魔法をかけてやる【の、コメント】
ハロウィーンのお話を書きたかったんです。で、ハロウィーン→Trick or Treat!!→お菓子…だな、
ってんで、どこを間違えたのかお料理上手らしいエディをこんなところに引っ張り出す羽目に。笑。
それと、この時期(気温の所為で)やたらと人肌恋しくってですね、誰かに抱きつきたーい抱きつきたーいぎゅーってしてほしいー!って、なってた。ような気がします。
んで、エディくらいの体格すっごくいいなぁ…って。今日子さんは女性にしてはそこそこ長身なので、体格のいい男性との方がバランスが取れると思いましてね。
そんなこんな、終盤のラッキースケベ(違)に辿り着くためにそこまでの展開を組み立てました。
その割に結局加賀が出て来てしまうっていうね。困ったもんですね加賀!(責任転嫁)
>電話の相手とは英語で話していたから、ここが日本だということをうっかり忘れていた。
>携帯電話を仕舞おうとして身を捩った拍子に、肘が誰かにぶつかって、今日子は反射的にOh, excuse me!と声を上げる。
相手は英国にいるので、時差を考えると早朝取引ですね……忙しいなぁ女王様……。
>「Wow, Mr. Bootsvorz...」
>「日本語は通じるよ、ミズ・アオイ」
>柔らかくからかわれて、漸く今日子は自分の思考回路が周囲とずれていることに気付いた。
>「あっ……ごめんなさい、ミスター。さっきまでの電話が、英国との取引だったものですから……」
公式での絡みがとんと記憶にないので、彼らが互いをどう呼び合うのかがよく判りませんが、それなりの距離感のある呼称を採用。
21世紀だし、エディだし、MissではなくMsを使ってくれるかなーと思いつつ。
ところでブーツホルツってアルファベット表記すると、最後3文字の所為でなんか落ち込んでるみたいに見えてしまう電脳病 orz
>言い終わる前に、大きな手がひょいと買い物袋を取り上げる。その仕草があまりにも自然だったので、さしもの今日子も一瞬、反応が遅れた。
>「……っ、ミスター!」
>「なに、ついでですよ。俺も車で来てますし、すぐそこの駐車場まで戻るところだったんですからね」
>「でも、」
>言い募る間にも、大柄な後ろ姿はすたすたと遠ざかっていて、今日子は慌ててその背中を追い駆けた。
エディはこういうことさらっと出来そう。そして地味にモテそう。地味に。(という思い込みの具現化)
>悪戯っぽい口調で笑って、ブーツホルツは足を止めた。深くしかも鮮やかな赤の、アオイRS7の脇。現在のAOIを代表する、強く美しいスポーツカー。当然、今日子の愛車である。
>今日子は感心と呆れの混じった溜め息を吐いた。
今日子さんは赤い車に乗ってるよね〜って、SINを観るまでもなく思っていました!
因みに、英国では「赤い車に乗る人は事故を起こしやすい」と言われていて、保険料も割高なのだそうですよ!(って、英国から来たALTから聞いた、って、同僚に聞いた)
気性の激しい人が赤を好むのですかねぇ。
>「……お見事ですわ、ミスター・ブーツホルツ。私が来ていること、知ってらしたのね? これを見て」
>「これを見てあなたを思い出さん男なんかいませんよ」
>「……そんなに目立つのかしら」
>ロックを解除し、後部座席のドアを開けながら、今日子はぽつりと呟く。
>「目立つのは車よりも、寧ろあなただと思いますがねぇ」
エディはこういうことさらっと言えそう。そして地味にモテそう。地味に。(という思い込みの具現化)
※2回目
>「きゃ!」
>「っと、」
>悲鳴と驚きの声が重なり、とん、と軽い衝突音。気が付くと今日子は、すっかり彼の胸に抱きとめられている形なのだった。
こういう少女漫画みたいなの大好きなんで!(力説)
>ヒールを履いていてさえ、彼女より頭ひとつ分大きい身体。抱きとめられたのはちょうどその広い胸の、温かな鼓動の響く辺りで。
>10月半ばの冷え始めた気温を弾き返す体温と、服越しにも分かるしなやかな筋肉、その厚み――
薄すぎず厚すぎず程好い、抱き付きたい身体の持ち主だと思うのですエディ。だからぎゅーってしたい。されたい。
>「なるほど、確かにあなたは魔女だな」
>「えっ……」
これはアガサ・クリスティの『殺人は容易だ』の中の、ヒロインを評した主人公(ポワロではない)の台詞が元ネタです。
>「ま、今ならそうはならんでしょう。寧ろ、魔女のお供の黒猫かな」
>「目を離したらすぐいなくなってしまいそうなお供ですけれどね」
加賀くんもにゃんこだと思うのですよねー。狼になれない番犬、とかいうのも似合いますが、根っこが流れ者気質っぽい気がして。
あ、そうだ、題名はスピッツの『名前をつけてやる』から来ています。実は。
[2015年4月]