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  乙女高原ファンクラブ 公認
 乙女高原メールマガジン第596号  2025.10.15.
  発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町在住)
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  ▲▼▲ もくじ ▼▲▼
NEW! 0.【トピックス】
NEW! 1.【活動報告】訪花昆虫調査10月      10月08日(水)
    2.【活動案内】草刈りボランティア準備    11月15日(土)
    3.【活動案内】第24回草刈りボランティア   11月23日(日・祝)
NEW! 4.【活動案内】乙女高原自然観察交流会12月  12月06日(土)
    ■乙女高原自然観察交流会
    ■街の駅やまなし「乙女高原展」/出版物/SNS
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メールマガジンのバックナンバー】  https://fruits.jp/~otomefc/maga.html
【乙女高原ファンクラブのサイト】  https://fruits.jp/~otomefc/
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0.【トピックス】
●1.10/8(水)に訪花昆虫調査を行いました。予定日が雨で、この日に延期したにも関わらず10名もの方が参加してくださいました。参加された槙田幹夫さんがレポートを書いてくださいました。槙田さん、ありがとうございました→1

●2.会員の杉田 博さんから、今年も乙女高原カレンダーの寄贈がありました。草刈りボランティア、乙女高原フォーラムなどの参加記念品として配布させていただきます。また、次号の会報に同封して会員の皆さんにお届けします。はがきとして使えますので、お友達にプレゼントするのもいいと思います。欲しい方がいらっしゃいましたら、お送りしますので、このメールに返信をお願いします。

●3.10/14に「未来に残したい草原の里100選 認定書授与式・草原の里交流フォーラム」が東京農業大学の榎本ホールで行われ、植原が参加してきました。新たに認定された4箇所の発表ならびに認定書の授与とともに記念講演や事例発表、話題提供など盛りだくさんの内容でした。それらももちろん勉強になりましたが、終了後に行われた懇親会では、全国各地で草原を守る活動をしている市民・行政・企業の方や草原の研究をされている研究者の皆さんとざっくばらんに交流することができました。メールマガジン次号で詳しく報告したいと思います。ちなみに乙女高原は全国で3番目に認定されています。

●4.(再掲)今年の草刈りボランティアでは、一般参加の方にも刈り払い機を使ってもらうことになりました。周囲に刈り払い機をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひお声がけをお願いします→3

●5.(再掲)今年度最後の「小学校対応」は、11/13(木)に笛川小4年生23人と草刈り・草運び体験です。雨天の場合、11/19(水)に延期です。子どもたちとの活動を希望される方はメール返信にてお知らせください。その際、「11/13(木)・11/19(水) 両日参加」なのか「11/13(木)のみ参加」なのか「11/19(水)のみ参加」なのかをお知らせください。詳細は申し込まれた方にお伝えします。

●6.(再掲)例年、9:00に市内各種団体が集まって焼山峠で盛大に開会行事を行う「秋の観光地美化清掃」ですが、今年は11/17(月)です。午前中で終わります。事前に市に名簿を提出し、人数分の弁当をいただきますので、参加される方は事前にメールでお知らせください。

●7.(再掲) 山梨駅前の街の駅やまなしでの乙女高原展・シーズン50は「乙女高原草刈りボランティア」。今までの草刈りちらしなどを展示しています。
https://otomefcact.hatenadiary.com/entry/2025/09/15/000000
今年のちらしも置いてありますので、ご自由にお持ち帰りください。

●8.2025年度第5回乙女高原連絡会議・乙女高原ファンクラブ世話人会は11/13(木)19:00から山梨市役所牧丘支所です。世話人でなくても会員であればどなたでも参加できます。のぞいてみてください。

●9.メールマガジン前号(595号)で紹介した韮崎市の甘利山ですが、乙女高原と同じように秋の草刈り(甘利山の場合、草刈りというより笹刈りになりますが…)が行われます。都合がつく方はぜひご協力ください。
10/18(土)、10/19(日)の二日間。9:00~15:00の間で都合の付く時間。集合は甘利山山頂駐車場。軍手・鎌・刈り払い機の燃料は主催者で容易するそうです。主催:甘利山倶楽部 問い合わせ等は事務局小林さん0551-22-6682まで
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1.【活動報告】訪花昆虫調査10月      10月08日(水)

