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乙女高原ファンクラブ 公認
乙女高原メールマガジン第612号 2026.2.23.
発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町在住)
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▲▼▲ もくじ ▼▲▼
NEW! 0.【トピックス】
NEW! 1.【活動報告】乙女高原自然観察交流会2月 2月7日(土)
NEW! 2.【観察報告】2月14日の乙女高原 植原 彰
3.【活動案内】乙女高原自然観察交流会3月 3月7日(土)
4.【活動案内】2026年度総会 3月15日(日)
■乙女高原自然観察交流会
■街の駅やまなし「乙女高原展」/出版物/SNS
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【メールマガジンのバックナンバー】
https://fruits.jp/~otomefc/maga.html
【乙女高原ファンクラブのサイト】
https://fruits.jp/~otomefc/
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0.【トピックス】
●1.ニュースレター2504号(「2025年度の4号」ということ)も、大勢の皆様のご協力を得て、無事に発送されました。郵送版はモノクロですが、カラー版を見たいという方は以下のPDF版をご覧ください。
https://fruits.jp/~otomefc/newsletter2504.pdf
●2.(再掲)2025年度総会を3/15(日) 14:00から山梨市役所牧丘支所(山梨市牧丘町窪平)で行います。普通会員の皆様は、出欠についてニュースレター2504号に載せてあるQRコードをスマホ等で読み取ってご記入ください。または、以下から直接ご記入ください→4
https://docs.google.com/forms/d/13i-FtrFFLlZOy2Hk_zhwb1Iin2hla9JYR6zEww4-yqU
●3.2月の自然観察交流会は、ちょうど雪が降り始めた日でした。その様子を毛利さんがレポートしてくださいました。毛利さん、ありがとうございました→1
●4.次回自然観察交流会は3/7(土)です。9:00に道の駅「花かげの郷まきおか」に集まり、集まったメンバーでスケジュールや観察場所を決めるというゆるやかな催しです→3
●5.2/20、会計監査人である小林さんと春日さんにお集まりいただき、2025年度の会計監査を行いました。ファンクラブ代表として角田さんと植原が同席しました。無事に終了し、3/15の総会で報告されます。出席者の皆様、ありがとうございました。
●6.(再掲)山梨市駅前「街の駅やまなし」で常設している乙女高原展。現在シーズン53、宇津さんによる『乙女高原のチョウ』写真展パート2です。
https://otomefcact.hatenadiary.com/entry/2026/01/27/000000
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1.【活動報告】乙女高原自然観察交流会2月 2月7日(土)
※参加された毛利さんがレポートしてくださいました。毛利さん、ありがとうございました。
2月7日(土)の自然観察交流会は、雪の天候の中、参加者は3人(角田さん、加藤さん、毛利)でした。車2台に分乗し、9時過ぎに「道の駅花かげの郷まきおか」を出発しました。
まず、中牧神社近くに所在する角田さんの知人宅敷地内に自生するフクジュソウ群落を観察しに行きました。このフクジュソウは「ミチノクフクジュソウ」と称する種で、雪の中きれいに咲いていました。この種は人工的な栽培が困難で、移植すると最初は開花するそうですが、その後は枯れてしまうとてもデリケートな植物です。また、場所を移動しながら植生するという珍しい特徴も併せ持っています。フクジュソウの中でも、ミチノク種だけが移動し植生すると角田さんと間瀬さんから聴きました。
乙女湖は、雪で視界が悪かったですが全面結氷しているようでした。上空を猛禽類(おそらくノスリ?)が旋回しながら滑空しており、地上の獲物を探索しているようでした。
焼山峠から小楢山方面に向かう林道脇の氷華は、残念ながら雪に埋もれ観察できませんでした。後日、植原さんから聞いた話によると、氷華は「氷が茎を裂いて出てくる」現象なので、いったん茎が裂けてしまうと、ストローに穴が開いたのと同じく、もう水を吸い上げず、氷華は見られなくなるそうです。霜が降り始める時期だけの、はかない自然の芸術なのだそうです。
