乙女高原ファンクラブトップ > メールマガジン > 第534号(2024.2.17)


□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
 乙女高原ファンクラブ 公認
乙女高原メールマガジン第534号    2024.2.17.
  発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  ▲▼▲ もくじ ▼▲▼
NEW! 0.【ニュースニュース】
NEW! 1.【活動報告】2月の自然観察交流会    2月3日(土)
    2. 【活動案内】3月の自然観察交流会    3月2日(土)
    3.【活動案内】2023年度総会       3月10日(日)
    4.【活動案内】第5期乙女高原案内人養成講座
    ■乙女高原自然観察交流会
    ■街の駅やまなし「乙女高原展」 書籍 ユーチューブ動画
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

0.【ニュースニュース】
●1.街の駅やまなしで常設展示させていただいている「乙女高原展」のシーズン41「雪がつもった乙女高原」が始まりました。雪が降ると見られる景観や動物たちの足跡がテーマです。JR中央線・山梨市駅のすぐ北です。お近くに来られた折りにはのぞいていってください。
https://blog.goo.ne.jp/otomefcact/d/20240216

●2.乙女高原フォーラムの様子は山梨CATVで放映されます。2/23~22/25の三日間、21:00からです。放映後、ユーチューブで配信されます。アドレスがわかりましたら、お知らせします。

●3. 2/3の乙女高原自然観察交流会の様子を、出席された岡﨑さんがレポートにまとめてくださいました。ありがとうございました→1

●4. (再掲)3/2(土)は今年度最後の「乙女高原自然観察交流会」です。9:00に「道の駅はなかげの郷まきおか」集合。集まった皆さんで相談して観察場所等を決め、乙女高原に向かいます。「ケガと弁当は自分持ち」です。自然観察交流会について、詳しくはこのメールマガジンの一番下の方をお読みください→2

●5. (再掲) 3/10(日)14:00から山梨市役所牧丘支所の会議室で2023年度総会を開催します。今年度の活動を振り返り、来年度の活動計画や予算を決めます。会員の皆さんのご出席をよろしくお願いします→3

●6. (再掲) 普通会員の皆さんには会報とともに3/10総会の出欠ハガキ(欠席する場合の委任状も兼ねる)をお送りしています。忘れないうちに必要事項をご記入の上、お出しください。すでに67通が返ってきています。ご意見・近況等を自由に書ける欄もあります。よろしければ、お書きください。

●7. (再掲)第5期乙女高原案内人養成講座の受講者を募集しています。まわりの方にもぜひお勧めください。講座は5/26、6/9、7/28(いずれも日曜)の3日間です。定員30人。以下のページもご覧ください→4
https://fruits.jp/~otomefc/annainin2024.html

------------------------------------------------------------------------

1.【活動報告】●2月の自然観察交流会● 2月3日(土)

※参加された岡﨑文子さんがレポートを書いてくださいました。

 2月3日の自然観察交流会は3名の参加でした。道の駅に集合後乙女高原へ車2台で向かいました。途中カケスに何度も出会いました。野鳥の姿を見かけては車を停め、双眼鏡で姿を追いました。カケス、アトリ、ゴジュウカラ等を観察できました。いつものことではありますが一度停まれば野鳥だけでは済みません。今日は冬芽の観察が始まりました。ヤナギの仲間、リョウブ、トチノキを観察しました。トチノキの冬芽はベタベタしていると言う話になると知らなかったから触って確認したいと盛り上がりました。最初に観察したのは高い所だったので見上げるだけでした。手の届くトチノキまで移動して触ってみるとベタっとしています。ちっさな羽虫や枯葉もくっついていてびっくりしました。まるでムシトリスミレの様です。見るだけではなく拡大して見たり触ったり匂いを嗅いだりしてじっくり観察すると新たな発見もあります。光り輝く膜でコーティングされたトチノキの冬芽はとても美しかったです。

 次に乙女湖を見下ろす道端に停車。ここでもシメ、カワラヒワ、ホオジロ等を観察。お日様を浴びると羽根の色が本当に美しく感動しました。乙女湖は全面結氷とまではいかないものの時折不思議な音を立てています。氷のきしむ音でしょうか?この様子を「湖の歌声」と表現することがあるそうで素敵ですね。
 今日はノスリやトビなどの猛禽類が真っ青な上空を気持ち良さそうに飛び交う姿が目につきます。幾つものヒコーキが雲の尾を引いて飛ぶ姿も青空に映えます。薄っすらと雪化粧した金峰山の五丈岩もくっきりと見えます。本当に気持ちの良い素晴らしい景色でした。

 続いて焼山峠で停車。ミズゴケやフロウソウなどのコケ類も残雪の中で元気でした。ズミやツノハシバミの冬芽を観察。サルオガセのたなびく姿は青空に映えて素敵でした。青空のもとでは何もかもが本当に美しく見えます。野鳥の声も聞こえたものの姿は確認できず早々に移動。
 途中複数の猛禽類とカラスの群れが飛び交っているので「四季の森」の広場に駐車して確認するとトビ、ノスリは分かりましたが尾の長い細い大型の猛禽はオオタカの様でもありますがはっきりしません。この数と騒ぎは何かありそうです。群れ飛んでいた展望台の方へ探索に向かいました。数えたらトビ9羽、ノスリ2羽、不明1羽、カラス10羽もいました。途中から山の斜面を登りながら探しましたが見つからずに展望台に着いてしまいました。何だったのでしょうか?分からぬままではありますがこの時季にここまで来ることが無いのでミヤマシグレとウスギヨウラクの冬芽を初めて観察しました。ミヤマシグレは美味しいのでしょうか殆ど食べられていました。

 車に戻る途中、駐車した車がチラチラ見える辺りまで下りた時にやっと探し物を見つけました。駆け寄るとそれはシカの死骸でした。まだ新しい状態でした。ここで何があったのでしょうか・・・?