※槙田幹夫さんがレポートを書いてくださいました。槙田さん、ありがとうございました

 2025年6回目の「訪花昆虫調査」を10/8に高槻先生と乙女高原ファンクラブのメンバー9名で実施しました。当初予定の10/4が、昆虫が姿を見せない雨天のため、10/8に延期したものです。今回の調査は、5月・8月と同様に観察ルートを巻き尺で測りながら、ロープから2m奥までの範囲で、昆虫が訪れている花と昆虫の種類・数を記録する従来の(定量調査の)「訪花昆虫調査」です。
 乙女高原は青い空が広がりススキの穂が風に揺れて秋の風情です。気温が18℃とやや低めで、ススキの穂やゴマナの白い綿毛の種ばかりが目立ち、遠くから見ると何の花も見えません。チョウやハチが観察できるでしょうか?
 11時から調査前の打合せです。参加者は高槻先生と植原さん、井上さん、角田さん、篠原さんご夫妻、加藤さん、松林さん、佃さん、槙田の10名です。〔電車の都合で高槻先生と迎えの角田さんは午後から〕調査マニュアルに基づいて調査対象昆虫の種類〔チョウ、ガ、ハチ、ハエ・アブ、甲虫、その他の6種類〕と記録項目〔コース、時刻、距離、花、昆虫〕を確認しました。担当するコースを決定し〔森のコース:篠原さん夫妻、草原のコース上部から:松林さんと槙田、草原のコース分岐からツツジコース:井上さんと佃さん、入口から草原のコース:植原さんと加藤さん〕、早速調査開始です。調査の七つ道具〔100m巻き尺、固定用ペグ、2m折尺、調査中腕章、双眼鏡、記録用紙、クリップボード〕を持って草原に入って各担当コースで調査開始しました。
 森のコースを通って草原の様子を観察しながら担当コースのスタート地点〔草原コース上部〕まで上りました。前回9月に沢山咲いていたゴマナは白い綿毛の種をつけています。シラヤマギクやノハラアザミ、アキノキリンソウ、マツムシソウは咲き残りの花がついています。ヤマラッキョウやリンドウ、ヤマトリカブトが背の高い草の陰で咲いています。ハバヤマボクチは咲き終わり花の先の口が閉じています。富士見ベンチから雪のない富士山が奇麗に見えました。5合目あたりに雲があり腹巻富士山でした。

 コーススタート地点にペグを差し、巻き尺の端を固定して、草原の道を下りながら巻き尺を伸ばしていきます。100m下った地点が調査開始点です。上りながら遊歩道右側2m奥までに昆虫が来ている花を探します。花盛りのヤマラッキョウにハエやアブが来ていました。咲き残ったアキノキリンソウには甲虫が、ノハラアザミにはミヤママルハナバチがいました。コーススタート地点まで登り、今度は下りで右側の観察です。ヤマトリカブトやリンドウの花の中に昆虫が潜っていないか双眼鏡で観察しましたが見つかりませんでした。100m伸ばした巻き尺を巻き戻す作業で、束ねながら回収したコードがこんがらかってしまい苦戦しました。2回目の巻き尺を伸ばしたところで午前中の調査終了です。

 楽しい高原ランチの時間です。涼しい高原のそよ風に吹かれながら昼食を摂りました。今回も沢山の美味しいデザートを頂きました。大粒のシャインマスカット、桃、カットした梨、栗の渋皮煮、酢漬けのミョウガなど秋の味覚〔桃は夏?〕を色々楽しみました。ご馳走様でした。

 午後は午前中の調査の続きです。1時間ほどで担当するコースの調査が終了しました。ハエやアブが多く、大型のチョウは観察できませんでしたが、ヒョウモンチョウやシジミチョウ、セセリチョウなど小さめの蝶が観察できました。またミヤママルハナバチもノハラアザミで観察できました。
 今回の調査で2025年の「訪花昆虫調査」は終了です。5月から10月までの半年間、毎年同じ方法で調査したデータは「シカの食害」「シカ柵の効果」「生物多様性の喪失や回復」などが分かる貴重なデータです。
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2.【活動案内】●草刈りボランティア準備●  11月15日(土)

