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  乙女高原ファンクラブ 公認
 乙女高原メールマガジン第622号   2026.6.4
  発行者:植原 彰(乙女高原のある山梨市牧丘町在住)
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  ▲▼▲ もくじ ▼▲▼
NEW! 0.【トピックス】
NEW! 1.【活動報告】訪花昆虫調査2026年5月  5月26日(火)
NEW! 2.【活動案内】訪花昆虫調査2026年6月  6月20日(土)
    3.【活動案内】マルハナバチ調べ隊~初夏編 6月28日(日)
NEW! 4.【訪問報告】伊吹山は花の山(滋賀県)   6月1日
    ■乙女高原自然観察交流会
    ■街の駅やまなし「乙女高原展」/出版物/SNS
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【メールマガジンのバックナンバー】 https://fruits.jp/~otomefc/maga.html
【乙女高原ファンクラブのサイト】 https://fruits.jp/~otomefc/
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0.【トピックス】
●1.6/4、乙女高原に行きました。レンゲツツジが満開です。今日は一日小糠雨が空中を漂っていて、霧も深く、真っ白い景色の中にレンゲツツジのオレンジが浮かび上がっているようでした。アヤメが咲き始め、足元を見ると、小さな白いオオヤマフスマの花がじゅうたんのよう。森の中ではマイヅルソウやギンリョウソウと出会えます。

●2.5/26、今年度第一回の訪花昆虫調査が行われました。11人の参加者があり、楽しく行いました →詳しくは1

●3.6/20(土)10:00から今年度2度目となる訪花昆虫調査を行います。今回は「遊歩道を歩きながら花に来ている昆虫を全部記録」ではなく、訪花の様子を詳しく観察します。天候不順の場合は6/23(火)に行います。参加希望の方は以下フォームから →詳しくは2
https://x.gd/5XLeE

●4.(再掲) 今年第一回のマルハナバチ調べ隊を6/28(日) 10:00から行います。モフモフのマルハナバチたちが花を訪れて一生懸命に働いている姿を目の前で見ませんか? 終了予定時刻14:30。弁当持参。チラシは以下。
https://fruits.jp/~otomefc/2026maruchirasi.pdf
参加申し込みは以下フォームから →詳しくは3
https://x.gd/5XLeE

●5.(再掲) 笛川学園では、4年生27名が3回、乙女高原にやってきて体験学習をします。乙女高原ファンクラブでは子どもたちの学習のお手伝いをしています。興味のある方、やってみたい方は、ぜひメール返信でお知らせください。いずれも午前中で終了します。第1回の案内人立候補締め切りを6/11(木)とします。希望者はお早めに。
 第1回 6/26(金)  予備日6/30(火) 自然体験学習(詳細後日)
 第2回 9/01(火)  予備日9/03(木) 自然体験学習(詳細後日)
 第3回 11/10(火) 予備日11/12(木) 草刈り体験学習(詳細後日)

●6.(再掲) 山梨市駅(北口)前「街の駅やまなし」内の乙女高原常設展はシーズン55'(ダッシュ)『乙女高原のスミレ2』です。お近くに来た際にはお立ち寄りください。
https://x.gd/I59tG

●7. 植原は「花の山」として有名な伊吹山に行ってきました。花の山がシカによる食害を受け、心配していたのですが、回復傾向が見られました。イヌワシも見ることができたんですよ →詳しくは4
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1.【活動報告】訪花昆虫調査2026年5月  5月26日(火)

 高槻さんとそのご友人をお連れして乙女高原に到着したときには、すでに準備が整っていました。早く着いた方がロッジから必要なものを運び出してくれていたからです。今回の参加者は11人。あいさつと自己紹介の後、高槻さんから調査方法を説明してもらいました。植原から班メンバーとルートを発表しました。今回はまだ花も少ないので、参加者は多いですが3班だけにしました。各班3人+訪花昆虫カメラマン+植原です。植原は一昨日来た時に見つけてしまった遊歩道ロープの不備を直すためにフリーにしてもらいました。

