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乙女高原ファンクラブ 公認
乙女高原メールマガジン第475号 2022.4.23.
発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町)
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▲▼▲ もくじ ▼▲▼
NEW! 0.【ニュースニュース】
NEW! 1.【活動報告】ヤマアカガエル産卵調査 4月17日(日)
2.【活動案内】遊歩道づくり 5月15日(日)
3.【活動案内】「スミレ観察会」シリーズ
■観察交流会年間計画
■「街の駅やまなし」乙女高原展
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0.【ニュースニュース】
●1.4月14日(木)の午後7時から「乙女高原連絡会議」と「乙女高原ファンクラブ世話人会」を行いました。前者は山梨県・山梨市の乙女高原担当部署の職員とファンクラブ世話人とで乙女高原の保全状況や協働活動等の話し合いをする場、後者はファンクラブ独自の活動等の話し合いをする場です。
この会議で、今年度の遊歩道づくりは「実施」する前提で準備に取り掛かることが決まりました。今回のメールマガジンに「付録」として遊歩道づくりのちらしを添付しましたので、ご活用ください。
●2.乙女高原連絡会議にて、市・県ファンクラブ協働で遊歩道づくりの下見や準備を5月10日(火)10:00 グリーンロッジ前集合で行うことになりました。遊歩道を実際に歩いて杭の状態を確認したり、トイレ等の掃除をしたりします。午前中で終わる予定です(弁当持参で、午後からゆっくり草原の自然観察をしませんか?)。ご参加いただける方は、このメールに返信をお願いします。
●3.(再掲)5月15日(日) 9:30~12:30に行う予定の「遊歩道づくり」。受付・参加者の誘導などを行うスタッフに立候補していただけませんか? スタッフは参加者より30分早く9時に集合し、打ち合わせを行います。このときに、スタッフの仕事内容を説明します。立候補してくださる方は、このメールに返信でお答えください→2
●4.遊歩道づくりの案内記事が4月27日(水)の山梨日々新聞「山日ボランティア・コーナー」に掲載されるそうです。ご注目ください。
●5.4月17日にヤマアカガエルの産卵調査を行いました。3つの調査エリアのすべてで新しい卵が確認できました。調査エリア以外では、「林道入口湿地」では2015年以降、産卵が確認されていませんが、今年もありませんでした。「カエル池」は去年は水が干上がってしまい、大変なことになっていましたが、今年は雨が多いせいか、これまでの半分以下ですが水はあり、ヤマアカガエルはおたまじゃくしになっていました。ヒキガエル(がまがえる)の細長い卵塊もありました。「焼山湿地」では、2週間前に比べ、なんと計51腹も卵塊が増えていました。調査に参加された角田さんがレポートを書いてくださり、参加した小学生が感想を書いてくれました→1
●6.なんと、ヤマアカガエルの産卵調査の様子を乙女高原ファンクラブ代表世話人の角田さんが動画編集して、ユーチューブに投稿してくださいました。これは必見です!!
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https://youtu.be/0JG2FlttOrI
●7.前号でご紹介しました今年度第1回・4月の乙女高原自然観察交流会の報告を写真つきでブログに掲載しました。
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https://blog.goo.ne.jp/otomefcact/d/20220402
●8.ニュースレター2201号(2022年度の1号)を発送しました。今回は編集長を井上さんが、校正・編集を鈴木さんと植原が、印刷を三枝さんと芳賀さんが、発送作業を加藤さんが分担してくださいました。今回のニュースレターは全会員に送付していますので、印刷・発送は大変だったと思います。これらの皆さんのご努力によって、皆さんの元に会報が届けられます。ありがとうございました。
これらの作業にご協力いただける方は、このメールに返信をお願いします。
なお、ニュースレターはネット上でも公開しています。
・今号は➝
http://fruits.jp/~otomefc/newsletter2201.pdf
・バックナンバーは➝
http://fruits.jp/~otomefc/katudou.html
●9. (再掲)遊歩道づくり5月15日(日)の午後は、乙女高原自然観察交流会も兼ねて、スミレの観察会を行います。遊歩道づくりにはぜひお弁当をご持参ください。昨年のスミレ観察会の様子は以下。昨年は雨のため、遊歩道づくり&スミレ観察会を1週間ずらしたので、今年出会えるスミレは違うかもしれません➝3
https://blog.goo.ne.jp/otomefcact/e/264b2a32e1a4e2d81a691717e2f1d881
