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    乙女高原ファンクラブ 公認
 乙女高原メールマガジン 第336号
 2015.12.17.
 発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町)
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  ▲▼ もくじ ▼▲
NEW! 0.【ニュースニュース】
NEW! 1.【活動報告】乙女高原観察交流会(12/5)
NEW! 2.【活動案内】乙女高原観察交流会(2016/1/9)
    3.【活動案内】乙女高原フォーラム(2016/1/31)
    4.【活動案内】ファンクラブ総会(2016/3/13)
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0.【ニュースニュース】

●1.びっくりしました。乙女高原フォーラムのちょうどその日(1月31日(日)、同じ会場で、午前10時半から、環境活動家・作家として有名なC.W.ニコルさんの講演会が行われるそうです。電話による申し込みが必要だそうです(山梨市観光商工課観光企画担当0553-22-1111(代)。
ニコルさんはアフリカの国立公園レンジャーなど「世界をまたにかけての」活動をしてきました。そして、長野の黒姫山に移り住み、活動フィールドをニコルさんのふるさとの地名である「アファンの森」と名付け、保全活動をしています。午前中ニコルさんの話を聞いて、午後からいがりさんのスミレの話を聞く・・・なんと贅沢な1日でしょう!

●2.もうひとつ,うれしい企画です。フォーラム終了後、いつものように会場でいがりさんを囲んでの茶話会をしますが,その2次会(!) もします。簡単にいうと,懇親会・食事会・飲み会です。新年会を兼ねた肩の張らない、ざっくばらんな会にしたいですね。会場は山梨市の駅前の飲み屋さんを予定しています。こちらもぜひご参加ください。人数が多少違っても構わないと思いますが、とりあえず「○○人で」と予約しなければならないので,参加予定の方は今年中くらいにご連絡ください。くれぐれも「飲んだら乗るな」は徹底してくださいね。

●3.来年1月31日(日)開催の乙女高原フォーラムのスタッフに、ぜひ立候補してください。受付・会場設営・アンケート回収・パソコンとプロジェクターの調整などの仕事があります。フォーラムは13時からですが,スタッフは11時30分集合です。お昼にお弁当をお出ししますので(注文数を連絡しなければならないので),事前にご連絡ください。
・・・ということで、この日は最長だと、午前中ニコルさんのお話を聞く→フォーラムのスタッフ→フォーラムに参加→茶話会→食事会・・・と1日がかりになります。あくまで「最長」ですが。

●4.乙女高原の自然を仲間と一緒に観察し,交流しよう」という乙女高原観察交流会の次回は1月9日(土)です。9時に牧丘の道の駅集合です。もう林道は冬季閉鎖中なので,現地集合はありません。雪の状況によっては、かなり歩くかも・・・。それでも、冬の自然観察はとても魅力的ですよ。晴れていても、雪が降っていても。

●5.(再)来年3月13日(日)午後2時に予定されていた総会ですが,諸事情により、開始時刻を午後ではなく、午前10時に変更します。10時からです。終了は12時の予定です。今年は世話人改選の年ではありませんが、「乙女高原を保全するために一肌脱ごう!」という思いをお持ちの方は、ぜひご連絡ください。

●6.次回世話人会は来年1月21日(木)午後7時半から牧丘総合会館です。ファンクラブの会員であれば,どなたでも参加できます。ぜひどうぞ。

●7.急な話で申し訳ありませんが,次の日曜日(12月20日・日曜)10時から12時、笛吹市春日居町の山梨岡神社(春日居中学校の国道を挟んで反対側)で、自然観察と絵本の読み聞かせのコラボ企画「おおぞらの下のおはなし会」が行われます。テーマは「むしたちのクリスマス」。どんな観察会になるのかお楽しみ。
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1.【活動報告】●第1回乙女高原観察交流会●12月5日

午前9時に牧丘の道の駅「花かげのさと まきおか」に集まったのは4人。山本さん、井上さん、鈴木さん、そして植原。簡単な自己紹介と説明のあと、さっそく植原の車で出発しました。乙女高原の活動というと、ほとんどが現地集合です。でも、このように「ふもと」で集合し、乗り合わせで現地に向かうのもいいなと思いました。車中で情報交換できるし,なにより乙女高原に着くまでの間も観察できるからです。「現地」までも、たくさんの観察ポイントがあるんですよ。

●集合場所
・中牧神社 牧丘地区で唯一の重要文化財。本殿の檜皮葺の屋根のラインがきれい
・杣口地区 杣は「木を植え付け育て、材木をとる山」のこと。その入り口に位置する集落
・ここには樵(きこり)神社や大木神社という、木に関連した名前の神社がある
・金桜神社 修験道の聖地・金峰山の里宮。ちなみに金峰山への登山道は9筋あった。

