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  乙女高原ファンクラブ 公認
 乙女高原メールマガジン第595号  2025.10.6.
  発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町在住)
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  ▲▼▲ もくじ ▼▲▼
NEW! 0.【トピックス】
NEW! 1.【参加報告】甘利山のシカ柵改修作業    10月05日(日)
    2.【活動案内】訪花昆虫調査10月      10月08日(水)
    3.【活動案内】草刈りボランティア準備    11月15日(土)
    4.【活動案内】第24回草刈りボランティア   11月23日(日・祝)
    ■乙女高原自然観察交流会
    ■街の駅やまなし「乙女高原展」/出版物/SNS
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メールマガジンのバックナンバー】  https://fruits.jp/~otomefc/maga.html
【乙女高原ファンクラブのサイト】  https://fruits.jp/~otomefc/
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0.【トピックス】
●1.10/5、韮崎市の甘利山に、シカ柵改修のお手伝いに行ってきました。その報告をします→1

●2.10/4に予定していた10月の訪花昆虫調査を、この日が雨だったため、10/8(水)に行います。11:00乙女高原集合です。当日の天気予報が怪しくなってきて、心配です。参加を希望される方は、このメールに返信を(今のところ、参加者は高槻成紀さん、角田敏幸さん、松林一彦さん、加藤由美さん、佃和夫さん、篠原 厚さん・ふさえさん、植原という8人の予定)→2

●3.焼山峠のトイレが修理中です。修理が終わるまで使えません。近くのトイレをお使いください。乙女高原のバイオ・トイレか、琴川ダムの管理事務所の建物内にあるトイレになります。

●4.メールマガジン2503号が完成し、普通会員の皆さんの手元に届いたころだと思います。今回の会報作成には、大勢の執筆者が原稿を書き、井上敬子さん(編集長)、鈴木辰三さん、植原に加え、新たに廣瀬晴美さんが編集をしてくださいました。印刷は芳賀月子さんと三枝かめよさん、発送作業は山本和美さんが担当してくださいました。このような方々のご協力のおかげで全16ページもの会報が仕上がり、約340通を発送することができました。定期的に読んでみたい方は、ぜひ乙女高原ファンクラブの普通会員になってください。無料です。

●5.10/8の山梨日々新聞のテレビ番組欄の裏面・ボランティアコーナーというコラムで、乙女高原の草刈りボランティシが紹介される予定です。ぜひご覧ください。

●6.今年も企業や団体から助成金をいただいています。山梨市から「乙女高原保護活動事業助成金」として7万円、田丸グリーン基金から10万円、フジフイルムビジネスイノベーション端数倶楽部から10万円です。いただいたお金は乙女高原の保全のために大切に使わせていただきます。ありがとうございました。

●7.10/2、温度計測ロガーのデータを回収しました。今回は8/3から10/2の2か月間。1時間おきのデータです。平均気温17.9℃、最低気温6.5℃、最高気温26.5℃でした。ちなみに、甲府の8月の最高気温は39.6℃、9月は38.4℃(気象庁)でしたから、最高気温は甲府より10℃以上も低かったことになります。

●8.(再掲)今年の草刈りボランティアでは、一般参加の方にも刈り払い機を使ってもらうことになりました。周囲に刈り払い機をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひお声がけをお願いします→4

●9.(再掲)今年度最後の「小学校対応」は、11/13(木)に笛川小4年生23人と草刈り・草運び体験です。雨天の場合、11/19(水)に延期です。子どもたちとの活動を希望される方はメール返信にてお知らせください。その際、「11/13(木)・11/19(水) 両日参加」なのか「11/13(木)のみ参加」なのか「11/19(水)のみ参加」なのかをお知らせください。詳細は申し込まれた方にお伝えします。

●10.例年、9:00に市内各種団体が集まって焼山峠で盛大に開会行事を行う「秋の観光地美化清掃」ですが、今年は11/17(月)です。午前中で終わります。事前に市に名簿を提出し、人数分の弁当をいただきますので、参加される方は事前にメールでお知らせください。

●11.(再掲) 山梨駅前の街の駅やまなしでの乙女高原展・シーズン50は「乙女高原草刈りボランティア」。今までの草刈りちらしなどを展示しています。
https://otomefcact.hatenadiary.com/entry/2025/09/15/000000
今年のちらしも置いてありますので、ご自由にお持ち帰りください。

