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  乙女高原ファンクラブ 公認
 乙女高原メールマガジン第585号  2025.7.6.
  発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町在住)
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  ▲▼▲ もくじ ▼▲▼
NEW! 0.【トピックス】
NEW! 1.【活動報告】マルハナバチ調べ隊/初夏編   6月29日(日)
     2.【活動案内】訪花昆虫調査7月       7月15日(火)
     3.【活動案内】遊歩道の草刈り        7月19日(土)
     4.【活動案内】研修会「チョウを知ろう」   7月20日(日)
NEW! 5.【活動案内】マルハナバチ調べ隊/盛夏編   8月02日(土)
    ■乙女高原自然観察交流会
    ■街の駅やまなし「乙女高原展」/出版物/SNS
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【メールマガジンのバックナンバー】  https://fruits.jp/~otomefc/maga.html
【乙女高原ファンクラブのサイト】  https://fruits.jp/~otomefc/
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0.【トピックス】
●1.乙女高原へのルートのうち「杣口~柳平」間が全面通行止めであることは先日の号外でもお知らせしました。それに伴い、「塩平~焼山峠」間の交通量が多くなっています。車の運転、特にすれ違いに十分注意し、涼しい乙女高原に来てください。
https://www.pref.yamanashi.jp/dourokisei/kisei_info.php?id=8603

●2.7/7に笛川小学校の子どもたちを乙女高原に迎えるので、7/5、その下見に行きました。そしたら、ファンクラブ代表世話人の角田敏幸さんがロッジの駐車場周辺の草刈りをしていました。「自主的に」です。ありがたいと思いました。

●3.6/29、今年度第1回のマルハナバチ調べ隊が開催されました。あいにくウエハラは参加できなかったのですが、とてもいい雰囲気で会が運営されたようです。中心となってくださった鈴木辰三さん、井上敬子さん、ありがとうございました。皆さんもぜひ、乙女高原の活動の「運営」に名乗りをあげてください→1

●4.ニュースレター2502号が発行されました。そろそろ普通会員の皆さんのお手元に届くころだと思います。今回は編集長を鈴木辰三さん、編集を井上敬子さんと植原、印刷を芳賀月子さんと三枝かめよさん、そして、発送作業を廣瀬晴美さんにやっていただきました。廣瀬さんは発送作業初挑戦でした。廣瀬さん、ありがとうございました。皆さんも、ぜひ、ニュースレター作りにご参画ください。印刷は、山梨市社会福祉協議会(山梨市役所北)事務所の印刷機をお借りしています。発送は、封筒や印刷したニュースレター、切手を「担当者」のお宅に宅配し、作業していただいています。
https://fruits.jp/~otomefc/newsletter2502.pdf

●5.7/15(火) は、今年度3回目の訪花昆虫調査です。花に来る虫の様子をじっくり観察・記録します。参加ご希望の方は、このメールに返信をお願いします→2

●6.(再掲) 「街の駅やまなし」の乙女高原コーナーの展示はシーズン49「乙女高原のチョウ」です。山梨市駅北口から出て、信号を渡ってすぐ。お近くに来た折りには、ぜひお立ちお寄りください。
https://otomefcact.hatenadiary.com/entry/2025/06/05/000000

●7.(再掲) 2025年度第3回乙女高原連絡会議・乙女高原ファンクラブ世話人会は7/10(木)19:00から山梨市役所牧丘支所です。世話人でなくても会員であればどなたでも参加できます。のぞいてみてください。
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1.【活動報告】マルハナバチ調べ隊/初夏編   6月29日(日)

※中心になって会を運営してくださった鈴木さんがレポートを書いてくださいました。

 6月29日、今年最初の「マルハナバチ調べ隊(初夏編)」が行われました。この時期には珍しく青空に恵まれ、アカハラ・ホオジロ・カッコウ・ホトトギス・ヒガラのさえずりが賑やかです。集まった参加者はスタッフを含め総勢15名(内、小学生5名)。
 いつも全体コーディネーターの植原さんが参加できず、今回はスタッフ全員のチームワークで進行します。角田代表のあいさつに始まり、三枝さんがパネルを使ってマルハナバチの種類や特徴を紹介します。次に恒例の紙芝居。初参加のかほちゃん・このみちゃんの小学生コンビがチャレンジしてくれました。続いて槙田さんが調査方法の説明を行い、いよいよ開始です。
 午前はラインセンサス調査。決められたコースを1時間かけて歩き、花に訪れたマルハナバチをカウントする調査です。2班に分けて行い、先導は井上さんと鈴木が務めます。
 歩き始めて間もなく、通称“みーちゃん“がアヤメの花に訪れました。そっと観察用カプセルに捕え、まずはじっくり身体検査。フィールドガイドの写真と見比べて特徴を覚え、脚の付け根の花粉団子もしっかり確認。花粉団子があるということは、巣の中で幼虫が元気に育っている証拠です。その後もトラとミヤマをしっかり見分けながら、順調に午前の調査を終えました。
 お昼の休憩にラトビア出身のトムさん・亜美ちゃん親子が、カエルの卵を見つけたと言って声をかけてきました。確かにイタドリの茎の根元に、カエルの卵のような泡の塊がついています。実はアワフキムシという小さな昆虫の分泌液です。さらにノアザミの苞の部分のベトベトを不思議がって触ったり、調査以外にも好奇心旺盛に乙女高原の自然を発見していました。
 午後の調査は、待ち伏せ調査。これは好きな花を決めて、15分間その花を訪れるマルハナバチの種類と行動をカウントします。それぞれ思い思いの花を選んで2セット行いました。と言っても、今の季節の主役はアヤメ。調査のほとんどはアヤメの花になってしまいました。
 こうして予定の調査がすべて完了し、井上さんから結果発表。

