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    乙女高原ファンクラブ 公認
 乙女高原メールマガジン 第214号  2009.7.1.
    発行者:植原 彰 (乙女高原のある山梨市牧丘町在住)
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  ▲▼ も く じ ▼▲
NEW! 0.【ニュースニュース】
NEW! 1.【参加報告】群馬県みなかみ町での全国草原再生ネットワーク総会
   2.【活動報告】マルハナバチ調べ 6月28日
   3.【イベント案内】マルハナバチ調べ隊 8月9日
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  0.【ニュースニュース】
●1.甲府や勝沼で33℃以上を記録した6月27日の午後,乙女高原へ行ってきました。レンゲツツジがまだ咲き残っており,アヤメが咲いていました。今年はまだ草原でマルハナバチに出会ってないので,明日のマルハナバチ調べが心配になって来てみたのですが,やはりマルハナバチに出会うことはできませんでした。

※自然観察の様子は,以下のブログで。
 http://blog.goo.ne.jp/otomefc

●2.今年は6月と9月のマルハナバチ調査はちらし等を作らず,大々的に募集しないで行いましたが,20名もの参加者に恵まれ,賑やかな会になりました。小学校5年生のコウくんとサトルくんがいいコンビでした。でも・・・,結局,ラインセンサス調査で見られたマルハナバチは「不明種が1頭」のみ。夏が心配になりました→2

●3.先週の土日,「高速道路1000円」を活用し,群馬県みなかみ町に行ってきました。ここで草原再生に取り組んでいる方たちの活動の様子を見たいのと,全国草原再生ネットワークの総会に参加するのが目的でした→1

●4.乙女高原グリーンロッジに泊って,交流を深めながら,自然観察三昧,星空観察三昧,ボランティア活動(遊歩道作りに必要な杭づくり)三昧の時間を過ごしましょう。当初の予定は7月25日(土)から26日(日)でしたが,諸事情のため,8月22日(土)から23日(日)となりました。

●5.(再掲)焼山林道が工事のため終日通行止めです。乙女高原へ行くには,塩平経由ではなく,杣(そま)口→柳平(琴川ダム=乙女湖)経由でおいでください。7月6日には通行可になる予定だそうです。

●6.次回世話人会は7月23日(水ではなく木)午後7時半から9時まで牧丘総合会館で行います。ファンクラブ会員であれば世話人でなくても参加できます。おいでください。
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 1.【参加報告】
●群馬県みなかみ町での全国草原再生ネットワーク総会● 6月20〜21日

 「土日・高速道路・どこまで行っても1000円」を活用し,中央道→圏央道→関越道と高速道路を乗り継ぎ,トンネルを抜けると新潟県・・・という,群馬最北の地,みなかみ町に行ってきました。みなかみ町って広いんですよ。山梨市と甲州市と甲府市を足しても,まだ及ばないくらいです。

 みなかみ町の藤原地区に,今は町有地ですが,昔は入会地だった草原があります。この草原を借り受けて保全活動をしているのが,とても元気な市民グループ「森林塾  青水(せいすい)」。「青水」の皆さんは,ほとんどが首都圏のまさしく市民ですが,地元にとけ込み,地元の人と一緒に,野焼きを復活させたり,カヤ刈りを再開させ,刈ったカヤでかやぶき屋根まで再生している・・・という元気ぶりです。

 1日目には,保全活動をしている草原を見せていただきました。ちょうどメンバーの皆さんも集まって,「草原の生き物調査」を始められていました。赤白の杭を10本ほど草原の中に刺し,それを目印にして,その杭のまわりで見られる植物や蝶を記録されていました。今後,調査を継続するんだそうです。

 草原は乙女以上にススキが優先しています。全部で21ヘクタールだそうです。乙女のレンゲツツジの代わりにタニウツギがきれいな花を咲かせていましたが,このタニウツギが草原内にどんどん侵入してきていて,それが大きな問題なのだそうです。ニガナやノアザミが咲き,四六時中,ホトトギスの鳴き声が響いていました。

 1日目の午後は「全国草原再生ネットワーク」の総会でした。この組織は,できてからまだ2年しかたっていない,とても歴史の浅い団体ですが,日本の「絶滅危惧場所」になってしまった草原を保全するための知識や知恵,活動の工夫などを交流し,個々の草原を保全する活動をバックアップしていこうという熱い想いを持った方々が運営されているんだ・・・ということがよく分かりました。乙女高原ファンクラブもネットワークの団体会員になるといいなと思いました。