●12.(再掲)2025年度第4回乙女高原連絡会議・乙女高原ファンクラブ世話人会は10/9(木)19:00から山梨市役所牧丘支所です。世話人でなくても会員であればどなたでも参加できます。のぞいてみてください。

●13.乙女高原とは直接関係ありませんが「教えてうえちゃん いつでもどこでも自然観察」の新作『ヒガンバナ』が山梨CATVで放映されます。ヒガンバナには600を超える地方名があるんですよ。10/10(金)~10/16(木)、7:30~、13:30~、19:30~の「まるごと山梨市」という番組内(たぶん後半)
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1.【参加報告】甘利山のシカ柵改修作業    10月05日(日)

 9/11付メールマガジン592号でお知らせした「甘利山のシカ柵改修」作業に行ってきました。五里霧中の林道を走って、甘利山の駐車場に到着。ファンクラブの角田さん、松林さんも応援に駆けつけてくれました。山小屋「つつじ苑」の中でお茶を一杯いただきながら、甘利山倶楽部・市川さんの説明を聞きました。参加者の中に、乙女高原の調査活動常連・篠原さん夫妻がいらっしゃいました。

 身支度をした10人ほどで山道を登っていきました。資材は動力付きカートで運びました。急坂を上った先の平らになった通称「鍋頭(ナベアタマ)」が作業場です。ここには甘利山倶楽部の皆さんが丹精込めて手づくりで設置されたシカ柵が数基あります。設置時期も面積も違っていて、まるで一つ一つのシカ柵が個性を持っているようで、中の様子も違っています。
 今日の作業は、3mおきに杭を打ち、杭にポールをかぶせて、そこに網をかけていく作業です。スチール製の1mの杭をハンマーで地面に半分ほど打ち込み、それに長さ2mのポールをスポッとかぶせます。ポールの先端には網のロープを掛けやすいように、いくつかくぼんでいる箇所があります。25mの網の上下にロープを通して、それを数人でほどいて伸ばした後で、今度は端からちょうどいい張り具合にしながらポールにセットします。地面を這っている網の1mごとに固定するペグを打ち込みます。作業を始めるころ、ファンクラブの井上さんと加藤さんが応援に駆けつけてくれました。
 今日はシカ柵の改修なので、新しいシカ柵を設置するばかりでなく、古いシカ柵の撤去もしました。じつは、こっちのほうがたいへんで、地面にしっかりと食い込んでいるペグを力ずくで抜き、網を丸めて回収しました。ペグの数が多く、おまけに網の間からササや草が伸びてきているので、この作業は、個人的には近年まれにみる重労働でした。おかげ様で、いまだに腰(背筋)が痛いです。

 今日の分の作業が終了したところで記念写真を撮り、下山しました。つつじ苑では、作っていただいた美味しい豚汁と、角田さんの黄桃のシロップ漬け・ブドウを美味しくいただきながら、お弁当を食べました。
 午後は、自己紹介も兼ねて、意見交換をしました。
 乙女高原と甘利山は、甲府盆地を挟んで位置している双子のような草原で、スキー場の歴史があることやレンゲツツガが有名なことなど、共通点が多々あります。一方、違っているところもあります。一番大きな違いは、草原の保全にとって最も重要になるシカ柵です。
 乙女高原では2015年に山梨市が乙女高原を囲む、総延長1km・面積6haのシカ柵を作ってくれました。しかも、このシカ柵は金属製の頑強なものでメンテナンスフリーです。この柵のおかげで、柵内ではたくさんの草花たちが「戻って」きました。そしに伴い、花を訪れる昆虫たちも増えるなど、「草原の賑わい=生物多様性」が見られるようになりました。今年1月の乙女高原フォーラムで高槻先生がお話してくださった通りです。
 一方、甘利山では、甘利山倶楽部の人たちが、それこそボランティアで、できる範囲で、小さなシカ柵を多数作っています。中には木製のものもあり、シカに破られないようにするためには毎年の手入れが必要です。シカ柵のメンテナンスに力を集中せざるを得ず、保全のために必要な調査や環境教育などに力を回すのが困難になっているように見えました。
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2.【活動案内】訪花昆虫調査10月   10月8日(水)

