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乙女高原ファンクラブ 公認
乙女高原メールマガジン第408号 2019.3.6.
発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町)
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▲▼ もくじ ▼▲
NEW! 0.【ニュースニュース】
1.【活動報告】乙女高原自然観察交流会 03月02日(土)
2.【活動案内】2018年度総会 03月10日(日)
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0.【ニュースニュース】
●1.3月2日(土)の乙女高原自然観察交流会の様子を山本さんがレポートしてくださいました。もうカエルが産卵していたそうですよ! →1
●2.今年度の総会が3月10日(日)午後2時から牧丘支所です。市長さんも来られて、来賓としてご挨拶いただきます。また、座談会では井上さんが大月の「シオジの森」の活動にしてお話してくださいます。ぜひぜひおいでください。
●3.また、今回は世話人の改任もあります。乙女高原のために2年間、力を貸していただけませんか? 世話人への立候補は当日も受け付けますし、総会後も受け付けます。ぜひ、自分のできる範囲で、乙女高原の自然のためにお力をお菓子ください。
●4.(再掲)乙女高原の活動ではありませんが、植原が自然観察の講師をつとめる「おおぞらの下のおはなし会」が3月17日(日)午前10時から12時まで、笛吹市春日居町の山梨岡神社境内で行われます。自然観察と絵本の読み聞かせのコラボ企画です。参加希望の方は「おはなしのへや もも」馬場さんまで(080-5046-9436)
●5.これも乙女高原の活動ではありませんが、3月9日(土)、9:30-16:00(開場9:00)、国立オリンピック記念青少年総合センター(東京・代々木)にて「自然観察指導員40周年記念キックオフイベント~私たちがつなぐ、自然観察指導員の一歩」が開催されます。主催は(公益財団法人)日本自然保護協会です。この中で、植原が基調講演「自然観察、次の一歩へ」を行います。よろしければ、ぜひご参加ください。詳しくは・・・
https://www.nacsj.or.jp/educate/2019/01/8524/
~フォーラムの報告については、いましばらくお待ちください~
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1.【活動報告】 ●乙女高原自然観察交流会● 03月02日(土)
山本さんがレポートを書いてくださいました。
牧丘道の駅に集合したのは井上さん、鈴木さんと私の3人、私の車1台で行くことにしました。昨日の雨が山の上では雪になっていたようですが、今日の天気は上々、良く晴れています。
杣口林道の途中で車を止めて、ヤマアカガエルの卵塊を確認しました。ここ何年かは卵が確認できていない湿地には、今年も確認できませんでしたが、上の泉池では卵塊を確認できました。氷の張っていたところに10腹ほどの卵塊があり、大分塊がゆるんでいて、くっつきあっていたので正確には数えられませんでした。氷ってないところに4腹の卵塊がありました。午後には氷も融けているだろうから、帰りに再確認してみようということで先に進みます。
ヤドリギの実もまだたくさん残っていて、鳥の糞をした形跡もなく、今年はレンジャクはやってこなかったのでしょうか。山中湖方面の情報もありません。
コガネネコノメソウがあるという沢へと降りてみました。ネコノメソウの花期は4月ですが、場所を確認しておこうということで下っていくと、井上さんが沢にシカの骨をみつけました。コケもいろいろあるので、ネコノメソウの仲間と一緒にゆっくり観察するのもいいかなと思いました。
琴川ダムはほとんど凍結していて、真っ白く雪をかぶった金峰山がくっきり見えました。
柳平までは林道に雪はありませんでしたが、柳平から焼山峠、さらに乙女高原への林道は積雪していました。乙女高原も一面真っ白で10㎝ほどの積雪です。
今日の乙女高原には、フォーラムで展示するため持ち出したコケを戻す目的もあり、森のコースを上って富士山展望地まで行き、草原のコース方面から下りました。遊歩道脇の雪をかきわけコケを戻してから雪をかぶせてやりました。
ウラジロモミやアカマツの根回りには雪がありません。常緑の葉が雪を受けとめ、日が当たるといち早く融けてしまったようです。
富士山は7~8合目まで雲がかかっていて、その上に白い頭を出していました。私が富士山を見ながら休憩している間、井上さんと鈴木さんはヨモギ頭へと上がって、眺望を楽しまれました。
スミレ観察をする場所には雪はなく、今年もこの場所のスミレの開花は早そうです。
ロッジのところで昼食をとってから、ヤチボウズを観に行きながら、湿地にもコケを戻し、ついでにヤマアカガエルの卵塊を探しましたが、見つかりませんでした。湿地帯にも卵塊はなく、標高の高い所では、氷っていなくてもまだこれからでしょう。ちなみにこの日寒さはほとんど感じませんでしたが、気温は1度Cでした。
焼山峠にも立ち寄って、ここの湿地でミズゴケが見られるというのでコケの観察をしました。カンボクの赤い実もまだ残っていました。この実は鳥が食べないと言われています。
泉池まで戻ってみると、氷はすっかり融けていましたが、やはり卵塊はゆるんでくっつきあっているので、正確には数えられません。10腹ほどという見解です。
しばらく池を眺めていると、大きなオタマジャクシが1匹現れました。尻尾を除いて1㎝はありました。この時期どうしてこんな大きなオタマジャクシが、しかも1匹だけ、不思議です。
親ガエルも何匹か顔を出してくれました。耳をすますとか細い鳴き声も聞こえました。
道の駅に戻った時間がいつもより早かったので、塩山玉宮地区のザゼンソウを見て帰りました。
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2.【活動案内】 ●2018年度総会● 3月10日(日)
日 時 3月10日(日)午後2時~(準備は1時半から)
場 所 牧丘総合会館(山梨市役所牧丘支所)2階
次 第
1.開会のことば
2.代表世話人あいさつ
3.議 事
①2018年度活動報告
②乙女高原フェローの報告
③2018年度収支決算報告
④会計監査報告
⑤2019年度活動計画案
⑥2019年度収支予算案
⑦2019~20年度世話人の改任
4.その他
5.閉会のことば
※今回は2年に一度の「世話人改任」です。多くの方に立候補していただきたいと思っています。世話人あっての乙女高原の活動です。ぜひよろしくお願いします。
※座談会は、大月のシオジの森の活動について、井上さんにお話していただく予定です。
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