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   乙女高原ファンクラブ 公認
 乙女高原メールマガジン 第197号 2007.12.17.
発行者:植原 彰 (乙女高原のある山梨市牧丘町在住)
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  ▲▼ も く じ ▼▲
NEW! 0.【ニュースニュース】
NEW! 1.【観察報告】12月16日 雪の乙女高原
NEW! 2.【イベント案内】第7回乙女高原フォーラム 2008年1月27日
     「ようこそ乙女高原へ」展V 2008年1月18日〜2月14日
NEW! 3.【イベント案内】総会と座談会 2008年3月16日
NEW! 4.【イベント案内】乙女高原案内人養成講座2008
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  0.【ニュースニュース】
●1.乙女高原フォ−ラムは,来年1月27日(日)午後1時から山梨市民会館です。テーマは「海を渡るちょう・アサギマダラ」。どこかで誰かにまた捕まるのを期待しつつ,捕まえたちょうちょの羽根に「乙女123」とか印を書いて放す…というアサギマダラのマーキング調査。来年は乙女高原でも行う予定です。ぜひ,おいでください。
 また,号外でお知らせしました通り,フォーラム開催のためにはたくさんのスタッフが必要です。それへの立候補もよろしくお願いします。→2
 ※ウェブ→ http://www.kcnet.ne.jp/~otomefc/katudou.html

●2.フォ−ラムに合わせて山梨市民会館のロビーで「ようこそ乙女高原へ」展Vを開催します。来年1月18日から2月14日までです(当初17日までの予定でしたが,会館で行われる他の展示の都合で14日までとなりました)。ぜひ,のぞきにおいでください。また,すでにお知らせしましたが,飾り付けの作業(1月18日午後3時半から),撤収作業(2月14日午後3時半から)への参加もぜひお願いします。

●3.乙女高原はすでに雪です。12月16日,乙女に向かったところ,午前中は吹雪でした。深いところで積雪9センチ。いよいよ本格的な冬の到来です。今シーズンは雪の降り始めが早いかも・・・。→1
 ※その画像は→ http://www.kcnet.ne.jp/~otomefc/071216.html

●4.来年,乙女高原案内人養成講座を3年ぶりに行います。乙女高原を知り,守り,伝えるための様々な講義・実習がてんこ盛り。講座の受講生を募集しています。詳しくはウェブサイトをご覧ください。募集要項・申込用紙をpdfファイルで用意しています。
 ※ウェブ→ http://www.kcnet.ne.jp/~otomefc/annainin.html

●5.次回世話人会は2008年1月17日(木)午後7時半から9時までの予定で,牧丘総合会館で行います。フォーラム直前の話し合いです。世話人でなくても参加できます。ぜひ,おいでください。世話人会は「原則」毎月第3または第4水曜日です。
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 1.【観察報告】
●12月16日 雪の乙女高原● 
   画像→ http://www.kcnet.ne.jp/~otomefc/071216.html

 日曜日の朝,寝坊してぽかぽか日差しで目を覚ましました。晴天です。よし,乙女へ行こう。支度をして車を走らせました。乙女へ向かう林道は冬期通行止めですが,冬の間も調査を続けないと,乙女高原の本当の姿がわかりません。許可をもらい,継続して生態系モニタリング調査をしています。今日はテンの糞を探しながら湿地コースを歩くという調査予定です。

 家を出る時にはいい天気だったのに,林道はところどころ白くなっています。雪です。白いところがだんだん増えてきたなあと思ったら,雲ってきて,雪がちらついてきました。柳平のトンネルを抜けると,完全な雪道です。焼山峠に着いたころは本格的な吹雪になりました。引き返そうかとも思いましたが,せっかく来たのだからと,乙女をめざしました。
 
 乙女の草原は一面雪の原でした。一通り草原を歩いたら撤退しようと歩く準備を始めました。少しでも車のドアを開けておくと,雪が容赦なく入ってきます。全面真っ白なので,地面を痛めることはないだろうとスパイク付きの長靴を選択しました。先日,ホームセンターで買ったウェットスーツ地の靴下を,今はいている靴下の上に,はいてから靴を履きました。これが大当たり。指先が冷たくならないし,長靴の中で靴下が一回転するなんてこともなくなりました。
 深いところで積雪は9センチ。雪の下の方は氷っぽい踏み応えだったので,雪が積もったのはこれが初めてではなさそうです。シカの足跡を見つけましたが,足跡の穴に新雪がかなり積もって,ほとんど足跡を埋めているような感じでした。やっぱり積もったのはこれが初めてではないんだなと思いました。
 それにしても,さらさらの雪です。タムラソウの咲き終わった花の上に雪が積もり,まるでソフトクリームかかき氷のようです。小さなモミの木にも雪は容赦なく積もり,下の方の枝は雪で隠れてしまいました。
 体が(特に足が)冷えさえしなければ,雪の中の自然観察はとても楽しいです。特に今日は今シーズン初の雪だったので,雪の中を歩くだけでウキウキしました。