<ラインセンサス調査>
アヤメの花にトラ10頭、ミヤマ4頭
イタドリの葉にミヤマ1頭 合計15頭

<待ち伏せ調査(1時間あたりに換算)>
アヤメの花にトラ12頭、ミヤマ3頭
調査中マルハナバチが1頭も訪れなかった花は、ヤマオダマキ・エゾノタチツボスミレ・ノアザミ・アマドコロ (ゼロというのも大事な記録です!)

 1日を終えておわりの会。参加した子どもたちから「楽しかった!」「次回も参加したい!」という感想が聞かれました。嬉しい言葉です。子どもたちと行う観察会では、いつも新鮮な驚きをもらいます。次回8月はもっとたくさんの花々とマルハナバチが迎えてくれるでしょう!
「マルハナバチ調べ隊(盛夏編)」もお待ちしていますよ!


※スタッフ参加してくださった槙田さんもレポートを書いてくださいました。

 2025年度の「マルハナバチ調べ隊-初夏編」を6/29に参加者6名(子供4名、大人2名)と乙女高原案内人・ファンクラブ会員8名で実施しました。例年通り午前中はマルハナバチについての学習会とラインセンサス調査、午後は待ち伏せ調査を行いました。
 10時から始めの会です。今回は植原先生が遠く島根県に出張で不在のため鈴木さんが担当しました。鈴木さんから開会の挨拶、代表世話人の角田さんから歓迎の挨拶、スタッフと参加者の自己紹介を行いました。
 プログラムの最初はマルハナバチについての学習会です。三枝さんから写真を使って草原におけるマルハナバチの役割やマルハナバチの見分け方について説明がありました。紙芝居を使った「マルハナバチの一年」では友達同士で参加した女の子二人がとても上手に解説してくれました。
 学習の後はラインセンサス調査です。決まったコースをみんなで歩いて、咲いている花とそれを訪れたマルハナバチを観察して記録します。調査方法の説明を聞いてから二つの班(鈴木さんと井上さんリーダー)に分かれて出発しました。草原に咲いている花は紫色のアヤメがほとんどです。早速オオハナマルバチがアヤメに飛んできました。花びらの隙間に潜り込んでいます。参加者全員で観察し、ハチの種類、花の名前、花粉団子の有無、行動を記録しました。草原のコースからツツジのコースを通って1時間弱で調査終わりです。16頭のマルハナバチが観察できました。
 高原でのランチは涼しくて楽しく、また角田さんから完熟プラムと新品種の桃の差し入れがあり、参加者全員で美味しくいただきました。いつも美味しい果物の差し入れ有難うございます。
 12時半から待ち伏せ調査です。自分で好きな花を選んで、15分間観察しその花を訪れるマルハナバチを記録します。調査方法の説明を聞き、記録用紙2枚を持って調査開始です。一株だけ咲き出したヤマオダマキの前に座って15分間観察しましたが訪れるマルハナバチはゼロでした。咲き始めなのでまだ蜜や花粉が少ないのでしょうか?参加者おのおの15分間、2回調査してロッジ前に戻ってきました。
 結果を井上さんに報告し、花別にマルハナバチの種類と1時間あたりに換算した頭数を集計します。
終わりの会を行い、井上さんから調査結果の発表と角田代表世話人から御礼と「また来てね」の言葉、参加者から感想をききました。今回は初夏で咲いている花の種類が少なく、午前中が16頭、午後もほぼ同じでした。色々な花が咲く8/2の盛夏編ではどの位増えるか楽しみです。
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2.【活動案内】訪花昆虫調査7月       7月15日(火)

・11:00~ 終了予定 15:00
・この日が雨の場合、調査はできません(17日に延期する予定)。
 事前に申し込まれた方には中止連絡をします。
※問い合わせ・申し込み このマガジンに返信

【集合】乙女高原グリーンロッジ
【指導】高槻成紀さん (元麻布大学教授)
【持ち物】弁当、水分、帽子、筆記用具、念のため雨具や防寒具。できればカメラ。
【調査内容】花に来ている昆虫の行動をじっくり観察・記録する調査。
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3.【活動案内】遊歩道の草刈り   7月19日(土)

