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乙女高原ファンクラブ 公認
乙女高原メールマガジン第611号 2026.2.8.
発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町在住)
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▲▼▲ もくじ ▼▲▼
NEW! 0.【トピックス】
NEW! 1.【観察記録】1月22日の乙女高原 植原 彰
NEW! 2.【観察記録】1月29日の乙女高原 植原 彰
NEW! 3.【活動案内】乙女高原自然観察交流会3月 3月7日(土)
4.【活動案内】2026年度総会 3月15日(日)
■乙女高原自然観察交流会
■街の駅やまなし「乙女高原展」/出版物/SNS
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【メールマガジンのバックナンバー】
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0.【トピックス】
●1.1/22と1/29の観察記を書きました。実験的に二つのリポートを異なる文体で書いてみました。どちらがお好みですか?→1,2
●2. 次回自然観察交流会は3/7(土)です。9:00に道の駅「花かげの郷まきおか」に集まり、集まったメンバーでスケジュールや観察場所を決めるというゆるやかな催しです→3
●3.(再掲)2025年度総会を3/15に山梨市役所牧丘支所(山梨市牧丘町窪平)で14:00から行います。普通会員の皆様は、ニュースレター2504 に出欠確認フォームにリンクするQRコードが載せてありますので、スマホ等で読み取ってご記入ください→4 (再掲)
●4.(再掲)山梨市駅前「街の駅やまなし」で常設している乙女高原展。現在シーズン53、宇津貴史さんによる『乙女高原のチョウ』写真展パート2です。
https://otomefcact.hatenadiary.com/entry/2026/01/27/000000
●5.ちょうど今(2/8 午前9:40)、窓の外は大雪です。大きな雪のかたまりが次から次へと降ってきています。積雪は5cmです。いよいよ乙女高原はスノーシューの季節かなとワクワクしています。
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1.【観察記録】1月22日の乙女高原 植原 彰
林道で-5℃、焼山峠で-7℃、12:00の乙女高原は-6℃でした。
今日は、実の付いたカエデの木を探すのがテーマでした。カエデの実がまだ木にくっ付いているところを写真に撮りたかったのです。馴染みの木が何本かあるので、それを訪ねました。一つめは旧杣口林道沿いのウリハダカエデ。実が残っていたので、何枚か写真を撮って、次は、うばトチ隣のアサノハカエデ。お、ここも実が残っています。ラッキー。次は鳥居峠前のイロハモミジ。ここはやっと数個残っているだけ。多くは高いところですが、低いところにも一セットかろうじて残っていました。
乙女湖の見える高台から湖をみると、全面結氷。しかも、白い部分が多く、凍った上に雪が降ったのだと思います。寒風の中ですが、しばらく見ていると、バウン・・・バウンと不思議な音が聞こえてきました。湖から聞こえてくることは確かです。きっと風と氷によって生まれた音だと思います。でも、どうやって音が生まれているかはまったく分かりませんでした。
休校中の柳平分校にあるカエデを思い出しました。校庭の木といえばサクラ(ソメイヨシノ)ですよね。そのくらい校庭にサクラは普通ですが、柳平分校の校庭の南側はコハウチワカエデの並木になっています。地域の自然にマッチしていて、結構好きです。このことを思い出し、分校校庭でもウエデの実の写真を撮りました。
あとは、焼山峠から小楢山方面への林道の脇に生えているカジカエデです。確か、そのカジカエデも実がなっていたはず。そう思って行ってみましたが、なかなか見つかりません。もう実が付いてなかったんですね。かろうじて一つだけ残っているのを見つけ、写真を撮りましたが、もう翼が傷だらけでした。
