乙女高原ファンクラブトップ > メールマガジン > 第327号(2015.6.7)
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
乙女高原ファンクラブ 公認
乙女高原メールマガジン 第327号 2015.6.7.
発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
▲▼ もくじ ▼▲
NEW! 0.【ニュースニュース】
1.【活動案内】草刈り実験 (6/14)
2.【活動案内】マルハナバチ調べ隊(6/28)
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
0.【ニュースニュース】
●1.5月31日(スミレ観察会)の様子から、この週末(6月6/7日)が乙女高原のレンゲツツジの一番の見頃になるとふんでいましたが,今日(7日)行ったところ、まだまだつぼみがたくさんありました。先週寒い日が何日かあったからだと思います。次の週末くらいが満開になると思います。ぜひ、おいでください。
レンゲツツジを見たら、ツツジの花に来ているコマルハナバチ(こーちゃん)にも注目してくださいね。巣で待っている妹たち(一つの巣の働きバチは全部が1匹の女王バチの子どもで、メスです。だから「妹」となるわけです)のために、たくさんの花粉を集めて団子にし,足の花粉バスケットにくっつけていると思います。レンゲツツジの花粉団子ならオレンジ色です。今後、アヤメの花粉も集めるようになりますが、アヤメだったらミント色です。
●2.次の活動は,6月14日の草刈り実験です(→1)。毎年,大々的に草刈りするのは11月23日ですが,それ以外の季節に草刈りしたら,草原(生態系)はどうなのか?・・・を調べるための実験的草刈りです。草刈りは刈り払い機で一気にやってしまいますから,刈った草の運び出し作業にご協力ください。午前中で終わる作業ですので,お弁当を食べた午後は自然観察会をしましょう。
●3.市から県に申請していた助成金申請が通り(減額されたそうですが・・・)、いよいよ今年の秋、乙女高原(の草原)全体を囲うシカ柵が設置されます。先週,山梨県・山梨市の担当職員とともに、ファンクラブの宮原・植原両世話人がシカ柵設置箇所を確認しました。景観をできるだけ損なわないように、訪問者からできるだけ不満が出ないように、設置ルートが考えられていて,感心しました。何カ所か,どうしてもシカ柵が遊歩道を横切らなければならない箇所があり,そこには片開きの扉が設置されます。また、草刈りボランティアのときに草が運び出せないと困るので,一カ所、両開きの(したがって、間口の広い)扉が設置されます。
今年、シカ柵を設置しますので,シカ柵を設置する前の自然の状況を記録しておき、設置後と比べる必要があることから、県森林総合研究所と林さんにお願いして、植物相調査に取り組んでいます。
●4.これを書こうか迷ったのですが、やっぱり書くことにします。乙女高原グリーンロッジの看板の右上にデジタル温度計を掛けておきました。乙女高原を訪れた方に気温を知ってもらえば、いかに寒い(涼しい)ところなのか分かっていただけると考えたからです。ところが設置した1週間後には無くなっていました。風が吹いたくらいでは落ちないように設置しましたし、周辺に残骸も落ちていないことから、盗難にあったものと考えられます。しかも、設置した温度計がなくなるのはこれで2度目です。なんか寂しい気持ちになりました(だから、書こうか迷ったのです)。
●5.いよいよ乙女高原もメジャーデビュー?! 本日、乙女高原でNHKラジオ深夜便の収録をしました。ラジオ深夜便アンカーのお一人・須磨アナウンサーが乙女高原を訪れてくださり,植原がインタビューを受けたのです。
講演なら、自分で考えた中身を自分のペースで話せばいいのですから,言ってみればホームゲームみたいなものです。反面、インタビューともなると、こちらが予期していない質問もされるわけで、アウェーな感じです。それでインタビューって正直好きではないのですが、乙女高原のことを多くの方に知っていただけるチャンスなので、お引き受けしました。
で、今回も「どんなことを聞かれるのかな」とハラハラしながらインタビューを受けたわけですが、なななんと、時々すごくワクワクもしたんですよね。なぜかというと、須磨さんの質問に答えている自分のコトバを聞きながら、「あれ、オレってこんなこと考えていたんだ」と、普段意識していない自分の考えに気づくことができたからです。なんか、自分の意識の深いところにある考えが、須磨さんのインタビューによって引っぱり出されたって感じです。自分でも意識していない自分の考えなんですから、ハラハラ感満載でしたが,ドキドキワクワク感もあって、とても楽しめました。さすがは須磨さんはプロのアナウンサー・インタビュアーだと思いました。