 遊歩道の草刈りを行います。9時集合ですが、暑い時期なので、もっと早くから始めてくださっても結構です。少雨決行です。刈り払い機でも手刈りの鎌でも結構です。刈り払い機の方には燃料代を支給します。手刈りの場合、鎌は用意します。

・日 時 7月19日(土) 雨天順延 午前9時から。午前中で終わる活動です。
・集 合 乙女高原グリーンロッジ
・持ち物 水筒,帽子。弁当をぜひお持ちください。
・問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)
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4.【活動案内】自然観察研修会「乙女高原のチョウを知ろう」 7月20日(日)

 乙女高原ではたくさんのチョウが観察できます。乙女高原案内人・宇津貴史さんの案内で、この時期、乙女高原で見られるチョウを観察しましょう(無料)。

・日 時 7月20日(日) 午前10時から。午前中で終わる活動です。
・集 合 乙女高原グリーンロッジ
・持ち物 水筒,帽子。弁当をぜひお持ちください。
・問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)
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5.【活動案内】マルハナバチ調べ隊~盛夏編   8月2日(土)

・日 時 8月2日(土) 雨天中止 10:00~ 終了予定14:30
・集 合 乙女高原グリーンロッジ
・定  員 20名 小学4年生以上 それより小さいお子さんも大人と一緒なら可。
・参 加 費 無 料(保険料はクラブで負担)
・持ち物 弁当,水筒,筆記用具,時計(腕時計や携帯電話の時計で十分です)
・内 容 午前中は調査の説明とラインセンサス調査。午後はまちぶせ調査。
・問い合わせ・申し込み先 乙女高原ファンクラブ事務局(このメールに返信を)

  【今後のマルハナバチ調べ隊】
・初秋編 9月6日(土) 雨天中止 午前10時から午後2時半くらいまで
 時間やプログラムは6月の回と同じです。
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  ■2025年度 (第10期) 乙女高原観察交流会■
●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食、傷害保険※などすべて自己責任となります。
●基本的には9:00、道の駅まきおか集合です。そうでない場合は、予定表の( )内をご覧ください。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。
※2024年度から傷害保険に加入しています。

   【2025年度 自然観察交流会 予定】
【終了】4月 5日(土) ヤマアカガエル産卵調査と兼ねる
【終了】5月 7日(水) 遊歩道づくりの準備と兼ねる
※6・7月は養成講座開催のため休止
  8月 2日(土) マルハナバチ調べ隊と兼ねて (集合は10:00、乙女高原)
  9月 6日(土) マルハナバチ調べ隊と兼ねて (集合は10:00、乙女高原)
 10月 4日(土)
 11月15日(土) 草刈りボランティアの準備 (集合は9:00、乙女高原)
 12月 6日(土)
    2026年
  1月10日(土)
  2月 7日(土)
  3月 7日(土)
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  ■街の駅やまなし・乙女高原展■
中央線山梨市駅すぐ北(北口から出て、すぐの信号を渡り、北に向かって歩いてください。郵便局の北です)の「街の駅やまなし」には常設の乙女高原コーナーがあります。
https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/docs/yamanashi_02.html
現在、シーズン49「乙女高原のチョウ」の展示をしています。
https://otomefcact.hatenadiary.com/entry/2025/06/05/000000

  ■乙女高原ファンクラブ発行の書籍■
(1) 案内人養成講座テキスト『伝えることで守る乙女高原の自然』
 A4判270ページ、モノクロ。頒価1,500円。送料は1~2冊なら430円。
(2) ガイドブック『乙女高原の自然観察』
 A5判32ページ、オールカラー。頒価300円。送料は1冊だと180円、2~8冊だと210円。
(3) 『乙女高原大百科』
 厚さ3cm!! A5判602ページ(カラー194ページ)。頒価2,000円。送料は1~2冊なら430円。
※いずれも、送付を希望される方は、送料込みの金額を送金ください(郵便振替口座等は下に)。

  ■乙女高原ファンクラブ on SNS■
(1)インスタグラム(Instagram)
https://www.instagram.com/otomekogen.fc/
(2)フェイスブック(Facebook)
https://www.facebook.com/groups/516231555081566
(3)ブログ「乙女高原フィールドノート」(Hatena Blog)
https://otomefc.hatenadiary.com/
 「植原が乙女高原に行ったら、3枚の写真を選んで載せる」という原則で運営。
(4)ブログ「乙女高原アーカイブ」(Hatena Blog)
https://otomefcact.hatenadiary.com/
(5) 角田さんの「乙女高原」ユーチューブ (YouTube)
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_A2VwKP1eF2P1t1SIPqi7W2bMc5N7TMD
(6)「教えてうえちゃん いつでもどこでも自然観察」乙女高原スペシャル (YouTube)
https://youtu.be/g_9EuQ3A3f4
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