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乙女高原ファンクラブ 公認
乙女高原メールマガジン第601号 2025.11.24.
発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町在住)
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▲▼▲ もくじ ▼▲▼
NEW! 0.【トピックス】
NEW! 1.【活動報告】有志による草刈り・その2 11月23日(日・祝)
NEW! 2.【課題報告】乙女高原シカ捕物帳 植原 彰
NEW! 3.【緊急提案】有志による草刈り・その3 11月29日(土)
4.【活動案内】乙女高原自然観察交流会12月 12月06日(土)
5.【活動案内】第23回乙女高原フォーラム 2025年1月25日(日)
■乙女高原自然観察交流会
■街の駅やまなし「乙女高原展」/出版物/SNS
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0.【トピックス】
●1.11/23(日)「有志による草刈り・その2」には、なんと71名もの方々が来てくださいました。ポカポカ陽気の中、和気あいあいと、乙女高原のために汗を流してくださいました。本当にありがとうございました→1
●2.11/23は午後まで作業をしたのですが、まだ少し刈り残しがあります。11/29(土)に、追加の「有志による草刈り・その3」をします。9:30乙女高原です→3
●3.シカ柵内にシカ2頭入っていました。シカ柵の扉が開いたままになっていたのが原因のようです。最終的には外に出ました。あらためてシカ柵の扉の開け閉めに注意しましょう➝2
●4.(再掲)山梨市駅前「街の駅やまなし」の乙女高原展。今回のテーマは、井上敬子さんによる『オオバギボウシ・レポート」。シカ柵設置後、オオバギボウシがどのように増えていったかをレポートしています。ぜひ一度、ご覧ください。
https://otomefcact.hatenadiary.com/entry/2025/11/17/000000
●5.2025年度第6回乙女高原連絡会議・乙女高原ファンクラブ世話人会は12/11(木)19:00から山梨市役所牧丘支所です。世話人でなくても会員であればどなたでも参加できます。のぞいてみてください。
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1.【活動報告】有志による草刈り・その2 11月23日(日・祝)
毎年200名を超える「乙女高原ファン」が集結する11月23日。今回は第24回・26年目の草刈りボランティアのはずでした。ところが、今年のクマ騒ぎで、山梨市・山梨県・乙女高原ファンクラブ共催の、イベントとしての草刈りは中止となりました。苦渋の決断です。
今回の回数(24)と年数(26)の数字がずれていますよね? これはコロナのために「イベントとしての草刈り」は中止したのですが、2年間「有志で草刈り」したために年数の方が2多いわけです。「草刈りをしないと乙女高原の草原が守れない」という乙女高原ファンの思いです。苦渋の決断は今回だけではなかったんです。
さて、有志による草刈りを呼び掛けたところ、11/23にはなんと71人が来てくださいました。例年の1/3強です。本当にありがたいと思います。ポカポカ陽気で、天候にも恵まれました。
遠く愛知から夜を徹して運転して駆けつけてくださった方、秩父からバイクに乗って来られた方などなど。本当に頭が下がります。(株)田丸・田丸グリーン基金の方々が24名も参加してくださいました。乙女高原と兄弟のようなレンゲツツジツツジ草原である甘利山倶楽部の皆さんも駆けつけてくださいました。また、3世代で参加くださったご家族もあり、すごくほほえましい雰囲気でした。
来ていただいたら、受付簿に記入していただき、お茶や手袋、道具をお渡し、順次、作業を始めてもらいました。刈り払い機の方には広い草原の草刈りを、手刈りの方には遊歩道「ツツジのコース」の草刈りをお願いしました。ツツジのコースはレンゲツツジが混みあっているので、刈り払い機で刈ることができません。ここは、草刈りを始めた2000年には草原内の木々が生長して森になりそうになっていて、たくさんの木を切りました。そしたら、レンゲツツジは復活。
https://otomefc.hatenadiary.com/entry/2023/06/10/093838
とはいえ、いまだにたくさんの木が大きくなろうと虎視眈々です。レンゲツツジの株の中から出ている若木などを切っていただきました。
今回は残土処分場への草の運び出しができません。だから、刈った草を遊歩道に敷く作業が重要になります。手や熊手で草を集めて、総歩道に横に敷いていただきました。まわりにあまり草のない遊歩道へは、ビニールシートで草を運んで入れました。なかなかの重労働です。
このような作業を12時すぎまで続け、お昼休みとしました。予定にはありませんでしたが、せっかくですから三枝(三)さんに記念写真を撮っていただきました。来年の草刈りチラシに載せたいと思います。皆さんに、杉田さんが作ってくださった来年のポストカード「乙女高原のキノコ」カレンダーや乙女高原フォーラムのチラシをお渡ししました。
有志の有志20人ほどが午後からも作業を行いました。結局、草を残さず刈ることはできませんでしたが、想定以上にたくさんの草を刈ることができ、また、遊歩道に草を敷き入れることができました。この成果が出るのは来年以降です。皆さん、ぜひ、花の時期に乙女高原においでください。そして、自分たちが汗を流した結果であるお花畑の景観をぜひ見てください。
