純一無雑(じゅんいつむざつ)
混じりけがなく、ただひたすらである様。


 新条直輝[しんじょう・なおき](cv:緑川光)
 1998年10月28日生。B型。
 レーサー。2015年、「AOIフォーミュラ」からCFデビュー。2017年度総合優勝。
 通称、「サーキットの若武者」「ミスターアオイ」「万年2位」(←ごめんよ新条くん・笑)

 地味と地道は紙一重、不調の時しか目立たない、不幸体質な君が好きw

 さあ、新条くんです。
 真っ赤なマシンに真っ赤な服、自信過剰なその態度――ああそうか、君が、最後の最後で負けるライバル役なんですね! と誰もが悟れる登場の仕方をしたはずが、いつからかどこからかあんな愛すべきダメっ子に(笑)
 頑なだし意地っ張りだし扱いにくい困ったちゃんですけど、最後の最後、そこだけは外しちゃなんねぇよな!ってトコでは きちんとした行動が取れる(自分の非を認めてちゃんと反省する、傷付けたと思った人に素直に謝る、など)、いい子です。 制作サイドが好意的で良かったね、新条くん。
 当初の予定とは全然違う方向に突っ走っていったキャラクターなのでしょうが、 それでも彼がこの作品に必要不可欠な存在なのは確かです。と力説。

 恒例、フォーリンラブvの軌跡を概観してみます。

◆TVシリーズ
 赤い……赤いよこの人、明らかにアレだよ!(笑)という印象からスタートしましたTVシリーズ。 キャラクター性云々より、緑川ボイスの若々しさと初々しさに驚愕。
 どう見ても「勝てないライバル」になるのは分かっていたので、 いつ堕ちるか・いつ落ちるかと、もうそればかりはらはらわくわくして見てました(笑)。
 いざ転落が始まって、散々荒れた挙句、女性である(って言ったら本人は怒るかも知れませんが)みきちゃんの胸倉引っ掴んだ時にゃ思わず 「おまえー!」と怒鳴りたくなりましたが、その後の猛省っぷり立ち直りっぷりにすっかり度肝を抜かれてしまい、 ついでにちょっぴりきゅーんとなってしまって、こっちがあっさりと陥落。
 正直、新条くん本人というより「城之内みきとのセット販売」にヤラレタ感じですw
 ラスト2話の作画がたいへん宜しいので、「這っていた赤ん坊も〜」のくだりの男前っぷりが素晴らしく、眼福至極でございました。

◆11期
 全体通して、なんという爽やか好青年っぷり! そして地味っぷり!  ほんっと、レーサーとしては(失態もないけど)見せ場も全然ない、ナイス地味シーズンです。
 もうこの時期の彼は胸きゅん分補給部隊ということでいいと思いますw  その意味での見せ場は1巻と4巻が中心ですかね。
 みきちゃんとのデート(?)シーン、地味すぎる服装と純情すぎるリアクションに思わず破顔。
 タンザニアでは勢いに紛れて手ぇ握るわはっと気付いて赤面するわ、んもう見てられません!  千載一遇のファーストキスを逃したそのことよりも、一瞬遅れて「しまった!」って顔をするがんばれワカゾーっぷりがグーであります。
 そして最終巻、加賀くんに「(オーナーは)やっぱお前に惚れてんなv」と言われて「ええっ!?」と驚愕する様子がベリグーであります。
 それはそれと、素朴かつ真っ直ぐな新条くんの姿勢は大好き。
 単純すぎるのも確かですが、こーいう「頑張る凡人」って必要ですよね、どんなオハナシにも。

