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  乙女高原ファンクラブ 公認
 乙女高原メールマガジン第554号   2024.8.17.
  発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町在住)
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  ▲▼▲ もくじ ▼▲▼
NEW! 0.【ニュースニュース】
NEW! 1.【活動報告】乙女高原案内人養成講座・最終日 7月28日(日)
NEW! 2.【参加報告】映画『うんこと死体の復権』レポート
    3.【活動案内】訪花昆虫調査8月        8月17日(土)
    4.【活動案内】マルハナバチ調べ隊~初秋編   9月7日(土)
    5.【活動案内】植生調査            9月14日(日)
    6.【活動案内】訪花昆虫調査9月        9月15日(日)
    ■乙女高原自然観察交流会
    ■街の駅やまなし「乙女高原展」/書籍/ユーチューブ動画
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【メールマガジンのバックナンバー】 https://fruits.jp/~otomefc/maga.html
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0.【ニュースニュース】
●1.こういうのを「虫の知らせ」というのでしょうか。なぜか6時前に目が覚めました。スマホとPCのメールを確認したら、会員のお一人から「林道が閉鎖されていますよ」との情報。あわてて山梨県営林道のページを見たところ、確かに閉鎖の文字がありました。急きょ、今日の訪花昆虫調査は中止とさせていただきました。その後、治山林道課に訊ねたところ、閉鎖が解除されたとのこと。今日の調査は明日8/18(日)に行うことにしました。多くの方の参加をお願いします→3

●2.メルマガ前号で外来種が増えた話題に触れました。連休中しかもお盆直前なので皆さんをお誘いするのに気が引け、8/11(日)に、一人で外来種駆除作業を行いました。ヒメジョオンとメマツヨイグサが乙女高原で気になる外来種です。ヒメジョオンの背の高さだと、背の高い草花より低いので、あまり脅威に感じません。一方、メマツヨイグサだと、まわりの草花より頭一つ抜きん出ています。雑木林の中にスギが混じっていると、スギだけポツンと森の屋根から飛び出ているのと似ています。若い実が大きくなりかけているので、今が駆除するいいタイミングだと思い、午前・午後かけて、合計83.1kgの外来種(おもにメマツヨイグサ)を駆除することができました。

●3.訪花昆虫調査などをご指導いただいている高槻成紀さんが映画に出演しています。監督は探検家で医師の関野吉晴さん。映画の題名は「うんこと死体の復権」。題名はアヤシイですが、「いのち」「くらし」「生態系」を考えさせてくれる内容です。
https://www.unkotoshitai.com/
 代表世話人の角田さんが映画を見て、レポートしてくださいました→2

●4.今日の訪花昆虫調査の急な中止について、事前に申し込んでいただいた方にはスマホへのメッセージ連絡ができたのですが、それ以外の方には乙女高原メールマガジンを頼るしかありませんでした。面倒とは思いますが、乙女高原の活動への参加を希望なさる方は、できるだけ事前申し込みをお願いします。

●5.案内人の皆さん、立候補ぜひお願いします!!
 市内小学校から子どもたちと一緒に乙女高原で自然観察してほしいと依頼されています。「案内人ではないけれど子どもたちと自然観察を楽しんでみたい」という方、大歓迎です。大勢の立候補があれば、それだけ子どもたちの一つの班の人数を少なくでき、よりきめ細かい観察ができます。子どもたちは学校に帰って給食を食べるので、打ち合わせの時間込みで、9:00から11:30くらいになると思います。
・日下部小4年64人 9/3(火) 予備日9/17(火)テーマ:未定・・・先生方の下見で検討
・笛川小4年19人 9/4(水) 予備日9/5(木)テーマ「乙女高原の植物」→「マルハナバチ」に変更の可能性あり
 参加ご希望の方は、このメールに返信をお願いします。学校にお願いしてボランティア保険に加入します。

●6.(再掲)2024年度第4回の乙女高原連絡会議・乙女高原ファンクラブ世話人会は10/10(木)19:00から山梨市役所牧丘支所です。会員であれば、どなたでも参加できます。ぜひ、どうぞ。