 総会後にセッティッグされた意見交換会では,みなかみ町の副町長さんや観光課長さんを始め,そうそうたるメンバーが参加してくださいました。あらためて,青水の皆さんが地域にとけ込んでいることが分かりました。
 夜は夜で,山菜三昧のおいしい料理をおかずに,夜遅くまで草原談義が続きました。

 2日目は,青水の皆さんが取り組んでおられる「フットパス」づくりのフィールドを見学させていただきました。昔は使われていたのに,今は使われなくなってしまった古道を復活させ,それを観光資源として活用しようというものです。

 途中,美しい田んぼが広がっている地点で,青水の方が地元の方にインタビューして,様々な情報を引き出すのを,ぼくら参加者が聞かせていただく・・・というシーンがありました。乙女高原案内人を養成するのに絶大な協力をいただいた長野の今井さんが「インタープリターは,よきインタビュアーであるべきだ」というお話をされていたのを思い出しました。青水の方が地元の方をお呼びするのに,「ウエハラさん」と苗字ではなく,「アキラさん」などと下の名前で呼んでいたのが,とても印象的でした。

 それにしても,見られた生き物たちもすごかったです。
 1日目,草原の上空をクマタカと思われる猛禽が飛びました。泊った民宿の裏の川からは,アカショウビンの大きな声が聞こえてきました。2日目,ごく普通のアスファイルトの2車線の道路のすぐ脇の水たまりに,サンショウウオの卵塊がいっぱい。これらも魅力ある地域資源だなと思いました。

 参加してみて,地元の人たちと首都圏の人たちをつなぐ「仲人」の役目を青水の人たちが上手に演じており,地元には地域活性を,首都圏の人たちには癒しをもたらしている・・・という関係性が見えてきたような気がしました。

 いろいろな場面で「あ,これ,乙女でも使える!」と思えましたし,何より,同じように草原を守っていこうという活動に,刺激を受け,励まされました。

 青水の皆さん,ネットワークの皆さん,このような機会を与えてくださり,ありがとうございました。
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 2.【活動報告】
●マルハナバチ調べ● 6月28日

 心配された雨はどうやら大丈夫らしいのですが,一番の心配は,「マルハナバチが飛ぶか」でした。というのも,どうも今年はマルハナバチが非常に(異常に?)少なくて,4月から昨日まで10回,乙女に来ているのですが,まだ草原内でマルハナバチを1回も見ていないのです。いつもの年なら,レンゲツツジの花に来るコマルハナバチの姿が見られるはずなのに。

 今回はちらしを作ったり,マスコミにPRをお願いすることなく,ネットで情報を流しただけなのですが,総勢20名が集結。楽しい「観察会」になりました。一番の大所帯は,長野からいらした自然観察指導員長野県連絡会ご一行様でした。

 いつものように,かみしばいを使って,簡単にマルハナバチの説明をしました。見分け方については,一昨年作ったマルハナバチ・パンフレットを活用しました。また,2004年から昨年までの調査結果をグラフにしたものも見ていただきました。
 そして,いざ,ラインセンサス調査へと,草原内を進んだのですが,マルハナバチに出会うことができません。もちろん「マルハナバチ 0(ゼロ)」というのも,大事なデータですが,せっかく遠くからいらした方がいるのだから,せめて,数頭はお目にかかりたかったのですが・・・だめでした。ぼくは直接見ていないのですが,アヤメにちょっと来て,すぐに飛んでいったハチが1頭だけいたそうです。

 これでは午後から待ち伏せ調査をしても空振りになることは目に見えていたので,急きょ,(普通の)観察会に振り替えました。草原コースを登り,「てっぺん」で草原の成り立ちについて説明し,ブナじいさんを紹介し,森のコースを下ってきました。

 今年の夏のマルハナバチと,マルハナバチを待ちわびている乙女のお花たちが心配になりました。
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 2.【イベント案内】
 ●マルハナバチ調べ隊● 8月9日(日)

 今年も愛くるしく,乙女高原随一のインタープリターーであるマルハナバチたちの働きぶりをじっくりと見せてもらいましょう。

■日 時 6月28日(日) 午前10時から午後2時くらいまで
■集 合 乙女高原グリーンロッジ
■持ち物 弁当,水筒,筆記用具,時計(腕時計や携帯電話の時計で十分です)
■参加費 無料。
■内 容 午前中は調査の説明とラインセンサス調査。午後はまちぶせ調査。
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