 それぞれの班で出発です。巻き尺のはじめをペグで地面に固定し、伸ばしていきます。コースの最終地点に着いたら、調査票にコース名や巻き尺の長さを記入して、最初の地点に戻りながら、遊歩道片側2m範囲で、どんな花にどんな昆虫が来ているかを記入します。花は種名を記入しますが、昆虫は名前が分からないものがほとんどなので、アブの仲間、ハチの仲間などざっくりした仲間名で記入します。もちろん、名前が分かるものは種名を記入します。最初の地点に戻ったら、今度は遊歩道の反対側を調べながら、巻き尺を置いた場所に戻ります。これで一つのコースの調査が終わり。次のコースの調査に移ります。
 このルーティンを繰り返しました。私は、杭と杭の間が離れすぎた箇所があったので、杭4本を付けたし、ロープをしばりなおしました。作業が終わったら各班を巡って進捗状況を確かめたり、スナップ写真を撮ったりしました。お昼時間の伝達もしました。

 お昼はみんなで一つのテーブルを囲んで和気あいあいと食べました。一昨日に採って、アクを抜いておいたわらびをたくさん持ってきたので、それを食べてもらいました。乙女高原産のワラビ、ぜひ食べてもらいたかったんです。自分で言うのもなんですが、アクの抜き加減が今回はベストでした。

 お昼ご飯後、調査を続けてもらい、1時間後には調査終了となりました。少しお茶を飲んで、解散しました。調査に参加くださった皆さん、ありがとうございました。次回は6/20(土)です。
 乙女高原ではレンゲツツジやアマドコロ、エゾノタチツボスミレやマイヅルソウ、キンポウゲやミヤマニガイチゴが咲いていました。いよいよ初夏です。
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2.【活動案内】訪花昆虫調査2026年6月  6月20日(土)

元麻布大教授・高槻成紀さん指導による訪花昆虫調査、今年度第2回です。
これまでの調査の成果については、乙女高原フォーラムの記事をお読みください。
https://fruits.jp/~otomefc/newsletter2501.pdf
申し込みは以下フォームから。
https://x.gd/5XLeE

・時間 10:00~ 終了予定15:00 雨天中止  予備日23日(火) 
・集合 乙女高原グリーンロッジ
・指導 高槻成紀先生 (元麻布大学教授)
・弁当、水分、帽子、筆記用具、時計(腕時計や携帯電話の時計で十分)、
・念のため雨具や防寒具。できればカメラ。
・念のため保険に加入しています。

●今後の調査予定
 7月12日(日) 10:00~ 予備日14日(火) 昆虫の訪花を観察・撮影
 8月 日程未定             訪花昆虫全記録
 9月 日程未定             昆虫の訪花を観察・撮影
 10月 日程未定             訪花昆虫全記録
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3.【活動案内】マルハナバチ調べ隊~初夏編 6月28日(日)

・時 間 10:00~ 終了予定14:30  雨天中止(予備日なし)
・集 合 乙女高原グリーンロッジ
・定 員 20名 小学4年生以上 それより小さいお子さんも大人と一緒なら可。
・参加費 無 料(保険料はクラブで負担)
・持ち物 弁当,水筒,筆記用具,時計(腕時計や携帯電話の時計で十分です)
・内 容 午前中は調査の説明とラインセンサス調査。午後はまちぶせ調査。
・申込み 以下フォームで
https://x.gd/5XLeE

●今後のマルハナバチ調べ隊
 第2回 盛夏編 8/01(土) たくさんのマルハナバチが見られる・・・かも
 第3回 初秋編 9/05(土) オスバチが見られる・・・かも

マルハナバチ調べ隊ちらし
https://fruits.jp/~otomefc/2026maruchirasi.pdf
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4.【訪問報告】伊吹山は花の山(滋賀県)  6月1日

 5/29~5/30、自然観察指導員講習会のお手伝いで滋賀県甲賀市に行ってきました。甲賀市には「みなくち子どもの森」という自然観察のためのステキなフィールドがあり、「自然館」というビジターセンター兼博物館もあります。ここが会場でした。
 講習会終了後、後泊して伊吹山に行きました。伊吹山には2018年に行ったのですが、そのときは山頂山小屋周辺にシカ糞が普通に落ちていたり、シカ柵はあるのだけれど、しっかりしたものではなく、どう見てもシカが侵入していそうでした。実際にお花がとはても少なく、また、あっても背の低いものばかりでした。 伊吹山といえば「花の山」として有名で、名前に「イブキ・・・」が付く草花もたくさんあります。その山がそんな有り様ですから、心配でもあり、気にもなっていました。

