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    乙女高原ファンクラブ 公認
 乙女高原メールマガジン 第348号
 2016.5.12.
 発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町)
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  ▲▼ もくじ ▼▲
NEW! 0.【ニュースニュース】
NEW! 1.【活動報告】スミレ観察会(スミレ・ハイキング)(5/07)
   2.【活動案内】遊歩道づくり(5/15)
   3.【活動案内】スミレ観察会(5/15)
   4.【活動案内】谷地坊主の観察会(6/04)
   5.【活動案内】マルハナバチ調べ隊~初夏編(6/26)
   6.【活動案内】乙女高原観察交流会(7/02)
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0.【ニュースニュース】

●1.いよいよ遊歩道づくりが今週末の日曜日となりました。春のいい季節、標高1700mの乙女高原で、気持ちよい汗をかきませんか? 午後からはスミレ観察会も待っています。できましたら、作業するだけでなく、作業する方たちをお世話する「スタッフ」としてご参加ください。「受付係」とか「コースごとの世話役」とか。よろしくお願いします。ぜひお願いします。

●2.(再掲)ファンクラブのホームページの「乙女高原の自然情報」ぜひ、見てくださいね。乙女高原で咲いている花、鳴いている鳥など、リアルタイムな乙女情報です。
http://fruits.jp/~otomefc/

●3.5月7日、スミレ観察会が楽しく行われました。1日で10種類以上のスミレを見ることができました。全体の進行をしてくださった依田さん、観察交流会との抱き合わせ実施だったこともあって駐車場の場所など何かと心配してくださった山本さん:事前に下見をしてスミレのありかを調べておいてくださった井上さんなど多くの皆さんのご努力ご協力もあって、楽しい会となりました→1

●4.山梨市駅の改札口を出たら、信号を渡って、郵便局の北隣りが「街の駅やまなし」です。その一角を常設的にお借りできることになりました。今、ちょうど乙女高原展第一弾として「乙女高原の写真屋さん・古屋光雄写真展」を開催しています。ぜひご覧になってくださいね。
http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/sight/tour/machi_station/yamanashi.html

●5.(再掲)次回世話人会は5月26日(木)です。この日は県みどり自然課から秩父多摩甲斐地域のユネスコ・エコパークを目指してのお話をお聞きします。ファンクラブ会員なら、どなたでも参加できます。ぜひおいでください。午後7時半から山梨市牧丘総合会館(ナビ用電話番号0553-35-3612)です。

●6.(再掲)その秩父地域のエコパークについてのシンポジウムが5月29日、午後2時から甲州市民文化会館で行われます。ゲストは藻谷浩介さん。一瀬高橋の伝統芸能「春駒」も披露されるそうです。詳しくは県みどり自然課055-223-1522まで。

●7.(再掲)5月29日の午前は、笛吹市春日居の山梨岡神社で「自然観察と絵本の読み聞かせ」というイベント「おおぞらの下のおはなし会」が行われます。自然観察の部分は植原が受け持ちます。10時から12時。問い合わせは おはなしのへやももの馬場さん080-5046-9436まで。
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1.【活動報告】 ●スミレ観察会(スミレ・ハイキング)● 5月7日

※依田 昇さんがレポートを書いてくださいました。

■28年第1回スミレ観察会と5月交流会の報告    28年05月07日(土) 依田 昇
 午前9時、鼓川温泉駐車場に集合。今回は毎月第一土曜日に行っている乙女高原観察交流会と兼ねての観察会となりました。今回は26年に順位では一番新しく見つかった《25》フモトスミレ《26》フイリフモトスミレがあり、さらに今年新たに《27》エゾアオイスミレが見つかった自然観察路登山口周辺を見て観察路を高原まで登る2時間のコースを設定しました。山梨CATVがスミレハイキングに同行取材として加わることになりました。

 8時30分頃になると、参加者の車が続々と到着してきました。私の予想参加者は乙女高原関係者と合わせても12~3名と考えていたので、20名近い参加者、10台近い車、駐車場に置いておくわけにもいかず、時間も迫り、開会の挨拶も、山梨CATVの方の紹介もそこそこ、山本さんに車の采配をお願いして、観察路入口まで移動、同乗者を残し四季の森の所に車を置き、2台に運転手を乗せ観察路まで戻り、全員でスミレを見ながら登り始めました。

