新人さん、いらっしゃい(―― So Young)
[Situation:新人歓迎会@アオイZIPフォーミュラ]
[Card:司馬誠一郎vs.新条直輝+加賀城太郎]
「では、期待の新人を歓迎して、乾杯!」
「かんぱーい!」
「司馬、」
「あ、新条さん!」
「乾杯。改めてこれから、宜しくな」
「こちらこそです。足引っ張らないように頑張りますから!」
「なーんだよエンリョすんなって司馬! 新条なんざ、さっさと蹴落としていいんだぜぇ?」
「わ、加賀さん?」
「……加賀、おまえな」
「よっ、新条、久しぶり♪」
「なんでおまえがいるんだよ。CFに復帰するにしたって、今期のアオイにはもう枠は無いんだぞ?」
「あー、それはそれ、これはこれ。ま、特別ゲストってヤツ?」
「またそういういい加減な……」
「んなコトより、喜べ司馬、あとできょーこサンが直々に二軒目連れてってくれるってさ」
「えぇ!? そんな、畏れ多い……! だ、大体、何を話していいか、」
「だいじょぶだいじょぶ、俺らも付き合ってやるから。なっ、新条!」
「……おまえそれ勝手に言ってるだけだろ」
「ったって、まさかきょーこサンと二人っきりで行かせるワケにゃいかねーだろーよ」
「……やっぱり無理矢理ついてく気か……」
「とにかく、別に断る理由ねーよな、司馬?」
「はっ、はい! 恐縮です!」
「まったく……でも、まあ、いい機会はいい機会かもな。今後、間違いなく色々世話になるんだし」
「何しろ普段がおっかねーからなー。ちっと酔ってるくらいの方がとっつきやすいだろ」
「酔ってるとちょっと可愛いしな、今日子さん」
「んまぁ、新条ったらイヤラシイ!」
「おまえが言うな。どうせそれ目当てだったんだろ、しょっちゅう呑みに誘ってたのは」
「うわーなんという色眼鏡」
「でも、酔うと可愛いのは本当だろ?」
「まーな」
「……そうなんですか、かわいいんですか」
「ああ。きっと司馬も吃驚するぞ」
「仕事のときと全っ然雰囲気違うもんなー」
「何しろ普段は『女王様』だから」
「女王様か……そーですね……」
「ま、どのみち今後の生活のほとんどは女王様の支配下になるんだしよ」
「ここからが大変だぞ、司馬。とにかく今日子さんは、すごいんだ」
「す、すごい?」
「そーそー、がんがんヤラレるぜ」
「ハードにな」
「は……ハードに、やられ……?」
「そそそそそ。も、足腰立たねぇ!ってくらいまで」
「だな。しごきが強烈なんだ、また」
「たたなくなるくらい……しごき……」
「あー、しごかれたよなー。しかも巧ぇんだわ、それが」
「なんだかんだ言っても、きっちり一皮剥けるとこまで持ってってくれるもんな」
「初めっからのシゴキがキツい分、ソコまでイっちまうと気持ちいーぞぉ」
「ま、結局散々絞られることに変わりはないんだけど」
「しごいて……剥いて……しぼり、とる……?」
「実際キツいはキツいよな。あんだけの締めつけが続くと、最後にゃもう、真っ白になるっつーか」
「なるなる。完全に脱け殻」
「締めつけ……キツくて……最後には、真っ白……?」
「まーでもあの通り、頼れる女王様だからよ、安心して乗っかっていいよな」
「うん。間違いなく、一人前の男にしてくれる筈だから」
「お前もしっかりやってこいよ! ……っておい、司馬、ナニ固まって……」
ぶ は っ !
「わー!? 司馬が鼻血噴いた!」
「お、おい大丈夫か!? 司馬! どうしたんだ! おーい!」
[Result:司馬誠一郎、敗北(己の煩悩に呑まれる)]
[Lesson:若さゆえの過ちってヤツにご用心。]
[2011年1月]