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乙女高原ファンクラブ 公認
乙女高原メールマガジン第605号 2025.12.29.
発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町在住)
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▲▼▲ もくじ ▼▲▼
NEW! 0.【トピックス】
NEW! 1.【参加報告】山岳科学公開シンポジウム 12月14日
NEW! 2.【観察報告】12月15日の乙女高原
3.【活動案内】乙女高原自然観察交流会1月 2026年1月10日(土)
4.【活動案内】第23回乙女高原フォーラム 2025年1月25日(日)
■乙女高原自然観察交流会
■街の駅やまなし「乙女高原展」/出版物/SNS
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0.【トピックス】
●1.12/14に山梨大学で行われた山岳科学公開シンポジウムに参加された井上さんが感想を寄稿してくださいました。ありがとうございました→1
●2.2026年1/10(土)に次回自然観察交流会を行います。9:00に道の駅「花かげの郷まきおか」に集まり、集まったメンバーでスケジュールや観察場所を決めるというゆるやかな催しです→3
●3.(再掲) 山梨市駅前「街の駅やまなし」の乙女高原展。今回のテーマは、宇津貴史さんによる『乙女高原のチョウ」写真展です。お近くに来た折りには、ぜひお寄りください。
https://otomefcact.hatenadiary.com/entry/2025/12/22/000000
●4.(再掲)2025年度第8回乙女高原連絡会議・乙女高原ファンクラブ世話人会は2025年1/15(木)、19:00から山梨市役所牧丘支所です。世話人でなくても会員であればどなたでも参加できます。のぞいてみてください。
●5.毎年、不思議に思っていたことがあります。冬鳥のツグミのことです。毎年、自宅周辺より乙女高原の方が早くツグミの姿を見ていました。ツグミはまず人里に居ついて、それから山の中に入っていくのだと思っていましたが、その逆なのです。おかしいなあと思っていました。ところが、最近読んだ鳥の本(植村慎吾・守屋年史『野鳥の食事辞典』山と渓谷社)のツグミの項に「秋に日本に渡った当初は山にいて、季節が進むと徐々に人里に降りてきます」とありました。私の観察は間違っていませんでした。でも、今度は「なぜツグミは渡ってきたら、まず山に居つくか」という疑問が・・・。
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1.【参加報告】山岳科学公開シンポジウム 12月14日
※シンポジウムに参加した井上さんが感想を寄稿してくださいました。
井上さん、ありがとうございました。
草原の大切さを改めて感じました。古くからの草原は生物多様性の宝庫で、絶滅危惧種など貴重な草花や昆虫などがいるという報告がありました。
そして一度草原を失ってしまうと、新たに草原を作っても再び生物多様性を取り戻すことが困難であることも知ることができました。昭和の半ばくらいまでは、草原がたくさんあったのに、今、日本ではたったの1%になってしまったというのも驚きでした。植原さんの発表で、塩平から乙女高原までずっと草原だったというのもびっくりでした。やはり草刈りをしなくなると、森になってしまうのですね。自分の子ども時代には身近に原っぱがあり、そこで遊んだり、家畜の餌の草刈りなどしていたことを思い出しました。
そんな貴重な草原を、乙女高原では20年も前からしっかり保護していてすばらしいなと思います。その一端を自分も担っていることは嬉しいことです。これからも乙女高原の自然を守っていく手助けをしていこうと思いました。
また、別の地域の取り組みを知ったり、研究者の方たちに乙女高原のことを知ってもらうよい機会にもなったと思います。乙女高原に行ってみたい、草刈りボランティアに参加してみたいという方もいてよかったです。
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2.【観察報告】12月15日の乙女高原
12/15、林道閉鎖後の乙女高原に行きました。北風がピューピュー吹いて、寒かったです。
林道には少し雪が残っている箇所がありました。木道湿地を歩いたら、流れのしずくが凍っていました。真冬になると湿地全体が凍ってスケートリンクのようになるのですが、まだまだでした。
今日は何か知らないけど、動物の糞が目に付きました。お、シカの糞。小さいから子ジカかな。
この大きさは・・・キツネでしょう。鼻を近づけても匂いはしませんでした。寒い日だから匂いも凍っているのかもしれません。動物の毛が混じっているようです。
今度はテン。キツネのよりだいぶ小さい。植物のたねが入っています。目を近づけると、これはブドウだな。テンの糞もキツネの糞も2箇所にありました。
そして、極めつけは「糞on糞」。キツネの糞の上にテンの糞が載っています。つまり、キツネが排便した「後で」テンが糞を「かぶせた」ということです。最初に糞をしたキツネはともかく、テンはどんな意図があって「糞on糞」しようと思ったのでしょうか。
草原に着きました。草原はきれいに刈り上げられていました。草刈りボランティアが中止になったのに、よくぞここまできれいに刈りました。草原の中を歩くと、小さな緑が目に付きます。一つはフユノハナワラビ(の仲間)の葉。秋になってから葉を出し、冬の間、ずっと葉を広げているという「昼夜逆転」ならぬ「夏冬逆転」して?暮らしているシダです。もう一つはカサゴケ(の仲間)。まるでミニチュアのバラの花のようです。しかも、ルーペで拡大して見ると、ちょっと透明な感じできれい。
鳥の古巣も見つかりました。あれ、こんなところに・・・遊歩道の脇なので、すぐ近くを歩いていたはずなのに。谷地坊主の近くでは、ミズナラの太い木が伐られていました。ナラ枯れにやられた木です。こんな標高の高いところまでナラ枯れなんですね。
ブナじいの方まで行って、林道を歩いて帰ってきました。コガラがつついているのはシラカバの実のように見えます。ベニマシコもウソも見ることができました。
