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 乙女高原ファンクラブ 公認
乙女高原メールマガジン第425号  2019.11.11.
 発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町)
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  ▲▼ もくじ ▼▲
NEW! 0.【ニュースニュース】
    1.【活動案内】草刈りボランティア  11月23日(土・祝)
NEW! 2.【観察報告】11月10日の乙女高原
    3.【活動案内】草刈りボランティアに送迎バス運行 11月23日(土・祝)
    4.【活動案内】乙女高原フォーラム     2020年1月26日(日)
NEW! 5.【活動案内】乙女高原自然観察交流会      12月07日(土)
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0.【ニュースニュース】

●1.メールマガジン前号・前々号で草刈りボランティアのスタッフ立候補を呼びかけたところ、たくさんの方から「立候補するよ」メールをいただきました。本当にありがとうございます。とはいえ、まだスタッフの立候補をお待ちしています。20周年の記念すべき草刈りボランティアを、ぜひ多くの皆さんと一緒に分かち合い、盛り上げたいと思います。スタッフへの立候補、お待ちしています→1

●2.「草刈りボランティア」の下見および下準備の会を11月10日(日)午前10時から行いました。11人も参加してくださったんですよ。ロッジの中を掃除したり、キッズボランティアの準備をしたり、草原内の若木を切ったりと、秋晴れの中、楽しく作業を行いました。参加してくださった方々、ありがとうございました。

●3.11月23日の「乙女高原草刈りボランティア」に運行する山梨市駅から乙女高原までの無料往復バス、まだ席は残っています。ぜひご利用ください。午前8時ちょうどに山梨市駅前を発車します。要予約。申し込みはメールのみ。先着順です。→3
 詳しくは以下のページをご覧ください。
https://blog.goo.ne.jp/otomebus
 申し込みは以下のアドレスまで
otomefc@fruits.jp

●4.山梨市駅前の街の駅で「草刈りボランティア20周年記念」展、好評開催中です。ちらしを置いています。近くにいらした際には、ぜひお寄りください。
 「街の駅」のホームページです。
https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/docs/yamanashi_02.html
 20周年展の様子です。
https://blog.goo.ne.jp/otomefcact/d/20190915

●5(再掲).来年2020年1月26日(日)に予定している第19回乙女高原フォーラムのゲストは長野県の須賀 丈(すか たけし)さんです。長野県環境保全研究所の主任研究員をされています。須賀さんは「日本列島草原1万年の旅 草地と日本人」という本を出されています(共著 築地書館,2012)。この本の帯には「日本列島の土壌は1万年の草地利用によって形成されていた」とあります。「日本の草地は人との関わりによって生まれ・維持し続けられ、そして、今がある」というテーマの本です。乙女高原の草原をボランティアで維持する活動を始めて20年。これを機に、草原を保全し続けることの価値や意義を再確認するのに適任だと思います。今からぜひ予定にいれておいてください→4

●6(再掲).次回乙女高原連絡会議・世話人会は11月14日(木)午後7時半から市役所牧丘支所にて行います。世話人でなくても参加できますので、ぜひおいでください。
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1.【活動案内】 ●草刈りボランティア● 11月23日(土・祝)

・日 時 11月23日(土・祝)少雨決行。午前9時半から午後2時
     荒天の場合:翌24日(日)。
・集 合 乙女高原グリーンロッジ
・持ち物 弁当,飲み物,軍手,雨具,おわん・はし(豚汁用),
 お持ちの方はかまなどの道具。
・参加費 無 料(主催者負担で保険に加入)
・内 容 草刈り,草の運び出し,ロープ回収,ゴミ拾い,
 キッズボランティア,豚汁作りなど