なお、三枝(か)さんは、もしもの時に備えて救急セットを準備してくださいました。また、角田(敏)さんは作業前にクマよけの花火をあげてくださいました。
※刈り切れなかった草については、今度の土曜日11/29に、集まれる人で集まって刈ろうということになりました。9:30乙女高原です。
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2.【課題報告】乙女高原シカ捕物帳 植原 彰
11/21、乙女高原に向けて出発の直前、パソコンのメールを読んで、嫌な予感はしたんです。井上さんからのメールには「ツツジのコースから湿地に向かうゲートが開いていました」「森のコースの尾根あたりで鹿が走り去るのがすごくよく見えて、鳴き声もすごく近くで、一瞬、鹿柵の中にいるのかと思いました」とありました。
林道の途中で車を止め、側溝の水があふれ、路面凍結しないように側溝の泥上げを済ませ、乙女高原に着きました。シカ柵には出入り用の扉が4箇所ありますが、これらに細工をして回りました。冬の間、扉の開け閉めを金具ではなくチェーンでしてもらうよう、説明看板を取り付けたり、金具を固定したりしたのです。そうしないと、地面が凍って扉が持ち上げられ、大変なことになります。
「ゲレンデのてっぺん」から「ツツジのコース」に降りる途中、すぐ近くからシカの警戒音が聞こえます。そこはシカ柵がL字に折れ曲がっているところなので、シカはL字の向こう、つまり柵外にいるのだろうと思っていました。ところが、シカは柵内を走り回っていました。少し近づいたら、体がはっきり見え、メスと今年生まれた子の2頭であることがわかりました。しばらく観察していましたが、柵に沿って行ったり来たりし、時々、柵に体当たりしています。必死で外に出ようとしているんですね。柵に沿って走っているので、うまく誘導すれば、私一人でも、出口から追い出せるのではないかと思いました。
シカ柵の扉を開けてから、シカの母子をあまり刺激しないように、そっとシカ柵にそって歩いて、シカを扉の方に誘導しました。こちらに来そうになったら、「あっちだよ! 」と話しかけたのですが、それが刺激になったようで、柵に体当たり。シカとの距離が詰まって、シカの様子がよく見えるようになりました。鼻のあたりが真っ赤です。柵に体当たりして、ケガをしたのだと思います。もう少しで出口。うまくいきそうだと思ったのですが、あんなに何回も柵に突っ込んでいたのに、出口に突っ込んでいくことはせず、向こうのやぶに入ってしまいました。やぶの反対側に回って、そっちから追い込んだのですが、またしても失敗。
一人では無理だとあきらめ、乙女高原を後にしました。スマホの電波が通じるところまで下って、代表世話人の角田さんに報告しました。こういう緊急時に乙女高原でスマホが通じないのは本当に困ります。角田さんは「すぐ行くよ」と言ってくださったので、乙女高原に戻って、全部の扉を開け、シカ柵に沿って歩いていたら、角田さんが来てくださいました。
角田さんがシカを追いかけている間、私は、谷地坊主側の扉に仕掛けを設置しました。扉のすぐ近くに2011年に設置した15m四方のシカ柵がそのまま残されており、現シカ柵との間が狭い通路になっています。さっき、シカはこの通路を通って、通路が途切れたところでサッと走って行ってしまったので、通路の終わりからシカ柵の出口までをビニールシートで誘導するようにすれば、スムーズに出てくれるのではないかと考えたのです。漁師さんが仕掛ける定置網のようなものです。ロッジからシートや長い杭、結束バンドを持ってきて、通路を作りました。我ながら、うまいアイデアだと思いました。
角田さんが来ました。1頭は森のコース上の出口から出たとのこと。もう一頭をこの定置網に追い込んでくれました。あと10mほどで定置網!というところで、シカはスッと消えてしまいました。「どこ行ったかねえ」「出たかねえ」ここまで追い込んで、他の場所に行ったように見えなかったので、シカは柵外に出たのだろうと判断しました。念のためにシカの有無を確認しながら、扉を全部閉めて回り、帰路に着きました。もしもに備えて定置網は残しておきました。
翌11/22、気になったので、乙女高原に行きました。定置網の扉を開けてから、柵に沿って2周、ゆっくり回りましたが、シカの気配はまったくありませんでした。安心して、翌11/23の草刈りを迎えました。
11/23、事態は急変。なんと、柵内にシカが残っていたそうです!! 草刈りをしていた宇津さんがシカを見つけ、機転を働かせて扉を開け、シカを誘導したところ、柵外に出ていくのを視認したそうです。
「この二日間のオレの苦労はなんだったんだ」と思いましたが、シカが外に出てくれて、本当によかったです。
乙女高原を囲う周囲1kmのシカ柵設置は2015年。お披露目されたのは草刈りボランティアの日でした。ですから、シカ柵設置からちょうど10年。3,650日です。この間、私は扉の金具が外れているのを一回も見ていません。それだけ乙女高原を訪れる人々が気を付けてくださっているのだなあ、ありがたいなあと思っていました。ところが、たった1回、扉が開いていただけで、シカが入ってしまいました。1÷3,650は0.00027…。たった0.027%です。限りなく0%に近いですが、それでもシカは入ります。扉の開け閉めには一層気をつけたいと思いました。
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3.【緊急提案】有志による草刈り・その3 11月29日(土)
・ご都合のつく時間に作業をしてください。集合時刻の目安は9:30です。
