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乙女高原ファンクラブ 公認
乙女高原メールマガジン第614号 2026.3.9
発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町在住)
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▲▼▲ もくじ ▼▲▼
NEW! 0.【トピックス】
NEW! 1.【活動報告】乙女高原自然観察交流会3月 3月7日(土)
2.【活動案内】2025年度総会 3月15日(日)
■乙女高原自然観察交流会
■街の駅やまなし「乙女高原展」/出版物/SNS
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【メールマガジンのバックナンバー】
https://fruits.jp/~otomefc/maga.html
【乙女高原ファンクラブのサイト】
https://fruits.jp/~otomefc/
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0.【トピックス】
●1.いよいよ今度の日曜日3/15、14:00から2025年度総会を開会します。会場は山梨市役所牧丘支所(山梨市牧丘町窪平)です。多くの会員の皆様のご参加をお待ちしています。なお、普通会員で出欠の連絡がまだの方は、以下のフォームからお知らせください→2
https://docs.google.com/forms/d/13i-FtrFFLlZOy2Hk_zhwb1Iin2hla9JYR6zEww4-yqU
●2.3/7の自然観察交流会では、5人の参加者で自然観察を楽しみました。井上敬子さんがレポートを書いてくださいました。井上さん、ありがとうございました。4月以降の交流会予定は、総会終了後に公開します→1
●3.山梨CATVで放映された乙女高原フォーラムの様子がユーチューブ動画配信されました。宇津さんのチョウの報告と北原さんのヒメギフチョウのお話はノーカット。全部で2時間ですから、ほぼほぼ映画です。1か月間の限定公開です。ぜひ、ご覧ください。山梨CATVさん、動画配信ありがとうございます。
https://youtu.be/hGkHz_ihLAE
●4.山梨市駅前「街の駅やまなし」で常設している乙女高原展の展示替えを行いました。シーズン54、宇津貴史さんによる『乙女高原のチョウ』写真展パート3です。
https://otomefcact.hatenadiary.com/entry/2026/03/05/000000
●5.クマの生態に関する興味深い記事がありましたので、ご紹介します。クマが人を襲う事例の背景について探ったものです。インタビューされているのは小池伸介さん(東京農工大教授)
https://gendai.media/articles/-/164474?imp=0
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1.【活動報告】乙女高原自然観察交流会3月 3月7日(土)
※井上さんがレポートを書いてくださいました。井上さん、ありがとうございました。
3月7日、観察交流会が行われました。3月になり、だいぶ暖かくなってきたので、乙女高原も春の気配が感じられるかなと思いながら出発しました。参加者は5名です。
まず、カエル池と呼んでいる場所に寄りました。以前は小さな池になっていて、ヤマアカガエルが産卵をする所だったのですが、数年前にボーリング調査のようなことが行われ、水が涸れてしまいました。この日も隅っこにわずかな水たまりがあっただけで、これではヤマアカガエルも産卵できないでしょう。キブシはまだかたいつぼみでした。鳥の鳴き声がするので、探すと高い木の枝でホオジロが鳴いています。まださえずり初めらしく上手ではありませんが、見ているうちに少しずつ上手になってきました。が、完全なさえずりになる前に飛んでいってしまいました。天気はよいですが、風が冷たく寒いです。
次にサワラ林のところで止まりました。サワラの葉裏はX形になっていることを確認し、付近を観察。昨夜の雨で岩を覆ったコケがきれいでした。
林道途中でヤドリギがたくさんついたミズナラやハンノキのあるところで車を止めました。ヤドリギには実がついていません。もう鳥(ヒレンジャク?)が食べてしまったのかなと思っていたら、植原さんがその痕跡を探し出しました。鳥が食べて、糞として出た実は粘着性が高く、糸を引くように垂れ下がるのですが、それがコンクリートの法面にくっついていました。ここから芽がでたらおもしろいけれど、木でないと無理でしょうか。ハンノキにからみついたイワガラミはドライフラワーになっていました。
また少し進んだところで、相澤さんがカラマツの幹についたスズメバチの巣を発見。ここでは冬芽を観察。トチノキは寒さから芽を守るため、ベタベタの樹脂を分泌しています。ぬめぬめと赤く光っていました。リョウブの冬芽は破れ傘のようなものがくっついたユーモラスな形です。先端(頂芽)がいくつかに分かれて、側芽は兎の耳のような形、これは誰? 帰宅して調べたら、アワブキのようです。
乙女湖まで来ました。ダム湖を上から見下ろす所で車を止めました。金峰山は真っ白。乙女湖は結氷していますが、ところどころ水玉のように丸く溶けています。これはどういうことなのか不思議です。背を向けたくなるほどの強風が吹いて寒い。すぐ車に乗り込みました。ここまで林道にはほとんど雪はありませんでしたが、乙女湖の先では日陰に雪が積もっているところもありました。でも雪は少ないです。
木道のある湿地で、ヤマアカガエルの産卵確認をしました。まだ寒いし、水が流れていて、たまっているところはほとんどありません。(水が流れていると産卵しません)やはりまだ卵はありませんでした。ここで、高槻先生から提案のシカ糞の回収をしました。シカが何を食べているか調べるのだそうです。ここでは8カ所でそれぞれ10粒ずつ集めて、小袋に入れました。
やっと乙女高原のロッジ前に着きました。11時半になっていたので、早めの昼食をとることにしました。百葉箱の中の温度計は3℃、風も冷たいので、ロッジの玄関前で食べました。日差しは暖かく、屋根からは雪解け水が流れ落ちていますが、風が吹くと寒いです。暖かいものがご馳走でした。