■乙女高原の草刈りのボランティア・スタッフを募集しています
 今回で20回目となる乙女高原の草刈り作業は、自画自賛・我田引水かもしれませんが、行政(市・県)・市民(ファンクラブ、山梨ロータリークラブなど)・企業(田丸、ジェイチームなど)による理想的なパートナーシップ(協働)が機能しているイベントです。晩秋の高原で一日いい汗をかいてください。
 多くの皆さんが「参加者」としてだけでなく、「参加者のお世話をする人(スタッフ)」として参加していただけたら、ありがたいです。
・スタッフの例(詳しくは事務局にお問い合わせください)
1駐車場係   →朝、車の誘導など(林道は緊急車両とゴミ収集車以外は駐車禁止)
2受 付    →朝、受付と班分け、資料と飲み物の配布など
3班の世話役  →各班の段取り。草刈り場所の提示。作業の進み具合を本部に連絡など
4キッズ班世話役→子どもたちをブナじいさんに誘導。作業の支援など
5豚汁係    →豚汁の調理。炊事用ゴム手袋等は支給します。

■ブナじいさんの根元に落ち葉のふとんをかけましょう
 今年も子ども向けのプログラム,やりますよ! ブナじいさんの根元に落ち葉のふとんをかけます。毎年,保育園くらいの小さい子から小学校高学年くらいまでが参加しています。

※2012年の草刈りの様子を見ることができます。TBS『風の言葉』というたった2分のテレビ番組のユーチューブ動画なのですが、たった2分で乙女高原の草刈りの様子やその目的を上手にまとめていると思います。西島秀俊さん(テレビドラマ「MOZU」や「流星ワゴン」の主役)のナレーションもなかなかいいです。
 http://www.youtube.com/watch?v=uJ2YOJSOMbI
 または「風の言葉 乙女高原」で検索
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2.【観察報告】 ●11月10日の乙女高原●

 草刈りボランティアの下見と準備は午前中で終わり、午後から有志で草原の自然観察を行いました。草原内は一面枯草色。草の実や枯れ草の観察会をするのかなと思ったら、なんとスミレの花の観察でした。
 スミレといえば春の花・・・のはずですが。エゾノアオイスミレの株の根元にかかっている枯れ葉を注意深く取り除いてみると・・・ありました、小さな小さな「鎌首」。これがエゾノアオイスミレの閉鎖花なんだそうです。次に見たのは、エイザンスミレの閉鎖花。エイザンスミレはスミレとしては珍しく、深い切れ込みのある葉を付けますが、夏葉は基本3枚づつの複葉です。その根元から、こんどは大きく柄が伸びて、その先に、大きく膨らんだ閉鎖花がありました。おそらく中ではもうそろそろ種が熟すのではないかと思います。3番目はエゾノタチツボスミレ。閉鎖花が実となり、先が3つに割れて、種が飛んだあとがたくさん見つかりました。中には種がまだ残っているものもあり、まん丸で、真ん中にへそのようなものが付いている種がかわいく1列に、細長いボートの上に並んでいるようでした。
 秋の日は短く、どんどん寒くなってきました。草原内を1周し、それぞれ帰路につきました。
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3.【活動案内】●草刈りボランティアに送迎バス運行● 11月23日(祝)

●“草刈りボランティア2019” には駅から往復バスで!

一昨年より、草刈りボランティアに山梨市駅からの送迎バスを用意しています。無料でご利用いただけます。

◆乙女高原草刈りボランティア
主 催:乙女高原ファンクラブ・山梨市・山梨県
開催日:11月23日(祝・土)小雨決行
時 間:午前9時30分~午後2時
場 所:乙女高原グリーンロッジ前集合

■運行するバスのダイヤ■
行き 山梨市駅 8:00 → 乙女高原 9:00
帰り 乙女高原14:00 → 山梨市駅15:00
  ※必ず往復ともご利用ください。

■申し込み条件■
〇お一人で4人分まで申し込めます。
〇メールのみの受付です(電話等不可)。
〇受付開始は9月23日 午前10時です。
〇定員27人。先着順です。