 いくつかのマルバスミレ、フモトスミレ、タチツボスミレは登山口周辺に見られれましたが観察路ではフモトスミレがポツリと顔を出すだけでした。今年というよりここ2~3年スミレだけではなく山野草の花咲く時期がだいぶ早くなっています、箱根も3月にスミレが咲き始めます、1カ月近く早く咲くものも出てきています。昨年今頃は、アケボノスミレやエイザンスミレがフモトスミレと一緒にたくさん咲いていたのですが、スミレの他は、ネコノメソウ、コンロンソウ、マムシグサ、コミヤマカタバミが見られました。
 母母峠の岩山から富士山を見て、岩場に咲くヒカゲツツジに見とれました。高原に出る山道はサンリンソウがいっぱい咲いていました。ほぼ時間通りの12時10分ぐらいにグリーンロッジに到着、この時の温度23度でした。
 ここで山梨CATVのインタビューを何人かの方が受けられ、1時間弱の休憩、昼食をとりました。この時間出来たら参加者の皆さんとスミレ談義もしたかったのですが、なぜか余裕が無く、休憩が終わってしまいました。

 私の予定ではヨモギ頭は今日は外してあったのですが、午前中あまりスミレが見つからなかった事もあり、日当りの好いヨモギ頭は次の観察会では終わっているのではないかと思い、登る事にしました。今年は、いつもあるエイザンスミレが森のコースに一株も咲いていません、これも観察会には付いてくる自然のいじわるなのか、ヨモギ頭では薄くかすんだ富士山とカラマツのパイナップルの花が迎えてくれました。アケボノスミレは最終章、ヒナスミレ、エイザンスミレは姿なく、アカネスミレが少し咲いているだけでした。でもまさかと思う事もありました。1輪だけでしたがヒゴスミレの素晴らしい姿が見られました。素晴らしい香りを久し振りに嗅ぎました。高原の中は足の踏む場もないくらいフデリンドウの花がいっぱい咲いていました。ヤマナシの白い花が満開でした。
 場所を湿原に向かう山道に移しました。井上さんが下見で探しておいてくれたサクラスミレを観察。以前なら5月後半でなければ見られなかったものが、少し小型ながら数十株見ることができました。2回目の観察会が楽しみになりました。湿原で山本さんがヒメゴヨウイチゴを教えてくれました、白い可愛い花が5葉の上に乗っていました。四季の森では、可愛いミヤマスミレ、ヒメイチゲをみました。
 15時、閉会、解散となりました。
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2.【活動案内】●第17回 遊歩道づくり●  5月15日(日)

 古くなった杭を交換し,ロープを張り巡らし,遊歩道をはっきりさせます。ご家族で参加できる作業です。春の乙女高原で,いい汗をかきましょう。ただし,天気が悪いと寒いです。防寒具もお忘れなく。
 終了後,依田さんを講師にスミレ観察会をします。こちらも予定に入れておいてください。

■主催 山梨市 山梨県 乙女高原ファンクラブ
■日時 5月15日(日) 午前9時半から12時ごろまで ※スタッフは9時集合
 (少雨決行。雨天の判断は各自でお願いします)
 (荒天の場合,22日・日曜に延期)
■集合 乙女高原グリーンロッジ前
■持ち物 べんとう,雨具,軍手。
 かけや(大きなトンカチ),なたなど道具がある方はご持参ください。
■服装 作業のできる服装(まだ寒いので,防寒の準備も)
■問い合わせ・申し込み先 山梨市役所観光課 電話0553-22-1111(代表)

※保険には主催者で加入します。
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3.【活動案内】●第6期 スミレ観察会● 5月15日(日)

 遊歩道づくりが終わり、お弁当を食べたあと、開会します。今度はどんなスミレが見られるでしょうか?