・9:00乙女高原集合 雨天決行 午前中で終了
・作業内容
 ロッジのホールやトイレのそうじ
 遊歩道のロープの取り外し
 準備品の確認
 キッズボランティアの下見など

※お弁当を持参して、みんなで一緒に食べませんか?
※参加いただける方は、このマガジンに返信をお願いします。
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3.【活動案内】●第24回草刈りボランティア●  11月23日(祝/日)

今年の草刈りボランティアは26年目ですが、コロナのため2年間はスタッフのみで行いましたので、第24回になります。
 200人もの「乙女高原ファン」が集まります。この活動を成功させるためには、数多くのボランティア・スタッフが必要です。受付係、キッズボランティアの係、豚汁の係、各班のお世話をする係などです。スタッフにはスタッフ用のマニュアル・資料をお渡ししますし、11/15の準備作業(→3)にご参加いただければ、その際に説明もできます。スタッフを引き受けてくださる方は、このマガジンに返信してください。

●日時 11月23日(日・勤労感謝の日) 9:30~12:30
・荒天の場合24日(月・振替休日)に延期。
・12:30に終了後、豚汁を各自持参のお弁当とともに食べていただき、順次解散。
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4.【活動案内】乙女高原自然観察交流会12月  12月06日(土)

・日 時 12/6(土) 午前9時 集合 ~午後3時ころまで
・集 合 道の駅 花かげの郷 牧丘 
・持ち物 弁当、飲み物、防寒具、雨具、観察用具

・集まった人で相談して、場合によっては車の乗り合わせで、乙女高原に向かいます。
・途中で寄る場所も、相談して決めます。
・参加ご希望の方は、このメールに返信をお願いします。

※12月6日(土)の次は、2026年1月10日(土)の予定です。
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  ■2025年度 (第10期) 乙女高原観察交流会■
●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食、傷害保険※などすべて自己責任となります。
●基本的には9:00、道の駅まきおか集合です。そうでない場合は、予定表の( )内をご覧ください。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。
※2024年度から傷害保険に加入しています。

   【2025年度 自然観察交流会 今後の予定】
 11月15日(土) 草刈りボランティアの準備 (集合は9:00、乙女高原)
 12月 6日(土)
    2026年
  1月10日(土)
  2月 7日(土)
  3月 7日(土)
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  ■街の駅やまなし・乙女高原展■
中央線山梨市駅すぐ北(北口から出て、すぐの信号を渡り、北に向かって歩いてください。郵便局の北です)の「街の駅やまなし」には常設の乙女高原コーナーがあります。
https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/docs/yamanashi_02.html
現在、シーズン49「乙女高原のチョウ」の展示をしています。
https://otomefcact.hatenadiary.com/entry/2025/06/05/000000

  ■乙女高原ファンクラブ発行の書籍■
(1) 案内人養成講座テキスト『伝えることで守る乙女高原の自然』
 A4判270ページ、モノクロ。頒価1,500円。送料は1~2冊なら430円。

(2) ガイドブック『乙女高原の自然観察』
 A5判32ページ、オールカラー。頒価300円。送料は1冊だと180円、2~8冊だと210円。

(3) 『乙女高原大百科』
 厚さ3cm!! A5判602ページ(カラー194ページ)。頒価2,000円。送料は1~2冊なら430円。
※いずれも、送付を希望される方は、送料込みの金額を送金ください(郵便振替口座等は下に)。

  ■乙女高原ファンクラブ on SNS■
(1)インスタグラム(Instagram)
https://www.instagram.com/otomekogen.fc/

(2)フェイスブック(Facebook)
https://www.facebook.com/groups/516231555081566

(3)ブログ「乙女高原フィールドノート」(Hatena Blog)
https://otomefc.hatenadiary.com/
 「植原が乙女高原に行ったら、3枚の写真を選んで載せる」という原則で運営。

(4)ブログ「乙女高原アーカイブ」(Hatena Blog)
https://otomefcact.hatenadiary.com/

(5)「教えてうえちゃん いつでもどこでも自然観察」乙女高原スペシャル (YouTube)
https://youtu.be/g_9EuQ3A3f4
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