●7.乙女高原には直接関係がありませんが、植原が出演している自然観察の動画チャンネルの再生回数が1万回を超えました。皆さんのご協力のおかげです。現在30本の動画がアップされています。ご視聴・ご活用いただけたら、ありがたいです。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLl4SoTwWyU5bYf0xy_SQYDvkeK8zu0yuC
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1.【活動報告】●乙女高原案内人養成講座・最終日● 7月28日(日)

※講師の井上さんがレポートをお寄せくださいました。ありがとうございました。

 講義・実習はなるべくしゃべらないで、受講者に気づいてもらうようにしようと思っていたのですが、ついしゃべってしまい、反省です。花の戦略と昆虫との関わりはほんとうにおもしろいですね。そのおもしろさがちょっとでも伝わったらいいいいなと思います。今回の講義に向けて、いろいろ調べる中でなるほどと思うことやなんで?と思うこともあり、講義はプレッシャーではありましたが、よい機会をもらえたなとも思いました。
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2.【活動報告】●映画『うんこと死体の復権』レポート●

※映画を見てのレポートを角田さんが書いてくださいました。角田さん、ありがとうございました。

 山梨の朝晩は涼しいけど東京は蒸し暑い、だけど地球の未来を考えるためにあえて東京で 上映されている映画(うんこと死体の復権)観に出かけて来ました。6日の午後、山梨を出て中央高速に。笹子トンネルを抜けると渋滞情報。高井戸まで4時間半以上。大月I.C.で降りて国道20号で行くことに。I.C.を降りて20号バイパスへ。すると考える事はみんな同じ。ここも大渋滞で急遽行くのを断念し、旧20号で自宅に戻る事を決定。翌日に行くことになり、7日に東京へ。渋滞もなくスムーズ。東京では身体にあまり良くないクーラーで過ごす。
 翌日の午後、東中野の映画館に、約40人位の方が観に来ていました。驚く事に若い世代がほとんど・・・・・。

 第1章は糞士師の伊沢さんが山でうんちしている場面から。人間のうんちは棒状のものは10日位でウジ虫とセンチコガネにより分解し土に戻り、カレー状のうんちは分解せず、長い事自然に帰らない事がわかりました。また、10日過ぎた土は食べられる事も、味はナッツの味がするそうです。かけがえのない土と命の循環を発見しました。また、トイレットペーパーより気持ち良い肌触りのお尻拭きはキウイフルーツの葉と言う事も。他に肌触り良い葉を伊沢さんは家の庭に植えて研究を続けています。また、良い子には見せられないかも・・・・・・・。

 第2章は、乙女高原で訪花昆虫調査、植生調査を指導して下さっている高槻先生が出演しています。玉川上水の小平エリアでの観察会から始まり、玉川上水の自然を良い形で未来の世代に引き継ぐため昆虫、動物、植物と地域の皆さんと活動している様子。また、埼玉県さいたま市の高校の敷地に隣接する白幡沼があり、そこにタヌキがいて、弁天神社の小さな祠にタヌキの糞があり、糞を持ち帰り、顕微鏡等で食べ物等を解析している様子。そこで驚く事が、食べたドングリの他に人工物のアルミホイル、プラスチック片、ポリエチレンの袋等、タヌキたちは知らずに食べてしまう。私たち人間も、動物達を守るため、捨てるゴミも気をつけて捨てないと・・・・。考えさせられました。

 第3章は絵本作家の館野さんが冷凍ネズミの死骸を森に持参して容器に移して、土に埋め観察する様子。ネズミの死体を食べる生き物たちがリアルに映し出され、その虫を題材に絵本にする。虫は死体を食べるが色がとても綺麗で驚かされました。オオセンチコガネの色もビックリしました。

 この奇跡を次世代につなぐにはどうしたら良いか、考え直す機会を見いだす事が出来た映画でした。
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3.【活動案内】●訪花昆虫調査8月● 8月17日(土)→18日(日)に変更

・9:40~ 終了予定 15:00
・集合 乙女高原グリーンロッジ
・高槻先生の指導で、花を訪れる昆虫を見つけては、それを記録していくという調査です。
※高槻先生はモンゴルで野生動物の調査中です。今回はいらっしゃいません。
・弁当、水分、帽子、筆記用具、時計(腕時計や携帯電話の時計で十分)、できればカメラ。
・問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)
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4.【活動案内】●マルハナバチ調べ隊~初秋編● 9月7日(土)

