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  乙女高原ファンクラブ 公認
 乙女高原メールマガジン第620号   2026.5.4
  発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町在住)
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  ▲▼▲ もくじ ▼▲▼
NEW! 0.【トピックス】
NEW! 1.【観察報告】5月2日の乙女高原
    2.【活動案内】遊歩道づくり準備     5月13日(水)
    3.【活動案内】第27回遊歩道づくり   5月17日(日)
    ■乙女高原自然観察交流会
    ■街の駅やまなし「乙女高原展」/出版物/SNS
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【メールマガジンのバックナンバー】 https://fruits.jp/~otomefc/maga.html
【乙女高原ファンクラブのサイト】 https://fruits.jp/~otomefc/
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0.【トピックス】
●1.4/25、ゴールデンウィーク直前、乙女高原に通じる林道の冬季閉鎖が解除されました。乙女高原まで車で行けますよ。5/2、シラカバの芽吹きの緑がまぶしいくらいでしたが、その隣のダケカンバとヤエガワカンバはまだ枯れ木。このギャップが乙女高原の春です→1

●2.4/26、5/2、乙女高原に行ったら、両日とも乙女高原ファンクラブ代表世話人の角田さんが黙々とベンチにペンキを塗っていました。このような目立たないボランティア活動の積み重ねによって乙女高原の自然が守られ、皆さんが気持ちよく乙女高原で自然観察できるようになっています。角田さん、ありがとうございました。

●3.乙女高原ロッジ庭の百葉箱(雨宮さんがボランティアで修理・設置)で気温を1時間おきに自動で測っています。そのデータを5/2に回収しました。2026年2月28日から5月2日までの2か月間の乙女高原の平均気温は4.4℃、最高気温は18.0℃、最低気温は-9.5℃でした。

●4.(再掲) 5/17(日)に「遊歩道づくり」を行います。おもな作業は傷んだ杭の交換と地面への打ち直し、そして、杭から杭へのロープ張りです。遊歩道の両側にロープを張ることで、草原の中に人が入れないようにし、草原の植生を守ります。
https://fruits.jp/~otomefc/2026yuuhodou-omote.pdf
大勢の乙女高原ファンをスムーズに迎えるためには大勢のスタッフが必要です。受け付け、案内などです。スタッフ集合は9時。立候補くださる方は、メールに返信をお願いします。今のところ、16人(メールマガジン前号の時点では9人)が立候補くださっています→3

●5. (再掲) 5/13(水)10時から「5/17(日)遊歩道づくり」の準備作業を行います。分担して草原内を歩いて杭のチェックをしたり、ロッジの掃除をしたりします。雨天決行です。今のところ、立候補12人(メールマガジン前号の時点で5人)です。あと数人来ていただけるとありがたいです→2

●6. (再掲) 高槻成紀さん指導による訪花昆虫調査の前期日程です。元大学の先生が指導してくださる本格的な調査研究です。「活動参加申し込みフォーム」から申し込んでください。
https://x.gd/5XLeE
 5月26日(火) 10:00~ 予備日28日(木) 訪花昆虫全記録
 6月20日(土) 10:00~ 予備日23日(火) 昆虫の訪花を観察・撮影
 7月12日(日) 10:00~ 予備日14日(火) 昆虫の訪花を観察・撮影
 なお、これまでの調査の成果については、乙女高原フォーラムの記事をお読みください。
https://fruits.jp/~otomefc/newsletter2501.pdf

●7. (再掲) 笛川学園では、4年生27名が3回、乙女高原にやってきて体験学習をします。乙女高原ファンクラブでは子どもたちの学習のお手伝いをしています。興味のある方、やってみたい方は、ぜひメール返信でお知らせください。いずれも午前中で終了します。
 第1回 6/26(金)  予備日6/30(火) 自然体験学習(詳細後日)
 第2回 9/01(火)  予備日9/03(木) 自然体験学習(詳細後日)
 第3回 11/10(火) 予備日11/12(木) 草刈り体験学習(詳細後日)

●8.年に3回マルハナバチの調査をするのは24年目です。めったなことで刺さないマルハナバチが花を訪れて一生懸命に働いている姿を目の前で見ませんか? 各回とも雨天中止、10:00から14:30。弁当持参でお願いします。参加申し込みはフォームから。
https://x.gd/5XLeE
 第1回 初夏編 6/28(日) 女王バチが見られる・・・かも
 第2回 盛夏編 8/01(土) たくさんのマルハナバチが見られる・・・かも
 第3回 初秋編 9/05(土) オスバチが見られる・・・かも

