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    乙女高原ファンクラブ 公認
 乙女高原メールマガジン 第335号
 2015.11.25.
 発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町)
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  ▲▼ もくじ ▼▲
NEW! 0.【ニュースニュース】
NEW! 1.【活動報告】草刈りボランティア(11/23)
    2.【活動案内】乙女高原観察交流会(12/5)
    3.【活動案内】乙女高原フォーラム(2016/1/31)
NEW! 4.【活動案内】ファンクラブ総会(2016/3/13)
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0.【ニュースニュース】

●1.第16回目となる「乙女高原草刈りボランティア」、無事終了しました。260名を越える参加者があり、特に、若者の参加が多かったように思います。来年に向けての前向きな意見を、ぜひお聞かせください→1

●2.「乙女高原観察交流会」第1回は12月5日(土)です。ぜひご都合をつけておいでください→2

●3.来年1月31日(日)に予定されています「乙女高原フォーラム」のちらしができました。A4版で表面カラー・裏面モノクロです。配布にご協力いただける方は枚数をお知らせください。お送りします。
 じつは・・・このちらし、とっても凝りました。たくさんのスミレが観察できる、富士山の見える展望台からの写真を大きく載せ、たくさんのスミレの「顔(花)」の写真を丸く並べました。さらに「ヒョウモンチョウの幼虫がスミレのつぼみを食べている写真」や「ビロードツリアブがその長い口を伸ばしてスミレの花の蜜を吸っている写真」などで「スミレと他の生き物たちのつながり」を表現し、「夏になって春と違う葉(=夏葉)を付ける」ことや「実が成熟すると割れて、中から種が出てきて飛ばし、さらに種についているオマケが欲しくてアリが運ぶ」ことを表したくてミヤマスミレの種の写真を載せたりして、スミレの生活史を表現したり・・・。ですが、どれも写真の質が悪くて、説明しないとわからない・・・という出来になってしまいました(グスン)。見てみたいという方は、ネットでも公開しているので、見てみてください→3
 http://fruits.jp/~otomefc/forum2016.pdf

●4.来年3月13日(日)午後2時に予定されていた総会ですが,諸事情により、開始時刻を午前10時に変更することになりました。10時からです。終了は12時の予定です。今から予定に入れておいてくださいね→4

●5.(再)乙女高原ファンクラブでは3種類のフィールドガイドを作りましたが,そのうち「マルハナバチ・ウォッチング」をマイナーチェンジし、増刷しました。マルハナバチの図鑑ページで使われている写真を一新し、マルハナバチができるだけ大きく写っているものにしました。今回も監修を国武さんにお願いしました。手にとってみたい方は事務局植原までご連絡ください。

●6.次回世話人会は12月9日(水)午後7時半から牧丘総合会館です。ファンクラブの会員であれば,どなたでも参加できます。ぜひどうぞ。
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1.【活動報告】●第16回草刈りボランティア●11月23日

今年も破られませんでした、「草刈りボランティアの日は雨は降らない」という神話。これで16年連続して11月23日には雨は降っていません。天気予報では「曇後雨」だったので、ずっとやきもきしてて、前日なんか30分おきに天気予報のサイトを眺めていたのですが、だんだんいい方に予報が変わっていったので、ほっとしました。

 参加者数にもびっくりです。受付名簿によると265名ですが、出口調査(記念写真撮影後、シカ柵扉出口で野鳥カンウト用の数取り器で数えました)では278名の参加者でした。受付名簿の数を公式参加者数としますから、公式には265名ということになりますが、これは2007年の267人に次ぐナンバーツーの多さです。
 こんなに多くの参加者が得られた原因の一つは、団体参加の多さです。今回、次のような参加団体がありました。(●印は今年初)
 ・金峰前山保護組合
 ・北奥千丈保護組合
 ・西保財産区
 ・諏訪財産区
 ・西保下財産区
 ・倉科財産区
 ・観光協会牧丘支部
 ・山梨ロータリークラブ
 ・県有林造林推進協議会
 ・田丸グリーン基金
 ・ジェイチーム
 ・成城学園年輪会
 ・甘利山倶楽部
 ・山梨県立大学
 ・麻布大学
 ・特老『笛吹荘』
 ●あいおいニッセイ同和損保
 ●ジブラルタ生命やまなし営業所
 ●コロンビアスポーツウェアジャパン
 ●山と渓谷社
 以前、田丸グリーン基金の研修会で講演させていただいたことがあります。その際、
 「田丸グリーン基金が社会貢献として乙女高原ファンクラブに毎年、援助していただいているのは素晴らしいことだと思います。でも、これを素晴らしいと思っていてはダメだと思います。まわりの環境・自然・社会があってこその会社・企業です。企業の社会貢献が普通にならないとダメだと思います」
といった話をさせていただきました。今年、その芽が少しずつ大きくなってきているなあと感じました。