 急に晴れ間が見え,雪の振り方も弱くなりました。
 雲が絶えず北西から流れてきます。超低空を飛んでいるようです。なぜなら,ぼくが立っている場所が晴れていても,少し離れた場所が雲っていたりしたからです。雲の行方を目で追いかけると,乙女から離れた雲はどんどん地面からの高度を取っているように見えます。つまり,日本海側に雪を降らせた雲が脊梁山脈(ここでは秩父山地)を超えて太平洋側に向かうのですが,分水嶺を越える時に地面すれすれになり,ちょうど乙女高原あたりで,地面から「離陸」する感じなのです。離陸するタイミングがちょっとでも遅れると,乙女が雪になるのかなー,そう考えるとつじつまが合うなーと思いました。

 晴れてきたので,もう少し歩くことにしました。湿地まで足を伸ばし,テンの糞を探しましたが,さすがにこの雪で,一つも見つけることはできませんでした。その代わり,たくさんの動物の足跡を見ました。もっとも,足跡の上にまた雪が積もってしまい,明瞭な足跡はありませんでしたが。
 草原に戻ってきました。斜面の途中に大きなウラジロモミの木がありますが,その影の長いこと。太陽もとても低く見えました。もうすぐ冬至です。

 帰りがけ,焼山から柳平に向かう途中で,小鳥の群を見つけたので車を止めました。20羽ほどの群で,旋回するように飛んできて,道路脇の急斜面に降りました。双眼鏡でのぞいてみると,盛んに草の種をついばんでいます。首から上がオリーブのような焦げ茶色のような色。ハギマシコです。しばらく彼らの様子を眺めてから,帰路につきました。
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 2.【イベント案内】
●第7回乙女高原フォーラム●

 年に一度,自然とつきあう達人を招いて,お話を聞きながら,乙女高原の自然を守り,育てていくことについてみんなで考えようというインドアの集会です。 今年は,海を渡る旅をすることで一躍有名になったアサギマダラというちょうちょがテーマ。乙女でもお目にかかれるんですよ。詳しくはホームページをご覧ください。
 → http://www.kcnet.ne.jp/~otomefc/katudou.html

■主 催 山梨市・山梨県・乙女高原ファンクラブ
■日 時 2008年1月27日(日)
     午後1時〜3時30分
■会 場 山梨市民会館大ホール
     JR中央線 山梨市駅から徒歩10分
■対 象 どなたでも。
■定 員 ありません。
■参加費 無料
■テーマ 乙女高原にも来るよ,海を渡るちょう・アサギマダラ
■ゲスト 近藤記巳子さん(名古屋在住,アサギマダラプロジェクト)

※なお,フォーラム開催に合わせて山梨市民会館ロビーをお借りして「ようこそ乙女高原へ」展Vを開催します。1月18日(金)から2月14日(木)までの間です。こちらもご覧ください。
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 3.【イベント案内】
●ファンクラブ総会ならびに座談会● 3月16日(日)

 総会後の座談会のゲストは櫛形山森林科学館の石原 誠さんです。石原さんは櫛形山の自然をじっと見つめ,守ろうと活動されてきた方です。櫛形山も乙女高原と同じくシカによる食害が目だってきたので,シカの調査を始められました。そんなお話をお聞きします。

■日 時 2008年3月16日(日)
     午後2時〜4時30分(片付けと茶話会終了は5時)
■会 場 山梨市牧丘町総合会館大ホール
■対 象 乙女高原ファンクラフ会員(座談会には会員でなくても参加できます)
■参加費 無料
■ゲストのお話のテーマ (仮題)シカが増えると植生が変わる?!
■ゲスト 石原 誠さん(櫛形山森林科学館)
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 4.【イベント案内】
●乙女高原案内人養成講座2008●

 お待たせしました。2003年から3年間に渡って開催した後,休眠状態にあった乙女高原案内人養成講座を来年・2008年に開講します。乙女高原を知り,守り,そして伝えるノウハウが満載の講座です。これを機会に,ぜひ,乙女高原のことを知り,ファンになり,そして,乙女のことを伝えるメッセンジャー「インタープリター」になってください。詳しくはホームページで。
 http://www.kcnet.ne.jp/~otomefc/annainin.html

第1回 5月25日(日)
 ■開講式
 ■実習「乙女高原の自然」
 ■講義「インタープリテーション」
 ■パネルディスカッション「乙女高原案内人になって」

第2回 6月15日(日)
 ■実習「乙女高原の地形地質」「乙女高原の動物」
 ■講義「自然の保護」「乙女高原の自然」

第3回 6月29日(日)
 ■演習 マルハナバチ調べ隊にインターン(実習生)として参加

第4回 7月13日(日)
 ■実習「乙女高原の植物T」「乙女高原の植物U」
 ■講義「乙女高原の歴史」
 ■講義と質疑応答「今後の活動について」
 ■閉講/修了式

会場 乙女高原 講義・休憩等は乙女高原グリーンロッジ(予定)

定員 30名(申し込み多数の場合は抽選。申し込みしめきりは4月30日)
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