11時ごろ、乙女高原に到着しました。標高が高いためか積雪は約5㎝と下界より深く、小雪が舞っておりました。ロッジの前にある百葉箱の温度計はー5℃を示していました。
乙女高原を散策しました。ロッジ前のエントランスの扉は開きましたが、展望台の扉は凍上により開けられませんでした。一面銀世界で、鳥はヒヨドリが1羽しか飛んでおらず、静寂が支配しておりましたが、オオバギボウシの種、ヤマウルシの実、サルノコシカケ、アカゲラの巣跡等が観察できました。
動物の足跡が一切見られなかったのが意外でしたが、唯一所により、シカによるミヤコザサの、はみ跡が見られ、動物の痕跡が観察できました。ところがシカのはみ跡が見られないササの群落もあり、ミヤコザサではなく他の種類のササなのか、疑問に感じました。
昼食となりましたが、足先が冷え切ってしまいました。角田さんからいただいたドリップコーヒーで温まることができました。
昼食後は、谷内坊主を見に行きました。スゲの頭の部分には雪が積もらず、雪面上にポコッと突出して見える姿が、普段見る谷内坊主と異なり印象的でした。
観察を終え、雪が降る中の下山となりましたが、無事「道の駅花かげの郷まきおか」に帰着できました。
毛利は角田さん宅に寄り懇談しましたが、降雪により結局泊めていただくこととなりました。翌日(2月7日(日))の朝6時ごろは車道に積雪はなく、これならノーマルタイヤでも横浜まで帰れるかなと思っておりましたが、その後、急に降雪が強くなり、朝食を食べ終わった9時ごろには、車道上も10㎝位の積雪となっていました。そのためクルマを預け、塩山駅から電車にて帰浜することとしました。途中、中央本線の車窓から甲州街道(国道20号線)が見えましたが、中央高速が通行止めのため大渋滞が発生しており、走れたとしてもたいへんな状況でした。
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2.【観察記録】2月14日の乙女高原 植原 彰
相変わらず林道脇の「カエル池」に水はまったくありませんでした。
先日降った雪で、乙女湖は真っ白。その上に足跡が点々と付いています。
道路も真っ白で、柳平から歩くことにしました。スノーシューは持ちましたが、足に付けるとかなり重いので、できるだけ付けたくありません。しばらくは、スノーシューを背負って、ポールでバランスを取りながら歩きました。
林道には動物の足跡はほとんどありません。意外でした。ヒヨドリ、ツグミ、ハシブトガラスの声。なんだ、近所と変わりありません。アカゲラ、コゲラの声も聞こえました。
草原に着きました。草原の中にはヒトの足跡は一切ありません。ここからはスノーシューの出番です。1年ぶりにスノーシューをはいて草原内を歩き回りました。
なんといっても多かったのがノウサギの足跡です。「モニタリング1000」の調査結果によると、全国的にノウサギは減っている傾向があるそうです。でも、乙女高原では一昨年前くらいから、冬にノウサギの足跡が目立って増えてきた感があります。
足跡を観察して想像すると楽しいですよ。ノウサギが走る時には、私たちが跳び箱を跳ぶときのように前脚のさらに前に後ろ脚が付きます。ですから、4つセットの足跡の後ろ脚側が進行方向になります。前脚をトトンと付いて、後ろ脚でトウンと力強く蹴って推進力を生みだします。だからでしょう。後ろ脚の二つの穴を囲んで一つの大きなくぼみができています。火山のカルデラみたいです。格闘系アニメを見ていると、主人公が大技を繰り出すときに、足元が技のエネルギーによってへこんでしまうシーンがあります。そんな感じだと思います。
足跡が続いて付いていることをトラックといいます。ノウサギのトラックが二頭分平行に付いていました。しかも、足跡がいつも真横にあり、完璧にシンクロしています。リクリュウ・ペアを見ているようでした。よほどこの二頭は仲がいいのだと思います。二頭の足跡を横切ってキツネの足跡がありました。ウサギの足跡の上にキツネの足跡です。何かドラマがあったのでしょうか。
ロッジでお昼にしました。雨どいにつららはなく、水が直接したたっていました。暖かいです。
午後もスノーシューで歩きましたが、ウサギの足跡の中にウサギの糞がめり込んでいました。
谷地坊主のほうにも行ってみました。こちらはシカの足跡だらけでした。あまりにも暖かくて、手袋を外しました。
帰りもずっと歩きでした。往復で8kmほど歩いたでしょうか。カケスとエナガを見ました。エナガの尾羽に注目しましたが、まだ「クセ毛」にはなっていませんでした。エナガはボールのような丸い巣を作り、その中に入って卵を温めます。寝袋の中に入る感じでしょうか。ですから、巣の中に長くいると、チャームポイントの長い尾羽が「クケ毛」のように曲がってしまいます。まだクセ毛になっていなかったので、まだこのペアは卵を産んでないと思いました。