・日 時 8月3日(土) 雨天中止 10:00~ 終了予定14:30
・集 合 乙女高原グリーンロッジ
・定  員 20名 小学4年生以上 それより小さいお子さんも大人と一緒なら可。
・参 加 費 無 料(保険料はクラブで負担)
・持ち物 弁当,水筒,筆記用具,時計(腕時計や携帯電話の時計で十分です)
・内 容 午前中は調査の説明とラインセンサス調査。午後はまちぶせ調査。
・問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)
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5.【活動案内】●植生調査● 9月14日(土)

・9:40~ 雨天決行  集合 乙女高原グリーンロッジ
・元麻布大学教授・高槻先生の指導で、草原内のポールが立っている10箇所で生えている植物の記録を取っていきます。
・シカ柵設置後、植物たちがどのように「回復」していくのかを調べています。
・シカ柵設置直前から毎年1回、9月に行っている調査です。
・弁当、水分、帽子、筆記用具。
・おそらく終わるのは15:00くらいになると思います。
※参加いただける方は、このメールに返信をお願いします。
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6.【活動案内】●訪花昆虫調査9月● 9月15日(日)

・9:00~(いつもより早いです。ご注意を) 終了予定 15:00
・雨の場合、前日の「植生調査」と入れ替えて実施
・集合 乙女高原グリーンロッジ
・元麻布大学教授・高槻先生の指導で、花を訪れる昆虫を見つけては、それを記録していくという調査です。
・弁当、水分、帽子、筆記用具、時計(腕時計や携帯電話の時計で十分)、できればカメラ。
※問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)

※10月の調査 10/12(土)9:40~ 予備日10/13(日) 調査の流れは9月と同じ。
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  ■2024年度 (第9期) 乙女高原観察交流会■
●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食、傷害保険※などすべて自己責任となります。
●基本的には9:00、道の駅まきおか集合です。そうでない場合は、予定表の( )内をご覧ください。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。
※2024年度から傷害保険に加入しています。

   【2024年度の予定】
【終了】4月 6日(土) ヤマアカガエル産卵調査と兼ねる
【終了】5月12日(日) 遊歩道づくりの午後(13:00ごろから、乙女高原)
【終了】6月 1日(土) 黄色いスミレ観察会と兼ねる (集合時刻は8:30)
【終了】7月 6日(土) 谷地坊主の観察会と兼ねて (集合は10:00、乙女高原)
【終了】8月 3日(土) マルハナバチ調べ隊と兼ねて (集合は10:00、乙女高原)
  9月 7日(土) マルハナバチ調べ隊と兼ねて (集合は10:00、乙女高原)
 10月 5日(土)
 11月16日(土) 草刈りボランティアの準備 (集合は9:00、乙女高原)
 12月 7日(土)
    2025年
  1月11日(土)
  2月 1日(土)
  3月 1日(土)
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  ■街の駅やまなし・乙女高原展■
中央線山梨市駅すぐ北(北口から出て、すぐの信号を渡り、北に向かって歩いてください。郵便局の北です)の「街の駅やまなし」には常設の乙女高原コーナーがあります。
https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/docs/yamanashi_02.html
現在、シーズン43「乙女高原のマルハナバチ」の展示をしています。
https://blog.goo.ne.jp/otomefcact/d/20240606

  ■案内人養成講座テキスト『伝えることで守る乙女高原の自然』■
A4判270ページ、モノクロ。頒価1,500円。送料は1~2冊なら370円。送付を希望される方は、送料込みの金額を送金ください。

  ■ガイドブック『乙女高原の自然観察』■
A5判32ページ、オールカラーで、1ページに1テーマずつ記事を載せています。頒価300円。送料は1冊だと140円、2~8冊だと180円。送付を希望される方は、送料込みの金額をご送金ください。

  ■『乙女高原大百科』■
厚さ3cmという分厚い本。A5判602ページ(カラー194ページ)。頒価2000円。送料は1~2冊なら370円。送付を希望される方は、送料込みの金額を送金ください。

  ■ユーチューブ動画「教えてうえちゃん・・・自然観察・乙女高原スペシャル」■
山梨CATVが制作した動画がユーチューブ・チャンネルで公開されています。約1時間、植原が乙女高原の案内をします。乙女高原三昧の番組です。
https://youtu.be/g_9EuQ3A3f4
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