・雨天判断は各自でお願いします。事務局は天気に寄らず、乙女に行きます。
・よろしければお昼を一緒に食べませんか? 希望者はお弁当をお持ちください。
・作業内容の目安
刈り払い機による草刈り (刈り払い機をお持ちいただけるとありがたいです)
鎌による草刈り(レンゲツツジ株周辺をお願いします)
刈った草を遊歩道に敷きつめ(遊歩道の土が雨で流れるのを防ぎます)
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4.【活動案内】乙女高原自然観察交流会12月 12月06日(土)
・日 時 12/6(土) 午前9時 集合 ~午後3時ころまで
・集 合 道の駅 花かげの郷 牧丘
・持ち物 弁当、飲み物、防寒具、雨具、観察用具
・集まった人で相談して、場合によっては車の乗り合わせで、乙女高原に向かいます。
・途中で寄る場所も、相談して決めます。
・参加ご希望の方は、このメールに返信をお願いします。
※12月6日(土)の次は、2026年1月10日(土)の予定です。
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5.【活動案内】第23回乙女高原フォーラム 2025年1月25日(日)
※フォ-ラムの運営にあたっていただくボランティア・スタッフを募集します。立候補くださる方は、このメールに返信をお願いします。
日 時 1月25日(日) 午後1時~3時30分
場 所 山梨市民会館4階
主 催 山梨市,山梨県,乙女高原ファンクラブ
参加費 無料
申込み 不要
■テーマ・・・乙女高原のチョウと生物多様性
春から秋、乙女高原では、たくさんの花がバトンタッチするように交代で咲きます。花々をチョウたちが訪れ、蜜を吸い、花粉を他の花に届けます。一口に花といっても、大きさも形も色も咲く時期も多種多様。そんな花を訪れるチョウもまた多種多様で、様々な大きさ、形、色、生活があります。
今回の乙女高原フォーラムでは、チョウにスポットを当てます。乙女高原にはどんなチョウがいるのか、季節によって見られるチョウは違うのか、花以外を求めるチョウはいるのか、幼虫はどこにいて、どんな姿なのかなどを知り、自然観察の楽しみを増やしてください。
なお、チョウの中には人知れず絶滅の危機にあるものもいます。私たちが今、保全の手を差しのべないと、私たちの子孫は魅力あふれるチョウの姿を見られなくなるかもしれません。フォーラムではそんなチョウたちの現状にも心を寄せていただきたいです。
■ゲスト・・・北原 正彦(きたはら まさひこ)さん
山梨県笛吹市出身。小さい頃から昆虫(特に蝶)が大好きで、その後、蝶の研究に深化し、筑波大学で学位(理学博士)を取得。定年前は、山梨県富士山科学研究所で希少蝶類の生息環境や保全対策について研究し、退職後は衰亡著しい里地里山の蝶の保全を目指して奮闘中。現在、甲武信ユネスコエコパーク保全活用委員会、南アルプスユネスコエコパーク科学委員会、山梨県環境影響評価等技術審議会の各委員、環境省自然共生サイト有識者マッチング制度認定有識者等。
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■2025年度 (第10期) 乙女高原観察交流会■
●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食、傷害保険※などすべて自己責任となります。
●基本的には9:00、道の駅まきおか集合です。そうでない場合は、予定表の( )内をご覧ください。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。
※2024年度から傷害保険に加入しています。
【2025年度 自然観察交流会 今後の予定】
12月 6日(土)
2026年
1月10日(土)
2月 7日(土)
3月 7日(土)
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■街の駅やまなし・乙女高原展■中央線山梨市駅すぐ北(北口から出て、すぐの信号を渡り、北に向かって歩いてください。郵便局の北です)の「街の駅やまなし」には常設の乙女高原コーナーがあります。
https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/soshiki/8/2283.html
現在、シーズン51「オオバギボウシレポート」を展示しています。
https://otomefcact.hatenadiary.com/entry/2025/11/17/000000
■乙女高原ファンクラブ発行の書籍■
(1) 案内人養成講座テキスト『伝えることで守る乙女高原の自然』
A4判270ページ、モノクロ。頒価1,500円。送料は1~2冊なら430円。
(2) ガイドブック『乙女高原の自然観察』
A5判32ページ、オールカラー。頒価300円。送料は1冊だと180円、2~8冊だと210円。
(3) 『乙女高原大百科』
厚さ3cm!! A5判602ページ(カラー194ページ)。頒価2,000円。送料は1~2冊なら430円。
※いずれも、送付を希望される方は、送料込みの金額を送金ください(郵便振替口座等は下に)。
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(5)「教えてうえちゃん いつでもどこでも自然観察」乙女高原スペシャル (YouTube)
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