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乙女高原ファンクラブ 公認
乙女高原メールマガジン 第254号 2011.8.3.
発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町在住)
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▲▼ も く じ ▼▲
NEW! 0.【ニュースニュース】
NEW! 1.【観察報告】7月23日の乙女高原
NEW! 2.【観察報告】8月 2日の乙女高原
NEW! 3.【参加報告】シカ柵内外の植生調査 7月31日
4.【活動案内】マルハナバチ調べ隊 8月 7日
NEW! 5.【活動案内】乙女高原を歩こう 8月21日
NEW! 6.【活動案内】杭を作ろう 8月21日
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0.【ニュースニュース】
●1.いよいよ乙女高原にも本格的な夏がやってきました。おそらく1年間で咲いている花の種類が一番多いのが,今の時期だと思います。ホームページで最新情報をチェックし,ぜひ乙女高原においでください。花にはたくさんのチョウやマルハナバチも集まり,みなさんのおいでをお待ちしています。
●2.【重要】8月21日の午後に予定している杭づくりですが,事前申し込みが必要です。保険に加入する都合上,お名前・住所・電話番号を事前にお知らせください。今のところ,宮原さん,坂田さん,三枝(健一)さん,内藤さん,芳賀さん,植原より参加するとのお話をいただいています。後から参加できなくなってもいっこうにかまいませんので,参加するご意志のある方は事前申し込みをお願いします。
なお,ほかのイベントについては事前申し込みは必須ではありません。
●3.次回の乙女高原ファンクラブ世話人会は9月14日(水)午後7時半から9時まで牧丘総合会館で行います。ファンクラブ会員であれば世話人でなくても参加できます。おいでください。
●4.8月5日(金)午後7時から8時半まで笛吹市春日居町鎮目の山梨岡神社の境内で夜の自然観察会が行われます。主催は,地元の図書館で子どもたちに本の読み聞かせをし?ているお母さんたちのボランティアグループ「おはなしの?へや もも」。ぼくウエハラの自然観察と絵本の読み聞かせのコラボ・イベントである「?おおぞらの下のおはなし会」を山梨岡神社の境内でやり始めて4年目?です。今回はそのスペシャル版・夏の夜遊びです。対象は小中学生20名(とその保護者)ですが,視察希望?があればご連絡ください。
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1.【観察報告】 ●7月23日の乙女高原●
いい天気でした。林道ではいよいよノリウツギの白くて 紫陽花の花を細長く伸ばしたような花が咲き始めました。この花は昆虫たちに大人気で,いつも賑わっています。ノリウツギが咲き始めたことで,虫たちはお祭騒ぎです。アブやハチの仲間はもちろん,ヒョウモンチョウの仲間やハナカミキリの仲間,コガネムシの仲間などたくさんの昆虫が訪れていました。
今日は「焼山コース」を歩いて,テンの糞を探しながら,自然観察です。
クリは葉が途中まで巻かれているのは,何オトシブミの仕業だろう?
モグラを一回り小さくした感じのヒミズが死んでいましたが,死因は?
地面の所々に,人が唾をペッとはいたような跡があるけど,これはいったい?(唾を手にとり,中から何が出てくるか調べら,小さな虫が出てきました)
タチツボスミレの若い実が付いているけど,花が咲いた形跡が見られないんだけど, どうして?