林道は相変わらず真っ白でしたが、朝に比べて雪面が全体的に下がったように感じました。雪解けが進んでいるのだと思います。
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3.【活動案内】乙女高原自然観察交流会3月 3月7日(土)
・日 時 3/7(土) 午前9時 集合 ~午後3時ころまで
・集 合 道の駅 花かげの郷 牧丘
・持ち物 弁当、飲み物、防寒具、雨具、観察用具
・集まった人で相談して、場合によっては車の乗り合わせで、乙女高原に向かいます。
・途中で寄る場所も、相談して決めます。
・参加ご希望の方は、このメールに返信をお願いします。
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4.【活動案内】2025年度総会 3月15日(日)
※出欠確認はフォームで行います。
会報2604号に載っているQRコードを読み込んで、必要事項をお書きください。
以下をクリックし、直接お書きいただいても結構です。
https://docs.google.com/forms/d/13i-FtrFFLlZOy2Hk_zhwb1Iin2hla9JYR6zEww4-yqU
日 時 3/15(日)午後2時~(準備は1時半から)
場 所 山梨市役所牧丘支所
次 第
1.開会のことば
2.代表世話人あいさつ
3.来賓あいさつ
4.議 事
① 2025年度活動報告
② 2025年度収支決算報告
③ 会計監査報告
④ 2026年度活動計画提案
⑤ 2026年度収支予算提案
5.その他
6.閉会のことば
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■2025年度 (第10期) 乙女高原観察交流会■
●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食などすべて自己責任となります。
●基本的には9:00、道の駅まきおか集合です。そうでない場合は、予定表の( )内をご覧ください。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。
※2024年度から傷害保険に加入しています。
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■街の駅やまなし・乙女高原展■
中央線山梨市駅すぐ北(北口から出て、すぐの信号を渡り、北に向かって歩いてください。郵便局の北です)の「街の駅やまなし」には常設の乙女高原コーナーがあります。
https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/soshiki/8/2283.html
現在、シーズン53「宇津さんの乙女高原のチョウⅡ」を展示しています。
https://otomefcact.hatenadiary.com/entry/2026/01/27/000000
■乙女高原ファンクラブ発行の書籍■
(1) 案内人養成講座テキスト『伝えることで守る乙女高原の自然』
A4判270ページ、モノクロ。頒価1,500円。送料は1~2冊なら430円。
(2) ガイドブック『乙女高原の自然観察』
A5判32ページ、オールカラー。頒価300円。送料は1冊だと180円、2~8冊だと210円。
(3) 『乙女高原大百科』
厚さ3cm!! A5判602ページ(カラー194ページ)。頒価2,000円。送料は1~2冊なら430円。
※いずれも、送付を希望される方は、送料込みの金額を送金ください(郵便振替口座等は下に)。
■乙女高原ファンクラブ on SNS■
(1)インスタグラム(Instagram)
https://www.instagram.com/otomekogen.fc/
(2)フェイスブック(Facebook)
https://www.facebook.com/groups/516231555081566
(3)ブログ「乙女高原フィールドノート」(Hatena Blog)
https://otomefc.hatenadiary.com/
「植原が乙女高原に行ったら、3枚の写真を選んで載せる」という原則で運営。
(4)ブログ「乙女高原アーカイブ」(Hatena Blog)
https://otomefcact.hatenadiary.com/
(5)「教えてうえちゃん いつでもどこでも自然観察」乙女高原スペシャル (YouTube)
https://youtu.be/g_9EuQ3A3f4
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