せっかくここまで来たのだからと、焼山の湿地を覗きました。いつもの年だとスケートリンクみたいになるのですが、今年は水不足なのかリンクの面積がとても狭かったです。これではトリプルアクセルは絶対に無理。湿地の岸のミズゴケの色がきれいです。青白いのですが、とても明るい色です。おそらく細胞の中まで凍っているのだと思います。
冬になって湿地が凍ると、湿地の中にズケズケと入ることができます。氷の上を歩けるからです。これが冬でしかできない楽しみの一つなのですが、今回、すごい失敗をしました。これだけ凍っているのだからと、まったく安心して歩いていたら、ズボッと氷の下の泥に足を取られてしまい、泥の中にすねまで入ってしまいました。泥の中から足を引っ張り出すことがなかなかできず、苦労しました。湿地には、真冬でも水が供給されているところがあり、そんなところを油断して歩くと、こうなります。真冬でも乙女の谷に水が流れているところを見ていて、このようなメカニズムには気付いていたのですが、忘れていました。おかげ様で靴もズボンもドロドロです。しかも、泥は真っ黒。手ごわそうです。靴を脱ぐことも考えましたが、そうすると、靴のもっと奥まで泥水が入ってきそうだったので、あえて靴紐をきつくし、観察を続けることにしました。
イタヤカエデは湿地木道脇にあるので行ってみましたが、もう木には付いていません。でも、地面に実がいっぱい落ちていたので、その写真を撮りました。遊歩道沿いにはコハウチワカエデの立派な木もあるんですよ。高い枝先に実が付いていたので、落ちていた棒でなんとか枝を引っ張り下げて、写真に撮ることができました。
お昼を食べ、草原を歩き始めたとたんに、ヒヨドリの声。自宅周辺や街の中で普通に聞けるヒヨドリの声が乙女高原でも聞こえるというのは新鮮です。いったい、こんな寒い冬に何を食べているのでしょうか。深くはありませんが、ところどころ雪が残っています。雪の上を歩くと、ザクッザクッではなく、キュッキュッという音がします。個人的に一番近い音だと思うのは、鉄腕アトムが歩く音です。古くてすみません。谷地坊主も氷のお風呂の中でした。
いよいよ足先が冷たくなってきたので、早々に草原を後にしました。
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2.【観察記録】1月29日の乙女高原 植原 彰
林道脇の「カエル池」に水はまったくない。ヤマアカガエル産卵が心配だ。マヒワの群。地面に降りて、何かついばんでいる。ひときわ黄色が目立つ個体がいる。オスだと思う。ハンノキの下に群れているので、ついばんでいるのはハンノキのタネか。近くにコガラがいるので大きさを比べるとマヒワのほうが一回り小さい。あれ、キイロスズメバチの巣がカラマツの幹にくっついている。今までこの隣を何度も車で通っているはずなのに、気づかなかった。
草原に着いた。草原の1割にしか雪はない。-3℃。風が強い。青空に飛行機。だけど、飛行機雲を伴っていない。上空もからからに乾いているらしい。データロガーのデータを回収。
ゲートを開けて草原に入り、やぶに入ったら、おっ、ウサギの糞。一つ見つけたら二つ三つ。結局、19個見つかった。日陰に残った雪に残る足跡。これはウサギ。小さめなので子ウサギだろうか。ウサギがいてうれしい。
ブナ爺まで足を延ばし、林道を戻ることにした。この林道は日陰が多く、一面雪に覆われていた。雪の上に足跡。この時季、毎年思うのだけれど、夏の間「透明人間」だった動物たちが、雪が降ると、足跡を隠せなくて、とたんに目の前に姿を表す。しかも、足跡から、かなり賑やかに、いろいろな行動をとっている様子が見えてくる。シカの足跡が崖に向けてまっ直ぐに付いている。足跡の向きから「降りた」でなく「昇った」に違いない。ここからジャンプしたなんて、すごい。だって、この崖1m50はある。これをひとッ飛びとは、かっこいい。キツネは相変わらず、あっちにふらふら、こっちにふらふら、千鳥足のオッサンみたい。テンの足跡には平行して黄色い跡があった。え、ここでオシッコしたの? 歩きながら??
