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   乙女高原ファンクラブ 公認
 乙女高原メールマガジン 第208号 2008.9.16.
発行者:植原 彰 (乙女高原のある山梨市牧丘町在住)
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  ▲▼ も く じ ▼▲
NEW! 0.【ニュースニュース】
NEW! 1.【活動報告】マルハナバチ調べ隊2008(2)8月10日
NEW! 2.【活動報告】アサギマダラ調べ隊2008(2)8月31日
NEW! 3.【活動報告】マルハナバチ調べ隊2008(3)9月14日
NEW! 4.【イベント案内】草刈りボランティア 11月23日
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    【スクープ!!】
乙女高原ファンクラブ・アサギマダラ調べ隊事務局・高橋さんからの情報です。
8月3日のアサギマダラ調べ隊で「乙女,MH4,8.3」とマークされたアサギマダラが,9月14日に兵庫県新温泉町海上林道上山高原で再捕獲されたそうです。乙女高原からほぼ西に380キロメートル飛んでいったことになります。

  0.【ニュースニュース】
●1.通称「焼山林道」(塩平〜焼山峠)が道路工事のため全面通行止めです。ご注意ください。9月13〜15日の3連休,この林道からUターンしてくる車の多かったこと・・・。乙女高原へは杣(そま)口林道→柳平(琴川ダム=乙女湖)→焼山峠→乙女高原とおいでください。

●2.先日のアサギマダラ調べ隊を地元のケーブルテレビ局「山梨CATV」が取材してくださいました。放映が楽しみです。9月22日(月)〜25日(木)。毎日9チャンネルで7時,13時,18時,22時の4回放映です。

●3.今年の夏休みも,乙女高原案内人の皆さんが土日を中心に交代で乙女高原の案内活動をしてくださいました。旅費も出ない「手弁当」ボランティア活動に(暫定ですが)のべ115人もの案内人が取り組んでくださいました。

●4.乙女高原は秋の気配です。林道ではカメバヒキオコシやセキヤノアキチョウジ,キバナアキギリやトネアザミ。湿地ではアケボノソウやシラネセンキュウ,サラシナショウマやトリカブト。草原ではウメバチソウやヤマラッキョウ,マツムシソウやアキノキリンソウがきれいです。ぜひ秋も乙女高原へ。

●5.次回世話人会は10月8日(水)午後7時半から9時まで牧丘総合会館で行います。世話人でなくても参加できます。おいでください。
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 1.【活動報告】
●マルハナバチ調べ隊2008(その2)● 8月10日

 6月の「その1」は雨のため中止でした。ですから実質的に第1回目です。「一応」参加者は16名でしたが,塩山高校の放送部の皆さんがビデオ取材に来てくださったり(高校生のビデオ番組コンテストに出品するのだそうです),中央市で川の保全活動や観察会などをやっている時習塾の皆さんが参加してくださったり(ここの観察会に子どものころ参加していた少年が,学生となった今ではスタッフとして参加している。その少年に再会するのがとても楽しみでした),ぼくも講師として参加した2002年・千葉での自然観察指導員講習会を受講された方が来てくださったりと,賑やかな会になりました。

 会の進め方はいつもと同じ。マンネリもいいところなのですが,毎回,同じ調査をやっているからこそ,データを比べることができるのです。とはいえ,今年は新しい試みとして「マルハナバチの雑学」パネルを作ってみました。
 一方,いつもはじめにやっている「紙芝居」はバージョンアップさせる必要があるかな。できれば,絵本をめくるような感じでやりたいのですが・・・。

 さて,ラインセンサス調査の結果です。
 まず,マルハナバチから見ると,一番多かったのはミヤママルハナバチの26頭,続いて,トラマルハナバチの24頭,オオマルハナバチの16頭,コマルハナバチの1頭,ホンシュウハイイロマルハナバチ(?)の1頭で,計68頭でした。
 次に,花の方から見ると,一番人気はクガイソウで計32頭,続いて,ノハラアザミに26頭,ヤマハギに3頭,ヤマギランに2頭,そして,ヨツバヒヨドリ・シモツケ・タチフウロ・ウツボグサ・チダケサシにそれぞれ1頭でした。クガイソウとノハラアザミで人気をほぼ二分していることが分かります。

 午後から花の前で15分どんなマルハナバチが来るかを待ち続ける「待ち伏せ調査」を行いました。それがちょうど終わるころ,雨が降り出し,あわてて会を終了しました。

 参加した皆さんからこんな感想をいただきました。一部を紹介します。

・マルハナバチを観察してみて,ハチは何でも一緒だろうと思ったりしていたけど,一つ一つ違い,新しい発見があっておもしろかったです。

・最初,虫やハチには苦手意識があり,「もしかしたら,刺されるかも」という気持ちしかありませんでした。しかし,今回の活動で,たくさんのおとなしい虫やハチを見ているうちに,だんだんとそれらがかわいく見えてきて,虫やハチを好きになることができました。また機会があれば,また活動に参加したいです。