●10. (再掲)「花と昆虫のリンク」調査ですが、今年度第1回を5月28日(土)または29日(日)に行う計画を高槻先生と立てています。万が一、天候が雨や曇りの寒い日だったら、そもそも昆虫は活発に活動できないので調査ができません。そこで、あらかじめ候補日を2日間とっておき、1日目がダメなら2日目に行おうと考えたからです。調査参加を希望される方は、このメールに返信ください。なお、昨年度の調査の様子は以下のブログを。
https://blog.goo.ne.jp/otomefcact/e/4abdd623b9a0bb2ee93c8ba27df06d0c
●11.2022年度第2回の乙女高原連絡会議兼乙女高原ファンクラブ世話人会は6月16日(木)午後7時から、山梨市役所牧丘支所の1階相談室です。ご都合の付く方は覗いてみてください。
●12.(再掲) 街の駅やまなしでの乙女高原展シーズン29として「乙女高原のスミレ」を始めました。とはいえ、乙女高原には30を越えるスミレの花が咲くので、いっぺんに紹介するのは無理。今回はその前編です。
https://blog.goo.ne.jp/otomefcact/d/20220306
●13.(再掲)「乙女高原の写真屋さん」古屋光雄さんがご自分のギャラリーで写真展を開催中です。「桜ものがたり」4月27日まで。写真工房「hikari」(山梨市牧丘町窪平935。「若月歯科」の向かいの道奥です)ギャラリー。入場無料。月~水は定休。美しい桜の写真と和歌やJポップの歌詞とのコラボです。
※乙女高原ファンクラブ2022年度活動計画
➝
http://fruits.jp/~otomefc/2007schedule.html
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1.【活動報告】●ヤマアカガエル産卵調査● 4月17日(日)
※参加された角田敏幸さんがレポートを書いてくださいました。
また、角田さんは調査の様子を動画編集し、ユーチューブに投稿してくださいました。
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https://youtu.be/0JG2FlttOrI
集合場所の道の駅(花かげの郷まきおか)に集まったのは5名(内、子供1名)で、車3台に分乗し、杣口経由で乙女高原に向けて出発しました。乙女高原に行く途中の杣口金桜神社鳥居付近はしだれ桜が満開で、その先の産卵調査地杣口林道入口は前回同様産卵なし。すぐ山の上は山桜が咲き誇り観察日和でしたが、天気予報では午後から雨の予報、雨を心配しながら今年第2回目のカエルの産卵調査を行いました。
通称カエル池で産卵調査を行いました。前回の卵塊が小さな池にオタマジャクシとなり泳いでいました。南斜面ではエイザンスミレ、マルバスミレ、アカネスミレ等が咲いていました。また、ミソザザイ、シジュウカラ等が鳴いていました。
焼山峠で前回卵塊が有った所に立ち寄りました。新しい卵が40腹確認出来ました。すぐ横の池には7腹、奥の湿地で4腹、確認しました。まだ、標高が高いのでふ化していませんでした。
焼山峠から乙女高原へ向かう途中にある木道の湿地帯で産卵調査を行うことにしました。行く途中の道路脇斜面には少し雪が残っていましたが、湿地帯には雪は有りませんでした。木道の調査地点へ進み周辺を探すと、前回5腹の卵塊の他新しく4腹確認しました。まだふ化していませんでした。
産卵調査地点の谷地坊主エリアは、道路から谷地坊主の近くまで下りて足元に注意しながら卵塊を探しましたら、前回確認出来なかったが、今回は5腹確認出来ました。木橋の近くではクリンソウの葉がたくさん芽吹いていました。また、アカハラが谷地坊主の中を餌をついばみながら移動していました。
山梨高校元寮跡湿地へ向かいました。前回の観察で卵塊が見つかった場所の近くに新たに3腹確認出来ました、ふ化はしていませんでした。産卵調査終了後、草原内を散策することにしました。
午後から用事の二人を見送った後、乙女湖湖畔の東屋で昼食後、帰りに落石防止工事予定地の落葉樹林帯に立ち寄りました。ヤマエンゴサク、ニリンソウ、コガネネコノメ、ユリワサビ、フデリンドウ等がたくさん咲いていました。
最後にヒナスミレの咲く山の神でカタクリ、ヒナスミレを観て帰りました。以前葡萄の木の剪定した枝がたくさん捨てて有った所にも枝が腐り無くなり、ヒナスミレが戻って来ていました。
日々暖かくなって来ているので乙女高原に咲く花々等、次回のスミレ観察会が楽しみになってきています。
※参加した小学校4年生がレポートを書いてくれました。
初めに、まきおか道の駅で集合して、おとめ高原に行くと中、五か所の調査地へ行きました。
その中でより心にのこった調査地は、ニか所目と四か所目です。二か所目はなぜ心にのこったかと言うと、カエルのおたまじゃくがいたことと、ヒキガエルのたまごを生まれて初めて見たからです。ヒキガエルのたまごはまるでホースみたいでした。
四か所目はアメンボの成虫とカゲロウの赤ちゃんをつかまえたことと、先生に「あみを持ってきた子は初めてだ」と言われたこと、見れませんでしたがカエルがいたことが心にのこりました。カゲロウの赤ちゃんはおたまじゃくしみたいでした。
今回の調査は、とても楽しかったので、またさんかしたいです。
【お父さんのコメント】いつも貴重な経験をさせていただき、ありがとうございます。可能な限りではありますが、また活動に参加させていいただきたいと思います。息子も「また行くー!」と張り切っております。今後ともよろしくお願いいたします。
