮ろうと車を降りると,ミソサザイやコガラの春の歌がBGMです。曇り空だというのに,気分が晴れ晴れしてきました。
 柳平のトンネルの手前で,ようやく残雪を見ることができました。乙女湖(琴川ダムのダム湖の名前)も半分,氷が解けていました。
 途中,たくさんの小鳥が地面に降りているのを見かけ,立ち止まってじっと見ていたら,ベニマシコの30羽ほどの群でした。雪解けが進んだ地面に降りて,さかんに何かをついばんでいました。

 草原に着きました。雪はところどころにしか残っていません。今日は湿地コースを歩いてテンの糞を拾うのが目的です。準備をして,遊歩道を歩き始めました。もう道に雪は残っていないので,糞もすぐに見つかりました。最初の7個なんて,ほんとうに狭い範囲にかたまってある感じでした。でも,古さといい,色といい,材質感といい,かなり違います。写真を撮り,地図に場所を落とし,メモを書き,そして,採取します。糞が多いとやりがいも大きくなりますが,あまりに多いと,ため息が多くなります。今回は18箇所で糞が見つかりました。

 味噌色をしたミソサザイは渓流の小さな小さな鳥です。軽い個体だと500円玉ほどの重さしかありません。糞の写真を撮っていたら,すぐ目の前の切り株の上に止まりました。相手を驚かせないように,動かないでジッと見ていました。短い尾羽をピンと立て,胸も張って,本当に誇らしげです。そのうち,ハイスピードで屈伸運動を始めたので,思わず笑いそうになりました。

 歩き始めの気温は7度でしたが,どんどん寒くなっているように感じます。手袋をしないと,手が動かなくなりそうです。イワヒバリという,夏になると高い山の山頂近くまでいかないとお目にかかれない鳥の鳴き声が何箇所かでしていました。ミヤマホオジロの4羽の群にも遭遇しました。

 さて,2時間ほどの糞ハイキングを終わらせ,草原に戻ってきて,昼食にしました。カップうどんを持ってきて正解でした。体が温まります。パンも食べ,食後にコーヒーを飲んで,また体を温めました。

 午後からは草原の中を歩きました。ところどころ黒々とした土が見えています。近づいてみると,どうもイノシシが地面をほじくりかえした跡のようです。「それにしても,よくもこんなに深く掘れるもんだなあ」と試しに素手で地面を掘ってみました。意外と柔らかく,どんどん掘れてしまいます。冬に歩いたときには地面の中が凍っているのか歩くとコンクリートの上を歩いているような感じがしましたが,雪解けが進むと夏以上に土がゆるくなるのでしょうか。
 掘られた跡をよく見ると,これだけ広い面積を掘り返しているのに,草花の根や地下茎の姿がありません。そういったものを食べているのかなーと思いました。

 森のコースを歩いていたら,途中でついに見つけてしまいました。イノシシの糞。一つの塊が親指の先くらいの大きさで,そいつが21個,4メートルの直線状に並んでいました。きっと歩きながら出したんでしょうね。
 山名板とベンチがあるところ(富士山がきれいに見えるところ)に行って,びっくり。小学校の教室くらいの広さがほじくり返されていました。そして,その横に立派なイノシシのうんち。もう笑っちゃいました。だって,凸が5つ重なったような形をしていて,長さが13センチもあるんですよ。アニメの魚の背骨みたんな感じ・・・というと伝わるでしょうか? いったいどんな肛門の形だと,こんな形のうんちが生
まれるのでしょうか。あるいは腸にヒミツがあるのでしょうか。

 さらに,草原のてっぺんから少し下ったところで,やはり広く地面が掘り返されているところがあり,そこにも動かぬ証拠の糞が2箇所に。それぞれの大きさがかなり違うので,違う個体だろうと思いました(つまり,単独ではなく,群で来ている可能性があります)。

 今までも草原内に掘り返し跡が見つかり,十中八九イノシシだろうと踏んでいたのですが,今回,初めて動かぬ証拠を見つけることができました。短くて細い足の持ち主である(つまり,雪に弱い)イノシシがこんなに闊歩しているということは,やっぱり乙女高原の雪が少なくなっている確実な証拠だと思いました。
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 2.【イベント案内】
●第8回 遊歩道づくり● 5月13日(日)

■時間 午前9時30分から午後2時までの予定(雨天の場合は?未定)
■集合 乙女高原グリーンロッジ前
■服装 作業ができるかっこう。また,寒くなるかもしれないので,防寒着。
■持ち物 べんとう,飲物,軍手。ある人はかけや,なた,のこぎり,ナイフ。
■内容 古い杭を新しいものに替える。杭にロープを張る。草原内のゴミ拾いをする。など。お子さんも活躍できます。

※遊歩道作り終了後,乙女高原案内人の会主催の勉強会が行われます。乙女高原の自然をみんなで楽しく勉強する会です。
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