●9.(再掲)山梨市駅前「街の駅やまなし」乙女高原の常設展では、現在シーズン55『乙女高原のスミレ』展を開催しています。お近くに来た際にはご覧ください。
https://otomefcact.hatenadiary.com/entry/2026/04/02/000000
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1.【観察報告】5月2日の乙女高原

 昨日はほぼ1日雨。夕方からは強風を伴った激しい雷雨でした。一転して今日は朝からいい天気。乙女高原に向かいました。林道の所々に落ち葉が堆積しています。昨日の雨のせいで、道路に落ち葉が流れ着いたのだと思いました。林道が植林地の中を通るときは落ち葉はありません。「そっか、落葉樹の下では落ち葉が多くなるのか」と、いったんは納得しましたが、次々と例外が見つかります。落葉樹の下なのに落ち葉がなかったり、日当たりのよい道なのに落ち葉が積もっていたり。改めてよく観察すると、どうも深い側溝が道脇にあるところでは側溝にたまった落ち葉が道路にあふれ出ていて、そうでない所はきれいな道路になっているようです。分かってしまえば、なーんだ・・・ですが、やっぱり観察(観て察する)は大事ですね。
 さて、春になると、やりたいことでいっぱいです。
 まずは林道わきのカエル池に立ち寄りました。昨日の雨で水は結構溜まっていましたが、ヤマアカガエルの卵も、以前確認した卵から孵ったオタマジャクシも見ることはできませんでした。やはり、恒常的に水がたまっていることがカエルの繁殖にとっては大事なんだと思います。岩の隙間からタゴガエルの声が聞こえていました。

 ヒメギフチョウの幼虫生息地に向かいました。今日からいよいよ調査2年目を開始します。
 まずはヒメギフチョウの食草であるウスバサイシンの葉数調査です。「シカがウスバサイシンを食べている」→「だから、ヒメギフチョウが少なくなっている」という意見があるのですが、少なくとも去年の5~7月(ヒメギフチョウ幼虫の成育期)、定期的に調査したところ、ウスバサイシンは減っていません。今年も継続調査し、ウスバサイシンは本当に減っているのか確かめます。
 去年設置した園芸用ポールを探しました。ポールの先端にビニールテープを付け、旗のようにしています。見つけやすくする工夫ですが、旗には番号が書いてあり、この番号がコドラート(方形枠)の番号になります。番号の旗ポールは2本ずつあります。2m折尺を2本使って、ポール2本を底辺とする一辺2mのコドラートを作ります。コドラートの中にある、長径2cm以上のウスバサイシンの葉数を数えます。46枚でした。今回は花期でもあるので、花数も数えました。13輪でした。葉を数えながら一枚一枚めくってヒメギフチョウの卵がないか確かめました。ありませんでした。このような調査をコドラート1から5まで行いました。合計で葉190枚、花52輪、卵塊0でした。ちなみに去年の5/13は葉合計158枚でした。
 次に、4/25のヒメギフチョウ卵調査で見つけた卵塊の様子を見ました。2卵塊(14卵と3卵)あったのですが、二か所ともまだ幼虫は孵っていませんでした。残りの時間を全部使って、端からウスバサイシンの葉をそっとめくって卵塊を探しました。移動するときは植物を踏まないように細心の注意を払いました。結構がんばったつもりですが、新たに1卵塊(12卵)しか見つかりませんでした。これらの卵を今後、追跡調査します。昨年は計7卵塊、一昨年は計8卵塊見つかったので、もっと見つかる可能性があります。とはいえ、一人で見つけるには限界があるので、一回は人を誘って、数人で葉をひっくり返して探すのがよいのかもしれません。

 乙女高原ロッジに戻って、お昼を食べました。
 食後、ロッジの庭と草原てっぺんの富士山がよく見える展望台の2か所に設置してある百葉箱の中からデータロガーを出して、持参したパソコンにつないでデータ回収しました。その結果が【ニュース】●3です。ロガーは新たに計測設定し、百葉箱に戻しました。
 また、シカ柵の出入り口ドアですが、冬は地面が凍結のため持ち上がって金具が壊れてしまうのを避けるためにチェーンを巻いて閉めていました。今後はその必要がないので、チェーンは結束バンドでドアに固定してしまい、ハンドルをおろしてドアを閉めるようにしました。ドアの下には「玄関マット」を敷きました。これで靴底を払って草原内に外来種のタネを持ち込まないようにしてもらいます。フジザクラ(マメザクラ)の小さな下向きの花が満開でした。
 シカ柵設置が2015年の秋です。それ以降、ドアの開けっ放しによってシカの侵入を許したのは一回だけです。いくら広くて頑丈なシカ柵でも、ドアが開いていたのでは本も子もありません。乙女高原に来たときには注意してくださいね。