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2.【活動案内】●遊歩道づくり● 5月15日(日)
◆下見や準備を5月10日(火)10:00から行います。遊歩道を歩いて杭の状態を確認したり、トイレ等の掃除をしたりします。午前中で終わる予定です。ご参加いただける方は、このメールに返信をお願いします。
◆受付をしたり、参加者を誘導したりするボランティアの「スタッフ」を募集しています。応募してくださる方は、このメールに返信してください。
古くなった杭を交換し,ロープを張り巡らし,遊歩道をはっきりさせます。春の乙女高原で,いい汗をかきましょう。ただし,天気が悪いと寒いです。防寒具もお忘れなく。また、コロナ対策として、マスクを持参してください。体調が悪いようでしたら、ご遠慮ください。
なお、午後はスミレ観察会をします。よろしければこちらも予定に入れておいてください。
■主催 山梨市 山梨県 乙女高原ファンクラブ
■日時 5月15日(日) 午前9時半から12時半ごろまで
※スタッフは9時集合
(少雨決行。雨天の判断は各自でお願いします)
(荒天の場合,23日(日)に延期予定)
■集合 乙女高原グリーンロッジ前
■持ち物 雨具,軍手。希望者はべんとう
かけや(大きなトンカチ),なたなど道具がある方はご持参ください。
■服装 作業のできる服装(まだ寒いので,防寒の準備も)
■問い合わせ・申し込み先 山梨市役所観光課 電話0553-22-1111(代表)
※保険には主催者で加入します。
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3.【活動案内】 ●「スミレの観察会」シリーズ●
今年も「スミレの観察会」シリーズを開催します。スミレに特化した観察会を開催するのは12年目になります。乙女高原で見つかったスミレの種類は変種や交雑種を含めて、なんと31種類。とはいえ、一回の観察会で全部を観ることは不可能です。スミレの種類によって、開花の時期が違うし、好みの場所も違うからです。同じような姿かたちなのに、こんなにたくさん! まさに生物多様性そのものです。
ぜひ、複数回参加して、多様なスミレの世界を楽しんでください。
①5月15日(日)集合13:00乙女高原グリーンロッジ ~16:00 参加無料。
乙女高原自然観察交流会②を兼ねて。
この日の午前中は「遊歩道作り」というボランティア作業。
こちらにもぜひご参加ください。
②5月22日(日)集合10:00乙女高原グリーンロッジ ~14:00 参加無料。
乙女高原とその周辺でスミレを観察します。
③6月4日(土)集合8:30牧丘の道の駅 ~15:30 参加無料。
乙女高原自然観察交流会③を兼ねて。
1日かけて標高2000mほどのところに広がるキバナノコマノツメ群落を
観察しに行きます。キバナノコマノツメは黄色い花をつけるスミレです。
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■乙女高原観察交流会■
●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食、傷害保険などすべて自己責任となります。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。
※今年度の予定
済①04月02日(土)集合:09:00・道の駅 兼:ヤマアカガエル産卵調査
次②05月15日(日)集合:13:00・乙女高原 兼:スミレ観察会
③06月04日(土)集合:08:30・道の駅 兼:黄色いスミレ観察会
④07月02日(土)集合:10:00・乙女高原 兼:谷地坊主観察会
⑤08月06日(土)集合:10:00・乙女高原 兼:マルハナバチ調べ隊
⑥09月03日(土)集合:10:00・乙女高原 兼:マルハナバチ調べ隊
⑦10月01日(土)集合:09:00・道の駅
⑧11月12日(土)集合:09:00・道の駅 兼:草刈り準備
⑨12月03日(土)集合:09:00・道の駅
【2023年】
⑩01月07日(土)集合:09:00・道の駅
⑪02月04日(土)集合:09:00・道の駅
⑫03月04日(土)集合:09:00・道の駅
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■「街の駅やまなし」乙女高原展■
●中央線山梨市駅すぐ北(北口から出て、すぐの信号を渡り、北に向かって歩いてください。郵便局の北です)の「街の駅やまなし」には常設の乙女高原コーナーがあります。
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https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/docs/yamanashi_02.html
●現在、シーズン29「乙女高原のスミレ・前編」の展示をしています。乙女高原で見られる約30種類のスミレの半数を展示しています。
→
https://blog.goo.ne.jp/otomefcact/d/20220306
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