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  乙女高原ファンクラブ 公認
 乙女高原メールマガジン第632号   2026.9.3
  発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町在住)
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  ▲▼▲ もくじ ▼▲▼
NEW! 0.【トピックス】
NEW! 1.【活動報告】土壌調査見学会        8月25日(火)
NEW! 2.【活動報告】笛川学園4年生の案内     9月1日(火)
    3.【活動案内】マルハナバチ調べ隊~初秋編  9月5日(土)
    4.【活動案内】訪花昆虫調査9月      9月16日(水)
    5.【活動案内】フクロウの巣箱かけ     10月18日(日)
    ■乙女高原自然観察交流会
    ■街の駅やまなし「乙女高原展」/出版物/SNS
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0.【トピックス】
●1.8/25 土壌調査見学会のレポートを、メールマガジン前号の小林さんに続いて、参加した小学校6年生、春日龍琉くんが書いてくださいました。たつるくん、ありがとうございました →詳しくは1。なお、たつるくんはUTYテレビ山梨の取材で、最後にインタビューされていた子です
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/uty/2894627

●2.9/1笛川学園4年生を7人の乙女高原案内人で案内しました。「ブナじい班」「植物班」「マルハナバチ班」の3班に分かれて乙女高原を散策したのですが、植物班担当の大堀道也さんがレポートを書いてくださいました。大堀さん、ありがとうございました →詳しくは2

●3.乙女高原「草原のコース」遊歩道の途中に「カンバ三兄弟」の一本ダケカンバの大木がありますよね。その根元にニホンミツバチが巣を作り始めていました。私の記録によると18年ぶりです。近くにいても何もしなければ刺されることはありませんが、念のため、9/1の午後、近くにいらした角田さん、井上さん、渡辺さんと相談し、遊歩道のルートを、ダケカンバを迂回するように付替えました。本来ならば、市・県と相談した上で行うべきですが、事故が起きてからでは遅いですし、一人ではできない作業だったので、作業後、市・県に報告しました。

●4.ロッジ駐車場にあるバイオトイレ(男性用)が故障し、修理に時間がかかる状況になってしまいました。市観光課でいち早く対応し、仮設トイレを2基、設置してくださいました。ありがたいことです。ぜひ、大切に使ってくださいね。

●5.(再掲) 9/5(土)10:00から今年度第3回・今年度最後のマルハナバチ調べ隊を行います。雨天の場合、中止です。参加申し込みは以下フォームから  →詳しくは3
https://x.gd/5XLeE

●6. (再掲)9/16(水)10:00から今年度5度目となる訪花昆虫調査を行います。天候不順の場合は9/18(金)です。参加希望の方は以下フォームから →詳しくは4
https://x.gd/5XLeE

●7. (再掲) 10/18(日)に、高槻さんの指導で、フクロウの巣箱かけを行います。かけた巣箱をフクロウが利用したら、雛が巣立った後で巣箱の中を調べ、何を食べていたかを知ります。参加希望の方は以下フォームから →詳しくは5
https://x.gd/5XLeE

●8. (再掲)山梨市駅前の「街の駅やまなし」での「乙女高原展」シーズン57「オオバギボウシ・レポート」をぜひご覧ください。井上敬子さんの作品です。
https://otomefcact.hatenadiary.com/entry/2026/07/30/000000
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1.【活動報告】土壌調査見学会        8月25日(火)

※春日龍琉くんがレポートを書いてくださいました。たつるくん、ありがとうございました

  土壌調査レポート 「微生物と土と草は全部ないと生きていけない」


 僕は、母と妹と一緒に、草刈りボランティアや、マルハナバチ調べ隊、などの自然を守る活動に参加してきました。今回の土壌調査は、2004年以来2度目の調査だそうで、東京農業大学の加藤 拓教授と大学生4人が調査に来ていました。普通では体験できないことなのでとてもワクワクしながら行きました。

 森林コースに行って、掘り起こした後の土の断面を見せてもらいました。加藤教授から、上の20cmぐらいある黒い層は、微生物が分解した落ち葉や根などの有機物、微生物がたくさん棲んでいる証拠だということを教わりました。黒い層が黒い理由は、微生物が有機物を分解したことでできた炭素の黒でした。黄色い粘土層には有機物も微生物も少ないこともわかりました。森林の土は黒い層が少ない栄養が少ない土壌ということもわかりました。
 土を触らせてもらったら、黒い層はふわふわと軽く感じ、黄色い層は少しねちよねちょだな、と感じました。においをかぐと黒い層は草のにおい、黄色い層はにおいませんでした。黒い層のふわふわは、植物の細かい根が入り込むことや、微生物が有機物を分解したことでたくさんの隙間ができた「団粒構造」だとわかりました。
 加藤教授がフェノールフタレイン紙に黒い層と黄色い層の土を取り乗せてフッ化ナトリウム溶液をかけると、なんと赤色に変化しました! 活性アルミニウムテストといって、黒ボク土かどうかを調べる試験だそうです。1分内に赤色に染まる場合は、火山灰でできた黒ボク土の証拠。「残念ながら乙女高原の土は火山灰なので、酸性が強くリン酸が効きにくいため農作物が育ちにくいけれど、木が育ちやすい環境だった!」ということがわかりました。
 次に見に行った草原コースの土壌は、森林エリアとは全く違い、黒い土の層が70cmほどあってびっくりしました!なぜ黒い土の層がぶ厚いかというと、雨で森林の土や有機物、落ち葉が流れてきたり、毎年草が生えては枯れて、生えては枯れ、を繰り返すことで草原の根が分解され分厚く溜まっていくからだと、加藤教授から教わりました。