もっとも、須磨さんに「ウエハラさんの夢はなんですか?」と聞かれて,「みんなが自然の中のゴミを拾ってくれることです」と答えている自分には笑ってしまいましたが・・・(でも、考えてみると,ほんとにそう思っているんですから仕方ありません)。
放送は6月17日の午前1時台・・・というより16日の深夜25時台といったほうがピンとくるかもしれません。日本全国で聞くことができます。すでに放送予告がNHKラジオ深夜便のホームページに載っています。
http://www.nhk.or.jp/shinyabin/
(このページの「6月16日」をクリックしてみてください)
●6(再掲).今年も11月23日までの土・日・祝日、塩山駅~柳平~焼山峠,柳平~大弛峠の乗合バスが運行されます。完全予約制です。昨年と少し変わっている点があります(帰りのバスは「花かげの湯」でも止まります。インターネットでも予約ができます等)。ご利用の際は以下のサイトをご覧ください
http://eiwa-kotsu.com/timetable/ohdarumi-line.php
●7 (再掲) .今年度の活動計画をカラー写真で紹介するちらしをつくりました。配布にご協力いただける方はご連絡ください。お送りします。ちらしはネットでも公開しています(PDFファイル)。
A面 http://fruits.jp/~otomefc/2015chirasia.pdf
B面 http://fruits.jp/~otomefc/2015chirasib.pdf
●8(再掲).次回世話人会は6月24日(水)午後7時半から牧丘総合会館です。ファンクラブの会員であれば,どなたでも参加できます。ぜひどうぞ。
--------------------------------------------------------------
1.【活動案内】 ●草の刈り取り実験● (6/14)
草原内で違う時期に刈り取りをし、その影響をモニタリングし、刈り取りに対する草原植物の反応の違いを明らかにします。刈り取り実験区は,ひとつの処理について10m四方の方形区。今年は実験・調査の3年目です。このプロジェクトは麻布大学野生動物学研究室との協働事業です。
①6月区:6月に区内の全植物を刈り取って効果をみる。
②9月区:9月に区内の全植物を刈り取って効果をみる。
③11月区:11月に区内の全植物を刈り取る(現行の刈り取りの効果の確認)。
④2度刈り:6月と9月に区内の全植物を刈り取って,2度刈りの効果をみる。
⑤選択刈り:6月に区内のススキのみを刈り取って効果をみる。
⑥刈り取りなし:全く刈り取りをしない区。
・刈り取りは地上部10cm程度の部分を機械または手刈りで刈り取ります。
・刈り取り直後に主要種について30個体程度を選び、ビニールテープでマーキングします。
・その後10月まで、毎月草丈の測定をします。
●草の刈り取り実験
その1=6月の刈り取り 6月14日(日)小雨決行 午前10時から12時30分
その2=9月の刈り取り 9月13日(日)小雨決行 午前10時から12時30分
■集 合 乙女高原グリーンロッジ
■持ち物 ある方は軍手 必要な方は弁当,水筒など
■参加費 無料。
※刈り払い機使用も大丈夫な保険に加入します(ファンクラブで負担します)。
■問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)--------------------------------------------------------------
2.【活動案内】●マルハナバチ調べ隊● 6月28日(日)
今年も愛くるしく,乙女高原随一のインタープリターであるマルハナバチたちの働きぶりをじっくりと見せてもらいましょう。
■日 時 6月28日(日) 雨天中止 午前10時から午後2時半くらいまで
■集 合 乙女高原グリーンロッジ
■持ち物 弁当,水筒,筆記用具,時計(腕時計や携帯電話の時計で十分です)
■参加費 無料。
■内 容 午前中は調査の説明とラインセンサス調査。午後はまちぶせ調査。
■問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)
※行事災害保険にはファンクラブで加入します。
※年に3回調査をするマルハナバチ調べ隊は,今年で13年目。
第1回 6月28日(日)
第2回 8月 2日(日)
第3回 9月 6日(日)
時間やプログラムは今回と同じです。
--------------------------------------------------------------
乙女高原ファンクラブトップ > メールマガジン > 第327号(2015.6.7) →ページトップ