 最後に、ヤマアカガエル産卵調査です。乙女高原内の3つの調査地とも新しい卵はありませんでした。新卵が無かったことで、今年の産卵調査は今日で終了とします。
 焼山峠でもヤマアカガエルの産卵調査をしましたが、新たに1卵が見つかりました。
 焼山峠ではスミレ観察もしたのですか、きれいな真っ白いスミレの花が、なんと21輪も咲いていて、うれしくなりました。オオカメノキの1本の木に白い花がこんもりと咲いていて、林の中に浮かんでいるように見えました。
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2.【活動案内】遊歩道づくり「準備」 5月13日(水)

・日 時 5月13日(水) 集合10時。午前中のみ。雨天決行
・集 合 乙女高原グリーンロッジ前
・内 容 遊歩道の杭のチェック、ロッジ内やトイレの掃除 など
・参加費 無料
・午前中で終了ですが、よろしければ弁当持参で、みんなで食べませんか?
・天候によっては防寒具が必要だと思います

※参加申し込みは、以下フォームから
https://x.gd/5XLeE
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3.【活動案内】第27回遊歩道づくり 5月17日(日)

※参加申し込みフォーム
https://x.gd/RfJIfG

■主催 山梨市 山梨県 乙女高原ファンクラブ
■日時 5月17日(日) 午前9時半から12時半ごろまで
※スタッフは9時集合
※少雨決行。荒天の場合,24日(日)に延期。
■集合 乙女高原グリーンロッジ前。
■持ち物 雨具,軍手。希望者はべんとう
 かけや(大きなハンマー),なたなど道具がある方はご持参ください。
■服装 作業のできる服装(まだ寒いので,防寒の準備も)

※ちらし
https://fruits.jp/~otomefc/2026yuuhodou-omote.pdf

おもな作業は傷んだ杭の交換と地面への打ち直し、そして、杭から杭へのロープ張り。遊歩道の両側にロープを張ることで、草原の中に人が入れないようにし、草原の植生を守ります。
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  ■2026年度 (第11期) 乙女高原観察交流会■
●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食などすべて自己責任となります。
●基本的には9:00、道の駅まきおか集合です。そうでない場合は、予定表の( )内をご覧ください。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。
●行事参加者傷害保険に加入しています。

  【今後の予定】
 5月13日(水) 遊歩道づくりの準備と兼ねる (集合は10:00、乙女高原)
 8月 1日(土) マルハナバチ調べ隊と兼ねる (集合は10:00、乙女高原)
 9月 5日(土) マルハナバチ調べ隊と兼ねる (集合は10:00、乙女高原)
10月 3日(土)
11月14日(土) 草刈りボランティアの準備と兼ねる (集合は9:00、乙女高原)
12月 5日(土)
    2027年
  1月 9日(土)
  2月 6日(土)
  3月 6日(土)
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  ■街の駅やまなし・乙女高原展■
中央線山梨市駅すぐ北(北口から出て、すぐの信号を渡り、北に向かって歩いてください。郵便局の北です)の「街の駅やまなし」には常設の乙女高原コーナーがあります。
https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/soshiki/8/2283.html
現在、シーズン55「乙女高原のスミレ」を展示しています。
https://otomefcact.hatenadiary.com/entry/2026/04/02/000000

  ■乙女高原ファンクラブ発行の書籍■
(1) 案内人養成講座テキスト『伝えることで守る乙女高原の自然』
 A4判270ページ、モノクロ。頒価1,500円。送料は1~2冊なら430円。
(2) ガイドブック『乙女高原の自然観察』
 A5判32ページ、オールカラー。頒価300円。送料は1冊だと180円、2~8冊だと210円。
(3) 『乙女高原大百科』
 厚さ3cm!! A5判602ページ(カラー194ページ)。頒価2,000円。送料は1~2冊なら430円。
※いずれも、送付を希望される方は、送料込みの金額を送金ください(郵便振替口座等は下に)。

  ■乙女高原ファンクラブ on SNS■
(1)インスタグラム(Instagram)
https://www.instagram.com/otomekogen.fc/

(2)フェイスブック(Facebook)
https://www.facebook.com/groups/516231555081566

(3)ブログ「乙女高原フィールドノート」(Hatena Blog)
https://otomefc.hatenadiary.com/
 「植原が乙女高原に行ったら、3枚の写真を選んで載せる」という原則で運営。

(4)ブログ「乙女高原アーカイブ」(Hatena Blog)
https://otomefcact.hatenadiary.com/

(5)「教えてうえちゃん いつでもどこでも自然観察」乙女高原スペシャル (YouTube)
https://youtu.be/g_9EuQ3A3f4
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