 乙女高原案内人をしている母から、「乙女高原は1000年以上前から里山の『秣(まぐさ)場』『茅場』として利用されてきたんだよ。昔の人々が草を刈って家畜の肥料にしたり、茅葺屋根の材料にしたり、畑に『刈り敷き』をして養分を補ったりするために、大切にされていたんだよ」と聞きました。現在、乙女高原ファンクラブでは20年以上草刈りを続けることで草原を守っています。毎年、人の手で草を刈ることも、栄養たっぷりな分厚い黒い土の層をつくることに役立っているんだ、と知りました。
 黒い土の層の成り立ちを知って、微生物と土と草は全部ないと生き物は生きていけないんだ、と思いました。人間もその生態系の輪の中に入っていて、乙女高原は人間が手入れしているから成り立っている、ということを土壌調査で知ることができました。

 今後、僕が草刈りボランティアに参加するだけではなく、草刈りボランティア体験や生態調査のような、乙女高原の生態系の豊かさや乙女高原の歴史を子どもたちが知る活動を続けて、一緒に守ってくれる人を一人でも増やしたいと思いました。
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2.【活動報告】笛川学園4年生の案内     9月1日(火)

※大堀道也さんがレポートを書いてくださいました。大堀さん、ありがとうございました。

 初めて小学生の学習活動に参加しました。こどもたちへの伝え方って、どういうふうな形になるのか、こちらが勉強させていただく形での一日でした。
 朝9時15分には、TEKISENのネーム入りの青ジャージ姿の4年生27名がスクールバスで到着し、3班に分かれて整列。
 私は植物班の担当でした。学校の担任の先生のご指導によって、植物班では、①今咲いてる花のチェック、②5月に花を観察したアヤメやアマドコロ、レンゲツツジの今の形の確認、 ③この季節の花の特徴、が本日の課題ということでした。

 班別の打ち合わせが終われば、子どもたちの頭の中には課題が既に入っていて、シカ柵をくぐる前、早くもグリーンロッジ脇に咲いてたアザミから自然探索がスタート。「フィールドガイド(花パンフレット)」の見方や検索の仕方について、ノアザミかノハラアザミかタムラソウか、子どもたちに判別のポイントを少しずつ伝えながら考えてもらい、時間を掛けて意見集約する形で結論に導きます。
 車道脇の草むらでもゴマナなのかシラヤマギクなのか、柵内に入ってもアキノキリンソウ?オミナエシ?ハンゴンソウ?と、検索作業にチャレンジしてもらいました。
 2時間近くを掛けて、咲いているいっぱいの花を知り、課題の①と②も達成(植物の形をスケッチしてもらったり、ワレモコウの枯れ花やツリガネニンジンの花の大きさをスケールで測ったり)、③はさすがに答えを出せませんでしたが。

 小学4年生の自然学習って、どういう形なのかは、むずかしくてよくわかりません。
 学校でどういうカリキュラムを組んでおられるのかよくわかりませんし、自分の子どものアサガオ栽培キットの配布は何年生だったかも忘れました。ただ、学習指導要領だと、植物の雌しべ雄しべ、発芽とかは5年生段階での学習という割り振りのようです(3年生で身の回りの生物の成長と体のつくりを知り、4年生で植物の生長と季節、6年生で植物の養分と水の通り道を学ぶようです)。
 驚いたのは、4年生の皆さんが、銘々、自分たちに課されたタスクは重々承知されていて、植原さんの案内(誘導?)に一生懸命に食い付いていたことです(もちろん、子どもさんにより個性発現の濃淡はありますが)。
 一方的に知識を伝える(押しつける?)のでは児童も話に飽きるだけになってしまうのでしょうが、問いかけによって、児童自身が既に知っている世界と結びつけて、それぞれの児童の好奇心に火を付ける、発見する喜びを提供する、興奮が喚起される、そういう場面が繰り返されて、つくづく、子どもさんもそれぞれ、自分の世界を広げたいという欲求を強く持ってるんだなあ、一人ひとりが主人公になる時間を作ってあげることが大切だなあと感じました。
(他のメンバーが学習に勢い込む雰囲気の中で、もがいているお子さんもいたかもしれませんが)
(なお、教頭先生のお話では、笛川学園は、4年生が一番多い27名で、6年生が16名、新1年生が13名だそうです。牧丘三富ガンバレ!)
 以上、植物班の活動に参加させていただいたレポートでした。
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3.【活動案内】マルハナバチ調べ隊~初秋編 9月5日(土) 