●5月15日(日)午後1時~3時半(少雨決行。雨天の判断は各自でお願いします)
■集 合 乙女高原グリーンロッジ前
■持ち物 水筒,雨具,筆記用具,観察用具(ルーペがあると便利です),図鑑など。
■参加費 無料。
■講 師 依田 昇さん(乙女高原案内人。スミレ・フィールドガイド編集代表)
■問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)


  【今後のスミレ観察会】
5月28日(土) 午前10時から午後2時半
(少雨決行。雨天の判断は各自でお願いします)
■集 合 乙女高原グリーンロッジ前
■持ち物 べんとう,水筒,雨具,筆記用具,観察用具(ルーペがあると便利です),図鑑など。
■参加費 無料。
■講 師 依田 昇さん(乙女高原案内人。スミレ・フィールドガイド編集代表)
■問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)

※行事災害保険にはファンクラブで加入します。
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4.【活動案内】●谷地坊主の観察会● 6月4日(土)

乙女高原の湿地に「ゲゲゲの鬼太郎」が分身をたくさん作って、ニョキニョキ生えています。その正体はタニガワスゲという葉っぱが細長い草の株なのですが、なんかユーモラスで、そのかたまりにピンポン玉くらいの大きさのシールを2つ並べて貼り付け、目玉にしたい衝動に駆られます。
様子はユーモラスなのですが、その成り立ちを調べると、乙女高原の地質、土壌、気候、気温、積雪、斜度、水流、植物・・・いろいろな条件が奇跡の確率で乙女高原で重なり合い、できあがったものであることがわかります。そんな谷地坊主の観察会をします。

■日 時 6月4日(土) 小雨決行 午前10時から午後2時半くらいまで
■集 合 乙女高原グリーンロッジ
■持ち物 弁当,水筒,観察用具など
■参加費 無料
■問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)

※自然観察交流会の一環として行います。
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5.【活動案内】●第14期 マルハナバチ調べ隊~初夏編● 6月26日(日)

 今年も愛くるしく,乙女高原随一のインタープリターであるマルハナバチたちの働きぶりをじっくりと見せてもらいましょう。

■日 時 6月26日(日) 雨天中止 午前10時から午後2時半くらいまで
■集 合 乙女高原グリーンロッジ
■持ち物 弁当,水筒,筆記用具,時計(腕時計や携帯電話の時計で十分です)
■参加費 無料。
■内 容 午前中は調査の説明とラインセンサス調査。午後はまちぶせ調査。
■問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)

※行事災害保険にはファンクラブで加入します。

  【今後のマルハナバチ調べ隊】
盛夏編 8月6日(土) 雨天中止 午前10時から午後2時半くらいまで
初秋編 9月3日(土) 雨天中止 午前10時から午後2時半くらいまで

※時間やプログラムは6月の回と同じです。

※乙女高原ファンクラブでは年に3回ずつマルハナバチ調べ隊を行っています。
 初夏編 女王バチが見られる…かも
 盛夏編 たくさんの働きバチ
 初秋編 超レアなオスバチが見られる…かも
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6.【参加案内】●第8回 乙女高原観察交流会●

●7月2日(土)9時 牧丘の道の駅に集合

■持ち物 べんとう,水筒,雨具,筆記用具,観察用具(ルーペがあると便利です),図鑑など。
■参加費 無料。
■問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)

  【乙女高原観察交流会の注意事項】
●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食、傷害保険などすべて自己責任となります。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。


  【乙女高原観察交流会の今後の予定】
8月6日(土)10:00~14:30 自然観察交流会⑤ 兼・マルハナ調べ隊(盛夏編)集合:乙女高原グリーンロッジ
9月3日(土)10:00~14:30 自然観察交流会⑥ 兼・マルハナ調べ隊(初秋編)集合:乙女高原グリーンロッジ
10月1日(土)9:00~ 自然観察交流会⑦ 集合 牧丘道の駅
11月5 日(土)9:00~ 自然観察交流会⑧ 集合 牧丘道の駅
12月3日(土)9:00~ 自然観察交流会⑨ 集合 牧丘道の駅
1月7日(土)9:00~ 自然観察交流会⑩ 集合 牧丘道の駅
2月4日(土)9:00~ 自然観察交流会⑪ 集合 牧丘道の駅
3月4日(土)9:00~ 自然観察交流会⑫ 集合 牧丘道の駅
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