テンの糞と一緒にいろんな疑問を拾いながら歩きました。そうそう。森の中でタマゴタケというかなり大型で(じつはおいしい)キノコを見ました。沢の脇のアカソ(刺身のツマの紫蘇ではなく,赤蘇)という草の葉が真ん中から折られ,丸まっていて,中に何か入っていそうだったので,開けてみたら,中にはアカタテハの幼虫がいました。葉を使って「家」を作るいもむしです。
草原の中も一通り歩きました。生まれたばかりという感じのいかにも初々しいヒョウモンチョウ(たぶんミドリヒョウモン)がいっぱいでした。アサギマダラもひらひらとたくさん飛んでいます。BGMはもちろんコエゾゼミ。空はどこまでも青く,雲は本当に白く,天上の楽園といった感じでした。
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2.【観察報告】 ●8月2日の乙女高原●
昨年も乙女高原にいらした上野原の佐藤さんご一行を案内するために,有給休暇を取って乙女高原に行きました。
林道ではエビガライチゴの実が熟し,海老の殻みたいな実の皮が開き,中からおいしそうな赤い実がのぞくようになりました。さっそく味見。木いちごの王様モミジイチゴにはさすがに及びませんが,でも,とてもおいしい木いちごでした。
リョウブの細長い穂のような花が咲き始めていました。ノリウツギと同じように虫たちに人気のある花です。
道脇に黄色い花が咲いています。キオンやトモエソウでした。トモエソウの花は真上から見ると,名前の由来がよくわかります。
乙女高原に行くときには,ぜひ,林道でも所々で止まって,自然を観察してくださいね。
さて,ロッジについてトイレを済ませようと思ったら,トイレの床にミヤマクワガタのオスがいるのを発見。小さいころからカブトムシやクワガタの中で一番好きな虫です。外国産のクワガタムシと比べても,やっぱり一番好きです。写真を撮ったら逃がしてやりました。
エビガライチゴやトモエソウ,ミヤマクワガタの写真をブロクに載せましたので,ご覧ください。乙女高原に行ったときは写真を3枚選んでブログに載せるのを自分のルールにしています。
http://blog.goo.ne.jp/otomefc/d/20110802
草原の中の遊歩道を一回りしながら,所々に花の解説板をつけました。フィールドガイドをカラーコピーし,ラミネートしただけのもので,急ごしらえもいいところですが,乙女に来る皆さんが熱心にこの解説板を見てくださるので,毎年,懲りもせず,付けています。付ける金具はカーテン用の金具を流用したものです。
テンの糞拾いにしても,花の解説板設置にしても,ブログやホームページの更新にしても,このメールマガジン作りにしても,どうしても独りでやることが多く,正直言うと,とても負担になっています。でも,自分の意志とは関係なしに震災や原発災に遭われてしまった方々のことを考えると,自然保護につながるこれらの活動ができることはじつは本当に幸せなことなんだと思えます。この幸せをかみしめながら,ちょっぴりでも活動を前に進めようと思ってやっています。ご協力いただける方は気軽にご連絡ください。じつは,明日も有給を取って,湿原全体をシカ柵で囲ってしまったという霧ヶ峰の八島湿原を見に行く予定です。
さて,もう一周しながら花暦調査をしました。草花の開花状況をチェックしたのです。40種類の草花が花を咲かせていました。たくさん見られた花はヨツバヒヨドリ,ノアザミ,ノハラアザミ,クガイソウ,チダケサシ,ハナチダケサシ,Sキンバイソウなどです。所々見られたのはコウリンカ,ヤマオダマキ,ホタルサイコ,オミナエシ,ヤマハハコ,ウスユキソウ,ノコギリソウ,コオニユリなどです。
残念だったのは,10年前はごく普通に見られたオオバギボウシやヤナギランの花が一つずつしか見つからなかったことです。これもシカの食害なのでしょうか。
本当は3周目をしながら,今度はマルハナバチの調査もしたかったのですが,約束の時間になったので,ロッジ前で佐藤さんたちを待ちました。
許されるならば,毎日でも乙女高原に行きたいです。知りたいこと・やりたいことがいっぱいです。
訪れている人に声をかけて,少しでも乙女高原を案内するのもやりたいことの一つです。限られた時間の中でこれをやってしまうと,ほかのことができなくなってしまいます。心の中で「声をかけてあげられなくて,ごめんなさい」と何度あやまったことか・・・。今日も3回,心の中であやまりました。声をかけてちょっぴりでも案内し,フィールドガイドでもお渡しすることができれば,乙女高原の自然を守る輪が広がるし,もったいないなあと思います。
おっと,今回はグチっぽい話が多くなってしまい,申し訳ありません。佐藤さんたちと合流し,午前中1時間,午後1時間ほど,乙女高原の案内をさせていただきました。案内した皆さんに少しでも乙女高原の魅力が伝わったらうれしいです。
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3.【参加報告】 ●シカ柵の植生調査● 7月31日
麻布大学野生動物研究室の高橋さんが高槻先生の指導のもと卒論のテーマとしてシカ柵内外の植生を比較研究することになったことの続編です。
6月の第1回調査で合計200本の草に番号札を付けて草の高さを測ったわけですが,今回は第1回調査で札を付けた植物を探して草の高さを測って記入するのですから,第1回よりずーっと困難な調査です。草むらの中,本当に200本の植物が見つけられるでしょうか??