■申込み方法■
①「草刈りボランティア無料バス希望」と書いたメールを以下のアドレスにお送りください。
 otomefc@fruits.jp
 乙女高原ファンクラブのサイトからも申込めます(乙女高原←検索)
※ケイタイ・スマホからのお申し込みの場合、フィルタリングにご注意ください。
②折り返し、お名前・緊急連絡先等をお尋ねするメールを送りますので、ご返信ください。
③ご返信いただいたところで申込み完了です
※3日間返信がなければキャンセルとみなしますので、ご注意ください。
④後日、バス乗車場所等をお知らせするメールをお送りします。
⑤当日、バスを利用して草刈りボランティアにご参加ください。
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4.【活動案内】●乙女高原フォーラム● 2020年 1月26日(日)

日 時 1月26日(日) 午後1時~3時30分

※スタッフ集合は11時半です。
スタッフにはお弁当を用意しますので,立候補される方は事前にご連絡ください。

場 所 夢わーく山梨(予定) ※駐車場は市役所跡地
主 催 山梨市,山梨県,乙女高原ファンクラブ
定 員 ありません。どなたでも参加できます。事前申込み不要。
参加費 無 料


■フォーラムのテーマ・・・「草原を守れば,つながり復活?!」
 日本の野山にはかつて、森林のほかに草原も広がっていました。その歴史は縄文時代・1万年前までさかのぼり、カヤぶき屋根をはじめ、田畑の肥料、家畜の飼料など人々が生活する上で欠かせないものでした。また、『万葉集』に詠われ、浮世絵に描かれ、盆行事や生け花などの文化を育んできました。まさに人々の暮らしと草原はつながり、草原があることで、さらにいろいろなつながりが生まれ、人々は持続可能で文化的な暮らしを営んでこられました。
 その後、暮らしの中での草の利用は減り、草原は全国で姿を消しつつあります。草原を介したつながりも風前の灯火です。しかし、近年、草原を守る活動を通じて、地方と都市との新しいつながりが生まれています。草原を守ることが、過去・現在・未来のつながり、自然と文化のつながりなど、幾重ものつながりを編みなおすきっかけになるのではないでしょうか。そのような視点をまじえて、草原を守る意義について、あらためて考えてみましょう。

■ゲスト・・・須賀 丈さん
すかたけしさん。1965年大阪府生まれ。京都大学博士(農学)。長野県環境保全研究所主任研究員。マルハナバチの希少種の調査から、草原の歴史に出会い、この世界にはまり込む。最近は、長野県の霧ヶ峰や開田高原で草原の調査や保全にかかわる活動を、また北アルプスでマルハナバチの調査をおこなっている。共著書『草地と日本人【増補版】縄文人からつづく草地利用と生態系』(築地書館)ほか。
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5.【活動案内】 ●乙女高原自然観察交流会● 12月07日(土)

・日  時 12月07日(土)午前9時~午後3時ころ (小雨決行)
・集  合 道の駅 花かげの郷まきおか 9時
・持 ち 物 弁当・飲み物・雨具 その他、あれば観察用具


  ■乙女高原観察交流会■
●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食、傷害保険などすべて自己責任となります。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。

※今年度の予定
済①04月06日(土)集合:09:00・道の駅  兼:ヤマアカガエル産卵調査
済②05月12日(日)集合:13:00・乙女高原 兼:スミレ観察会
済③06月01日(土)集合:08:30・道の駅  兼:黄色いスミレ観察会
済④07月06日(土)集合:10:00・乙女高原 兼:谷地坊主観察会
済⑤08月03日(土)集合:10:00・乙女高原 兼:マルハナバチ調べ隊
済⑥09月07日(土)集合:10:00・乙女高原 兼:マルハナバチ調べ隊
済⑦10月05日(土)集合:09:00・道の駅
済⑧11月02日(土)集合:09:00・道の駅
 ⑨12月07日(土)集合:09:00・道の駅
   【2020年】
 ⑩01月04日(土)集合:09:00・道の駅
 ⑪02月01日(土)集合:09:00・道の駅
 ⑫03月01日(土)集合:09:00・道の駅
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