●旧杣口林道
・川もないのに1年じゅう枯れない泉
・サワラの学術参考林
・原石山の、山を削った跡
・姥栃の水場

●柳平
・琴川ダム=乙女湖
・柳平 開拓集落。今は2世帯が住んでいる。休校中の牧丘第一小学校柳平分校がある。

●焼山峠→小楢山林道
・鳥獣慰霊碑がある そこには水場が。
・ダムを作ったときの土捨て場があり、そこに乙女高原の刈り草を運び入れている。
・湿地には絶滅危惧の植物を保全するために、土捨て場を往復するトラックが砂塵をまき散らさないようにビニールハウスのトンネルが作られた。
・反面,沢に石を敷いて、人工的な川にし、ここに「親水公園」を作った。絶滅危惧種はいなくなるし、タゴガエルも大迷惑だった(そもそも、標高1500mの焼山に、だれが「親水」しに来るの?!)
・展望台から奥秩父の山々がよく見える。

 いっぱい寄り道をしながら、ようやく乙女高原に到着。
 ロッジの庭にテントが張ってあったり、大型の車が来ていたりしてびっくりした。
 さっそく歩き始めた。シカ柵の中に入る。枯れ草ばかり。フユノハナワラビの緑が目立つ。
 展望台で富士山を見た後、ブナ祖父さんに挨拶にいった。実の殻がいっぱい落ちていた。
 谷地坊主を見たりして、乙女高原を一回りし,お昼にした。
 午後からは湿地のほうを歩き回った。
 ところどころ、まるで大きな円形脱毛症といった感じで、ササが白っぽく枯れていたのが気になった。ササの枯れ野はどんどん広がるのだろうか。枯れているササをよく見ると,必ず黒っぽい斑点が付いている。カビの仲間か?それとも病原菌??

 次回の予定日を決めて、解散しました。
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2.【参加募集】●第2回 乙女高原観察交流会●

2016年 1月9日(土)
 ・9時 道の駅「花かげの郷 まきおか」に集合→相乗りで乙女高原へ

●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食、傷害保険などすべて自己責任となります。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。
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3.再掲【活動紹介】 ●乙女高原フォーラム● 2016年1月31日(日)

日 時 2016年1月31日(日) 午後1時~3時30分

※スタッフ集合は11時半です。
 スタッフにはお弁当を用意しますので,立候補される方は事前にご連絡ください。
※終了後、会場で講師を囲んでの茶話会をします。参加自由です。
 また、その後、山梨駅前で「肩肘の張らない」懇親会(=食事会=飲み会)を行います。

場 所 夢わーく山梨 3階 大集会室
主 催 山梨市,山梨県,乙女高原ファンクラブ
定 員 ありません。どなたでも参加できます。事前申込み不要。
参加費 無 料

■フォーラムのテーマ
「生物多様性の妖精・スミレのふか~くてひろ~い話」

世界に400種とも600種ともいわれるスミレ属の植物。南極以外のすべての大陸に分布し、日本には60種を数えます。世界における日本の面積はわずか0.25%。その日本列島に世界の10%のスミレが分布しているというのは驚異的な数字です。それは日本列島の生物多様性の象徴といってもいいでしょう。日本列島にスミレが多いわけを紐解きながら、身近なスミレに自然史の奥深さを学びましょう。

■ゲスト いがり まさしさん

いがりさんのプロフィール
 1960年愛知県豊橋市生まれ。関西学院大学文学部美学科中退。自転車で、ストリートミュージシャンをしながら、全国を放浪。その後、冨成忠夫氏の植物写真に出会い、植物写真を志す。印刷会社のカメラマンを経て、1991年独立。植物の生命としての美しさを映像で表現する一方、超アップを駆使したわかりやすい図鑑写真にも積極的に取り組んで現在に至る。2009年よりミュージシャンとしても、ライブ活動やマルチメディア作品として音楽作品を発表している。豊橋市在住
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4.再掲【活動案内】 ●2015年度総会●

日 時 3月13日(日)午前10時~(準備は9時半から)
場 所 山梨市牧丘総合会館 3階 大ホール

次 第
1.開会のことば
2.代表世話人あいさつ
3.議 事
 ①2015年度活動報告
 ②2015年度収支決算報告
 ③会計監査報告
 ④2016年度活動計画案
 ⑤2016年度収支予算案
 ⑥その他
4.その他
5.閉会のことば
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