今回の調査員は高橋さんを中心に,助っ人として高槻研究室から海老原さんと小島さん,ファンクラブからは芳賀さん,宮川さん,井上さん,植原が参加しました。
途中から雨も降り出すあいにくの天気の中,草むらをかき分けて札付きの植物を探しました。いくつかはすぐに見つかりましたが,いくつかがなかなか見つかりません。何度も何度も複数の人間が行ったり来たりするので,踏みつけがやがて道のようになってしまいました。植物たちに悪影響を与えているのではないか? もしかしたら,札付き植物を踏んでしまってないか? 心配になるほどでした。
今回,ロッジの鍵を借りていたので,途中から大雨になりましたが,ロッジの中で安心してお昼を食べることができました。助かりました。
夏とはいえ,標高1700メートルでの雨というのは,とても寒く,雨具がしっかりしていないと体温を奪われてしまいます。くれぐれも気をつけてください。ちなみに,髪の毛が濡れると余計に体温が奪われる感じがします。雨の日こそ,帽子をかぶるといいと思います。少しの雨なら帽子だけで大丈夫だし,雨がひどくなったら,帽子の上から雨具のフードをかけてしまえばいいのです。
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4.【活動案内】(再掲) ●マルハナバチ調べ隊● 8月 7日(日)
いよいよ今度の日曜日です。晴れれば,たーくさんのマルハナバチに出会うことができます。乙女高原随一のインタープリターであるマルハナバチたちの働きぶりをじっくりと見せてもらいましょう。
■日 時 8月7日(日) 雨天中止 午前10時から午後2時半まで
■集 合 乙女高原グリーンロッジ
■持ち物 弁当,水筒,筆記用具,時計(腕時計や携帯電話の時計で十分です)
■参加費 無料。
■内 容 午前中は調査の説明とラインセンサス調査。午後はまちぶせ調査。
■問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)
※行事災害保険にはファンクラブで加入します。
マルハナバチ調べ隊は年に3回行っています。
第1回 6月26日(日)・・・終了
第2回 8月 7日(日)
第3回 9月11日(日)
日程等は第1回と同じです。
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5.【活動案内】 ●乙女高原を歩こう● 8月21日(日)
乙女高原を歩きながら,この時期の乙女高原の自然をじっくり楽しみます。
■日 時 8月21日(日) 小雨決行 午前10時から12時まで
■集 合 乙女高原グリーンロッジ
■持ち物 水筒,帽子など
■参加費 無料。
■問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)
※行事災害保険にはファンクラブで加入します。
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6.【活動案内】 ●杭を作ろう● 8月21日(日)
乙女高原の遊歩道で使う杭を,間伐材を活用して手作りします。原則として案内人の活動ですが,ファンクラブ会員や興味のある方の参加も可能です。実際に自分の手で何かを作るのって,楽しいですよ。
持ち物 。
■日 時 8月21日(日) 小雨決行 午後1時から午後4時
■集 合 乙女高原グリーンロッジ
■持ち物 作業手袋(軍手など),水筒
お持ちの方は,のこぎり,なた,・・・などの大工道具
■参加費 無料。
■問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)
※行事災害保険にはファンクラブで加入します。
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