※前回の伊吹山での自然観察レポートは以下メマルガで
https://fruits.jp/~otomefc/maga398.html

 富士スバルラインみたいな山岳有料道路を進み、終点の巨大駐車場から歩き始めました。すぐに植生が回復しているのがわかりました。遊歩道に平行してシカ柵が張ってあるのですが、シカ柵の向こうは植物がまばらなのに、柵のこちら側は植物でにぎわっています。まずはほっとしました。
 途中、柵の金網をかついで下ってくるおじさん(というより、おじいさん・・・失礼!)たちがいたので、声を掛けて話を聞きました。シカ柵を設置したおかげで、だいぶお花たちが戻ってきているのだそうです。伊吹山は積雪の深さも有名で(1927年の11.82mは今も積雪量世界一)、乙女高原のようにシカ柵をそのままにしておくと雪で倒されてしまうので、秋になと倒しておくのだそうです。その作業も大変そうでした。
 乙女高原では高槻先生を中心に訪花昆虫調査を行い、シカ柵設置によって草花が戻ってきたら昆虫もにぎやかになったことを明らかにしていますが、伊吹山でも同じことが起きているようです。たくさんのチョウが舞っていました。アゲハやキアゲハ、アカタテハやシジミチョウの仲間もいましたが、ダントツ多かったのがウスバシロチョウとモンキチョウでした。

 モンキチョウは産卵シーンが目撃できました。カラスノエンドウみたいな葉に卵を産んでいました。家で調べたら、「カラスノエンドウみたいなの」はイブキエンドウというそうです。本には「織田信長がポルトガルの宣教師に伊吹山で薬草園を開かせたときにヨーロッパから薬草についてきて、(日本で)伊吹山のみに帰化した牧草と考えられている」とありました。おもしろいですね。
 モンキチョウはオス・メスの見分けが楽です。オスが黄色く、メスが白っぽいからです。オスとメスが「くんずほぐれつ」に飛んでいる姿をよく見ました。よーく観ていると、メスがどこかに行きたいのにオスが邪魔をしていて、メスが進路を細かく変えてオスから離れようとするのに、オスが離さない、その様子が「くんずほぐれつ」に見えるようです。時々、別のオスが乱入してきて3頭でくんずほぐれつになることがありました。続けて見ていると、3頭のうちオス2頭がくんずほぐれつになることも多く、この時はオス同士で決着をつけようとしているように見えました。3頭からオス2頭が抜けるとメス1頭が残りますが、そのメスを横からかすめ取ろうと(?)別のオスがさらに乱入することもあり、元のオスがあわててメスのところに戻ったりしていました。また、モンキチョウがウスバシロチョウをしつこく追いかけているのも目撃しました。同じような色なので、きっとメスと間違えているんです。もう、面白くて、一人でニヤニヤしたり、周囲に人がいないときは爆笑したりして眺めていました。

 遊歩道を歩いていたら、タヌキのため糞がありました。遠くから見ると、キラキラ光っています。近づいてみると、結構な臭い。そして、キラキラしていたのは甲虫の前翅であることがわかりました。糞虫、それもセンチコガネが多かったようです。伊吹山のタヌキは、どうしてこんなにたくさんの糞虫を食べているんでしょうか。自分のウンチに集まった糞虫を食べているとは考えにくく、伊吹山にたくさんいるシカのウンチに集まる糞虫を食べていたのかもしれません。
 タヌキのため糞を観察していて、もう一つ面白い発見がありました。遊歩道に石臼が11枚(個?)も埋められていました。おそらく埋めた目的は遊歩道の土が流れるのを防ぐためでしょう。でも、使っているのがなんで石臼で、他のもの(たとえば石)でないんだ? と不思議に思いました。帰ってから伊吹山のハンドブックを読むと、伊吹山の北にある曲谷地区では、産出する花崗岩で石臼を作っていた歴史があるそうです。