・ハチってこわい(刺される)というイメージしかなかったけれど,マルハナバチはすごく働き者で,かわいかったです。いろいろ雑学(ブランド,装甲車,ハリーポッター)もためになりました。
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 2.【活動報告】
●アサギマダラ調べ隊2008(その2)● 8月31日

 合計100頭ものアサギマダラに印を付けることができた8月3日のアサギマダラ調べ隊。2回目の今回はどうかな?・・・と,期待半分。でも,8月下旬に何度か「猛烈な雨」が続いたし,今日は晴天というわけにはいかなそうだし,アサギマダラが大好きなヨツバヒヨドリの花はほとんど終わっているし・・・と不安半分でした。

 ところが,参加者は前回同様30人近くいたし,捕まえて印を付けることができたチョウも52頭と,まあまあでした。

 2回の調査をやってみての「個人的な印象」です。
1)じつは第1回のマーキング調査の3日後に何人かで乙女高原に行きました。この日もたくさんのアサギマダラがいて,仲間の一人がアサギマダラをどんどん素手で捕まえてしまうので,マーキングをしました。ところが,調べ隊でマーキングしたチョウは1頭もいませんでした。31日の調べ隊でも,前回,マーキングしたチョウはいませんでした。

2)全部で150頭を超えるアサギマダラにマーキングしました。その全部を見ているわけではないのですが,乙女高原で捕まえられるチョウは,どれも「きれい」で「新鮮な」感じがします。翅が痛んでいたり,鱗粉の色がくすんでいるようなチョウはいないのです。

3)乙女高原では,他の場所でマーキングされたチョウは(今のところ)見つかりませんでした。

4)捕まえて,印をつけたチョウのうち,オスが圧倒的に多かったです。

 以上,1),2),3),4)のことから,乙女高原周辺では,夏の間,たくさんのアサギマダラが発生し,そのうちおもにオスが彼らの好きなヨツバヒヨドリのたくさん咲く乙女高原に集まってきて,十分蜜を吸ったところで,どこか別の場所に旅立っていくのではないか・・・と推測しました。乙女高原は「アサギマダラの名産地」なのかもしれません。
 乙女周辺の林道ではたくさんのイケマが見られます。林道はちょうど「林の縁」になります。そして,イケマなどのツル植物はこんな林縁(りんえん)が大好きです。イケマはアサギマダラの幼虫のえさとなります。
 一方,草原ではヨツバヒヨドリがたくさん咲きます。ほとんどこのアサギマダラのオスは,ヨツバヒヨドリで蜜を吸っているところを見つかります。オスはヨツバヒヨドリの蜜から性フェロモンを作るのだそうです。
 幼虫のえさも豊富だし,成虫の好きな花も揃っている・・・ということは,アサギマダラにとって天国のようなところが乙女高原なのかもしれません。

 では,メスが少ない理由はなんなのか? メスはオスほどヨツバヒヨドリを必要とはしないので分散してしまうのか? それとも,もともとメスの生まれる比率が低いのか? このあたりはもうちょっと深く調べる必要があります。

 それにしても,今回の調べ隊ですごいなーと思ったのは,スタッフの高橋さん石橋さん。高橋さんは前回やってみたマニュアルをさっそく改良してきましたし,石橋さんは実物の2倍くらいあるアサギマダラの模型を作ってきて,それを使いながら「こういうふうにつかんでください」などと分かりやすく説明してくれたり,「これが日本にいるすべてのマダラチョウ科のチョウです」と標本を見せてくれたりしました。

 以下,参加した皆さんの感想です(一部)

・白いタオルをふりまわすとよってくるのがふしぎだった。オスはたくさんいたけど,メスは見あたらなかった。3匹取れてよかったです。いい体験になってよかったです。

・とまっているチョウはかんたんに取れたけど,飛んでいるチョウを捕まえるのはむずかしかったです。とても楽しかったので,また参加したいです。

・景色がきれいな中で,子どもたちと一緒にちょうちょを追いかけて,とてもリフレッシュできました。とても楽しい企画で,また参加したいです。
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 3.【活動報告】
●マルハナバチ調べ隊2008(その3)● 9月14日

 PR不足だったのか,運動会などいろいろな行事と重なってしまったのか,今回は参加者が7人と少なく,その分,ゆったりと観察することができました。

 マルハナバチ以外にも,いろいろな発見がありました。総歩道のまん中にでーんと置かれたウンチ。よく見ると,果物の皮のようなものが見えます。キイロスズメバチがシシウドのまわりでゆっくりとホバリングしながら飛んでいました。遠くに大きなハチが飛んでいるのが見えました。オオスズメバチです。