 そんなこんなでロッジ前に着いたのは午後1時近くになってしまいました。直ぐにお昼を食べて草原を横切り展望台そしてヨモギ頭まで登りました。ダケカンバの樹皮越しに青空を見上げると美しい光景が広がりました。富士山もたなびく霞の向こうに優しい姿を見せてくれました。

 帰りに再び「四季の森」の広場に立ち寄りました。たった1時間半程の間にシカは変わり果てた姿になっていました。複雑な気持ちになりましたが確認しただけで下山しました。

 今日は野鳥や冬芽の観察。そして自然の美しさ、厳しさも実感した一日でした。いつ来ても乙女高原には尽きることのない発見と感動があります。

-------------------------------------------------------------------------

2.【活動案内】●3月の自然観察交流会● 3月2日(土)

・9:00道の駅「花かげの郷まきおか」集合。乗り合わせで乙女高原へ
・弁当、観察用具等持参。

-------------------------------------------------------------------------

3.【活動案内】 ●2023年度総会● 3月10日(日)

日 時 3月10日(日)午後2時~(準備は1時半から)
場 所 山梨市役所牧丘支所

次 第
 1.開会のことば
 2.代表世話人あいさつ
 3.来賓あいさつ
 4.議 事
  ①2023年度活動報告
  ②2023年度収支決算報告
  ③会計監査報告
  ④2024年度活動計画提案
  ⑤2024年度収支予算提案
 5.その他
 6.閉会のことば

-------------------------------------------------------------------------


4.【活動案内】●第5回乙女高原案内人養成講座●

 乙女高原を案内することによって乙女高原の自然を守る輪を広げようと、2003年から3年間に渡って開催し、2008年に第4回を開催後,16年間行われていなかった乙女高原案内人養成講座を開講します。乙女高原を知り,守り,そして伝えるノウハウが満載の講座です。これを機会に,ぜひ,乙女高原のことを知り,ファンになり,そして,乙女のことを伝えるメッセンジャー「インタープリター」になってください。

※特設ページ (ここから申し込みフォームにも行けます)
https://fruits.jp/~otomefc/annainin2024.html

・募集定員 30名(申し込み多数の場合は抽選)
・養成講座 5/26、6/9、7/28(いずれも日曜) 計3日

・講義と実習を通して、自然観察の手法、案内の技術、自然保護の知識、乙女高原の地形地質・植物・動物・歴史などを学びます。

●第1回 5月26日(日)  会場:山梨市民会館と万力公園
 開講式 野外実習「インタープリテーション体験」
 講義「インタープリテーション」「自然の保護」「乙女高原の歴史」

●第2回 6月9日(日)  会場:乙女高原
 実習「乙女高原の地形地質」「乙女高原の動物」

●第3回 7月28日(日)  会場:乙女高原
 実習「乙女高原の植物Ⅰ」「乙女高原の植物Ⅱ」
 ワークショップ「今後の活動について 閉講/修了式

-------------------------------------------------------------------------

  ■2023年度 第8期 乙女高原観察交流会■
●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食、傷害保険などすべて自己責任となります。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。

※今後の予定
 ⑫03月02日(土)集合:09:00・道の駅

---------------------------------------------------------------------

  ■街の駅やまなし・乙女高原展■
中央線山梨市駅すぐ北(北口から出て、すぐの信号を渡り、北に向かって歩いてください。郵便局の北です)の「街の駅やまなし」には常設の乙女高原コーナーがあります。
https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/docs/yamanashi_02.html
現在、シーズン41「雪がつもった乙女高原」の展示をしています。
https://blog.goo.ne.jp/otomefcact/d/20240216


  ■『乙女高原の自然観察』■
A5判32ページ、オールカラーで、1ページに1テーマずつ記事を載せています。頒価300円。送料は1冊だと140円、2~8冊だと180円。送付を希望される方は、送料込みの金額をご送金ください。

  ■『乙女高原大百科』■
厚さ3cmという分厚い本。A5判602ページ(カラー194ページ)。頒価2000円。送料は1~2冊なら370円。送付を希望される方は、送料込みの金額を送金ください。

  ■「教えてうえちゃん いつでもどこでも自然観察・乙女高原スペシャル」■
山梨CATVが制作した動画がユーチューブ・チャンネルで公開されています。約1時間、植原が乙女高原の案内をします。乙女高原三昧の番組です。
https://youtu.be/g_9EuQ3A3f4

--------------------------------------------------------------------




乙女高原ファンクラブトップ > メールマガジン > 第534号(2024.2.17) →ページトップ