午後は草原内の観察をしました。草原は雪が積もっているところと溶けているところが枯れ草色と白のまだら状になっています。溶け残った雪の形がさまざまで、枯れ草色の海にたくさんの島が浮かんでいるようでした。レンゲツツジの冬芽や刈り残されてドライフラワーになったタムラソウ、ヤマラッキョウ、トリカブト、クガイソウなど観察しながら展望台へ向かいました。展望台からは5合目付近まで真っ白な富士山が、きれいに見えていました。ダケカンバの幹や枝が白く、青空に映えてきれいです。
ブナじいさんの所まで行ってみました。ブナ爺の立っている尾根を境に北側は雪で真っ白、南側は茶色にくっきりと分かれていて、おもしろい光景でした。樹間から八ヶ岳や金峰山が白く見えていますが、冷たい強風が吹いてきて、ほんとうに寒いです。
草原のコースを下り、ツツジのコースへ。日陰は雪が10cmくらい積もっていました。ここには動物の足跡がありました。何の動物か、どちらに向かっていったのか想像するのも楽しいです。
谷地坊主の湿地は雪の中。ボサボサ頭の谷地坊主が並んで、雪のお風呂に浸かっているような光景でした。バッコヤナギの花穂が銀色に光っています。春が近いことが感じられました。
シカの糞をあと2セット回収しなくてはなりません。1つは回収できましたが、シカが通った跡はあるのに、あと1サンプルの糞が見つからず、植原さんはあちこち歩き回っています。私たちも探していると、小さな鳥の声。どこにいるのか探すと小枝に小さな鳥、マヒワです。2羽いました。つがいでしょうか。しばらく見ていたら、飛んでいきました。湿地ではシカの糞が見つからず、ロッジへ戻りながら、林の中を探しました。シカに食べられた笹がたくさんあるので、糞はあるはずなのですが、なかなか見つかりません。やっと鈴木さんが見つけて、残りの1サンプルを回収することができました。ということで、ミッションは無事終了。
ロッジ近くの林道脇で緑色の小さなかわいい葉が出ているのを見つけました。ヒメジョオンかなと思いましたが、わかりません。来月の宿題かと思いつつ、草原をあとにしました。(翌日、植原さんが「雑草の芽生えハンドブック」でヒメジョオンだと調べて、教えてくれました。要注意外来生物・日本の侵略的外来種ワースト100 指定種です。かわいいけれど駆除しなくてはなりませんね)
塩平へ下る途中にはマンサクが咲いていました。中央部が赤く、黄色い花びらが細くてくるんとかわいいです。マンサクをじっくり観察してから、道の駅に戻って解散しました。風が冷たくて寒かったですが、春はゆっくり近づいていることが感じられた観察会でした。
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2.【活動案内】2025年度総会 3月15日(日)
※出欠確認はフォームで行います。
乙女高原ファンクラブ普通会員で、まだの方はご記入をよろしくお願いします。
https://docs.google.com/forms/d/13i-FtrFFLlZOy2Hk_zhwb1Iin2hla9JYR6zEww4-yqU
日 時 3/15(日)午後2時~(準備は1時半から)
場 所 山梨市役所牧丘支所
次 第
1.開会のことば
2.代表世話人あいさつ
3.来賓あいさつ
4.議 事
① 2025年度活動報告
② 2025年度収支決算報告
③ 会計監査報告
④ 2026年度活動計画提案
⑤ 2026年度収支予算提案
5.その他
6.閉会のことば
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■2025年度 (第10期) 乙女高原観察交流会■
●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食などすべて自己責任となります。
●基本的には9:00、道の駅まきおか集合です。そうでない場合は、予定表の( )内をご覧ください。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。
※2024年度から傷害保険に加入しています。
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■街の駅やまなし・乙女高原展■
中央線山梨市駅すぐ北(北口から出て、すぐの信号を渡り、北に向かって歩いてください。郵便局の北です)の「街の駅やまなし」には常設の乙女高原コーナーがあります。
https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/soshiki/8/2283.html
現在、シーズン53「宇津さんの乙女高原のチョウⅡ」を展示しています。
https://otomefcact.hatenadiary.com/entry/2026/01/27/000000
■乙女高原ファンクラブ発行の書籍■
(1) 案内人養成講座テキスト『伝えることで守る乙女高原の自然』
A4判270ページ、モノクロ。頒価1,500円。送料は1~2冊なら430円。
(2) ガイドブック『乙女高原の自然観察』
A5判32ページ、オールカラー。頒価300円。送料は1冊だと180円、2~8冊だと210円。
(3) 『乙女高原大百科』
厚さ3cm!! A5判602ページ(カラー194ページ)。頒価2,000円。送料は1~2冊なら430円。
※いずれも、送付を希望される方は、送料込みの金額を送金ください(郵便振替口座等は下に)。
■乙女高原ファンクラブ on SNS■
(1)インスタグラム(Instagram)
https://www.instagram.com/otomekogen.fc/
(2)フェイスブック(Facebook)
https://www.facebook.com/groups/516231555081566
(3)ブログ「乙女高原フィールドノート」(Hatena Blog)
https://otomefc.hatenadiary.com/
「植原が乙女高原に行ったら、3枚の写真を選んで載せる」という原則で運営。
(4)ブログ「乙女高原アーカイブ」(Hatena Blog)
https://otomefcact.hatenadiary.com/
(5)「教えてうえちゃん いつでもどこでも自然観察」乙女高原スペシャル (YouTube)
https://youtu.be/g_9EuQ3A3f4
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