 人数が多すぎ、車は止めきれないわ、受付で配る「作業班別シール」は品切れるわ、ペットボトルのお茶も足りなくなるわ・・・うれしい悲鳴でした。でも、その分、作業は早かったですよ。手刈り班の人数が多かったので、それこそあっと言う間に終わってしまい、草を田丸さんのゴミ収集車で運ぶのも午前中で全て終了してしまいました。

 多くの参加者に恵まれたということは、受け入れる側のスタッフの数も多くないと対応できません。じつは、今年、スタッフに立候補してくださった方も多かったのです。また、行政側のスタッフも多かったです。そのおかげで、短時間で、しかも、参加者にストレスなく(というより、楽しく)作業を進めることができました。

 若い人は多かったですが,子どもたちの参加はそんなに多くなかったです。子どもたちもたくさん参加してくれるといいなと思いました。ま、最近、ただでさえ子どもの数が減少しているのだし、休みとなると習い事やスポ少で子どもたち大忙しですからね。ですが、予定通り、林道で落ち葉を集め、それを袋に詰めてブナじいさんの根元まで運び、ブナ祖父さんの根元に落ち葉のふとんをかけるキッズ・ボランティアも楽しく進めることができました。

 恒例の記念写真では、昨年のように撮影に間に合わない人がいないように、細心の注意を払いました。わら撒き隊の帰りを大勢の皆さんに待っていただいてしまいましたが、皆さんも事情を理解してくださり、10分も待っていてくださいました。「乙女高原の写真屋さん」古屋さんによって、今年も楽しい撮影となりました。

 豚汁も相変わらずいい味でした。竹居さんの「手前味噌」、藤巻さんの豚肉とゴボウ、そして、給水車や大鍋を手配してくださった山梨市。
 毎年、竹居さんの指示で、その日の参加者数や気温によって微妙に水の量を変えているんだそうです。どんよりとした曇り空で、吐く息が白く見えるくらいだったので、なおさら温かい豚汁はありがたかったです。記念写真を撮った後、配り始めたのですが、長蛇の列ができました。まるで年末ジャンボ(宝くじ)の売り出しみたいだったです(大げさか・・・)。

 さて、今回の草刈りボランティアは、先週末に完成したばかりのシカ柵のお披露目となりました。色は焦げ茶でまわりの景観に溶け込んでいるし、網は細めで、目も荒く、それも柵を目立たなくしている要因になっています。
 たくさんの人から「いいシカ柵ができましたね」と声をかけられました。来年以降、ぜひ乙女高原を訪れて、「その後の乙女高原」を見ていただきたいと思います。

 片付け終了後、これも恒例の茶話会を実施。20人がお茶を飲みながら情報交換しました。

 来年に向けて、ご意見等をぜひお届けください。よろしくお願いします。

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2.【参加募集】●第1回 乙女高原観察交流会●

12月5日(土)
 ・ 9時 道の駅「花かげの郷 まきおか」に集合→相乗りで乙女高原へ
 ・10時 乙女高原(現地集合)
 ・電車で来られる方は、車で来られる方に、山梨市駅でピックアップしてもらえるようにしたいと思いますが、参加者どうしの話し合い事項となります。

●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食、傷害保険などすべて自己責任となります。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。
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3.再掲【活動紹介】 ●乙女高原フォーラム● 2016年1月31日(日)

日 時 2016年1月31日(日) 午後1時~3時30分
場 所 夢わーく山梨 3階 大集会室
主 催 山梨市,山梨県,乙女高原ファンクラブ
定 員 ありません。どなたでも参加できます。事前申込み不要。
参加費 無 料

■フォーラムのテーマ
「生物多様性の妖精・スミレのふか~くてひろ~い話」

世界に400種とも600種ともいわれるスミレ属の植物。南極以外のすべての大陸に分布し、日本には60種を数えます。世界における日本の面積はわずか0.25%。その日本列島に世界の10%のスミレが分布しているというのは驚異的な数字です。それは日本列島の生物多様性の象徴といってもいいでしょう。日本列島にスミレが多いわけを紐解きながら、身近なスミレに自然史の奥深さを学びましょう。

■ゲスト いがり まさしさん

いがりさんのプロフィール
 1960年愛知県豊橋市生まれ。関西学院大学文学部美学科中退。自転車で、ストリートミュージシャンをしながら、全国を放浪。その後、冨成忠夫氏の植物写真に出会い、植物写真を志す。印刷会社のカメラマンを経て、1991年独立。植物の生命としての美しさを映像で表現する一方、超アップを駆使したわかりやすい図鑑写真にも積極的に取り組んで現在に至る。2009年よりミュージシャンとしても、ライブ活動やマルチメディア作品として音楽作品を発表している。豊橋市在住
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4.【活動案内】 ●2015年度総会●

日 時 3月13日(日)午前10時~(準備は9時半から)
場 所 山梨市牧丘総合会館 3階 大ホール

次 第
1.開会のことば
2.代表世話人あいさつ
3.議 事
 ①2015年度活動報告
 ②2015年度収支決算報告
 ③会計監査報告
 ④2016年度活動計画案
 ⑤2016年度収支予算案
 ⑥その他
4.その他
5.閉会のことば
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