ベンチでお昼を食べました。朝、にぎったおむすびです。食べているうちに手がどんどん冷えてきます。それもそのはず。0℃です。インスタントですが野菜スープが温かくて、お腹に沁みました。ベンチの横にモグラ塚がいっぱい。しかも、新しい。地面の下にモグラの「地下帝国」があるのだなと思いました。
午後は少し草刈りをしました。成城学園生物部の山小屋があったあたりです。ここは、その山小屋のこともあって、柵外ではありますが、きれいにしておきたいと思いました。これで、ま、だいたい草刈りは完了かな。
帰りがけ、上に注意してキョロキョロしました。クマが木の実を食べた証拠であるクマ棚は見つかりませんでした。一方、ヤドリギが集中的に見つかる場所がありました。きっとここはヒレンジャク・キレンジャクの通り道だったのでしょう。
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3.【活動案内】乙女高原自然観察交流会1月 2026年1月10日(土)
・日 時 2026/1/10(土) 午前9時 集合 ~午後3時ころまで
・集 合 道の駅 花かげの郷 牧丘
・持ち物 弁当、飲み物、防寒具、雨具、観察用具
・集まった人で相談して、場合によっては車の乗り合わせで、乙女高原に向かいます。
・途中で寄る場所も、相談して決めます。
・参加ご希望の方は、このメールに返信をお願いします。
※2026年1月10日(土)の次は、2月7日(土)、3月7日(土)の予定です。
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4.【活動案内】第23回乙女高原フォーラム 2025年1月25日(日)
日 時 1月25日(日) 午後1時~3時30分
場 所 山梨市民会館4階
主 催 山梨市,山梨県,乙女高原ファンクラブ
参加費 無料
申込み 不要
■テーマ・・・乙女高原のチョウと生物多様性
春から秋、乙女高原では、たくさんの花がバトンタッチするように交代で咲きます。花々をチョウたちが訪れ、蜜を吸い、花粉を他の花に届けます。一口に花といっても、大きさも形も色も咲く時期も多種多様。そんな花を訪れるチョウもまた多種多様で、様々な大きさ、形、色、生活があります。
今回の乙女高原フォーラムでは、チョウにスポットを当てます。乙女高原にはどんなチョウがいるのか、季節によって見られるチョウは違うのか、花以外を求めるチョウはいるのか、幼虫はどこにいて、どんな姿なのかなどを知り、自然観察の楽しみを増やしてください。
なお、チョウの中には人知れず絶滅の危機にあるものもいます。私たちが今、保全の手を差しのべないと、私たちの子孫は魅力あふれるチョウの姿を見られなくなるかもしれません。フォーラムではそんなチョウたちの現状にも心を寄せていただきたいです。
■ゲスト・・・北原 正彦(きたはら まさひこ)さん
山梨県笛吹市出身。小さい頃から昆虫(特に蝶)が大好きで、その後、蝶の研究に深化し、筑波大学で学位(理学博士)を取得。定年前は、山梨県富士山科学研究所で希少蝶類の生息環境や保全対策について研究し、退職後は衰亡著しい里地里山の蝶の保全を目指して奮闘中。現在、甲武信ユネスコエコパーク保全活用委員会、南アルプスユネスコエコパーク科学委員会、山梨県環境影響評価等技術審議会の各委員、環境省自然共生サイト有識者マッチング制度認定有識者等。
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■2025年度 (第10期) 乙女高原観察交流会■
●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食、傷害保険※などすべて自己責任となります。
●基本的には9:00、道の駅まきおか集合です。そうでない場合は、予定表の( )内をご覧ください。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。
※2024年度から傷害保険に加入しています。
【2025年度 自然観察交流会 今後の予定】
2026年
1月10日(土)
2月 7日(土)
3月 7日(土)
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■街の駅やまなし・乙女高原展■
中央線山梨市駅すぐ北(北口から出て、すぐの信号を渡り、北に向かって歩いてください。郵便局の北です)の「街の駅やまなし」には常設の乙女高原コーナーがあります。
https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/soshiki/8/2283.html
現在、シーズン52「宇津さんの乙女高原のチョウ」を展示しています。
https://otomefcact.hatenadiary.com/entry/2025/12/22/000000
■乙女高原ファンクラブ発行の書籍■
(1) 案内人養成講座テキスト『伝えることで守る乙女高原の自然』
A4判270ページ、モノクロ。頒価1,500円。送料は1~2冊なら430円。
(2) ガイドブック『乙女高原の自然観察』
A5判32ページ、オールカラー。頒価300円。送料は1冊だと180円、2~8冊だと210円。
(3) 『乙女高原大百科』
厚さ3cm!! A5判602ページ(カラー194ページ)。頒価2,000円。送料は1~2冊なら430円。
※いずれも、送付を希望される方は、送料込みの金額を送金ください(郵便振替口座等は下に)。
■乙女高原ファンクラブ on SNS■
(1)インスタグラム(Instagram)
https://www.instagram.com/otomekogen.fc/
(2)フェイスブック(Facebook)
https://www.facebook.com/groups/516231555081566
(3)ブログ「乙女高原フィールドノート」(Hatena Blog)
https://otomefc.hatenadiary.com/
「植原が乙女高原に行ったら、3枚の写真を選んで載せる」という原則で運営。
(4)ブログ「乙女高原アーカイブ」(Hatena Blog)
https://otomefcact.hatenadiary.com/
(5)「教えてうえちゃん いつでもどこでも自然観察」乙女高原スペシャル (YouTube)
https://youtu.be/g_9EuQ3A3f4
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