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乙女高原ファンクラブ 公認
乙女高原メールマガジン第575号 2025.3.10
発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町在住)
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▲▼▲ もくじ ▼▲▼
NEW! 0.【トピックス】
NEW! 1.【観察報告】3月10日の乙女高原
2.【活動案内】2024年度総会 3月16日(日)
3.【活動案内】第Ⅵ期乙女高原案内人養成講座
■乙女高原自然観察交流会
■街の駅やまなし「乙女高原展」/出版物紹介/ユーチューブ動画
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【メールマガジンのバックナンバー】
https://fruits.jp/~otomefc/maga.html
【乙女高原ファンクラブのサイト】
http://fruits.jp/~otomefc/
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0.【トピックス】
●1.いよいよ乙女高原フォーラムのユーチューブ配信が始まりました。アップしてくださった山梨CATVさんに感謝です。1か月の限定配信ですから、お見逃しなく。
https://youtu.be/N9zAPO3w5m0
●2.うちのあたりでは、3/4に雪が降りました。思ったほど積もりませんでしたが、乙女高原はどうだったか確かめたくて、本日、乙女高原に行ってきました。深いところで25cmの雪がありました→1
●3.乙女高原ファンクラブに入会するのに入会金や年会費などは必要ありません。入会の意志を示していただければ会員です(任意の寄付金はありがたくいただきます)。会員には2種類あります。普通会員とサポーター会員です。普通会員には会報を年4回郵送しています。サポーター会員には年1回、4月のみです。普通会員は総会に参加していただきますが(欠席の場合は委任状)、サポーター会員にはそれがありません。いずれにせよ会費等はないので、事務局としては普通会員をお勧めします。できるだけ多くの方に、乙女高原の情報をきめ細やかに届けたいという思いがあるからです。3/10現在、総入会者数は915人。まだの方はぜひ乙女高原ファンクラブにご入会を!
https://fruits.jp/~otomefc/nyuukai.html
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1.【観察報告】 ●3月10日の乙女高原●
晴と雨が目まぐるしい春特有の天気になってきました。今日は一日中晴だというので「今日しかない」と乙女高原に行ってきました。先週降った雪の様子を見て来たいという気持ちもありました。
ヤマアカガエルの産卵状況を確かめながら乙女高原を目指しました。まだ産卵の時期ではありませんが、「3/10には卵はなかった」という情報も大事です。ミソサザイ、ホオジロ、コガラのさえずりを初めて聞きました。どれも「本番」のさえずりよりずっと短く、リハーサルしているようでした。
乙女湖は全面結氷で、積雪のためか前回より白色が強かったように思います。乙女高原に向かう道も全面雪でした。
草原は9割がたが雪でした。今年見た一番広い雪原です。スノーシューでは大袈裟すぎると思い、スノーブーツにしました。氷ではないので、スパイクはなくても大丈夫と判断しました。シカ柵のドアを開けて、中に入ろうとしましたが・・・え? ドアが開きません。サラサラ雪だったらドアはスッと開きますが、今回は表面が凍った雪で、シカ柵ドアをブロックしています。少しずつ、力ずくで開けました。凍った雪なので、雪の中に足が沈むことなく、快適です。日陰で測ったら、深いところで25cmの積雪でした。
こんな雪なので動物たちの足跡も浅く付いていました。草原の中の足跡はほとんどがテンでした。キツネもありました。富士山が見える展望台に行きたかったのですが、ドアが開かなかったので、仕方なく、遊歩道をそのまま進み、下の駐車場のドアから出て、ぐるっと回りこんで行きました。途中、谷地坊主を見たら、雪のおふろに浸かって、頭の上にタオル代わりに雪を載せた坊主もいて、かわいかったです。シカ柵の内と外とでの笹の食われ方の差がますます広がっているように感じました。
ようやく富士山展望台に。先週は富士山が真っ白になりましたが、そこはやっぱり春の雪。もう青っぽく見える範囲が広がっていました。ブナじいまで行って、林道を戻ってきました。そこでシカの足跡も見ました。シカは他の動物に比べ、足跡がずっと深く刻まれていました。体重があるし、足先が細いから、圧力がモロにかかるんだと思います。
だんだん暖かくなってきて、手袋をはずしてしまいました。