◆ZERO期
 いやはや、見事なダメっぷりでした……(泣)  せっかくWCPになったのに、ED映像のしょぼぼーんとした様子から既に暗雲は漂いまくり。
 TVシリーズの頃とはまた違う、生真面目な優等生特有のささくれ方で(いや、相変わらず周囲に当り散らしたりしてましたけど) ほんと見ていて辛かったです。特に5〜6巻。
 あまりのダメっぷりに「そら加賀くんも殴りますわ」と思って見ましたが、 あの生真面目な性格にプレッシャー・プレッシャー・プレッシャー・ストレス・ストレス・ストレス・讒言・讒言……となったら 荒れてしまう気持ちもある程度解ります。
 いや、それでも、OVA1シリーズの間に2人も女性を泣かせるってのはサイテー!でしょうよ新条くん!……愛されてんなぁ。羨望。
 常にダメっ子最前線にいる新条くんですが、ZERO期はその中でもピカイチじゃないかと思われます。 が、同時に、いちばん彼らしくいちばん大切なオハナシでもある、気がするんですよ。
 結局みんなこの子が可愛いんですよね! 呆れながらも励ましてやらずにはいられなくなる、不思議な存在感。
 今日子さんやみきちゃんはもちろん、片桐くんやら加賀くんやら、なんだかんだで新条くんのコト大好きなんだからもうッw
 鈍感な癖に神経質。エリートなのに努力家体質。疑り深いわりに根は素直、繊細なようで至極単純で、 でもとにかく真っ直ぐで、手のかかる、可愛い、カワイイ、放っておけないお坊っちゃんです。
 ああやっぱり、好きだなぁ。
 あ、本筋と関係ないですがプリンス・ローゼンクロイツに引きまくる新条くんは地味に見どころだと思っていますw
 あとVHS4巻のジャケットイラストも。あまりにも別嬪さんなもので、未だにジャケットの彼と目が合わせられません(←バカ)。

◆SAGA期
 OP映像からどんよりした顔をしてましたね、新条くん。 予想通り、ダメっぷりをたっぷり披露してくれるので、見るのはなかなかしんどかったです。
 それでも、名雲さんにずっぱりやられた後、誰にも当り散らさず喚かずに、真っ当に落ち込み・真っ当に立ち直った新条くんに成長を 感じました(笑)。
 渡米プランを相談しに加賀くんとこを訪れる展開は、ふたりの掛け合いが随分こなれて仲良さげで、あーそうかチームメイトとして 付き合いを積み重ねて来てんだもんなぁ、と感慨深くなってみたり。
 新条くんのお部屋には湯飲みやらクッションやら枕(!)やらがふたつずつあるのに気付いて衝撃を受けたり。
 そしてアメリカでの再登場時には「お前ほんっとに新条かー!?」と全力で画面に向かって突っ込んでみたり(笑)、 なんでよりによって野点なんかしながらインタビュー受けとんねん……と脱力してみたり、 出番が多くないわりに、起伏のある楽しみ方(?)が出来たSAGA期です。
 あと、復帰後のレセプションでうるうるしている今日子さんに対する反応が半端なとこが個人的には印象的w  泣いている女性に胸もハンカチも貸せない男なんてオトコやってる資格がねぇ!と誰か(※)が言ってましたよ新条くん!
 (※何か別の漫画の登場人物だった気がしますが曖昧)

◆ドラマCD
 そもそもあまり枚数を聴いておらず、しかも『I'll be back』がまだなので、ドラマCDから語れるべきネタはほとんどありません。 新条くんが甘党の大喰らいだというコトが再確認出来たくらいで。
 そう、この人、ものすごくエンゲル係数高そうだよなぁ……と勝手な想像をしては笑ってしまいますw
 単純に「食費がかさむ」ってだけでなく、他にあまりお金使ってなさそうだから尚更。 どう見ても着るものに金をかけてるようには見えないし(笑)、酒や煙草や遊興費にも使わなさそうだし、 あとはゲームと、加賀くんに巻き上げられるくらいでしょうかw
 世界ランキング一桁のレーサーのくせに、いつまでも貧乏くさい新条くんが愛おしいです!(酷)

◆SIN期
 出番ないじゃん。(ばっさり)
 ……寂しかったです。淋しかったです。さみしかったですぅぅぅ。
 でもまあ、新条くんが幸せならそれでいいです。うん。 

 以上、フォーリンラブvの軌跡終わり。

 なんだかんだ言って最初っからずーっと好きなので、 新条くん×みきちゃん――というより、イメージ的にはミキ×ナオキなんですがw ――のテキストはぽつぽつ増えていくんじゃないかなと思います。
 きっと不幸な役回りが多いですけど(笑)。

 

[09年8月]