・元麻布大学教授・高槻成紀さんの指導で、花に来る昆虫の行動を観察・記録します
・10/4に予定していましたが雨だったので、8日(水)に延期しました。
・問い合わせ・申し込み このマガジンに返信

【時間】11:00~ 終了予定 15:00
【集合】乙女高原グリーンロッジ
【持ち物】弁当、水分、帽子、筆記用具、念のため雨具や防寒具。できればカメラ。
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3.【活動案内】●草刈りボランティア準備●  11月15日(土)

・9:00乙女高原集合 雨天決行 午前中で終了
・作業内容
 ロッジのホールやトイレのそうじ
 遊歩道のロープの取り外し
 準備品の確認
 キッズボランティアの下見など

※お弁当を持参して、みんなで一緒に食べませんか?
※参加いただける方は、このマガジンに返信をお願いします。
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4.【活動案内】●第24回草刈りボランティア●  11月23日(祝/日)

今年の草刈りボランティアは26年目ですが、コロナのため2年間はスタッフのみで行いましたので、第24回になります。
 200人もの「乙女高原ファン」が集まります。この活動を成功させるためには、数多くのボランティア・スタッフが必要です。受付係、キッズボランティアの係、豚汁の係、各班のお世話をする係などです。スタッフにはスタッフ用のマニュアル・資料をお渡ししますし、11/15の準備作業(→3)にご参加いただければ、その際に説明もできます。スタッフを引き受けてくださる方は、このマガジンに返信してください。

●日時 11月23日(日・勤労感謝の日) 9:30~12:30
・荒天の場合24日(月・振替休日)に延期。
・12:30に終了後、豚汁を各自持参のお弁当とともに食べていただき、順次解散。
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  ■2025年度 (第10期) 乙女高原観察交流会■
●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食、傷害保険※などすべて自己責任となります。
●基本的には9:00、道の駅まきおか集合です。そうでない場合は、予定表の( )内をご覧ください。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。
※2024年度から傷害保険に加入しています。

   【2025年度 自然観察交流会 今後の予定】
 10月 4日(土) 訪花昆虫調査と兼ねて   (集合は11:00、乙女高原)
 11月15日(土) 草刈りボランティアの準備 (集合は9:00、乙女高原)
 12月 6日(土)
    2026年
  1月10日(土)
  2月 7日(土)
  3月 7日(土)
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  ■街の駅やまなし・乙女高原展■
中央線山梨市駅すぐ北(北口から出て、すぐの信号を渡り、北に向かって歩いてください。郵便局の北です)の「街の駅やまなし」には常設の乙女高原コーナーがあります。
https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/docs/yamanashi_02.html
現在、シーズン49「乙女高原のチョウ」の展示をしています。
https://otomefcact.hatenadiary.com/entry/2025/06/05/000000

  ■乙女高原ファンクラブ発行の書籍■
(1) 案内人養成講座テキスト『伝えることで守る乙女高原の自然』
 A4判270ページ、モノクロ。頒価1,500円。送料は1~2冊なら430円。

(2) ガイドブック『乙女高原の自然観察』
 A5判32ページ、オールカラー。頒価300円。送料は1冊だと180円、2~8冊だと210円。

(3) 『乙女高原大百科』
 厚さ3cm!! A5判602ページ(カラー194ページ)。頒価2,000円。送料は1~2冊なら430円。
※いずれも、送付を希望される方は、送料込みの金額を送金ください(郵便振替口座等は下に)。

  ■乙女高原ファンクラブ on SNS■
(1)インスタグラム(Instagram)
https://www.instagram.com/otomekogen.fc/

(2)フェイスブック(Facebook)
https://www.facebook.com/groups/516231555081566

(3)ブログ「乙女高原フィールドノート」(Hatena Blog)
https://otomefc.hatenadiary.com/
 「植原が乙女高原に行ったら、3枚の写真を選んで載せる」という原則で運営。

(4)ブログ「乙女高原アーカイブ」(Hatena Blog)
https://otomefcact.hatenadiary.com/

(5)「教えてうえちゃん いつでもどこでも自然観察」乙女高原スペシャル (YouTube)
https://youtu.be/g_9EuQ3A3f4
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