 フィールドを訪問するときにはできるだけ時間を取り、ゆっくりと、何回も歩くようにしています。今回も夕方まで時間を取り、遊歩道をうまく組み合わせて駐車場と山頂とを2往復しました。さすがに2往復目の山頂には人影がほとんどなく、山小屋も店じまいの準備をしていました。こんな時にオモシロイことに出会うんですよね。山頂から風景を眺めていたら、突然、目の前を大きな大きな猛禽が近づいてきました。まったく羽ばたかずに優雅に、すべるように飛んでいます。イヌワシに違いありません。しかもペアです。イヌワシは私の真横をスーッと通っていきました。途中、何度かヒラリと体を旋回させたので、背面の様子、腹面の様子もよく見えました。最近、主翼の先端がツンッと上に曲がっている旅客機をよく見かけますが(たとえばボーイングB737-800)、イヌワシの翼の先端もそうなっていました。
 伊吹山のイヌワシは有名で、たくさんのカメラマンが押し寄せ、中にはイヌワシの生息や繁殖に悪影響を与える行動をとる人がいて、問題になっていることは知っていました。来る途中も、有料道路の3か所かで複数の車が止まり、まるでバズーカ砲のようなカメラ・レンズが並んでいました。「帰りに、一番多く車が止まっているところに駐車して、一緒に観察させてもらおう」と考え、帰り道で実行しました。そしたら、本当に目の前をイヌワシが通りました。これで2度目の接近遭遇です。
 2度あることは3度あります。有料道路を下って、途中、大きな駐車場があるところで、また、間近にイヌワシのペアが現れたので、車を止めて、しばらくイヌワシを眺めていました。

 帰ってからサイトを見ると、伊吹山には自然再生協議会が立ち上がっていました。委員を見ると滋賀県・岐阜県の職員はもちろん、近隣市町村、環境省や文科省(山頂は天然記念物でもあるので)、保護団体や地元団体、関連企業や学識経験者の名前が挙がっていました。多くの人と組織の総力で伊吹山の自然を再生しようというベクトルを感じました。
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  ■2026年度 (第11期) 乙女高原観察交流会■
●乙女高原ファンクラブとしての行事でなく、参加者各自の自主的活動として行うもので、活動に伴う旅費や飲食などすべて自己責任となります。
●基本的には9:00、道の駅まきおか集合です。そうでない場合は、予定表の( )内をご覧ください。
●途中からの参加や、午前中だけの参加など自由ですが、解散時間の目安は、現地3時、道の駅3時半とします。
●雨天の場合などは現地には行かず、道の駅での交流会にしたり、早めに散会するなど、参加者各自の意思で決めてもらいます。
●参加者は、乙女高原ファンクラブのメルマガメンバーとしますが、お知り合いを同行されることは自由です。
●乙女高原観察を通した交流目的のため、参加者間で情報を共有できるように、乙女高原ファンクラブ世話人会の了承のもと、メルマガなどを利用させていただきます。
●行事参加者傷害保険に加入しています。

  【今後の予定】
 8月 1日(土) マルハナバチ調べ隊と兼ねる (集合は10:00、乙女高原)
 9月 5日(土) マルハナバチ調べ隊と兼ねる (集合は10:00、乙女高原)
10月 3日(土)
11月14日(土) 草刈りボランティアの準備と兼ねる (集合は9:00、乙女高原)
12月 5日(土)
    2027年
  1月 9日(土)
  2月 6日(土)
  3月 6日(土)
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  ■街の駅やまなし・乙女高原展■
中央線山梨市駅すぐ北(北口から出て、すぐの信号を渡り、北に向かって歩いてください。郵便局の北です)の「街の駅やまなし」には常設の乙女高原コーナーがあります。
https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/soshiki/8/2283.html
現在、シーズン55'「乙女高原のスミレ2」を展示しています。
https://x.gd/I59tG

  ■乙女高原ファンクラブ発行の書籍■
(1) 案内人養成講座テキスト『伝えることで守る乙女高原の自然』
 A4判270ページ、モノクロ。頒価1,500円。送料は1~2冊なら430円。
(2) ガイドブック『乙女高原の自然観察』
 A5判32ページ、オールカラー。頒価300円。送料は1冊だと180円、2~8冊だと210円。
(3) 『乙女高原大百科』
 厚さ3cm!! A5判602ページ(カラー194ページ)。頒価2,000円。送料は1~2冊なら430円。
※いずれも、送付を希望される方は、送料込みの金額を送金ください(郵便振替口座等は下に)。

  ■乙女高原ファンクラブ on SNS■
(1)インスタグラム(Instagram)
https://www.instagram.com/otomekogen.fc/

(2)フェイスブック(Facebook)
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(3)ブログ「乙女高原フィールドノート」(Hatena Blog)
https://otomefc.hatenadiary.com/
 「植原が乙女高原に行ったら、3枚の写真を選んで載せる」という原則で運営。

(4)ブログ「乙女高原アーカイブ」(Hatena Blog)
https://otomefcact.hatenadiary.com/

(5)「教えてうえちゃん いつでもどこでも自然観察」乙女高原スペシャル (YouTube)
https://youtu.be/g_9EuQ3A3f4
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