ロッジの玄関でお昼を食べ、午後から草原内を一周しました。雪はどんどん融けています。ヒガラとゴジュウカラのさえずりも聞きました。ゴジュウカラのフィーフィー、フィフィフィという声は春の訪れを感じさせてくれます。
帰り、マンサクの開花状況を確認しましたが、蕾の中から黄色い花びらが見え始めていました。もうちょっとで開花です。
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2.【活動案内】 ●2024年度総会● 3月16日(日)
●ニュースレター2404号に同封された「出欠ハガキ」にご記入の上、投函をお願いします。
●世話人への立候補をよろしくお願いします。
日 時 3月16日(日)午後2時~(準備は1時半から)
場 所 山梨市役所牧丘支所
次 第
1.開会のことば
2.代表世話人あいさつ
3.来賓あいさつ
4.議 事
① 2024年度活動報告
② 2024年度収支決算報告
③ 会計監査報告
④ 新規世話人への立候補と承認
⑤ 新旧世話人のあいさつ
⑥ 2025年度活動計画提案
⑦ 2025年度収支予算提案
5.その他
6.閉会のことば
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3.【活動案内】●第Ⅵ期乙女高原案内人養成講座●
乙女高原を案内することによって乙女高原の自然を守る輪を広げようと、2003年から3年間に渡って開催し、2008年に第Ⅳ期、2023年に16年ぶりに第Ⅴ期を開催し、今期の養成講座です。
乙女高原を知り,守り,そして伝えるノウハウが満載の講座です。これを機会に,ぜひ,乙女高原のことを知り,ファンになり,そして,乙女のことを伝えるメッセンジャー「インタープリター」になってください。
ちらしのQRコードもしくは特設ページから申し込みフォ-ムがリンクしていますので、そこから申し込みください。
※ちらし
https://fruits.jp/~otomefc/2025annainin.pdf
※特設ページ
https://fruits.jp/~otomefc/annainin2025.html
・募集定員 30名(申し込み多数の場合は抽選)
・養成講座 5/25、6/8、7/27(いずれも日曜) 計3日
・講義と実習を通して、自然観察の手法、案内の技術、自然保護の知識、乙女高原の地形地質・植物・動物・歴史などを学びます。
●第1回 5月25日(日) 会場:山梨市民会館と万力公園
開講式 野外実習「インタープリテーション体験」
講義「インタープリテーション」「自然の保護」「乙女高原の歴史」
●第2回 6月8日(日) 会場:乙女高原
実習「乙女高原の地形地質」「乙女高原の動物」
●第3回 7月27日(日) 会場:乙女高原
実習「乙女高原の植物Ⅰ」「乙女高原の植物Ⅱ」
ワークショップ「今後の活動について 閉講/修了式
※養成講座を支えていいただくスタッフを募集します。スタッフになれば、受講者と一緒に講義や実習を見聞きすることができます。講座は3日間行われますが、1日だけの参加も可です。
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■街の駅やまなし・乙女高原展■
中央線山梨市駅すぐ北(北口から出て、すぐの信号を渡り、北に向かって歩いてください。郵便局の北です)の「街の駅やまなし」には常設の乙女高原コーナーがあります。
https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/citizen/docs/yamanashi_02.html
現在、シーズン47「乙女高原にカヤネズミはいるか?」の展示をしています。
https://blog.goo.ne.jp/otomefcact/d/20250128
■案内人養成講座テキスト『伝えることで守る乙女高原の自然』■
A4判270ページ、モノクロ。頒価1,500円。送料は1~2冊なら430円。送付を希望される方は、送料込みの金額を送金ください(郵便振替口座等は下に)。
■ガイドブック『乙女高原の自然観察』■
A5判32ページ、オールカラーで、1ページに1テーマずつ記事を載せています。頒価300円。送料は1冊だと180円、2~8冊だと210円。送付を希望される方は、送料込みの金額をご送金ください(郵便振替口座等は下に)。
■『乙女高原大百科』■
厚さ3cmという分厚い本。A5判602ページ(カラー194ページ)。頒価2,000円。送料は1~2冊なら430円。送付を希望される方は、送料込みの金額を送金ください(郵便振替口座等は下に)。
■ユーチューブ動画「教えてうえちゃん・・・自然観察・乙女高原スペシャル」■
山梨CATVが制作した動画がユーチューブ・チャンネルで公開されています。約1時間、植原が乙女高原の案内をします。乙女高原三昧の番組です。
https://youtu.be/g_9EuQ3A3f4
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