今日も風が強い。風が、今、どのあたりで強く吹いているのか、木々の梢を風が渡る音でわかる。アトリの群。20羽くらいいる。地面に降りたり、木の枝に止まったりしていた。
フィーとかすかな声がしたので、立ち止まって、そっとまわりを探すと、ウソがいた。ウソはイケマのタネを食べていた。イケマの実をつつくたびに、タネについた綿毛が取れて、フワッと飛ぶ。オオアカゲラのメスもいたぞ。
上空にトビが。そのうちだんだん増えてきた。数えると10羽もいた。何かある。ハシブトガラスもにぎやか。こちらは林の中にいるのでよく見えないが、それでも双眼鏡で数えると20羽はいそうだ。トビとカラスとくれば・・・近くにシカの死体でもあるのではないかと推理し、近づいてみたが、それらしいものは見つからなかった。
お昼を食べて、また草原を歩いた。今日は遊歩道でよくテンの糞に出会う。もう5つだ。その全部にヤマブドウのたねが見える。ヤマブドウって、なんとなくおいしそうに感じるが、そのじつ、あまりおいしくない。以前、秋に拾ったヤマブドウの房を3つほどロッジ庭のテーブルに置いておいたが、10日後に行っても、そのままだった。誰も食べていなかった。そのとき、やっぱり動物たちもあまり好きではないのかなと思った。だから、冬ももうすぐ終わるこの時季になって、干しブドウ化して多少おいしくなったヤマブドウを食べているのではないかと思った。
帰り、ツグミ10羽の群がいた。今年はツグミがちゃんといる。昨年だか一昨年だか、とにかくツグミが少なくて心配した。ヤマドリ夫婦が道を横切るところを見た。尾がばつぐんに長くて、目つきが鋭くて、堂々としていた。近づいたら、バタバタッと大きな音を立て、斜面に平行に下に飛んでいった。
今日も一日寒かった。14時の気温-2℃。
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2.【活動案内】乙女高原自然観察交流会3月 3月7日(土)
・日 時 3/7(土) 午前9時 集合 ~午後3時ころまで
・集 合 道の駅 花かげの郷 牧丘
・持ち物 弁当、飲み物、防寒具、雨具、観察用具
・集まった人で相談して、場合によっては車の乗り合わせで、乙女高原に向かいます。
・途中で寄る場所も、相談して決めます。
・参加ご希望の方は、このメールに返信をお願いします。
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3.【活動案内】2025年度総会 3月15日(日)
※出欠確認はフォームで行います。
会報2604号に載っているQRコードを読み込んで、必要事項をお書きください。
以下をクリックし、直接お書きいただいても結構です。
https://docs.google.com/forms/d/13i-FtrFFLlZOy2Hk_zhwb1Iin2hla9JYR6zEww4-yqU
日 時 3/15(日)午後2時~(準備は1時半から)
場 所 山梨市役所牧丘支所
次 第
1.開会のことば
2.代表世話人あいさつ
3.来賓あいさつ
4.議 事
① 2025年度活動報告
② 2025年度収支決算報告
③ 会計監査報告
④ 2026年度活動計画提案
⑤ 2026年度収支予算提案
5.その他
6.閉会のことば
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■2025年度 (第10期) 乙女高原観察交流会■
●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食、傷害保険※などすべて自己責任となります。
●基本的には9:00、道の駅まきおか集合です。そうでない場合は、予定表の( )内をご覧ください。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。
※2024年度から傷害保険に加入しています。
■街の駅やまなし・乙女高原展■
中央線山梨市駅すぐ北(北口から出て、すぐの信号を渡り、北に向かって歩いてください。郵便局の北です)の「街の駅やまなし」には常設の乙女高原コーナーがあります。
https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/soshiki/8/2283.html
現在、シーズン53「宇津さんの乙女高原のチョウⅡ」を展示しています。
https://otomefcact.hatenadiary.com/entry/2026/01/27/000000
■乙女高原ファンクラブ発行の書籍■
(1) 案内人養成講座テキスト『伝えることで守る乙女高原の自然』
A4判270ページ、モノクロ。頒価1,500円。送料は1~2冊なら430円。
(2) ガイドブック『乙女高原の自然観察』
A5判32ページ、オールカラー。頒価300円。送料は1冊だと180円、2~8冊だと210円。
(3) 『乙女高原大百科』
厚さ3cm!! A5判602ページ(カラー194ページ)。頒価2,000円。送料は1~2冊なら430円。
※いずれも、送付を希望される方は、送料込みの金額を送金ください(郵便振替口座等は下に)。
■乙女高原ファンクラブ on SNS■
(1)インスタグラム(Instagram)
https://www.instagram.com/otomekogen.fc/
(2)フェイスブック(Facebook)
https://www.facebook.com/groups/516231555081566
(3)ブログ「乙女高原フィールドノート」(Hatena Blog)
https://otomefc.hatenadiary.com/
「植原が乙女高原に行ったら、3枚の写真を選んで載せる」という原則で運営。
(4)ブログ「乙女高原アーカイブ」(Hatena Blog)
https://otomefcact.hatenadiary.com/
(5)「教えてうえちゃん いつでもどこでも自然観察」乙女高原スペシャル (YouTube)
https://youtu.be/g_9EuQ3A3f4
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