・時 間 10:00~ 終了予定14:30  雨天中止(予備日なし)
・集 合 乙女高原グリーンロッジ
・定 員 20名 小学4年生以上 それより小さいお子さんも大人と一緒なら可。
・参加費 無 料(保険料はクラブで負担)
・持ち物 弁当,水筒,筆記用具,時計(腕時計や携帯電話の時計で十分です)
・内 容 午前中は調査の説明とラインセンサス調査。午後はまちぶせ調査。
・保険に加入しています。
・申込み 以下フォームから。申し込まれた方には中止の場合、メール連絡します。
https://x.gd/5XLeE

マルハナバチ調べ隊ちらし
https://fruits.jp/~otomefc/2026maruchirasi.pdf
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4.【活動案内】訪花昆虫調査2026年9月  9月16日(水)

元麻布大教授・高槻成紀さん指導による訪花昆虫調査、今年度第5回です。
これまでの調査の成果については、乙女高原フォーラムの記事をお読みください。
https://fruits.jp/~otomefc/newsletter2501.pdf
申し込みは以下フォームから。申し込まれた方には中止の場合、メール連絡します。
https://x.gd/5XLeE

・時間 10:00~ 終了予定15:00 雨天中止  予備日18日(金) 
・集合 乙女高原グリーンロッジ
・指導 高槻成紀先生 (元麻布大学教授)
・弁当、水分、帽子、筆記用具、時計(腕時計や携帯電話の時計で十分)、
・念のため雨具や防寒具。できればカメラ。
・保険に加入しています。
・チラシ添付

10月の調査・・・10/17(土) 10時   予備日10/21(水)
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5.【活動案内】フクロウの巣箱かけ     10月18日(日)

・午前10時~午後2時。集合は乙女高原グリーンロッジ
・定員 どなたでも30人 多い場合は申し込み順
・参加費 無 料
・詳しくは添付チラシ
・保険に加入しています。
・申し込み 以下フォームから
https://x.gd/5XLeE

・フクロウはおもにネズミを捕って食べている猛禽類です。乙女高原の森にはアカネズミやヒメネズミが、草原にはハタネズミがおもに暮らしています。乙女高原のフクロウは、どちらのネズミを多く食べているでしょうか。
・今回かけた巣箱をフクロウが利用したら、雛が巣立った後で巣箱の中を調べ、何を食べていたかを知ります。
・この取り組みは、元麻布大学教授、高槻成紀さんの指導のもと行います。
・巣箱かけに参加された方には、後日、巣箱を取り外して中を調べる日程をメールでお知らせします。
※小学生・中学生・高校生・大学生のみなさん、ぜひ参加してください
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  ■2026年度 (第11期) 乙女高原観察交流会■
●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食などすべて自己責任となります。
●基本的には9:00、道の駅まきおか集合です。そうでない場合は、予定表の( )内をご覧ください。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。
●行事参加者傷害保険に加入しています。

  【今後の予定】
 9月 5日(土) マルハナバチ調べ隊と兼ねる (集合は10:00、乙女高原)
10月 3日(土)
11月14日(土) 草刈りボランティアの準備と兼ねる (集合は9:00、乙女高原)
12月 5日(土)
    2027年
1月 9日(土)  2月 6日(土)  3月 6日(土)
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  ■街の駅やまなし・乙女高原展■
中央線山梨市駅すぐ北(北口から出て、すぐの信号を渡り、北に向かって歩いてください。郵便局の北です)の「街の駅やまなし」には常設の乙女高原コーナーがあります。
https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/soshiki/8/2283.html
現在、シーズン57『オオバギボウシ・レポート』を展示中です。
https://otomefcact.hatenadiary.com/entry/2026/07/30/000000

  ■乙女高原ファンクラブ発行の書籍■
(1) 案内人養成講座テキスト『伝えることで守る乙女高原の自然』
 A4判270ページ、モノクロ。頒価1,500円。送料は1~2冊なら430円。
(2) ガイドブック『乙女高原の自然観察』
 A5判32ページ、オールカラー。頒価300円。送料は1冊だと180円、2~8冊だと210円。
(3) 『乙女高原大百科』
 厚さ3cm!! A5判602ページ(カラー194ページ)。頒価2,000円。送料は1~2冊なら430円。
※いずれも、送付を希望される方は、送料込みの金額を送金ください(郵便振替口座等は下に)。

  ■乙女高原ファンクラブ on SNS■
(1)インスタグラム(Instagram)
https://www.instagram.com/otomekogen.fc/

(2)フェイスブック(Facebook)
https://www.facebook.com/groups/516231555081566

(3)ブログ「乙女高原フィールドノート」(Hatena Blog)
https://otomefc.hatenadiary.com/
 「植原が乙女高原に行ったら、3枚の写真を選んで載せる」という原則で運営。

(4)ブログ「乙女高原アーカイブ」(Hatena Blog)
https://otomefcact.hatenadiary.com/

(5)「教えてうえちゃん いつでもどこでも自然観察」乙女高原スペシャル (YouTube)
https://youtu.be/g_9EuQ3A3f4
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