 ラインセンサス調査の結果です。とても少なかったです。
 最も多かったミヤママルハナバチで10頭,あとはオオマルナバチとトラマルハナバチが3頭ずつで,計16頭。
 花で見ると,ノハラアザミとタムラソウがそれぞれ4頭,ハバヤマボクチとセイタカトウヒレンが2頭ずつ,モリアザミに1頭でした。花にはいず,飛んでいるだけというハチも3頭確認できました。

 このようにハチが少なかったし,午後から天気が崩れるという予報だったので,午前のラインセンサスで終わりにしました。
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 4.【イベント案内】
 ●第9回 乙女高原の草原を守る!草刈りボランティア●

日時 11月23日(日・祝) 午前9時半から午後2時(少雨決行)
  荒天の場合は翌24日(月・振替休日)

今年も,1年で1番大きなイベント「乙女の草刈り」がやってきます。
美しい乙女の草原を保全するため,乙女高原ファンの皆さんと一緒に汗をかきませんか?

●エンジン付きの「刈り払い機」をお持ちの方は,できるだけ持ってきていただけませんか? 燃料は主催者でも用意します。

●子どもたちは大人とは別プログラム「キッズ・ボランティア」で活動します。ぜひ,ご家族みんなでご参加ください。もちろん,「子どもも大人と一緒に草刈りをさせたい」ということであれば,それでも結構です。

●例年,参加者が200人を超えます。このような大人数がスムーズに作業を進めるためには,多くのボランティアスタッフが必要です。以下のようなスタッフを募集します。ぜひ,積極的にご参画ください。なお「どんなん仕事でもいいから割り振ってくれ」という「おまかせボランティアスタッフ」も大歓迎です。

1 受 付
名簿をチェックし,資料を渡す。手刈りは3つの班に分けるので,人数が同じになるよう人を振り分ける。ファンクラブの入会受付や寄付受付も行ってください。
  (ファンクラブから6人程度。他係との兼任可) 

2 駐 車 場
トランシーバーで連絡しながら,車を止める場所を指示する。緊急車両用にスペースを開けておく所などがある。基本的に朝だけのスタッフ。
  (ファンクラブから1〜2人程度。他係との兼任可) 

3 手刈り班 用具貸し出し
手刈り班の現地まで用具を持って行って,そこで貸し出す。返却も現地で行う。
  (ファンクラブから3〜6人=手刈りの各班に1〜2人) 

4 手刈り班 備品運搬・連絡
手刈り班の現地まで救急セット,トランシーバー,草運搬用ビニールシートなどを運んでいく。運ぶ作業は一般参加者にも手伝ってもらってください。一人は救急セットやトランシーバーを携帯し,活用する。
  (ファンクラブから3〜6人=手刈りの各班に1〜2人) 

5 ロープ撤収
遊歩道のロープをまず撤収する係。作業終了後は他の作業に合流する。ロープ撤収係を決めておくが,ロープをはずさなければ草刈り作業には入れないので,できるだけ多くの人にはずすのは手伝ってもらう。
  (ファンクラブから3〜6人=手刈りの各班に1〜2人) 

6 のこぎり
手刈り作業範囲内にある木の切り株や若木をのこぎりを使って切る。
  (ファンクラブから3〜6人=手刈りの各班に1〜2人) 

7 キッズボランティア担当
子どもたちの草刈りの面倒をみるスタッフ。みんなで草をビニールシートに載せて,おみこしみたいに運んだり,運んだ草をうずたかく積んで,そこで遊んだりするのは楽しいと思います。例年,案内人の皆さんにキッズのスタッフをお願いしています。
  (ファンクラブから5〜6人) 

8 豚汁
豚汁を作る。チーフは竹居さんです。
  (ファンクラブから4〜5人) 

9 ロープ整理
遊歩道の杭から外してきたロープを,来年使いやすいようにまき直す。
  (ファンクラブから2〜4人) 

10 昼食準備・アンケート配布回収
お昼に,他の人よりちょっと早く作業を切り上げて,豚汁班の昼食の準備を手伝ったり,引き上げてきた人にアンケートをお願いし,回収できたら,その人に記念品を渡したりする。
  (ファンクラブから3人ほど。他係との兼任可) 

11 「自由にお取り下さい資料」を並べる係
ロッジの庭に長机を出して,その上に,市の観光パンイフレットなどを置く。
  (ファンクラブから3人ほど。他係との兼任可) 

12 お茶会
仕事が終わった後,ロッジのホールでお茶を飲みながらちょっとした反省と雑談をします。そのときの飲み物やお菓子の用意。お湯は昼食後に沸かして魔法瓶に入れておきます。
  (ファンクラブから5〜6人ほど。他係との兼任可) 

13 記 録
ファンクラブには鈴木(と)さんという専属のカメラマンがいるのですが,全部を写真に納めることは物理的に不可能です。できるだけ多くの方に,自分の仕事をしながら写真を撮っておいていただきたいです。
  (何人でも。他係との兼任可)
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